ダンジョンに最強の先輩がいるのは間違っているだろうか? 作:厨二病なりかけ
皆この瞬間戦慄した。龍達の威圧というのも含まれているが、もう一つの理由はイレギュラーが起こっているからである。どう考えても龍は四体おり、今まで報告もされていなかったであろう白い龍は神々しいオーラを放ちながら舞い降りた。
そして——四体の龍全てがブレスのようなものを一箇所に集まっていた冒険者達にはなった。
その結果、予想外だったため対応が遅れ、100名程いた冒険者は一気に30名ほどしか戦えそうな物はいなかった。幸い、全員死は免れており、良かったが一気に体制は崩れた。
フィン「皆、焦るな!!残っているレベル4の冒険者達は倒れている冒険者達を安全なところまで運べ、それ以外は一気にかかれーー!!」
そういった瞬間全ての冒険者がそれに従い行動した。
九鬼斗はこの中でトップクラスの実力を持っているためたった一人でベヒーモスを抑えた。
それ以外の者は各個撃破を目指しているためリヴァイアサンに集中放火しようとしたその刹那——
白い龍が凄まじい風を起こし全員を吹っ飛ばしたかのように見えたが九鬼斗とオッタルだけは耐え抜き九鬼斗の場合は反撃もした。吹っ飛ばされた冒険者達はもう全員満身創痍となっていた。オッタルに関しても耐えたはいいもののその間にベヒーモスとリヴァイアサンの攻撃をくらい重症を負っていた。この間僅か十秒、たった十秒で九鬼と以外全員がもう戦闘続行できないほどに陥っていた。
九鬼斗は戦闘不能となった者達を道具の一つである四次元ポケットを使って転移させた。あのポケットはなんでも入れることができ、半径10km以内ならば転移できるようになっている。
そして、これから九鬼斗一人対最強の龍四体となった。
九鬼斗「はあ〜、こうなるか〜。まあいいや。これで他の奴らを気にする必要もなくなったし。
『我が身は影 我が身は咎 我が身は罪』
『我が身に宿すは異なる七つの罪』
『それは大罪と呼ばれ、恐れられた』
『ある時は世界を救い』
『ある時は世界を滅ぼした』
『今代の黙示録として大罪を背負う』
『それは原初にして永遠の呪い』
『その怒りを、憎しみを全てを喰らえ』
『我が身は咎人となりその破壊(ちから)を使おうとする者也』
『ギルティ・セブンスレギオン』
よし行くか!』
両手にそれぞれ『黒地龍』、『白天龍』を持って叫んだ。
『龍解』
そういった瞬間九鬼斗から圧倒的な力が溢れた。
九鬼斗『さあ、いこうか!』
戦闘は熾烈を極めた。九鬼斗は上手く四体を翻弄し、できる限り相手のペースに乗らないようにした。そのこともあって九鬼斗は順調に戦闘を進めた。三十分たったころにはリヴァイアサンとベヒーモスはかなりの傷を負っていた。白竜に関しては無傷だったが。九鬼斗は内心いけると感じていた。
イヴの指示もあってかとても順調にすすんでおり油断しなければこのままベヒーモスとリヴァイアサンは倒せると思っていた。しかし、その予想は覆る。九鬼斗にその二体からとてつもない威力の攻撃をくらってしまった。更にその二体は九鬼斗が万能薬を飲んでいる間に白竜からなにかを受け、全快していたのである。
九鬼斗『これはないわー』
九鬼斗はそう呟いた。内心彼はとても焦っていた。さっきは死なずにすんだがあれを連発されると9つの命もあっという間になくなってしまうと。その間ベート、アイズ、ティオナ、ティオネは自分の無力を呪っていた。なぜこんなにも差があるのかと。彼にあまつさえ助けられてしまっていたのだから尚更である。この間も彼はただ一人で戦っていると考えると心が痛んだ。そしてもっと強くなると固く心に誓った。
——戦闘
九鬼斗『ちい、『我が怒りは憎悪となり世界を恨み終焉に至る』!』
彼は切り札である魔法を使いなんとか四体と渡り合っていた。彼は常に白竜に目を配り続け、リヴァイアサンを真っ先に倒すと決めていた。そんな時、いきなり黒龍が九鬼斗を喰らうために体当たりしてきた。そして大きな牙で噛み砕かれて死んだ。
——阿修羅発動
万全な状態で生き返り黒龍の体内で魔法を放った。
九鬼斗『我が一撃は煉獄の炎をも飲み込み喰らい尽くす』
このことにより黒龍は致命傷を負った。彼が新たに作った剣技であるブラッディクロスを放ち黒龍の中から出た。これにより黒龍は完全に死んだ。九鬼斗は白竜に死んだ者を生き返らせることが可能なのだと推察していたため、白竜に向けて攻撃を開始した。リヴァイアサンとベヒーモスの攻撃を何度もくらったがその攻撃は白竜にも被害を出しており、そのまま力任せに白竜を押し切り、死の直面に立っている瞬間に最終詠唱を行った。
九鬼斗『我元に七つの大罪を示せ』
そして七つの大罪それぞれに見合った武器が登場し、阿修羅の効果によって9本になった腕でそれぞれ掴んで彼が放てる最大火力を白竜に叩き込んだ。その結果、見事白竜を倒したが残った二体にまた殺された。もう一回生き返った後残りある命を使ってなんとか残りの二体も倒した。
九鬼斗『はあ〜。やっと終わった。後一回死んでたら終わってたな俺』
この日の出来事により九鬼斗ただ一人がランクアップした。このことにより九鬼斗は今まで人類が到達できなかったレベル8となった。このことからフィンは九鬼斗にもう団長の座を渡そうとしたのだが彼は拒否し、まだ幹部でいたいと発言した。この出来事はベル・クラネルがオラリオに来る半年前の事だった。
天神 九鬼斗
種族:ヒューマン
lv8
力 :I 0
耐久 :I 0
器用 :I 0
俊敏 :I 0
魔力 :I 0
『発展アビリティ』狩人SS耐異常SS神秘SSS剣士SSS 万能SSS 魔道SSS 達人S 究極I 天地I
『スキル』
『阿修羅』
9つの命を有する。ランクアップするごとに命が9つ増える。
死ぬたびに全ステイタスに超高補正。死ぬ直面に立ったとき阿修羅が取り付き腕が9本となる。
残り10
『一方通行』
ありとあらゆるもののベクトルを操る。格上には効果が現れない。
『一撃男』
一撃一撃それぞれに力の高補正。一撃で敵を倒すと経験値が多くもらえる。
能動的行動に対するチャージ実行権。
『英雄』
何かを救うごとに全ステイタス補正。早熟する。
『調教師』
モンスターに懐かれやすくなる。モンスターの調教(テイム)が成功する確率が高くなる。
『怪盗』
何かを盗むたびに器用と俊敏に高補正。
『老若男女』
人によく好意を向けられやすくなる。好意を向けられるほど魔力が増える。悪意を向けられると効果が薄れる。
『完成』
人の技術を見るだけで模倣できる。模倣したものを完成させ自分のものとする。
『選ばれし者』
他人から認められるほど全ステイタス補正。認められたものが神もしくは精霊の場合そのものに応じた加護がつく。早熟する。
ロキの加護:モンスターを殺せば殺すほどステイタス一時的向上。
ゴブニュの加護:武具を作るほど力と耐久に補正。
『守護者』
誰かを守るごとに耐久に高補正。同じファミリアのメンバーの耐久にも高補正、仲がいいほどもっと互いに補正がかかる。
『発展途上』
ランクアップしたときに手に入る発展スキルを全て取ることができる。
『大嘘付き』
神にも嘘をつける。自分がついた嘘をなかったことにできる。
嘘をつくたび能力が増える。
ありとあらゆることをなかったことのすることができる。回数制限あり。
一回ランクアップするごとに一個増える。
残り回数:5
『終わりし者』
二回分のランクアップを能動的にすることができる。もうこれ以上この能力以外ではランクアップしない。
『魔法』
『ステイド』
超短文詠唱。対象としたものを完全に止める。魔力が続く限り止めることができる。止めたものに応じて魔力の消費量が違う。止める時間が長いほど魔力の消費量が増える。今は一つしか対象に入れられない。ランクアップするごとに対象にできる数が増える
対象に出来るもの:自分が感じるもの全て
『権限せよ——』
先の詠唱文の後に違う魔法の詠唱文を詠むとそれを自分で放てるようになる。その魔法は完成する。
『七つの大罪』
長文詠唱—
『我が身は影 我が身は咎 我が身は罪』
『我が身に宿すは異なる七つの罪』
『それは大罪と呼ばれ、恐れられた』
『ある時は世界を救い』
『ある時は世界を滅ぼした』
『今代の黙示録として大罪を背負う』
『それは原初にして永遠の呪い』
『その怒りを、憎しみを全てを喰らえ』
『我が身は咎人となりその破壊(ちから)を使おうとする者也』
『ギルティ・セブンスレギオン』
第一【傲慢】の罪
我が身は如何なる事象も弾く万象の盾也
【傲慢の罪・神全反射】
[ギルティ・スペルディア《カウンター・アンノウン》]
第二【嫉妬】の罪
我が怒りは憎悪となり世界を恨み終焉に至る
【嫉妬の罪・終贈の祝逝】
[ギルティ・インウィディア《デッドエンド・アフター》]
第三【憤怒】の罪
我が一撃は煉獄の炎をも飲み込み喰らい尽くす
【憤怒の罪・喰煉之怨罪】
[ギルティ・イラ《ヴォルカ・ドライグレイブ》]
第四【怠惰】の罪
我が身は不動(うご)かず、汝等もまた不動(うご)かん
【怠惰の罪・強制不動の陣】
[ギルティ・アケディア《バッドシャープ・フルスキン》]
第五【強欲】の罪
万物を贄となりて我が物となり我が武具(もの)となれ
【強欲の罪・皇邪の宝物庫】
[ギルティ・スペルディア《キング・アイテムボックス》]
第六【暴食】の罪
我知識を喰らう者
【暴食の罪・脳色晩餐】
第七【色欲】の罪
我恋焦がれる者故感情に飢えた獣なり
【色欲の罪・感情の呪い】
最終詠唱
『我元に七つの大罪を示せ』
七つの武器が権限する。
ロキ「ついに自分も流石にもうこれ以上はこの速度での成長は無理そうやな」
九鬼斗「そうですね。まあこれからはステイタスだけ強くした後で二回分のランクアップをして終わるって感じですかね」
ロキ「まあ、自分はまだ若いんやし、それに『大嘘付き』の能力使えばランクアップもできるんちゃう?」
九鬼斗「まあ、それは最終手段っていう事で。これからは物造りにでも専念しようかと思います。彼奴らももっと強くなるでしょうしね」
ロキ「そやな〜、うちはとっても期待してるんやで彼らが君を抜かす事を」
九鬼斗「そうなった時はもっと強くなるだけですよ」
ロキ「くえんやっちゃなー」
九鬼斗「まあ、それが僕ですから」
弱体化しようと思ったんだけど、まあ後でいいですよね。ね!
すいません。今弱くするとネタがなくなりそうなので許してください。