紫龍の末妹と笑顔の伝説の戦士   作:天龍神

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久しぶりに投稿しました


七色ヶ丘町の漫才大会

七色ヶ丘町の商店街で一般参加が出来る漫才大会が行われると言うので龍音達は人目につかないように地上に降りたので神姫化を解除して普段の私服姿に戻ったのであった。

 

「観客席って無料なんだ」

 

「そう言えば、あかねがFUZIWARAのファンとか言ってなかったか?」

 

「確か、大阪に居た時に見たらしいね」

 

黒紫に白いストライプス柄のパーカワンピにデニムの短パンに黒光りしている長い髪をポニーテールに結い白い十字キーの髪留めを結っている部分につけている姿の龍音は天龍達と一緒に漫才大会の会場に設けられている観客席に辿り着いて空いている場所に座ったのであった。

 

束の間の安堵からなのか龍音達は周囲の警戒をしながら以前にあかねがとある漫才師の事を話していたことを思い出していたのであった。

 

大阪出身者が身近にいる所為か上方のお笑いなどの知識はある程度持っているので龍音達も今から行われる漫才大会を楽しみにしていたのであった。

 

「龍音ちゃんに、天龍ちゃんじゃないか」

 

「みんなでみゆき達の応援なの?」

 

「あ、はい」

 

「みゆき達も喜ぶよ‼」

 

龍音達が観客席で座って漫才大会が始まるのを待っているとそこに星空みゆきの両親の星空夫妻がやってきたのである。

 

二人ともまさか龍音達が来ているとは思ってなかったらしく久しぶりの再会に驚いていたのであった。

 

突然の出来事にはもう慣れているつもりではいたが龍音達も驚くしかなったのであった。

 

「まさか、龍音ちゃん達が来てるなんてな」

 

「昔を思い出すわね」

 

「あの頃は龍音ちゃん達と出会った頃はみゆきは人見知りが酷かったっけ」

 

「そうだったわね(^_-)-☆」

 

≪完全に二人だけの世界へ行ってるね(゜.゜)≫

 

余程娘の親友たちとの再会に興奮してしまったらしく星空夫妻は自分達の世界へ行ってしまったので置いてけぼりを喰らった龍音達はしばらくほっとくことにしたのであった。

 

一方で

 

「みゆき達は漫才をするのか」

 

「クマちゃん漫才って?」

 

「ボケとツッコミの担当の二人以上のチームを組んでお客さんを笑わせるのが漫才や‼」

 

「簡単に説明するとそう言うこと‼」

 

「この前の戦いの際に言った街にポスターが張られてたんだよ‼」

 

デンライナー内では野上良太郎達が七色ヶ丘町での漫才について話していた。

 

漫才についてリュウタロスはキンタロスに説明を受けていたのであった。

 

 

どうやらモモタロス達も漫才に興味があるらしく良太郎とハナは呆れていたのであった。

 

この漫才大会で騒動が起きるとは思ってなかったのだから

 


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