第零遺跡の「鍵の管理者」修正版   作:奈々歌

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遅くなりました_(._.)_
リーシャ編は殆ど書き直しなので、時間が……。
と言いつつ千恋*万花を更新していたという(笑

新刊買いにまだ行けてないなぁ、内容は把握したけど。
修正版から読んで頂いていた方々が、こちらも読んで下さっている事に、感激です。

それでは、どうぞ。



Episode.1『黎明の鐘』

 早朝。賑わいを見せ始めるはずの街に鐘が激しく鳴り響く。

 

 この城塞都市に並ぶ五つの街区、そして王都へと迫る危機を知らせる音。それぞれの街区に数本ずつ設置されている時計台から鳴り響く“警鐘”だった。

 

 アティスマータ新王国、王都ロードガリア。その防衛拠点として役割を持つ都市が、この城塞都市クロスフィード。

 

 五つの街区からなる十字型の街。一番街区を中心に東西南北と街区が分かれる造りからなる。警鐘は西南。二番街区から中心の一番街区へと移り、他の街区へと広がっていく。

 

 防衛の要となる学園では、都市の上層部や、教官による緊急会議が開かれていた。

 

 そして、事態の対処にあたる機竜使いたち。士官学園の精鋭が集う「騎士団」と呼ばれる少女たちは「装衣」を着用し、第四機竜格納庫に集合する。

 

 会議の結果、決定したのは「騎士団」による“脅威”の排除。万が一に備え、王都の軍への救援要請。残った機竜使いによる街の避難誘導。

 

 格納庫にて待機していた「騎士団」へ、教官から通達された。

 

 任務の詳細を確認すると、少女たちは、各々が準備を開始。数分後には出発となる。

 

「―――では、行ってくるぞ。お前は大人しく留守番をしていろ」

 

「は、はい。……ですが、気をつけて下さい。何があるか分かりませんから」

 

 金色の髪を黒のリボンで一つに結った小柄な少女。少女が紅の瞳を向けながら、待機を命じるのは銀髪の少年。

 

 不安げな表情を見せる少年に、少女はふっと微笑む。それは余裕を感じさせる笑み。確かに、彼女ほどの実力者であれば何の問題も無い任務なのだろう。

 

 実際に彼女と模擬戦をした経験のある少年は彼女の実力を知っている。だからこそ、そう思えていた。

 

 汎用機竜の他に、神装機竜をも扱える。「朱の戦姫」の二つ名を持つ少女。

 不安な無いはず。心配だって……。

 

 彼女は下手に気を抜いたりするような性格ではない。況してや、三年生のメンバーが王都への演習で不在の中、副団長である彼女が「騎士団」を率いる隊長なのだ、尚更だろう。

 

(だけど、この胸騒ぎはなんだろうか?)

 

 答えの出ない、謎の引っかかりを胸に覚えていた。

 だが、そんな少年を余所に事は進んでいく。

 

 出発の準備が完了し、「騎士団」のメンバーと、それを率いる「朱の戦姫」は、格納庫を後にして、目の前に見える演習場へと移動して行った。小柄な少女を先頭にして。

 

 機竜の練習や模擬戦を行う広い空間、演習場。

 その中心に立ち、少女は腰の両側に携えた剣の鞘を抜き払う。

 

 輝く白い刀身が二本。柄にあるボタンを押し込み、詠唱符を唱えると、高速で光の粒子が集まり、剣と対なる竜が背後に姿を現した。

 

接続(コネクト)開始(オン)

 

 少女が呟くと、機械の竜が内側から開き、無数の部品に展開される。目映い光が身体を包むと、両腕、両脚、腰、胴、頭へと部品が装着され、身体を覆い、竜と化す。

 

 彼女を始めとして、次々と少女たちが続いて竜を纏っていく。空を翔る竜。地を駆ける竜。使用者の特徴に合わせ、調整が施された竜の数々。多様な種類が立ち並び、揃う。

 

 一つの合図が隊長により出される。それが、「騎士団」による作戦が開始された合図だった―――。

 

 

 

 †

 

 

 

 三日後。ノエルの乗った馬車は長旅を終える一つ手前、城塞都市が一望出来る高丘まで到達していた。

 後は道なりに坂を下り、城門を潜り抜けるだけ。

 

 馬車の中で背を伸ばし、大きく息を吐く。背中が小さく音を鳴らした。座っていた時間が長かったからか、将又、年のせいか? まぁ、それはないか。

 

「ああ、腰が痛い」

 

 年不相応なことを口にしつつも、彼を乗せた馬車は進んでいく。暫くすると、三番街区に繋がる砦と門が見えてきた。

 

 手前まで来ると、何だか様子が慌ただしい。ここに務める守衛に話を通して、門を開けて貰いたいのだが……。

 

 構っている余裕がないのか、存在に気が付いていないのか。

 

「すみません、ここを通りたいのですが―――」

 

 御者のおじさんが、忙しなく動く守衛に声を掛けた。

 

「ああ、すみません!」

 

 どうやら後者のよう。一人の守衛がこちらに駆け寄って来る。他の者は街中に走って行ったようだが、何かあったのか。

 

 おじさんが乗っている人物、ノエルの話を伝える。“女王陛下”と名を出すと、驚いた表情を見せていた。すんなりと話が通るのは、ほんと楽だな。

 

 守衛により、馬車が通れる程の専用扉が開けられる。

 

 門を潜り抜けると、道は固められた土道から、綺麗に整備された石畳に姿を変えた。

 

 五つの番街からなる街、城塞都市クロスフィード。中心となる一番街区に見える一際大きな城みたいな建造物、あれが王立士官学園らしい。今回の目的地だ。

 

 中央通りを馬車で進む。城塞都市の中は広々としている。このまま馬車で進んでも、学園までは数十分は掛かることになるだろう。

 

(……ん、何か変だな?)

 

 門を潜ってすぐ。街中に入るまでは気が付かなかったが、こちらの様子も変だ。時間からして、もう街に賑わいがあってもおかしくないはず。でも、人の気配が全く無かった。

 

「どういうことだ?」

 

 ノエルはおじさんに馬車を止めるよう頼んだ。一度、降りる為に。降車して、改めて周囲を見渡してみるが、やはり人がいない。

 

 妙な光景に首を傾げていると、どこからか声が聞こえて来た。

 

「―――そこの馬車の人、至急避難をお願いします!」

 

 相変わらず誰の姿もない。もう一度声が聞こえて来る。もしやと上を確認。すると、そこに声の主の姿があった。

 

「あの、見るからに重そうな機竜……ルクスか?」

 

 日の光に手を翳し、顔を上げる。金属装甲を輝かせ、空に浮かぶ竜が一頭。その竜は、とても見覚えのある少年が纏っていた。

 

 あんな使い勝手の悪そうな……いや、悪い機竜を好んで使っているのは“アイツ”しかいない。

 

 銀の髪、同じく銀色の瞳。中性的な顔立ち、童顔が更にそれを強調する。

 

 身長はノエルより低め。旧帝国を支配していた皇族の一族が受け持つ特有の色。銀色の容姿を持つ少年、ルクス・アーカディア。

 

 降りてくる途中で、ルクスもこちらの顔を確認したのか、その名を口にしていた。

 

「えっ、ノ、ノエル? どうしてここに?」

 

 驚きの表情を見せるルクス。対して、ノエルは少しの呆れ顔。

 

「それは俺の台詞だ。お前、ついこの間まで王都にいただろ?」

 

「話せば長くなるかな、あ、はは……。って、今はそれどころじゃなかった!」

 

 いくら日々の生活が忙しいとはいえ、つい先日王都にいたルクスが移動に三日も掛かる城塞都市まで来ているのは謎だった。

 

 言い掛けた言葉からして、何か理由があるのだろうが、今はそれよりも―――。

 

「ああ、そうだったな。街中での機竜使用許可が下りているって事は一大事なんだろ? 一体何があった」

 

 基本的に街中での機竜使用は許可が下りない限り、新王国の法律で禁じられている。今回のような非常事態などでは例外となる場合もあるが。

 

「ノエルはこの街の近くに遺跡があるのは知っているよね?」

 

 頷くノエル。新王国の軍や上層部と関わりを持っている立場からすれば、知っていて当たり前の情報。ルクスがこの状況で遺跡の話を出すということは、つまり……。

 

幻神獣(アビス)、か?」

 

 遺跡から発見された物は装甲機竜だけではない。

 

 “幻神獣”と呼ばれる化物―――遺跡から時折出現することが確認されている幻獣。その種類は多種多様で、行動原理は不明。だが、見境無く、人や動物を襲うことは判明している。

 

 装甲機竜よりも大きな体躯。異常なまでの強さに特殊能力。

 

 我々、人類の天敵と認知された幻神獣。

 

 遺跡を領土に保有する、このアティスマータ新王国を含んだ他大国は、遺跡の周辺に砦や城塞都市を幾重にも配置し、自国を守る為、幻神獣への警戒を怠らない。

 

 出現した幻神獣の殆どは、砦や関所等で対処される筈なのだが……。

 

「うん、大型の幻神獣が現れたんだ。もう第一、第二の砦が突破されているみたいで、今、『騎士団』のみんなが討伐に向かっている所だよ」

 

 ―――確か、この城塞都市には、近くに存在する遺跡に対しての防衛と監視として、砦を三つ設置していたはずだ。その二つが既に突破されたとなると不味い。

 

 だが、砦には軍の機竜使いが配備されている。

 素人などではない。遺跡から出現する化物を相手にするのだ、配属された機竜使いは相当な使い手。そう簡単に突破されるとは思えない。

 

 ……何か面倒なことが起きていなければいいが。

 

「細かい戦況を知りたい。拠点はどこだ?」

 

「『騎士団』のみんなが戦っているから、情報は士官学園に届くはずだよ」

 

 なら、行き先としても丁度が良い。そして、このまま馬車で行くより、目の前に便利な移動手段もいる。

 

「ならルクス、乗っけてくれ。士官学園に急ぐぞ」

 

「わ、わかった!」

 

 ノエルはルクスが差し出した機械の腕に乗る。

 馬車は事態が事態だ、御者のおじさんには城塞都市の各街区に設置されている避難場所をルクスから伝えて貰い、この場を離れるよう指示を出す。

 

 背面の推進装置が輝き、ルクスの駆る機竜が再び空へと飛翔する。馬車での移動などとは比べものにならない速度。一、二分もあれば到着するはずだ。

 

 ルクスと士官学園に向かう中、機竜使い同士を繋ぐ特殊な通信機構、“竜声”が届く。

 声は若くて高い。ルクスの話だと、学園の女生徒だそうだ。

 

 避難誘導に出ている生徒の内の一人。城塞都市は広い。ルクスを含め、「騎士団」ではない生徒にも協力を仰ぎ、数人の生徒が手分けをして、誘導に当たっている。

 

 他の街区での避難は完了。

 どうやらルクスの担当していたこの場所が最後になっていたようだった。ルクスは“竜声”で自分も完了したことを伝える。

 

 生徒同士での通信を受け取った後、演習場へと急いだ。

 

 

 

 †

 

 

 

 演習場に降り立ったルクスは機竜を解除すると、ノエルと共に、拠点となる第四格納庫へと走っていた。

 

 扉を開けて中に入ると、女生徒が大半を占める中、教官と思わしき大人の女性が一人。ルクスが女性の名を呼び、声を掛けると、顔をこちらへと向ける。

 

「ライグリィ教官!」

 

「ルクス・アーカディアか、街の避難はどうだ?」

 

「はい。全ての街区にて完了しました。他のみんなもすぐ戻って来ます」

 

「そうか、ご苦労だった。しかし―――」

 

 視線はルクスの後ろへ。知らない人物、ノエルへと。

 

「そいつは誰だ? この学園に関係のない者は立ち入り禁止だぞ。男なら尚更だ」

 

 威圧するよう睨む教官。手は腰に帯びる剣に添えられている。女学園であるこの士官学園に無断で男がいるのだ、反応としては仕方が無い。それに今は現状が現状だ。

 

「まぁまぁ、教官さん。はいこれ」

 

 ポケットから例の封筒を取り出し、ライグリィとルクスが呼ぶ女性に手渡す。そこに押されているのは王家の紋章が刻まれた封蝋。

 

 それを見ただけで、警戒は解かれ、添えられていた手は下りる。

 

「お前は、一体……」

 

「詳しいことは後でお願いします。今は幻神獣の対処が先です、現在での状況は?」

 

「先ほど会敵し、戦闘を開始すると竜声で通信が入ったところだ。現状ではそこまでしか分かっていない。クルルシファーが遠方から様子を見に行った。今は彼女らを信じて報告を待つしかない」

 

「そう、ですか……分かりました。何か手伝えることがありましたら教えて下さい」

 

 軽く頭を下げると、この先でも必要となるので書簡は返して貰う。

 

 待機という事で、ルクスとライグリィの下を離れると、機竜の出入り用に開け放たれた格納庫の端まで移動。

 

 ノエルは壁に背を預ける。口元に手を当て、その表情に陰りを見せると、考え込んでいた。ルクスは別の場所に歩いて行った。彼もまた、何かを探している様子。

 

「ノエル……兄さん? ノエル兄さんじゃないですかっ!?」

 

 聞いたことのある声。ノエルは顔を上げた。目の前には一人の少女。白いブラウスに深青のスカート。制服を着ている、この学園の生徒だ。

 

 ルクスに同じく、この少女にもとても見覚えがある。

 

 肩に掛かる銀色の髪、銀の瞳。小柄な背に控えめな体つき。ルクスと同じ特徴、皇族の一族に表れる特有の色。

 

「ん? おお久しぶり、アイリ。避難していなくて大丈夫なのか?」

 

「私は平気です。避難するよりも、兄さんを監視していないといけませんから」

 

 アイリ・アーカディア。ルクスのことを兄さんと呼ぶ。容姿からも分かるように、この二人は実の兄妹。旧帝国皇族の生き残りだ。

 

 ノエルのことも兄さんとつけて呼ぶが、それには理由がある。それは後々。

 

「それよりも、五年もどこで何をしていたんですか!? 連絡も“あれ”が最後でしたし……凄く、心配していたんですからね? “あの”手紙で無事なことは分かっていましたけど」

 

「ああ、ルクスには王都で何回か顔を合わせたけど、アイリには会っていなかったな。ごめんな、心配かけて」

 

「訳があったのはちゃんと理解しています。でも、手紙の一つでも欲しかったです。……私たちは“家族”なんですから―――」

 

 五年前、寂しさを思い返したのか、アイリは俯いてしまう。

 

 その姿は過去の少女を見ているようだった。“革命”の為、アイリを家に残して行くしかなかった頃と。

 

 そっと、少女の頭に手を乗せる。

 優しく撫で下ろし、銀の髪を軽く梳く。

 

「……アイリ、もう俺は何処にもいかない。簡単には許して貰えるとは思ってないさ、五年も待たせちまったからな。―――だけど、また兄として側にいさせて欲しい」

 

 梳いた後のノエルの手に、アイリは自分の手を重ねる。それは少女からの答え。口元は綻び、目を細めている。ノエルも笑みを浮かべた。それぞれの安心から。

 

「クルルシファーとかいう子が報告に帰って来るまで、一緒にいるか。積もる話もあることだし、学園での生活とか聞かせてよ」

 

「……良いですよ。私もノエル兄さんに聞きたいことや言いたいことが沢山を通り越して、切りが無い程にありますからね」

 

 あれ、選択を間違えたかな?

 アイリの笑顔が変わった。

 怖い、目が笑っていないぞ……。

 

 ノエルの予感は間違いではない。これからアイリのお説教にも似た小言の荒しが待っているのは目に見えていた。

 

 ノエルは徐々に後退り、踵を返す。背後から足音が追って来る。振り返ってはならない。このままルクスの下まで逃げよう。そして、任せよう。

 

 

 

 †

 

 

 

 城塞都市まで、大きな地鳴りが、響き、揺れる。

 

 少女は義兄の袖を握り、縋る。

 

 義兄は少女の頭を撫で、微笑む。

 

 まだ続いているようだ。

 

 

 

 †

 

 

 

 格納庫まで、大きな振動が伝わって来る。

 

 少女は幼馴染みと歩き、ふと、空を見上げる。

 

 少年は幼馴染みの後ろ、釣られて、見上げる。

 

 まだ終わらないようだ。

 

 

 

 †

 

 

 

 ピィィィィ―――……。

 

 笛の音が聞こえた。

 

 遠くから、小さい音だったけど。

 

 何故か、体が引っ張られるような感覚がする。

 

 呼んでいる? 呼ばれている?

 

「フィーちゃん、どうかした?」

 

 自分の前で立ち止まったフィルフィにルクスが声を掛ける。

 

「……ううん、何でもないよ、ルーちゃん」

 

 そう、ぽつりと呟きながらも、フィルフィは空を見つめ続けていた。

 

 見つめた、笛の音が聞こえた空を。

 

 見つめた、少女たちが戦っている空を。

 

 

 “何か”が蠢いている。

 

 

 

 †

 

 

 

 ピィィィィ―――……。

 

 笛の音が聞こえる。

 

 遠い所から、耳障りな音だったけど。

 

 何故か、懐かしいような感覚がした。

 

 知っている? 覚えている?

 

「っ……!? どうかしました、ノエル兄さん?」

 

 前を歩いていたノエルが立ち止まる。

 

 後ろで小言を言いながら付いて歩くアイリはそれに気が付かず、ノエルの背中に顔が当たる。額を手で摩っていた。

 

「……いや、何でもない。多分、気のせいだと思うから」

 

 そう、ぽつりと呟きながら、ノエルは石で造られた床に視線を落としていた。

 

 まるで“何か”から目を背けるように。

 

 まるで“記憶”から目を背けるように。

 

 

 “何か”が騒ぎ出している。

 

 

 

 †

 

 

 

 風を切り裂く音。何かが高速で接近している。

 

 待機警戒中の女生徒が《ドレイク》により展開するレーダーに映った反応は機竜のものだった。

 

 だが、汎用機竜のものではない、これほどの速度を出せるのは神装機竜のみ。それも一握りの高機動型。適正が高い機竜使いしか扱えない代物。

 

「帰って来たみたいだね、クルルシファーさん」

 

 ルクスの視線を辿り、外を見る。高速で接近してくる機竜。随分と急いでいる様子だった。白銀の機竜が格納庫に滑り込んで来る。

 

 あの子がルクスの言っていたクルルシファーという少女らしい。青い髪をなびかせる美少女。神装機竜を使用している限りでは、相当な腕前を持っていることになる。

 

「戦況はどうだ、クルルシファー」

 

「ええ、私が遠距離で視認し、ノクトさんから竜声を介して、把握した現在の状況は―――」

 

 その後、クルルシファーの口から告げられた事実に、待機していたメンバーは言葉を失う。それは余りにも絶望的な知らせだった―――。

 




アイリとの会話が短くて違和感がある。えっ? 全体的に違和感があるって? そりゃ、語彙力の問題さ(泣

次回、ノエルの神装機竜登場。
※前作のフェンリルではありません。

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