神様のフレンドリーな執事【不幸と数倍の幸福】   作:家政指令部

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下手の横好きがここにまで・・・
呆れて構いません・・・


主夫が来る!!!

静かに泣く少年とニコニコ笑う少年

 

「近寄らない方がいいよ・・・」

 

「何故?」

 

「僕はやくびょうがみなんだって」

 

「不幸を呼ぶんですか?」

 

「きっとそう・・・」

 

「そうですか・・・」

 

「だから僕に近寄ったら君もきっと不幸になる」

 

「なら」

 

「?」

 

「貴方が不幸を呼ぶなら」

 

ニコニコ笑う少年は泣いている少年に手を差し出す

 

「私がその数倍の幸福を呼べばいい」

 

泣いている少年は顔を上げる

 

「私は貴方を幸福にする」

 

泣いていた少年は手を取る

 

「・・・貴方の名前は?」

 

「僕の名前は…

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【そう、これはきっと誰かの夢の話】

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

「・・・夢?」

 

何だか懐かしい夢を見ていた気がする

・・・ふと時計を見る

 

「・・・ゲッ!?」

 

俺、上条 当麻はよく不幸な目に逢う

時計の針は遅刻ギリギリの時刻を指していた・・・

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【これから起こることは不幸か幸福か】

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

「ギリギリセーフ!!!!」

 

「残念遅刻ですよ上条ちゃん」

 

小萌先生に遅刻宣告を受ける。

補習か・・・補習なのか!?

青ピに羨ましそうな顔をされるが

正直補習は地獄としか思えない・・・

小萌先生が気にかけてくれてるとわかってるんだが・・・

 

「上条ちゃん早く席に座ってください」

 

気がつくと俺は棒立ちしたままだった

周りの視線が痛い・・・

早急に席につく事にした

 

「さて、もうすぐ夏休みですが、転入生を紹介しちゃいます」

 

転入生・・・

てことは外から来たのか・・・

近くの青ピが目を輝かせている

多分まだ決まってるわけでもないのに転入生が女子とでも思っているんだろう。

あ、財布も携帯電話も昼飯も忘れた…不幸だ・・・

 

「では入ってきてください!!!」

 

「はい、失礼します・・・」

 

嘘だろ・・・

 

「おや、中条じゃないですか」

 

なんで命が!?

 

「相変わらず不幸少年してますか?」

 

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

【挨拶って緊張するよね】

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

「転入生の旅神 命です…よろしくお願いします」

 

長めの黒髪

黒い瞳

どことなくおかしな黒い制服

(漆黒の執事服改造制服)

珍しくこのクラスで常識人になりそうな雰囲気を出している青年

だが、上条と知り合いと言うことはそうでもないかもしれない。

 

「命ちゃんの席はあの空いてる席ですよ」

 

「はい、ありがとうございます先生」

 

クラスのほとんど全員(上条除く)が思ったこと

『あ、真面目そう』

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【授業ですよ→お昼ですよ】

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

 

 

 

 

「はぁ・・・不幸だ・・・」

 

「どしたの上やん」

 

「どうせ昼飯忘れたか財布忘れただけゼヨ」

 

「あ、それもそか」

 

何時もの三人の流れ・・・だが、

 

「中条!!!ほれ」

 

転入生が大きめの箱を取り出し上条に渡す

 

「ん・・・なにこれ」

 

上条が包みを開ける

 

「どうせ忘れてるだろうと思いましたからね」

 

中には重箱が・・・

 

「お久しぶりの命サン特製弁当ですよ」

 

「あ、懐かしいなこれ…遠足で弁当忘れたときを思い出すな・・・」

 

「ああ、それとこれ」

 

次に転入生が取り出したのは財布

 

「幸福貯金・・・」

 

「お弁当忘れて、買いに行かないってことは財布忘れてるでしょう?」

 

すっかり青ピと土御門は蚊帳の外・・・

と、言うより口をポカンと開けたままになっている。

 

「・・・ここでテレフォンカード使えますかね」

 

次に転入生が自身の財布であろう物から取り出したのは今じゃ滅多に見ない年期の入ったテレフォンカード・・・

 

「よく覚えてるな・・・」

 

「なに、数年続けた事ですからね」

 

「で、部屋は?」

 

「勿論相部屋・・・といきたい所ですが隣です」

 

「実質は?」

 

「ま、相部屋でしょうね」

 

「だよな~・・・」

 

「さて、不幸少年中条君は最近栄養摂ってるんですかねぇ?」

 

「うっ・・・」

 

「大方治療費とかでお金スッカラカンなんでしょうね」

 

「ううっ」

 

「やれやれ・・・そんなんだからいつまでも中から上に昇格できないんですよ」

 

「スマンッ・・・てああっ!?」

 

上条の机に置いてあった重箱が消えていた

 

「うまいにゃ~」

 

「これは!?」

 

気づけば青ピと土御門の二人が重箱の中身を食べていた。

 

「・・・お友達で?」

 

「バカな親友だよ・・・俺もバカだが」

 

「そうがっかりしないで・・・ほら、もうひとつありますから」

 

どこからともなく新たな重箱を取り出す転入生・・・

それにしてもどこにしまってるのだろうか・・・

 

「元々友人の方にもお裾分けするつもりでしたからねぇ・・・ほら、取られない内に食べてください」

 

「あ、ああ・・・」

 

「さて・・・」

 

転入生は立ち上がると土御門と青ピの前に立つと

 

「食後のお茶は如何?」

 

・・・二人はいつの間にかあれだけの量を平らげていた。

 

「女の子なら・・・ポイント高いでぇ」

 

「至れり尽くせりゼヨ・・・」

 

お茶を注ぎながら二人に止めをさす転入生

 

「中…上条さんをこれからもよろしくお願いしますね」ニコッ

 

青ピにとどめが・・・

土御門の意思が揺れる

 

「男の娘もありかもしれへんわぁ・・・」デヘヘ

 

「義妹っ!!!メイドっ!!!男の娘メイド・・・ハ!?」ギリリッ

 

そんな中

上条は重箱の卵焼きを食べていた・・・

 

 

 

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

【お袋な命・・・】

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

「あ、特売・・・」

 

でも中条さんには良いもの食べて貰いたいしな・・・

でもお金かけすぎると中条は嫌そうな顔するしなぁ・・・

 

【お袋・・・である】





普通
どちらかと言うとイケメンさん

笑顔
イケメンさん

満面の笑顔
美少女さん



青さんの口調がつかめない!!!
青さんだけの話じゃないけど・・・
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