展開早すぎかもしれませんが、
どうぞ!
〜全国大会2日目、決勝リーグ〜
―主人公side―
よし!今日はよく寝たし調子は絶好調。
華「今日生き残れば、ベスト4!楽しんでいこう。」
アマっちゃん朝っぱらから元気だな、テンション上がるのはわかるけど。
時「今日は何回試合やるの?」
華「今日は…、3回かな。んで、明日が準決、決勝。」
時「なんか、そろそろ止められそうで怖いけど、今日も思いっきり打ち込みますか。」
ホントに怖い。でも、平気な気がするけどな。
監「お前らはもう決勝気分か?1回1回に全体力そそげとは言わないけど、どの試合も気を抜けないぞ!」
あれ?俺はそろそろ止められそうって言った。気を抜いているのはアマっちゃんだ!
華「気は抜いてないですよ。昨日以上の力でねじ伏せますから。」
〜1試合目直前〜
よし!勝ちに行く。って言いたいけど…。
華「あの5番、デカくね?」
うん、思った。
時「うん、俺らほどではないけど。そして体格がよろしい。あれはたぶんMBだよね?」
華「お前ならヘーキだろ。」
いや、そう信じたいけど。初めて嫌な予感する。ヘーキだよね?
────ピーッ
さてまずは1発ぶち込みますか。
時「ほいっ!…は?」
────ドドッ!
華「!?(うそでしょ?妖が止められた!?)」
いやちょっと…おいおい、アマっちゃん以外に止められた記憶、最近はないぞ?
観客「おー、〖化物〗止めた!?」
観客「〖化物〗止めるやつが現れた!」
?「高知県市立吉野川第三中学、吹上仁悟!よろしく〖化物〗。」
時「仁悟か、よろしく。」
やばいな、こんな早くに悪い予感が当たるとは…。
華「大丈夫?」
時「ちょっと心折れたw」
笑ってる場合じゃない、どうにかしなきゃ。
────ピーッ
タイムアウトか、16:15…やばいな。
監「うちは妖だけのチームじゃない!他で差をつけてやれ。(とは言ったが、妖を止めるやつがいるとは。いるとは思ったけどこんな早くに。)」
やっば…、止められたのは最初の1発だけだけど、全部当てられてる。うまく決まらない。
華「そんな落ち込んだ顔すんな。このチームはお前だけじゃない。(でも、やばいな。全開でやらせたらこの後の試合が持たないし。)俺らが頑張んなきゃ。」
時「アマっちゃん…、さんきゅ。まだ手はある。(ないけどw)」
華「(強がりだな。)そう言うと思った。行くぞ!」
〜さらに試合は進み〜
時「くっっそ!」
────バチッ!
吹「くっ、力強いな。(最初の1本しか止められてない。やっぱり強いな。)ワンチ!」
観客「吉野川第三ってこんなに強かったのか!?」
観客「あの5番凄くない!?」
観客「全体的にもレベル高いよ。」
こんなんじゃダメだ。
?「ラスト、吹上!」
吹「よっしゃ!」
────ドドッ!!
華「ごめん、俺も活躍させてね。」
吹「!(さっきから思ってたけど、たたき落とすのが上手い。)」
時「ナイス、あと…すまん。」
華「すまん?いや、どうせ決めるだろ。現に1回しか止められてないんだから、何も気にすんな!決めることに集中しろ。」
やっぱ優男だな。
時「さんきゅ。ほら、ボール。次サーブだろ?」
華「おぉ。じゃ、サーブぶち込みますか。」
―吹上仁悟side―
くそ。あの1番、俺よりブロックうまいんじゃね?次のサーブは1番か。普通のサーブだったから次の攻撃に集中だ。
華「行くぞぉ!」
え?なんであんなに離れて…、
吹「ジャンプサーブ!?」
華「おらっ!」
────ズドッ!
強すぎん?ここにきて隠し球かよ。
―主人公side―
相変わらず強烈だな。
監「練習してたのは知ってるけど、ここで使うのか。」
監督も驚いてるし。
時「すごいの打つね〜。」
華「お前ほどじゃないよ。出し惜しみしてられないし。」
またスイッチ入ってる。点数は…24:23…マッチポイントか。
華「おぉらっ!」
────ドドッ!
?「ぐっ!」
華「お?」
レシーブしたのか。誰が打ってくる?
吹「おらっ!」
時「せいっ!」
────バチッ!
吹「くそっ!」
時「ワンチ!」
やられてばっかは嫌なんでね。
華「チャンスボール!妖!打ちに行け!」
わかってるよん。
時「レフト!」
吹「レフトくるぞ、三枚揃えろ!」
今できる限りの全力を。
時「んっ!」
────ズドドッ!
吹「くっ!?」
時「っし!」
自分でもビックリしたけど。あそこまで力入るのか。
────ピーッ
華「ナイスー!すげぇなお前、スイングスピードがめちゃくちゃ速かったぞ。」
まじ?すげぇな俺。
観客「今の何!?」
観客「すっごい音した!!」
観客「ブロック吹き飛ばしたぞ!」
―吹上仁悟side―
吹っ飛ばされた!?くそ。今のはブロックのタイミング、体勢、全部完璧だったはず…。
?「すまん、拾えなかった。」
吹「いや、勢いを殺せなかった俺が悪い。次取り返そう。」
あいつ(時陰 妖)自身も驚いてた様子だったし。まだ成長すんのかよあの〖化物〗。
〜第2セット中盤〜
時「うりゃっ!」
────ズドドッ!
吹「くっ!(力が1セット目の最後あたりから強くなった!?)」
観客「〖化物〗止まらねぇー!」
観客「ここにきて新しい打ち方かな!?」
観客「いや、隠してたんじゃない?!」
華「よっしゃ。ナイス妖!」
時「おー、なんか俺すげぇ。」
────ピリッ
時「っ!?」
華「どうした?」
時「いや、なんでもない。どんどん持ってこい。」
なんだ、今の肩の痛み。今は16:9か。あと9点。
監「…あいつ何かあったな。流れ止めるわけにはいかないし。試合終わったら確認するか。」
〜試合終盤〜
この打ち方ハマるな。めっちゃ良いの行く。
時「レフト!」
吹「レフトくるぞ!(くっそ、どうやって止めんだよ。)」
時「うりゃっ!」
────ズドンッ!
吹「くっっそ!(全然止まんねぇ。)」
観客「もう〖化物〗が止まらねぇ!」
観客「強すぎる!」
華「ナイス!次も頼むよ。」
時「いや、人を頼りにすんなよw」
華「次でラストだ。」
それにしても右肩に力がかかると痛いな、なぜだ!?まぁ気にしなくて平気だろ。
華「ほい、ボール。」
次サーブか。
時「…サーブで決めろって言ってんの!?」
華「うん。」
―吹上仁悟side―
24:12…一気に流れ持ってかれたな。あいつはサーブも強いし。
時「っし!」
────ドドッ!
?「よし!あがった!」
流れ持って行ってやる。
吹「俺に持ってこい!」
華「センター線来るよ、寄せて寄せて。」
吹「おぉらっ!」
────ドドッ!
な!?
華「おもっ!?」
―主人公side―
アマっちゃんのMB離れした守備範囲はすごいな。俺も魅せなきゃ。
時「バックに持ってこい!」
吹「やらせるかよ!」
いいや、無理矢理ぶち抜く!
華「いけ!」
時「っりゃ!」
────ズドンッ!
吹「な!?」
痛っ!でもこれで
────ピーッ
観客「おぉ!強い!」
観客「光仙学園、決勝リーグ第1回戦突破!」
時「よっしゃぁ!」
華「ナイスキー!さすがだエース!!」
―吹上side―
〖化物〗時陰 妖 …か、高校でもやるのかな。もし当たれば次は勝つ。
―木兎side―
木「すごいなー、あいつ。強過ぎるだろ。」
赤「確かにそうですね。(でも、スパイクの勢いが変わったあたりから様子が変だったな。)」
木「また強くなったな、あいつ。しかし、あの打ち方はなぁ…。」
赤「何か気付きましたか?」
木「たぶんだけど、肩痛めた。様子も変だったし。筋力が追いついてないのかな?」
赤「なんで木兎さんがそんなによく見てるんですか!?」
木「赤葦!俺はいつもちゃんと見てるぞ!」
―主人公side―
監「集合しろ。」
全「「「はい!」」」
監「良くやった、次の試合はすく後だ。体冷えないように次のところ見とけ。」
華「はい、じゃ、皆行くよー。」
時「はいはーい。」
監「妖!お前は少し残れ。」
え?何かやった?
監「お前、どっか痛めたか?」
なぜ、気付いた!
時「いっ、いや。そんなことないっすよ。元気元気(汗)」
スルーしてくれよ。
監「お前は…右腕ちょっと貸せ。」
時「な、なんでですか。」
監「今、右肩ちょっと後ろに下げたろ。わかりやすい。」
えー、んなにわかりやすい!?
時「じゃぁ、はい。」
監「最初からパッパと出せ。」
────ビキッ!
時「あがふがー!!」
監「うるせー馬鹿野郎!」
いや、冗談じゃなく。
監「肩か、いつぐらいからだ?」
時「たぶん、1セット目の調子が上がったらへんです。アマっちゃんはスイングのスピードが速くなったって言ってました。」
うん、そのはず。
監「そうか…。(こいつがいても1回戦は苦戦した。2回戦はシード枠のところと。指導者としては休ませたいけど…。)」
監督考え込んじゃった。まさか…
時「俺、出ますよ!次の試合も。」
監「お前が積極的に出たいと言う日が来るなんて…。でも、出さない!」
時「なんで!?」
テンション上がってきてるし、何より強いやつともっとやりたい!
監「お前はこんなところで潰れるようなやつじゃない。まだ中学生だ。チャンスはこれからいくらでもある。」
時「でも、俺が出なきゃ…
監「仲間を信じろ!」
っ!信じてるけど…。
監「お前は出さない、決定事項だ。アイシングするぞ。」
時「…はい。」
〜2試合目の前〜
監「────というわけで、妖はもう出さない。てか、出せない。だから残りのメンバーで勝っていくぞ。」
時「ごめんね、みんな。俺はベンチで寝て待ってるからw」
顔引きつってないよな。へーきへーき。俺が暗い表情出しちゃダメた。
華「(無理してるなこいつ。)よし!妖に勝利っていう最高のプレゼントしてやろう。皆、気合い入れろ!」
全「「「はい!!」」」
なんて良い奴なんだアマっちゃん。
監「じゃ、試合の話するぞ。今回の相手は東京都宮ノ下学園。いわゆる優勝候補だ。ここで勝てば決勝まで行ける。じゃ、スタメンは……。」
観客「始まるぞ!」
観客「今大会優勝候補、過去の優勝回数最多の宮ノ下学園!」
観客「対するはダークホース!キャプテン〖攻撃殺し〗、エースの〖化物〗を中心とした光仙学園!」
観客「どっちが勝つんだ!?」
観客「あれ?光仙学園の方、〖化物〗出てなくない?」
華「いくぞ!」
全「「「おぉ!!!」」」
〜試合は光仙学園の劣勢で進んでいき〜
くそっ!もう第2セット…。
?「おぉらっしゃい!」
────ズドンッ!
何よりあいつ強い、何なのあいつ。1番、喜屋武 剛。苗字沖縄じゃん!噂には聞いてたし、月バレにも載ってた〖怪物〗。確かにやばいわ、その名の通り怪物的な破壊力をお持ちで。
喜「もう1本だ、くらぇい!」
華「何度もやらせるかよ!」
────ドドッ!
観客「すげー、〖怪物〗止めた!」
観客「〖攻撃殺し〗も負けてねー!」
観客「でも、無情にも点差は広がる一方だ!」
―木兎side―
木「あいつやっぱり怪我かな。」
赤「たぶんそうですよね。(大丈夫かな?あれほどの選手、潰れちゃいけないし)」
木「でも、あいつ出てくるな。」
赤「え!?なんでですか?きっと光仙学園の監督からも出るなって言われてるはずですよ?」
木「それは監督の意見であってあいつじゃない。ここで出てくるからこそ〖化物〗って呼ばれてんだよ。」
華「よしっ!(妖がいないときついものがあるな。1セット目取られてるし…。)」
アマっちゃん辛そうだな。うん、やっぱ出よう。
時「監督!」
監「どうした…ってお前!出さないって言ったろ!何ジャージ脱ぎ始めんだ!?」
いやいや出るに決まってんでしょ。
時「出ますよ。これ以上見てらんない。」
監「お前!これ以上悪くなったらどうすんだ!?」
時「それでも出ます。俺はこのチームのエースだ。ピンチの場面で出ないやつはエースじゃない。」
監「…分かった。ただし、ダメだと思ったらすぐ下げる。分かったな!?」
時「分かってます。」
ありがとう監督。監督のためにも
時「勝つ!ってことで交代お願いしまーす。」
────ピーッ
観客「おー、〖化物〗が出るぞ。」
観客「今大会、最強のエース対決!」
観客「光仙学園こっから追い上げるか!?」
―木兎side―
赤「本当に出た。」
木「そういうやつだからな。チームのピンチに出ないやつはエースじゃない!俺の教えだ。」
赤「(あんたが教えたんかい!)でも、相手は強いですよ。怪我してる状態で勝てますかね。」
木「わからん、だから応援すんだろ!」
―主人公―
華「!?お前なんで?」
時「見てらんなくてね。追いつくぞ、俺に集めろ。」
喜「大丈夫なの?出て。怪我してるんじゃないの?」
時「ご心配ありがとうございますー。今からお前を倒すから、覚悟しとけーってな。」
喜「っ!?(気迫やば!)」
────ピーッ
サーブくる、容赦なく俺かよ。
────ドドッ
時「あがった、レフト持ってこい!」
喜「いきなり打つ気か、レフトだ。揃えに行く!」
華「な!?(3枚かよ!)妖!!」
時「任せろ、うりゃっ!」
────ズドンッ!
喜「な!?(今までの試合より高い!?)」
観客「高い!?」
観客「音やばっ。」
────ビキッ!
いたーい!でも表情には出さんぞ!
華「お前、全力で飛んで…。しかもスイングのスピードさっきの試合と同じだし。」
時「おう、絶対負けねーぞ。勝つ!」
華「あぁ!」
喜「おぉらっしゃい!」
────ズドンッ!
華「くそっ!」
時「マジかよ。」
喜「負けねーよ!」
観客「おぉ!!?」
観客「〖怪物〗も負けてねー!」
〜試合は進み〜
観客「どちらも譲らないぞ!」
観客「どっちが先にマッチポイント獲るんだ!?」
喜「おぉらっしゃい!!」
────ズドンッ!
華「くっそやろう!(とれねぇ。くっそ俺が前衛ならブロックできたのに。)」
時「まじかよ、先に獲られた。」
────ピーッ
タイムアウトか、ナイスタイミング。
―喜屋武side―
宮.監「予想外に追いつかれたな。でもあと一押しだ。剛!頼むぞ!」
喜「おすっ!」
それにしても
喜「本当に〖化物〗だな、あいつ。怪我しててあれかよ。しかもジャンプ力伸びたし」
監「24:23か、よく追いついた。けど、崖っぷちだ。気を抜かずに行け!」
全「「「はい!!!」」」
監「んで、妖。本当に大丈夫か?」
時「はい…」
正直言ってだいじょばない。ホントにヤバそう。次の試合無理そうだな。
華「お前、平気なんだよな?」
時「あぁ。」
────ピーッ
華「行くぞ!」
全「「「おう!!!」」」
―木兎side―
赤「これで獲れなかったら負けですね。」
木「いや、終わらんぞ。あいつは勝つ!」
赤「そう願いたいですけど。(ここで勝ったとしてもあの様子じゃ次の試合は…。)」
木「勝つに決まってんだろ。」
赤「ところで、彼はどうなってんですか?」
木「怪我か?」
赤「いや、それもありますけど。ジャンプ力伸びましたよね?しかも、打つ事にパワー凄くなっていきますし。」
木「ジャンプ力に関しては元からだよ。」
赤「元から!?なんで最初から飛ばないんですか?」
木「いや、飛ばないんじゃなくて、飛べないんだよ。まだ筋力が追いついてないらしくて、1試合どころか1セットももたないらしい。でも全然もってるな。」
赤「そうなんですか。」
木「あとパワーはあいつが化け続ける選手だからじゃないか?」
―主人公side―
時「ふーっ。」
次獲られたら、負ける。
時「よし!」
────ドッ!
華「よし、ナイスレシーブ!」
時「俺に寄越せ!」
喜「レフトくるぞ!(ここで終わらす!)」
まだ負けない!
華「!あいつ、意識が!?」
時「おぉらっ!!!」
────ズドンッ!
喜「な!?(なんつードライブだ!?)」
観客「何今の!?」
観客「ボールが落ちた!?」
観客「回転ハンパない!!」
華「おぉー、ナイス…?妖!」
時「んー、どうし…あれ?」
体に力入んない…。やばい、意識も…途切れてる。まだ試合…あ…るの…に…。
────バタッ!
華「妖!大丈夫か!?」
監「おい!しっかりしろ!担架持ってこい、早く!」
その後、試合はそのセットを獲られて負けたらしい。俺は夜の病院で目を覚ました。
時「…自惚れるんじゃなかったな。」
どうでしたか。
中学編はあと少しだけ、続きます。
次も1週間以内の更新です。