IS×シャーマンキング   作:melk

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どうもmelkです。
非常に長い間投稿できず、すみませんでした!少しリアルの方でも忙しくて・・・
今後も不定期かつ投稿速度も遅いですが、どれだけ時間がかかっても完結させたいとは思っていますので、どうぞよろしくお願いします。

さらに申し訳ないことに、久々の投稿に関わらず、葉の出番が非常に少ないですが、お許しください・・・


再びの転校生と新たな火種

<side Ichika>

「それでは、転校生を紹介します」

 

 今日のホームルームが始まった。しかし、俺の心はすでにここにない。この間のクラス対抗戦で鈴に負けてから、ずっと心がモヤモヤする。確かに俺と鈴では実力が違うし、そもそも相手は代表候補生だ。この間初めてISに乗ったような俺がそう簡単に勝てるはずがないし、それでも一矢報いたとは思う。だが、俺と同じ時期に初めて乗ったはずの葉が勝っていることから、素直には喜べないでいる。俺はどうしたら強くなれる・・・。そんなことを考えていると、不意に名前を呼ばれた。

 

「お前が織斑一夏か?」

「え?」

 

答えも聞かないうちに、パンという乾いた音が教室中に鳴り響いた。横っ面をひっ叩かれたのだ・・・葉が。あれ、何で葉?

 

「教官はお前のせいで・・・!」

「ちょっと待て、オイラは一夏じゃねぇ!一夏は隣のやつだ!」

「む・・・」

 

 そう言われると、転校生は何事もなかったかのように、俺の席の前に来る。あ、これはアカンやつだ。

 

パン!

「教官はお前のせいで・・・!」

 

 予想通り俺にもビンタが来た。しかし、どれだけこいつが重苦しい雰囲気を出そうと、最初に相手を間違えたという事実は変わらないし、巻き戻したみたいに同じことを繰り返しているというシュールな光景であったため、もはや驚くこともない。だから俺は、なぜこんなことになっているのかわからないという釈然としない思いも、いきなり叩かれたことによる怒りも全てぐっと飲みこんで、

 

「・・・そこまではさっき聞いたから。繰り返さなくていいから。あとさすがに葉には謝っとけ」

 

 みんなを代表して冷静な突っ込みをすることにした。

そう言えば、こいつの名前なんだっけ?

 

<side out>

 

「二人とも、同じ男性操縦者として、これからよろしくね!」

「おう、よろしく」

「よろしく・・・ってもう時間やばいぞ!話は後だ!」

 

 謎の転校生(後にラウラという名前であると判明。ただし、一夏以外のまじめに聞いていた生徒はすでに知っていたことだが)が席に戻ってからもずっと一夏を睨み続けていたり、もう一人の転校生であるシャルル・デュノアが3人目の男性操縦者であることがわかり、クラスの女子たちが興奮し、半ば混沌とした空気になったりと色々あったものの、HRが終わり、1時間目が始まろうとしていた。

 

「何してんだ、シャルル?早く着替えないと間に合わないぞ?」

「え、ああ、うん。すぐ着替えるよ、って、何で二人ともこんなところで堂々と脱いでるの!?」

「こんなところって更衣室だろ?」

「まあ、そうだけど・・・」

「シャルルも早く着替えろよ」

 

 シャルルは焦っていた。もちろん、()()()()である以上、同じ更衣室で着替えることは覚悟していた。しかし、それと平常心でいられるかということはまた別のことであった。

 

(うぅー、恥ずかしい///でも()()()()ならそうするのが自然だよね・・・)

 

「一夏、オイラは先に行くぞ」

「ちょっと待ってくれよ、葉。シャルルがまだ着替え終わってないだろ」

「一夏はシャルルが着替えるのをじっくり観察したいと」

「ば、バカ言うな。俺はノーマルだ!!」

 

 葉が一夏をからかったことで、一夏の注意が葉の方へと向けられる。そのチャンスを占めたとばかりに、シャルルは一瞬でISスーツへと着替えていた。

 

「じゃあ、先に行って・・・。って、もう着替え終わったのか!?どうやったんだよ、それ!?」

「あはは・・・。そんなことより、早く行かないといけないんでしょ?」

「そうだった!急ごうぜ!」

「うん、行こう!さあ行こう!」

 

(助かったー・・・。麻倉君ありがとう!!多分偶然だろうけど!)

 

_ _ _

 

放課後のアリーナ

 

「代表候補生と聞いていたが、二人そろってもこの程度か」

「く・・・同じ代表候補生なのにこんなに差がありますの?」

「ちょっと舐めてたわ、マジで」

 

 ラウラの前で倒れるセシリアと鈴。当然3人ともISを装着した上での正式な決闘であった。ただ、二対一であって尚、実力差は圧倒的であったというだけの話である。

 

「でも、まだあきらめませんわ!」

「せめて一矢報いないと気が済まないっての!」

「ふん、無駄なことを」

 

(葉さんと特訓をしていた時にできたアレ。まだ上手くいく確率は3割くらいですが・・・。今決めて見せますわ!)

 

「インターセプタ―!」

「はあ!?アンタあきらめないんじゃなかったわけ!?」

 

 セシリアがコールした武装は、小さな刀。セシリア自身、これまで近接戦闘が得意ではなかったこともあり、まともにやろうともしてこなかった。ブルー・ティアーズも射撃がメインのISであるため、鈴からしてみれば訳がわからないのも当然だろう。それはラウラにとっても同じであった。

 

「得意の射撃で勝てないから、虚をつくためにそんな小さな刀で向かってこようとはな。全く小賢しい」

「何とでも!やってみればわかりますわ!」

 

 セシリアが切りかかるも、軽々と受け止められる。それほどまでに、近接戦闘における両者の実力があった。故に、短剣がラウラに届くことはない。そう、()()()()ならば。

 

「ブルー・ティアーズ!!」

「っく!」

 

 ブルー・ティアーズをブルー・ティアーズたらしめる4基のビットがラウラを取り囲み、一斉にレーザーが放たれる。このタイミングから全て避けるのは不可能。のはずであったが、反射的にラウラは唯一レーザーを向けられない場所へと体を潜り込ませることにより、全てを避けて見せた。

 

「さすがですわね・・・。そこまでしてくると思っていましたわ!」

 

 クラス代表決定戦を見ていたものであれば、ビットが4基しか展開されていないという違和感に気づくだろう。しかし、ラウラは当然知らない。ビットが全部で6基あり、2つをいざという時のため背後に隠すことで、懐に入られた時の対策をしているということを。また、普段であれば誘導されているということに気づいたかもしれない。しかし、つい先ほど完璧に打ちのめした相手であるという油断、あえて近接武器であるインターセプターで向かって行き、罠は周囲を取り囲むビットだけであると思わせた二重の罠、これらによって、ラウラに誘導されているということを感じさせなかった。

 ビットから放たれた2つのミサイルが今度こそラウラに直撃する。

 

(本当は、近接戦闘とブルー・ティアーズを組み合わせた隙のない戦い方が理想なのですが・・・。それでも、何とか一矢報いることはできましたわ!)

 

「ひゅー、やるわねアンタ!」

「そうか、この程度のダメージがそんなに嬉しいのか」

 

 直撃する直前、両手のプラズマ手刀で防いでいたため、ラウラのISシュヴァルツェア・レーゲンのシールドエネルギーはわずかに削れただけであった。ラウラにとっては痛くもかゆくもない。しかし、格下に一杯食わされたということがラウラは気に食わない。

 

「たった一撃ですが、確かに勝ち取った一撃ですわ。これを喜ばずして何を喜べと?」

「そうか、だがいつまでも喜んでいられると思うなよ?」

 

 そこからはラウラによる一方的な蹂躙。最早戦う力のほとんど残っていない二人を執拗にいたぶり、二人のISが解除された時には、既に二人とも動けないほどボロボロであった。

 

「弱いやつはいなくなっても構わんだろう?いっそここで死ね!」

「そこまでやる必要はねぇんじゃねぇか?」

「お前が二人をここまで痛めつけたのか!」

 

 ピンチの時に駆けつけてくれる。そんな二人が鈴とセシリアにとってのヒーローであったた。

 




ラウラの悪者感と下手糞な戦闘描写で迷いながら書いてました。

因みに、葉の専用機のイメージを乗せておきました。まだ未登場ですがどんな感じか気になる方はぜひご覧ください!
それと同時に、まだ葉の専用機の名前が決まっておりません。ISの名前や性能・能力等に関して何かご意見のある方は感想欄にて言っていただければと思います。

・・・できるだけ早く次話を投稿します。
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