転生迅竜、崩竜の依頼を受ける。   作:真紅を纏う双剣使い

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今回、いよいよ朱菜が新しい姿を手に入れます!
それでは本編スタートです!


2話 戦闘してたら乱入者がヤバい件

はい、私は今エリア4でドスジャギィを訪問中でーす。

おお、突然突っ込んできました!そんな礼儀知らずな猪にはお仕置きですねー。

―ッッッッガァァァァァン!!

盛大に立った砂煙が止むと、1メートル程陥没した地面と原型をとどめてないドスジャギィが現れた…

あれれ?何かビターンの域を超えてんだけど!?

これも加護の効果なのかな?恐ろしい…。

まぁいいや。吸収しよう…

「グオァァァァッ!!」

…としたドスジャギィをリオレウスが持っていきやがったよ?

私の…私の仕留めたドスジャギィを…

「ギヤァァァァ!!(許すまじリオレウスゥゥゥッ!!)」

キレた。完全にキレたよ。完全にキレると人って冷静になるって本当だわ。って、人じゃないけど…

飛んでったのはエリア8か…仕留めてやんよ…!!

赤い残光を残し、私はリオレウスを追った。

 

NowLoading…

「ギヤァァァァッ!!」

「グオァァァァァッ!!」

アレぇー?投稿し終わって戻ってきたら朱菜がマジギレしてるんだけどー?しかも相手にしてんの黒炎王なんですけどー?

何があったのマジで。

朱菜との回線を繋いでみようかな…

―プツッ

(許すまじリオレウス許すまじリオレウス許すまじリオレウス許すまじリオレウス許すまじリオレウス許すまじリオレウス許すまじリオレウス許すまじリオレウス許すまじリオレウス許すまじリオレウス)

ギャァァァ!?何!?朱菜!本当に何があったのよ!?

完全に怒り狂っているようで、私が戻ってきているのに気がついていない。

あ、棘で黒炎王の翼破壊しちゃった…

げーっ!?サマーソルト食らってる!?

慌てて解毒したからよかったけど黒炎王の毒って猛毒なんだからね!?

そんな叫びも虚しく、朱菜の無茶苦茶戦闘は続いた…

 

NowLoading…

(ぜっ…ぜっ…やっと…終わった…)

あーあ…無茶して。ボロボロじゃんか…

仕方ないので朱菜の前に顕現して回復魔法を掛ける。

「もう無茶したらダメだよ?普通ナルガクルガが黒炎王に勝つなんてありえないんだからさ…」

(は…はは。ごめん。あーあ、ドスジャギィ食べられちゃったや…初めての獲物だったのに)

ドスジャギィ取られたからって黒炎王に喧嘩売るかな普通。

「ほら、巣に戻ろ」

(待って。こいつ吸収してからにするよ)

あーうん。いいんじゃない?かなり強くなれるよきっと。

 

NowLoading…

リオレウスとの死闘を何とか制した私は、今更アヤノがいることに気がついた。

お説教をしながらもしっかり回復魔法を掛けてくれるアヤノは優しいわ…

何とか体が落ち着いたので、スキルを発動し黒炎王を吸収する。

スキルを行使すると、リオレウスは光の粒子になり私に集まる。

〈吸収…解析を完了しました。スキル:黒炎王を獲得しました〉

突然自動音声が流れる。

「テロップだけじゃ今みたいに気づかないかもしれないでしょ?だからAIのアシスタントを付けたんだよね」

そうなの!?全然気が付かなかった…

(マスター)は戦闘に集中しておられました。事実、あの場面で気を抜けば主は殺されていました。そのため、集中力を乱さぬために通知を秘匿致しました〉

おーっ!ハイテク…!

「役に立ったらいいな。ほら、レウスになってみ?」

よし、なってみよう!

〈スキル:黒炎王〉!

発動すると視界が光に包まれ、視線がかなり高くなる。

手を見ると黒ずんだ赤の翼に金色の紋様。

そのまんま黒炎王だった。すごーい!!

少し羽ばたくと、ナルガクルガの姿の時登れなかった高さまで軽々と登ることが出来た。なんちゅう飛行力!あーいい気分なんd…

―パアンッ

なんということでしょう、いい気分で飛行していたら目の前に閃光玉が炸裂したではありませんかー?

ここまで閃光玉が投げられるわけが無いし…

〈恐らくボウガンによるものと予測されます〉

なるほど、つまり…

「なっ、何で落ちないんだよ!」

「まさかあいつ…黒炎王か!?」

男ハンター2名様ご来店ー!ンフフ、もてなしてあげないとね?

「グオァァァァァァッッッ!!」

本来の黒炎王の三割増しぐらいの威力で咆哮をあげると、ハンターは吹っ飛ばされきに木に激突する。

「くっ…クソ!この木に登って隠れるぞ!」

そして登っていった木は、私の巣。当然奴らは土足の汚ったない足で私のベットを踏み荒らすわけで…

「グオァァァァッ!!(やめろォォォォ!!)」

見てられなかった私は、ハンターに向かって急降下。1人はボウガンで迎撃するけど、加護で身体能力の上がっている私には傷一つ付かない。そのまま巣を破壊しない程度にサマーソルトを放ち、1人を叩き落とす。

「セシューッ!!」

もう1人のハンターも叩き落とされたハンターを介抱する為木を降りていく。完全に計画通り…!

それにしてもあのボロ雑巾ハンター、セシューって言うんだ。ま、名前が分かったところで何も変わらないけど。

「クソっ、覚えてろよ、黒炎王…!」

追撃を加えようとしたところでハンターは煙玉で帰還していった。恐らくギルドに報告するのだろう。

「あーあ、随分派手にやってたねぇ…こりゃギルドに目をつけられるかもね」

えー!?それは困るよ!?

「やっちゃったものはしょうがないからね。様子見してから考えよ」

はーあ、面倒なことになってきたな…




〈王立古生物書士隊・渓流観察部報告〉
渓流に黒炎王リオレウスを確認しました。
恐らく下位のハンターと思われる二人組が交戦。敗北しました。また、咆哮の大きさ、攻撃の威力からG級に相当すると思われます。
二人組が退避するため木に登った際、激しく怒り出した事から、エリア9を巣にしていると思われます。
比較的大人しく、ガーグァに逃げられしょげている様から危険度は低いと思われ、観察クエストの発行を推奨します。
また、知能の高いナルガクルガも確認しました。こちらもまた危険度は低いと思われ、観察クエストの発行を推奨します。
〈飛竜観測所〉
了解しました。二体についてはギルドを介し観察クエストを発行します。


クエストが発行されてしまった朱菜…一体どうなってしまうのか!?
それではまた!
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