みなさん、正月は何してましたか?自分は、お雑煮食べて、FGOして、親戚の子供と遊んで、シャドバして・・・と充実した正月でした(笑)
はい、10日以上投稿がなかったのはずっとゲームしてたからです。すみません・・・。
だって、FGOでギルガメッシュ出たのに素材足りなさすぎて周回してたんだもん!
ということで、遅くなりましたが、5話目です!
侵入した黒い機体が破壊されて数分後、千冬と真耶がその場に到着していた。そして、その現場を見て2重の意味で驚くことになる。
「な・・・、無人機だと!?」
「無人機なんてありえません!」
「しかし、現に目の前の機体には搭乗者がいない。もちろん、これだけISが派手に壊され、真っ二つになっていても血の一滴も残さず逃げられるなら別だろうがな。普通に人が乗っていたら死んでいるレベルだ」
「それこそおかしな話です!絶対防御があるISに、もし搭乗者がいたら命にかかわるというほど破壊するなんて、普通出来ません!」
「何がどうなっているんだ・・・?誰がこれを・・・」
誰が無人機を侵入させたのか、誰がその無人機をここまで破壊できたというのか。どちらの意味でもあるつぶやきだろう。そして、千冬は手早くはっきりさせられる方から片付けることにした。葉が単独でこれを行ったことに驚く5分前であった。
その1時間後、葉の自室
「葉さん、何故一人で戦うなんて無茶を?」
葉がセシリアに正座させられていた。クラス代表決定戦以降、セシリアの態度が柔らかくなったと感じていたが、目の前で仁王立ちし鬼のように睨むセシリアからは、柔らかさなど全く感じなかった。
葉が一人で戦った理由は、
「いや、オイラがやらないとダメだったというか、仕方なかったというか・・・」
「何ですのその言い訳は!まだ百歩譲って、鈴さんを頼れなかったのは良いとして、私がいるではないですか!そうです、私を頼ってくだされば良かったのです!」
「いや、セシリアはみんなの避難を・・・」
「葉さんは黙っててください!」
(怖えぇ!というか言ってることがものすごい理不尽だな、まさに鬼だ。超鬼たちより鬼だ。いや、でもアンナほどじゃないか・・・。そう考えると何か大丈夫な気がしてきた)
ビビるも、アンナのことを(悪い意味で)思い出して、何とか冷静さを取り戻した。葉はセシリアをまっすぐ見て、
「セシリア。ありがとな」
「へ・・・?」
「あの時、セシリアがみんなを逃がしてくれてたから、オイラもそっちを気にすることなく戦えた。しかも今だってオイラを心配して怒ってくれてるんだろ?もっと自分を頼ってくれって。だからありがとな」
「え!?あ、いえ///」
葉の偽らない本心からの言葉に、思わずセシリアは顔を赤くする。さっきまで怒っていたのだが、そんな気持ちも吹き飛んでしまった。それと同時に、セシリアに今の状況を理解させるに至った。
(あれ、よく考えたら、今この部屋には私と葉さんの二人きり・・・。何故か急にドキドキしてきましたわ。な、何を話したら良いんですの!?さっきまでは気にならなかったのに!)
「ん、んん!大体、葉さんの戦い方は危なっかしいんですの。確かに剣の腕は素晴らしいですが、逆に言えば銃が使えず、剣での近接戦闘しかありません。見ていていつもひやひやしますわ」
(私のバカ!言うに事欠いて何てことを言っていますの!?こんな言い方をして葉さんを怒らせてしまいますわ!)
「あー、銃に慣れなくてな。一応練習はしてるんだが」
(怒っていらっしゃらないようで良かった・・・。やっぱり葉さんは優しいですわね)
「それでしたら、私が教えて差し上げてもよろしくてよ」
(ちゃっかり何言ってますの私!?しかもものすごい上から目線で・・・)
「ん?良いのか?」
「ええ、もちろん!では明日から」
(葉さんと放課後、二人きりで秘密の特訓///)
「お、おう。よろしくな」
セシリアにとっても予期せぬ予定が決まることとなった。セシリアは内心で嬉しさと、葉に対して棘のある言い方を何度もしてしまっていることへの後悔とで悶えていた。
その後、鈴と一夏も部屋に集まり、「勝負がついていないからもう一戦!」と頼む鈴と、「疲れたからもうやらん」という葉との応酬が繰り広げられたが、結局クラス代表戦も近いからということで、その後ということに決まった。
その夜、葉は楯無に呼び出され屋上へと来ていた。春とは言え少し風が冷たい。それでもこんなところに呼び出したのには何か意味があるのだろうと思い、葉は黙って楯無に従う。先程まで無人機との戦闘が行われていたアリーナが見える位置まで行くと、楯無が振り向き、話し始める。
「葉君。あなたに聞きたいことがあるの。さっきの無人機は何?」
「あれは
「っ!やっぱりあなたも霊が見えるのね。でもやけに簡単に明かすわね」
「ああ、たまにお前が阿弥陀丸に気づいてるように感じる時があったからな。それにさっきのISとオイラの
「・・・あなたは何で霊が見えるようになったの?」
「オイラの家は昔からシャーマン一家だったからな。物心ついた時には見えてた」
「霊が怖くないの?」
「霊にだって良いやつも悪いやつもいる。むしろ生きてる人間の方が怖かったな」
「そう・・・」
「怖いのか?」
「怖い。生きてる人間と同じくらい。私は対暗部用対暗部である更識家の当主として、色んな汚れ仕事もやってきた。時には人を殺すこともあった。人の死に多く関わってきたからか、霊が見えるようになってたの。そうすると、人を殺して終わりじゃなくなった。殺された人たちが見えてしまうから、ずっと責め続けられるの。何で殺したのかって」
「確かに恨みは死んでも簡単には消えてくれない。オイラの持ち霊、阿弥陀丸も蜥蜴郎って奴から600年間も恨まれてたからな」
「600年・・・。やっぱりそんなに年月が経っても恨まれ続けるのね・・・」
「だが、霊も元は同じ人間だ。恨みを解いてやれば成仏するさ。どうやったら恨みが解けるかオイラも一緒に考えるし、何ならオイラも一緒に謝りに行ってやる」
「何でそこまでしてくれるの?元々私が犯した罪の結果なのに」
「霊の見えるやつに悪いやつはいない、オイラはそう思ってる。確かに殺すのは悪いことだ。でも、きっとそうしなきゃいけない事情もあったんだろ?だから今までのことはそいつらに直接謝りに行ってちゃんと成仏させる。これからまた仕方なくそうしなきゃいけない時には、オイラが止める」
「本当にいいの?そんなことしたら逆に葉君が危ない目に合うかもしれないのよ?」
「それをするのが、あの世とこの世をつなぐもの、シャーマンだ。何とかなるさ」
今まで誰にも相談できなかったことを話し、楯無は恐怖で凍っていた心が解けて温かくなっていくのを感じていた。それと同時に、涙が止まらなくなっていた。
「ありがとう葉君」
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暗い部屋、モニターの明かりのみが照らしている。モニターには、IS、それも破壊された無人機のデータが映し出されていた。それを見ているのは、ISの生みの親にして、自他ともに認める天才科学者、そして篠ノ之箒の姉である、篠ノ之束である。機械仕掛けのうさ耳をつけ、ふざけているようにも思える格好だが、モニターを眺める表情は真剣そのものであった。
「せっかく人が乗る必要がなくて、絶対に壊されないISってことで貸してあげたのに、やっぱり使えないねー、あの亡国機業とかいう連中。それにしても、O.S.を破壊するなんて、誰がやったんだろ?ちーちゃんだって
怪しい雰囲気の中、一人無邪気な笑みを浮かべる。
オンナノコノキモチナンテワカラナイ
セシリアが何かツンデレっぽくなってる・・・。