東方外来訪 交わりの刻 ~繋ぎの糸は新たな合流点~ 作:プレインズウォーカー
チルノは独占したいためにある場所に逃げるが、そこは花を踏みにじられたら理由関係なく情け容赦ない大激怒を下す管理人の場所であった!!
戯れな妖精とそれに巻き込まれた巫女はどうなるか?
~人里から離れたところまで妖精と巫女お話とおいかけ中(巫女は歩み妖精は飛び)~
大妖精「こっちです、鏡花さん、私が飛んで案内しますからついてきてください!!」
鏡花「気配り感謝しますよ。大妖精さん。」
大妖精はチルノの事を鏡花にわびると同時にチルノが行くところに心当たりがあるというのを聞いて道案内を名乗り出た、鏡花は信用して大丈夫と思いうなづいた。
早く取り戻さないと、悪用されたら大変な事になる、鏡花は焦りを感じていたがその焦りを大妖精には悟られないようにした。
悪用される事は正しく使うものが間違った使い方で時にはそれが取り返しにならない事になりかねない、あれこれ疑っていれば音も凶器に食器も凶器、道具も凶器で着る物も凶器に木の枝も凶器・・・【平和な心】を保っているように装って近づいて言葉巧みにだまして大量の霧散兵器(悪く言えば多くの灯火を消す)を作らされた事がきっかけで
物作りに興味を持たなくなることがあってもおかしくはないし、ふしぎじゃない。
鏡花「私は外の世界から来たものですが、チルノという妖精はいつもああいった性格なんですか?」
鏡花は飛んでいる大妖精をついていきながら、気になったことを話す。
大妖精「チルノちゃんは悪い子じゃないんです・・・でも。」
鏡花「でも、何ですか? 私は大妖精さんとチルノさんの間のことはわかりませんけど、溜め込んでいたものは話したほうがいいですよ?
そのほうが後々よいと思いますよ?」
大妖精「チルノちゃんはいっつも最強にこだわって、それが悪い方向に行ってしまったんです、寺小屋に通う光の三妖精はおびえてしまって、慧音先生が何とか正そうとしてもチルノちゃんは聞く耳を持たなくて、私はただ見ているしかできませんでした。」
鏡花「なるほど、そういうことがあったのですね・・・。
あれは・・・?チルノさん?」
大妖精「あ、本当だ、チルノちゃん待って~~!!」
チルノ「げ!!二代目霊夢に大妖精、あたいにおいかけっこで勝とうなんざ、まだまだ早いよ! これでも食らえ!!」
チルノは手から氷のビームを放ち鏡花をけん制する、妖精は戯れがすきなのは分かるが氷のビームを放つのは見たことがない、鏡花はすれすれでよけて次の一手を放つ。
鏡花「危ない、おいたが過ぎますよ、チルノさん。少し大人げなく行きますかよ・・・。」
鏡花はそういって印を結び始めた、鏡花は自然の魔術に長けているのだ。
チルノは何にもできることはないと思っていたが・・・。
鏡花「草!世!木! 自然術【葉の矢】!!」
チルノ「え!?葉っぱが矢みたいに飛んでくる!!」
大妖精「!?」
よけなきゃよけなきゃあたいがやられるよ!!
チルノは少しパニックになって【葉の矢】を避けるのに精一杯だった、飛行生物にとって翼、羽に攻撃を受ける事は致命傷になるからだ。
それで飛べなくなって川、湖、滝に落ちてしまうことがあってもおかしくはない。
チルノは体勢を立て直して、どうしたらいいか考える、よし!これで行こう。
だが所詮は妖精でバカで考える事は浅はかだ。
チルノ「この考えなら、いける!!」
チルノは無数の向日葵があるところまで飛んでいった、その手には絶対に手放したくない物を抱えたまま、外の世界で言うなら新作ほやほやのゲームソフトといったところか。
大妖精「鏡花さん、今のは・・・?」
鏡花「今のは私が生み出した術ですよ、さて、取り返しに行きましょうか・・・。
いつまでも戯れに付き合っているわけには行きませんからね。」
大妖精「チルノちゃんが、向日葵畑の方に・・・鏡花さん、気をつけてください!!」
鏡花「といいますと?」
大妖精「向日葵畑には幻想郷で一番怖い妖怪がいるんです!!」
鏡花「それなら最悪の事にはならないように振る舞いを考えないといけませんね、取り繕いによって悪者扱いは誰だって嫌ですからね。」
冷静な鏡花と大妖精はチルノのあとを追った、そこは無数の向日葵があり傘を持った管理人がいるところだ、大事な花を折られたり木の枝を勝手に折られたりしたら、どんな気持ちになる事か、怒りは誰の中にもありそれは道理の檻を超えていく事があるものだ。
~太陽の畑~
がさ、がさささ。 チルノは無数の数え切れないくらいの向日葵がある畑にもぐりこんだ、ここでやり過ごして時間を稼ごうと・・・。
チルノ「今は幽香がいないからしばらくはここでやりすごそう・・・。」
幽香「勝手に畑に入るとはいい度胸ね、チルノ?」
一難去ってまた一難、いないと思い込んでいたものがいた・・・自分が完璧だと思う事は時として致命的な欠陥だ、それは後先考えない計画に共通しているものがある。
幽香の顔は笑っていた、それには怒りもあわせもって。
幽香「私が花を土足で踏みにじられることを嫌がる事をわかってていながらの嫌がらせ? それだったらお仕置きが必要ね・・・。」
チルノ「幽香、あたいの話を聞いてくれよ・・・。」
幽香「その場をしのぐための時間稼ぎの嘘だったら私の傘があなたの口を防ぐわよ?」
がくがくぶるぶる、かぐかぐぷるぷる・・・。
チルノがドン引きしている間に鏡花と大妖精は太陽の畑に入っていた、鏡花と大妖精はおびえるチルノと傘で【締め付け】な幽香を見つけて。
鏡花「大事な面晶体を返してほしいですけど、チルノさん?」
大妖精「チルノちゃん、返してあげて、お願い!!」
幽香「あら、見かけない顔ね。
どういう理由があろうと私は情け容赦ないわよ?」
チルノはこの間に【ジェラードの知恵】ならぬ子供の浅知恵を思いついた、このタイミングなら絶好のチャンスといわんばかりに。
チルノ「あ、幽香! そいつは二代目霊夢を名乗る悪いやつなんだ!!」
鏡花「ちょっと、なんでそうなるんですか!?」
幽香「霊夢の名前をかたるですって?
霊夢には二代目はいないはずよ、幻想郷の多くの異変解決に関わったものの名前を悪く使うとはいい度胸ね、あなた。」
鏡花「私はその霊夢とおっしゃる方は存じません!!
ホントに何も知らないんです、信じてください。」
幽香「信じる、信じないは私が決める事であなたが決める事じゃないわ。」
鏡花「何でも白黒を一方的に決めるのは間違っています!!」
幽香「聞く耳は持たないわ、消えなさい!!」
鏡花は私は嘘はついていないといっても幽香は聞く耳もたずの一方通行の主張ばかり、きりがないので幽香は愛用の傘で攻撃してきた、傘は刺さったところによっては光を失う事になりかねない。
鏡花はすれすれでかわしたがこのままじゃ埒が明かない、こうなったら・・・。
鏡花「やむを得ませんね、人の足に踏まれた草よ、復讐の自我を【復讐蔦】!!」
鏡花は向日葵畑の一部の草に復讐の自我を持たせて【復讐蔦】を作り出して、幽香は今まで見たことがないかのように衝撃を受ける、草、蔦は宿らせる事によって意思を持つことがあるからだ。
幽香「あなたは一体、何者よ?自然の一部に意志を宿らせるなんて・・・。」
幽香は復讐蔦をあっけにとられていたため攻撃しようと思っていたが蔦が動きを封じていた。
鏡花「私は鏡花、異世界の渡り人です。
言葉は嘘はつきますけど、自然に嘘偽りはありませんよ。
私のこと信じてくれますか?」
幽香「すごく変わった子ね、気に入ったわ。
それと蔦を解いてもらえない?
私が悪かったわ。」
鏡花「分かっていただければいいんですよ。」
その間にチルノはそ~~~っと逃げようとしていたが・・・。
大妖精「チルノちゃん、どこにいくのかな? うそつきと盗みはよくないよ。」
大妖精はにっこりと微笑んでいた、少し黒くてチルノの肩をつかんで。
大妖精につかまってしまい、幽香にぼこぼこにされるのであった、面晶体を大妖精が鏡花に返して。
事が落ち着いたので、鏡花は霊夢の事は知らないし二代目霊夢といわれていた事はチルノの嘘と言う事を話した。
幽香「バカ(チルノ)の考えそうな事ね、霊夢の衣装は赤と白だから二代目霊夢といわれるのも迷惑だったでしょう。」
鏡花「迷惑でしたよ、あ、大事な蔦や草に傷がついてしまいましたね。」
幽香「その辺は気にしないで、お互い様だから。
外から来たもの同士、気があいそうね、霊夢の事は私が教えてあげるから。」
鏡花「お手数をおかけします。」
幽香は鏡花の怖いもの知らずなところを見て気に入ったらしい。
幽香「チルノ~?ちゃんと手入れをしておくのよ、少しでも手抜きがあったらお仕置きだからね?
大妖精、しっかりとチルノを見張っているのよ。」
幽香は大激怒の罰としてチルノに向日葵畑の手入れをさせていた、鏡花も手伝おうとしたが、幽香からは「「あなたが助けるのでは意味がないのよ、自分でまいた種は自分で刈り取れというじゃない。 違う?」」といわれて助けなかった。
チルノ「最強のあたいはこんなんじゃ・・・。」
チルノの嘘をついた代償は大きかった。
緑と言う事で幽香さんも登場!!
チルノ許してね。