ダンジョンに最強の先輩がいるのは間違っているだろうか?   作:厨二病なりかけ

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作者『覚醒』!!
冗談です。はい。
今回は5000文字ちょっと超えたぐらいです。
第二章突入!!
UA一万突破!お気に入りの数78!ありがとうございます。
ここまでくるとは思いませんでした。


第二章
彼らが不幸な目に遭うのは間違っているだろうか?


ベル、リリ、ジン、咲はまず最初に九鬼斗に言われた通りにヴェルフという名の者に会いにいった。

ベル「ここがヘファイトスファミリアか〜。ヴェルフっていう名の人はいませんか〜?」

ヴェルフ「お、おまえらが九鬼斗が言ってた仲間か。俺がヴェルフだ」

ベル「今日は十八階層まで行きますけど大丈夫ですよね?」

ヴェルフ「ああ、魔剣も作ったし迷惑はかけないと思うぜ」

リリ「どうやってそんな高価な物を?」

ヴェルフ「まあ、俺の家系はクロッゾって言ってな魔剣を作れる家系なんだ。昔は持ち主を置いて、すぐに砕け散る魔剣が嫌いだったから打たなかったんだが、九鬼斗からじゃあ折れない魔剣を作れば良いと言われてな。それからずっと折れない魔剣を作ってようやくこないだ完成したんだ。しかもこれは折れない上に雷属性、炎属性と不壊属性がついた魔剣なんだ。まあこれを作る工程でレベル2に上がらないといけなかったから一応レベルも2だし、大丈夫だぜ」

リリ「折れない魔剣ですか。しかも『不壊属性』まで付いてる。でもどうやって魔剣の効果を放ちつづ付けるんですか?」

ヴェルフ「魔力を使ってチャージするんだ。チャージするだけだから暇な時にでも魔力を込めとけば大丈夫なんだ」

ジン「それはなかなかに良い品物ですね。九鬼斗でも作りませんよ」

咲「熱意を感じます。すごいんですねヴェルフさんは」

ヴェルフ「褒められるとやっぱり嬉しいものがあるな。この魔剣もフルチャージして一気に放ったらゴライアスぐらいは一撃で倒せるぐらいの威力はあるぞ」

リリ「それは心強いですね。じゃあ向かいましょうか」

 

そう言って彼らは進んでいった。

 

やはりレベル3が一人とレベル2が四人のチームは上層辺りでは楽勝だった。

こうして彼らは順調に中層へと足を運んだ。

 

——十三階層

 

ここで彼らは一つ目の不幸に遭う。

 

ベル「ここも楽勝だね」

リリ「油断はしないでくださいね」

ジン「まあ、でもこれだと大丈夫でしょ」

咲「うん、魔法を使うまでもないしね」

ヴェルフ「まあ、ここは俺でも普通に対処できるな」

 

そういった感じで余裕を持って対処していたのだが、近くの道から恐らくどこかのファミリアの者が何かから逃げていた。彼らはこちらの方を向くと苦悩な顔をして上の階段へ行く方へと逃げ込んでいた。そしてーー

 

リリ「まずいです。押し付けられましたね。モンスターパレードです!!」

こうしてかなりの量のモンスターが出現した。

ベルはこの時、先日豊饒の女主人に行った時のことを思い出していた。

 

 

ベル「何か中層に行って気をつけることはありますか?」

リュー「今までも行ったことがあるんじゃないんですか?」

ベル「それが九鬼斗と一緒に超ハイペースで切っては進むって感じだったのでそこまでパーティーとしては使える戦法ではなくてですね。それに注意することも分からないものでして」

リュー「はあ、全く彼は。良いですかクラネルさん、中層は上層に比べモンスターが多く出現します。その上質も上層とは比べものになりません。いくらレベル3でも圧倒的な量の前だと流石に歯が立ちません。ですのでモンスターパレードに陥った場合は逃げるのをオススメします。今回の目的は安全階層の十八階層なのでしょう、いざとなったら縦穴を使って安全な十八階層に行くこともオススメします」

ベル「よく知ってますねリューさん」

リュー「ええ、まあ、昔ファミリアに所属していたことがあるので」

ベル「そうなんですか」

ごろつき「おう兄ちゃんなんかお困りなのかい?俺はレベル2だし一緒に行ってやってもいいぜ〜」

ベル「え、本当ですか!?」

ごろつき「ああ、その代わりに仲間だろ?ちょっと女を貸してくれりゃあ」

リュー「外道が」

そういって彼を吹き飛ばす。

ごろつき「何しやがる!」

リュー「早く去るといい。私はいつもやり過ぎてしまう」

ごろつき「くそ、覚えてろよ〜」

ミア「金は払いな!」

そういって金を置いていって出て行った。

ベル「リューさん凄いですね」

リュー「まあ元冒険者ですので」

 

 

——

 

ベル「(こんなこと考えてる時間じゃないな)ジン時間を止めて!」

ジン「分かった! 」

『我時を止める者なり』

そういって周りの時間を止めた。この間動けるのはベル達5人だけ。

 

ベル「この間に縦穴を使って降りよう」

ジン「そうだな」

リリ「これには私も賛成です。行きましょうか」

 

そういって降りていく。

 

ジン『そして時は動き出す』

ヴェルフ「便利な魔法だな〜。なんで止めてる間に攻撃しなかったんだ?」

ジン「それには長い時間止めないといけないし、止めてる間は攻撃を受けつかないんだ」

ヴェルフ「え、んじゃ逃げる手段としてしか使えないじゃねえか」

ジン「いや、投げナイフを使ったら攻撃できるよ。投げたらそれを僕のスキルで停止して、魔法を解除した後に、停止したのを再開すれば投げた勢いは残ってるからそのまま相手がほぼ気がつかないうちに倒すことはできるよ」

ヴェルフ「お前も大概チート野郎だな」

ジン「まあね」

咲「私の能力も伝えておくね。私は心を読むことができるの。読めない人も一応いるけどね。ただこれはモンスターには使えないかな〜。対人戦だったら強いんだけど」

ヴェルフ「じゃあ、俺の心も読めるのか?」

咲「うん、読もうと思ったらね」

ヴェルフ「本当にヘスティアファミリアは全員チーターかよ。リリ助はどうなんだ?」

リリ「私はこの二人ほどは強くありませんが、スキルのおかげで重たい物も装備できます。このハンマーも普通だったら持てませんしね」

こう言いながらリリはブンブンハンマーを振り回す。

リリ「まあ他にもありますが。それらは全てサポート系の能力です」

ヴェルフ「うん、俺ぐらいだな普通なやつ」

ベル「ヴェルフもヘスティアファミリアに入ったら大概同じになるよ」

ヴェルフ「まじかよ」

そういう話をしながら彼らはかなりの速度で駆けていた。

彼らは下の階層まで逃げたのにもかかわらず、さっきの大量のモンスターが地を破って追いかけてきたのだ。

ベル「もう面倒だし迎撃しようか」

その一言で全員が臨戦態勢となった。

 

ベルは『英雄願望』の効果で力をチャージしていたため彼の魔法はとてつもない威力となっていた。

 

ベル『ファイアボルトッ!!』

 

これだけであれだけたくさんいたモンスターは2割ほど消え去った。

このことによりモンスター達は怯んだもののまた行動を再開した。

リリ「うりゃ!」

リリは自慢の怪力を使ってハンマーを振りかざしていた。

彼女は遠心力を使いハンマーに振り回されているかのように回転しまくって攻撃していた。

それだけでも敵はあらかた片付いた。

咲『我罪を知る者』

『罪には罰を』

『相応の罰を受けよ』

 

 

最後は咲が魔法を放ちモンスター達は全滅した。

 

ヴェルフ「俺の魔剣の出番ではなかったな」

こうして彼らは進んでいった。

 

結局十八階層にはそこまで怪我もなくたどり着いたが皆ひどく疲れていた。

 

十八階層にたどり着くまでに彼らはあのモンスターパレードからもう二回もモンスターパレードに遭い、ゴライアスまで倒していた。

 

ベル「はあ、疲れたな〜」

リリ「それは皆同じです」

ジン「九鬼斗がいないだけでここまできついとは」

咲「油断していたは」

ヴェルフ「まあ、ゴライアスが一撃で倒れてくれなかったのは残念だったな。あいつなんか武術みたいなもん使ってたし、強化種かなんかか?」

ベル「不幸な目に遭いすぎだと思うんだけど。僕一応幸運っていうスキル持ってるんだけどな〜」

リリ「まあ、不幸中の幸いもあったので、いいんじゃないんですか?」

ベル「もう全員一回ここで休もうか」

 

そうして彼らはリヴィアという町にたどり着きそこでロキファミリアの者と出会った。

彼らは遠征の帰り途中であり、仲間が毒を受けていたこともあって残っていた。

 

アイズ「久しぶりベル」

ベル「久しぶりですアイズさん」

とベルは嬉しそうな顔をしながら言った。

ジン「(あいつ色んな奴に好かれてるくせに周りの視線に気がつかないとか鈍感にもほどがあるだろ)」

ベルのそんな様子をみて、リリ、ティオナと咲は嫉妬の視線を向けていた。

リリはベルに助けられたことから好きになり、ティオナはベルの英雄らしい行動をうけてから一目惚れしていた。咲はベルの優しさに惹かれていって異性として好きになっていた。九鬼斗のことも好きだと思っているが異性としてではなかった。

ちなみに咲はかわいい系美人である。

身長はリリよりも少し高く、白いサラサラとした髪を持っており、まるで愛玩動物みたいな可愛らしい顔を持っている。

かくいうジンもかなりの美青年であり、年に似合わず大人っぽくしかし身長がそこまで高くないことからショタコンの者からはとても好かれていた。

因みにこの二人には非公式ファンクラブが存在し、色々な神もそのファンクラブに入っている。

 

ベルはそんな美女三人に好意を向けられているのにも関わらず全くそれに気が着いていない。

ジンはそのことに呆れていた。

ジン「(こないだ男はハーレムだ!とか風呂入る時に言ってたくせに、ハーレムになるチャンスおもいっきし見逃してんじゃねえか!とっとと誰かとくっついてくれ!見てるこっちが歯がゆいわ)」

ジンはかなり鋭い感性を持っている。色々な人が自分に好意を抱いていることも知っている。

前、九鬼斗とリューが話している時に恐らく両思いなのだろうともわかっていた。

意外と九鬼斗は暇な時によく豊饒の女主人に行っている。一回ジンはたまたま一人で行った時二人の様子を見てそう感じた。

ジン「(なんで俺がこんな役割に…九鬼斗は他の奴に向けられている好意とかにはすぐ気がつくくせにリューの好意にはなんで気がついていないんだ〜〜!)」

と思ったこともある。

 

ジン「(はあ、僕だけ知ってる恋事情多すぎだろ!!胃がもたれそうだ)」

 

まあ、こういう話もあった。

 

 

——この頃九鬼斗は専用武器を作っていた。彼は武器を綺麗に収納するべく、刀の切れ味なども戻す機能がついた武器収納庫を作っていた。ベルには短剣を2本。リリには更に重く、属性ももっと付いたハンマーを。咲には杖とレイピアを。ジンには魔銃と太刀を。こうして七つの最高傑作を今作り始めていた。九鬼斗はこういう時のためにとかの四大龍の良い部分を残していた。

 

九鬼斗「よ〜し、あいつらも頑張っているみたいだし、徹夜してでも頑張るか〜」

 

——この同時期

 

モンスターパレードを押し付けた張本人であるタケミカヅチファミリアのメンバーが彼らが危ないと知らせ、このことにより、タケミカヅチファミリアとヘスティアとヘルメスファミリアの主戦力とそれぞれの神を連れ、ベル達を探すこととなった。別になんともないのに。九鬼斗は発信機のことはヘスティアにも伝えておらずこのような事態になった。この罰則によることで九鬼斗はあの七つの武器を作り、疲れた後もまた働くこととなった。

 

ヘルメスはリューの過去を知っている数少ない者の一人であり、ベル達が危ないと知らせ、ついてくるよう頼んだ。因みに九鬼斗もリューと打ち解けあって以来リューから話を聞き、過去を知っている。まあ、九鬼斗はその話を聞いた上でただただ彼女を抱きしめた。この時からだろう両思いになったのは。そんな彼女はかつてアストレアファミリアに在籍しており、レベルは4である。

リューを連れ、彼らはダンジョンへと潜った。ベル達を探すために。

 

 

ベル「なんかひどい勘違いをされているような気がするけど、まあいっか」

 

こうしてベル達はロキファミリアの面子と一緒に少しの間十八階層でゆったりすることになった。

 

リュー達は下に抜けた穴を見て、恐らく十八階層に向かったと推察し、そのまま向かった。

十七階層ではゴライアスがいるはずなのだが、大きな戦闘の跡だけが残っていた。

 

リュー「これは妙ですね」

アスフィ「確かに。これだけの威力を出す人なんてそういませんよ」

その跡はヴェルフの持っている完成された魔剣で作り出された跡だった。

まあそれはそうだろう。威力で見れば深層でも十分通用するレベルなのだから。

因みにあの魔剣は切れ味も良く普通に刀として使えます。

桜花「あいつらは無事そうだな。今まで血の跡は一切見られない」

リュー「確かにそれは同意します」

 

そういって彼らは十八階層へと向かった。

 

そこで見たのは満喫していたベル達だった。

 

ヘスティア「ま〜た、ヴァレンなにがしとつるんでるのか〜!」

ベル「え、神様なんでここに!?」

ヘスティア「心配できたんだよ〜」

ベル「僕達多少モンスターパレードにあったこととゴライアスを倒した以外は別になんともありませんでしたよ」

リュー「え、あのゴライアスを倒したのですか!?」

ベル「ええ、ヴェルフの持ってる魔剣で」

アスフィ「なるほど、魔剣だったら納得がいきますね」

リュー「魔剣…ですか」

ベル「何か気に触るようなことをいいましたか?」

リュー「いえ、大丈夫です。本当にあなたはこんなことにも気をかけるとは、流石私が尊敬に値するヒューマンだ」

ベル「いえいえ、そんな人じゃありませんよ、僕は」

リュー「謙遜もある一種の美徳なのかもしれませんが、自分を卑下するのはやめなさい」

ベル「わ、わかりました」

 

こうして彼らは無事合流した。

これから起こる悲劇に巻き込まれるとも知らず。

 




次は皆が待っている黒いゴライアスです。
ただ原作通りだとただただベル達が無双して終わっちゃうのでゴライアスの数を増やすか、もっと強くさせます。
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