束とのシャーマンファイトの続きです!
葉の能力についての独自解釈があります。また、束のキャラが崩壊しているかもしれませんが、それは怒りのせい、ということでご容赦ください・・・。
「なん、だとぉおお!」
束の
「このっ!クソ!折れろ!死ね!」
束の
「もう終わりか?ならこっちからいくぞ!」
言い終わるや否や、白鵠が束の
「どんな小細工をしてるのか知らないけど、今度の攻撃は確実にお前を殺す!アーサー王伝説と共に語り継がれる黄金の剣、エクスカリバー!!!!」
ISの武装をコールした時のように、金色の剣がその
「何で・・・何でお前はまだ立っている、麻倉葉!!」
束は思わず目を疑った。自身の放った最強の技は、防御する手段などなく、相手を消し去るほどの威力を持っていると確信していた。しかし、葉を見ると、傷一つついておらず、何かをしたような素振りもなかった。
「『巫力無効化』、お前の力がどれほどのものだろうが、結局は巫力で具現化された霊の力だ。オイラはそれを無効化できる」
「くっ!そんなことが・・・」
「見たところ、残りの巫力ももうそんなにないんだろ?じゃあ、これで終わりだな」
葉が刀を再び束に向ける。次にO.S.を破壊されたら、もうO.S.を形成する巫力は残らない。そして、圧倒的ともいえる力の差を感じてしまったことにより、束自身も気づいてしまった。自分に葉の攻撃は防げないと。
だが、その一瞬でもう一つだけ束の頭の中で駆け巡ったことがある。それは葉の巫力無効化についてだ。
(これが私との差・・・。完敗だ・・・。でも、負けているのが心だというなら、私の心の持ちよう次第で、今からでも追いつける・・・!?まだ、負けたくない!!!)
葉が振り下ろす刀を束のISは剣で受け止めた。込められる巫力は依然として大きく変わってはいない。しかし、
「・・・ちょっと強えじゃねえか」
葉の雰囲気も少し変わる。先程までより少し楽しんでいるような笑みを浮かべている。
「当然!」
そう言って、束はニヤリと笑う。そこには嘲りの意味はなく、純粋に気持ちが高揚してのことであった。
「「はぁああああああ!!!」」
両者が同時に動き出す。これが最後の勝負となるだろう。砂浜の上を縦横無尽に飛び回りながら、お互いに打ち合う。先程までの一方的な展開とは違い、ようやく戦いになってきたところだ。しかし、打ち合うこと数合、束の
(ああ、最後まで追いつけなかった。いっくんやちーちゃんの持つ強さ、それとはまた違う強さ、私にはない強さ・・・。悔しい、負けたくなかった。でも、楽しかった)
「オイラも久々に本気で負けたくないと思っちまった。楽しかったな」
そこで束は意識を手放した。
しばらくたち、辺りは真っ赤に燃えるような夕焼けに照らされていた。葉に負け、意識を失っていた束が目を覚ます。
「ありゃりゃ、もう夕方かー。随分長いこと寝てたみたいだね」
「そうだな。まあ、激しい戦いだったみたいだから仕方がない。そういうものなんだろう?お前たちの戦いというのは」
「あら~?『
「ほう、冗談を言える元気はあるみたいだな。じゃあ、私のアイアンクローぐらい食らっても問題はないな?それほどの激しい戦いの後なのにそんなに元気があるくらいだから、余裕だろうな?」
「すみません、ほんと許してください」
「はあ・・・。それで、何かつかめたのか?」
「さあね」
「ふ・・・そうか」
束自身もまだはっきりとはわかっていない。だが、何かを得たのだろうということは、付き合いの長い千冬にとっては、顔を見れば容易にわかることであった。
「さて、じゃあ私は帰るね」
そういって、ニンジン型のマシーンに乗り込む。
(麻倉葉・・・。まだまだ遠い、でもそこに近づきたい。それに・・・)
『ちょっと強えじゃねえか』
(たったあれだけ、認められただけだっていうのに、何故かすごく嬉しかった。人から認められるなんてこと、今まで当たり前だったのに・・・。何だろうこの気持ち?)
一人この場を去るのであった。
ヒロインらしき感じに束もなりました(笑)
束と葉には大きな力の差がありますが、思いの力だけで強さが変わってくるのがシャーマンファイトらしいのかなと思います。
それと、エクスカリバーに関しては、fateのものを想像していただければわかりやすいと思います。エクスカリバーの模造品→本物へと、束のISの持つ武器が変わっています。