マイペースで妖しい化物   作:とて 

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今回少ないです


高校編
高校


時「はぁ、高校の部活紹介ってこんなに長いん?」

華「まあまあ。これが終わったら部活行けるから。」

そうなんだけどさ、校長の話20分ぐらいあったぞ?

時「それにしても隣のクラスとはなぁ。忘れ物したときに便利そう。」

華「おいおい、人を便利と言うんじゃない。」

時「ん、あっちにデカいのいる。」

華「ホントだ。バレー部かな?」

俺と同じぐらいか、それより。にしてもアマっちゃんは大きくなったよな。元々大きかったけど。

 

 

―放課後―

HRやっと終わったぁ!

華「妖、バレー部行こうぜ。」

時「アマっちゃんのクラス終わるの早くない?」

華「んなことねーよ、終わったタイミングはほぼ同時だ。」

ほー、俺のクラスだけじゃないのか…。じゃぁ先生の話が長かったことは許してやろう。

時「…校庭の方、めっちゃ人いない?」

みんな帰りだから?いやいやいや、多すぎない?

華「いやだって、部活紹介ん時聞いてなかった?放課後に校庭に各部活ブースを置いて新入生を勧誘するって。」

時「へー。ってことは今日は部活なし?」

華「少し使わせてもらうぐらいはできるんじゃん?」

時「ほう、木兎さんにでも聞いてみるか。」

てか、廊下も人多いな。さっきからめちゃくちゃ女子に連絡先聞かれるし、これでチェーンメール来たら泣くぞ!?

 

やっと校庭に出れた。さてさて、

時「アマっちゃん、見つかった?」

華「んー…あ、あった。ほらあそこ。」

時「ほんとだー。」

にしても人多いな、色んなところが勧誘してるのか。

時「木兎さーん。」

木「おぉ、来たな!妖に、華陽だっけか。」

華「華陽 天音です。」

赤「とりあえず木兎さん落ち着いて。はい、これ仮入部の紙…本入部の紙は担任から貰ってる?」

華「はい、これですね?」

時「…あったあった。」

やっべー、一瞬で失くしたかと思った。

赤「入部することを完全に決めてるならそっちを出してくれた方が良いかな。あと一応これ書いて。」

ん、出身中学と希望のポジションか。

時「あ、そういえば。体育館ってこのあと使えたりします?」

木「おう、俺と赤葦が使うぞ?お前らもやるか?」

華「はい。お願いします。」

赤「じゃぁ、少し待っててくれる?この部活勧誘の時間が終わったら鍵貰いに行くから。」

それにしても…人多いなぁ。

華「誰か有望そうな人いましたか?」

赤「今のところ…これかな。」

華「尾長渉…大谷中のMB。大谷中って…。」

赤「大谷中は全国常連校だよ。しかも背が高かった。時陰と同じぐらいかな。」

俺と同じぐらい…。俺らの代、めっちゃデカくなんない?

華「あぁ。…おっと、これ以上邪魔はできないな。妖、ボール持ってきてるべ?パスやろうぜ。」

時「良いよ〜。」

木「俺も!」

赤「木兎さんはこっちです!」

あらら。木兎さん、普通にサボろうとしたな。

 

〜勧誘の時間が終わり〜

妖「よっしゃ、トス!」

華「ほいっ!」

妖「せいっ!」

華「んっ、あっぶね〜。」

くっそ、低めに狙ったのに。

赤「終わったから行こうか。」

華「はい。片付けとかは…?」

赤「終わったよ。にしてもすごい対人パスやるね。」

華「そうですか?」

木「何人か足止めて見てたな。」

時「んー…。普通じゃないんですか?」

 

〜体育館〜

広いなぁ。うちの中学もそうだけど、強豪って違うよなぁ。

華「よし、ネットやり終えましたよ。」

木「よっしゃぁ、赤葦。トスくれぇ。」

赤「はい。2人も打つ?」

華「俺はブロック飛びますよ。妖は?」

時「俺は打たせてもらいます。お願いしまーす。」

木「よっしゃ、じゃぁやろうぜ!」

 

木「んっ!」

華「うりゃっ…ぐ!?」

────バチッ

華「うひゃー、止められないなぁ。ワンタッチで精一杯だ。」

赤「それでも勢いは完全に殺してるし、全国でも出来る人はあんまりいないよ?」

華「うーん…。」

 

時「そいっ!」

華「ふぬらっ!」

────ドッ

時「うそっ!?…アウトか、良かった。」

華「くっそー、もうちょいなのに。」

赤「2人ともすごいね(この前まで中学生だったとは思えないな。近くで見ると本当に上手いのがわかる)。」

木「すげーな!」

 

時「じゃ、ラスト1本お願いしまーす。」

赤「はいっ!」

よし、全力で…

時「ふぬっ!」

華「(高い、けど)せいや!」

────ズドドッ

時「よっしゃぁ!」

華「くっそー、本当に反則的だなそれ。」

赤「今のって…(スイングスピードがさっきまでと違った、それにジャンプ力も)」

木「お前、その打ち方して平気なのか!?」

?…あぁ、そういうことか。

時「平気ですよ、そのために引退してから筋トレに力入れてきたんですから。」

木「そうか、よし!赤葦、俺もラスト寄越せ!」

赤「わかりました。」

 

〜片付けが終わり木兎たちと別れ〜

華「────じゃぁ、俺はこっちだから。」

時「また明日。」

今日の夕飯は何かなぁ、一人暮らしも良かったけど、やっぱ帰って飯作んなくていいのは良いよなぁ。

 

 

〜しばらく歩き〜

時「ただいま〜。」

妹「おかえりー!」

時「ぐふぅ!?…愛奈、帰ってくる度に突撃してこないでくれないか?」

愛奈に捕まりながらリビングへ。

母「おかえりー、部活は?」

時「明日からかな、たぶん。入部届けは今日もらったから書いて明日渡す。」

妹「いよいよ高校バレーデビューだね!試合見に行くから!」

時「そうだな、ってお前は受験生だろ。勉強は?」

妹「成績良いから平気だもんねー!」

母「成績落ちたら行かせないからね?」

妹「はい、存じております!」

そっか…。頑張ってレギュラーとらなきゃな。




すみません、学校の課題に…

次は1ヶ月以内で
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