転生迅竜、崩竜の依頼を受ける。   作:真紅を纏う双剣使い

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7話 雑談その1

「あの双剣折れちゃったんだ…そこそこ強めに作っておいたはずなんだけど。どんな使い方したんだよ…」

 

アヤノが呆れてそう言う。

「アヤノが作った剣だってこと?神様が作った剣が折れるってどんだけ雑な使い方したのよ!?」

「まぁ地上用の強度に設定してあるから、そこそこでしかなかったけどね。それでも白か紫ゲージはあったはずだよ…」

 

どんな双剣かは知らないけど、かなりのレア度だったはずよね…

 

「それは…たしかに剣で防御するのは無茶だったわね」

「でも、そのお陰で私が救われたからな。レイには感謝してるぜ」

 

こんな会話をしている中で、私はずっと考えていた考えの答えを見つけていた。

私は転生者で、「ゲームとしての」モンスターハンターを知っているので、モンスターの攻撃や、武器の攻撃モーションを知っている。

けれど、レイ達はその事を知らないので、実際とは違う挙動をとることが出来るのではないか…と考えていたのだ。もしこの世界がゲームの通りにしかならないのなら、双剣でガードすることも、剣が砕けることも無いはずだから。つまり、この世界はゲームではない…ということになる。ならこの世界は一体…

「朱菜、小難しい顔してどうしたの?」

 

思考の泥沼に沈みそうになったところをアヤノが妨げる。

「…いや、何でもないよ。妖夢、何かない?お腹空いちゃって…」

「和菓子とかなら持ってこれるみょん。

いるかみょん?」

「お願い!」

 

妖夢が持ってきたのはどら焼きや煎餅などだった…けど、どれも大きい…多分幽々子サイズなんだろうけど。

「あ、そのみたらし取ってー!」

「食べ過ぎじゃないか?太るぞ」

「神は太ったりしないもーんだ!アバターの調整ぐらい簡単なんだから」

「アバター…?何それ」

 

そんな何気ない会話の後、私はこう言う。

「でも、イビルジョーは倒したんでしょ?なら何で幻想郷が…」

「それは…」

 

私が投げかけたその言葉に、白玉楼は再び静まり返る。

「そう。問題はその後だった…私は少し休んだ後、紅魔館に招待されたの。そこでフランと初めて会ったのよ」

「その時私は狂気に侵されてたんだけどね…レンが治してくれたんだ!凄くかっこよかったよ」

 

フランがニコニコしながらそう言う。この世界のフランは狂気に侵されてたんだ…

「その後、私たちがスペルカードルールを教えてあげたんだけど、あの時は驚いたわね…」

「本当。まさかだったわよね」

 

え、なになに!?何があったの!?

「じゃあ、そこから話し始めるか。あの時はな…」

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