理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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皆様どうもこんにちは、怠惰のクソ悪魔です。
こちらは「理の神様は何を見る」の本編の前章となっております。そのためオリジナルとなっており本編の東方の既存キャラ達は出てはきませんのでご了承をお願いします。またこちらを読まれる場合は先に本編の第1章を読んでからお読みする事をお勧めいたします。
そしてグロい描写がなりにありますがご了承をお願いします。
それでは第零章をどうぞ。



第零章 創世の真実
第1話 1人の少女


まだこれは1つの惑星があった時まだこれは全能なる神がいた頃のお話。壁に覆われた場所に1人少女がいた。その少女は紅く変色していた空を見上げていた。

 

少女「真っ赤なお空……」

 

と、述べると後ろの方で少女を呼ぶ女性の声が聞こえた。

 

? 「オルビス♪」

 

そう呼ばれた後ろを振り向きその女性ににこやかな笑顔で、

 

オル「ウリエル様~♪」

 

オルビスと言われたアルビノの少女はウリエルまで走っていき胸に飛び込んだ。

 

ウリ「さぁもうじき夜が来ますよ中に入りましょ

   う♪」

 

オル「うん♪」

 

そう言いウリエルの手を握って室内へと入っていった。ここは5つの大陸の内の1つソルと呼ばれる場所ヴィントゥス、マレ、イグニス、ルクスと呼ばれる大陸が存在しそれぞれその大陸には4人の天使と唯一神がついていた。ソルにはウリエル、ウェントゥスにはガブリエル、マレにはラファエル、イグニスにはミカエル、そしてルクスにはこの世界の唯一神の全能神それらによって世界は均等となっていた。ではそろそろよた話は止めてオルビスの視点に変えよう。

 

オル「壁の外の世界…見てみたいな……」

 

オルビスは壁の外の世界に憧れを抱いていた。昔ウリエルに頼んで外の世界に行きたいと言っても聞き入れてはくれなかった。故にそれは更なる興味を沸き出す材料へとなってしまっていた。

 

オル「………壁の外の世界に出てみよう♪折角あそ

   こまで掘ったんだもん♪」

 

オルビスは外の世界への憧れが強かったため自分で地面を少しずつ少しずつ掘っていき外へと出ることが出来そうな穴を作ったのだ。そのため計画を明日には実行しようと考えたか、

 

オル「早く明日に…うぅ~んトイレ行きたいな……」

 

突然の尿意にオルビスはベッドから起き上がり部屋を出て外へと出てトイレへと向かう。そして尿意を解決させオルビスはトイレから出ると、明かりが漏れる部屋に目をやると扉が少しだけ開いておりそこから声が微かに聞こえてくる。

 

オル(何の話だろ?)

 

オルビスは僅かな扉の隙間から覗き見る。オルビスから見ると知っている天使のウリエルそして他に3人ウリエルと同じように翼を生やした女性たちがいた。その女性達とウリエルは深刻な顔をしつつ話をしていた。オルビスはそこに聞き耳をたてたが微かにしか聞こえなかった。

 

ウリ「…………罪達はど………か分か……?」

 

女1「さぁ分………ね……た…ソルに来てる………事は

   ……かと……」

 

女2「………に彼奴……災…だよ……」

 

女3「私……て都市……沈……られ…のよ?」

 

と、何を言っているのか分からなかった。だがオルビスはこれ以上するとウリエルに怒られると感じてそこから去っていった。そうして翌日、

 

ウリ「オルビス今日もお外で遊ぶの?」

 

オル「うん♪ウリエル様心配しなくても大丈夫

   だよ♪」

 

ウリ「そう何かあったらすぐに来なさい♪」

 

オル「うんそれじゃ遊んでくるね♪」

 

そう言いオルビスは外へと出ていった。

 

ウリ「……早く奴等を…7つの大罪達を見つけなく

   ては……」

 

ウリエルはそう呟くと後ろを振り返り奥へと歩いていった。

そしてオルビスは何ヵ月もの歳月で堀り続けた地面を通ってようやく壁の外へと出た。

 

オル「ここが壁の外の世界……」

 

目の前には町が映り大きな大聖堂や家々が立ち並んでいた。

 

オル「レッツゴー♪」

 

オルビスは希望に胸を膨らませて街へと向かっていった。オルビスは街の入り口を通って最初に思ったことそれは、

 

オル「人がいない?」

 

辺りには人はいないし天使もいない。街というだけあって街特有の活気や元気な声も聞こえない。しかも辺りの家の壁はボロボロとなっていて修繕すらされていない。本で読んだ街とは大違いだった。

 

オル「寂しい……」

 

オルビスは無我無心で更に歩みを進めて街へと入っていく。そして入る前から気になっていた大きな建物の大聖堂へと歩みを進めて扉の前までやって来ると、

 

オル「声が聞こえる……」

 

オルビスは扉を開けずに裏へと回って障害物を土台にして昇り窓から中を覗くとそこには痩せこけた人が沢山いたが何故か全員黒ずくめの宗教的な服を着ていてその中でも一番前の人物だけが赤い宗教服を着ていた。

 

オル「何してんだろ?」

 

オルビスはそこをじっと見ていると突然赤い宗教服を着ていた人物は膝まづき祈りを捧げる。それに続いて黒い宗教服の人物達も膝まづき祈りを捧げた。

 

オル「…………こんな事して意味あるのかな?」

 

と、言っている時だったオルビスの後ろの方で、

 

少年「おいおいガキがこんな所にいるぜ!」

 

少年「本当だしかも何でこいつそんな綺麗な服を

   着てんだ?」

 

オルビスの回りには結構なぐらいに痩せている少年達が取り囲んでいた。その光景はまるで野犬に囲まれたような状態になった。

 

オル「なっ何よ貴方達!」

 

少年「こいつの服剥ぎ取っちゃおうぜ!」

 

少年「賛成~♪」

 

そう言うと少年達は餓えた獣のような目付きでオルビスへと近づいていく。

 

オル「ちょっ近づかないで!!」

 

少年「やなこった!」

 

そう言いながら少年達はオルビスの服を掴み引っ張る。

 

オル「止めてったら!!」

 

そう言った時だった。少年達のいる更に奥から何かの音が聞こえ始めた。

 

ジャラジャラ……ジャラジャラ……ジャラジャラ……

 

オルビスはともかくとして少年達も後ろを振り向くとそこには1人の男性がいた。その男性の目立つことと言えば服はこの辺だと見たことのない服を着ているがそれよりも目立つのは背中に背負っている大鎌だ。先程の音は大鎌にまとわりついている鎖が地面に擦れる音だったようだ。すると男性はその死んだ魚のような目付きで、

 

男性「邪魔だ失せろクソガキ共が………」

 

それは一瞬だったがオルビスの体を一瞬で冷やし冷や汗を流させた。それは目の前にいる少年達も同じことだった。少年達はオルビスの服を放してそそくさと逃げていった。

 

男性「……おいガキ……てめぇも失せろと言った筈だ

   が?」

 

オル「ガキじゃない!私にはオルビスっていう名前

   があるの!!」

 

と、言うと男性は死んだ魚のような目付きで睨んでくる。

 

男性「けっガキがしゃしゃるなイラつくから朝の寝

   起きがキツくてイライラしているのによ………

   殺るぞ?」

 

その言葉と共にオルビスは冷や汗が流れてくる。初めて感じる恐怖そのものだ。だがこの男は誤った。何故ならオルビスは精神的に凄く強い子だったためだ故に彼女は男性の言葉にくってかかった。

 

オル「言うわよ!言いたい意見はしっかりと言うの

   が私の心情よ!それに貴方の言っている事は

   ただの八つ当たりよ!!」

 

男性は死んだ魚のような目付きで睨むが軽く舌打ちをして、

 

男性「ちっクソガキが……興が削いじまった…運が良

   いなおいクソガキ」  

 

オル「何よ?」

 

男性「さっさと帰れここはお前の居て良い所じゃな

   いこれは忠告だ後せめて通るなら表通りを歩

   け………」

 

そう言うと男性は後ろを振り向いて元いた場所へと帰ろうとするが、

 

ガシッ!

 

オルビスは即座に土台からおりて男性の服にしがみついた。

 

男性「まだ何か用があるのか?」

 

オル「……迷子…」

 

男性「はっ?」

 

オル「だから私…迷子………何処から来たのか分から

   なくなっちゃって」

 

オルビスは無我夢中で歩いてきたため帰路が分からなくなっていた。それを聞いた男性は黙ってそれを聞いていたが、

 

男性「誰かに聞け俺は用が終わったばかりだから

   帰って寝る……」

 

そう言い歩こうとするが体の軸を斜めにして動きを止めようとする。男性はずるずると引きずられ歩くのが遅くなる。そうして数分すると男性は立ち止まって、

 

男性「あぁ~!分かった!!お前は何処のゲートか

   ら来たんだ!ゲートまでなら送ってやるから

   いい加減離せガキが!」

 

オル「やった~♪」

 

男性「だからまず何処のゲートから来たかっての

   を教えろ……」

 

オル「えぇとねゲートから白い壁が見えるゲートだ

   よ?」

 

それを聞いた男性は少し考えると、

 

男性「そういうことなら彼処か…行くぞ……」

 

オル「あぁ~待ってよ!!」

 

男性はすたすたと歩いていくのをオルビスはそれに着いていった。しばらく共に歩いていくとオルビスは男性について知りたくなったので聞くことにした。

 

オル「ねぇお兄ちゃん私はオルビスって言うんだ♪

   ねぇ名前は?」

 

と、聞くと男性は若干不機嫌なのかぶっきらぼうに、

 

男性「名乗る名はない…黙ってろクソガキ……」

 

オル「……うぅ~んならさここって良い街?」

 

オルビスはこの街について聞くと男性はやれやれといった感じにその質問に答えた。

 

男性「はぁお前から見てここが良い街なんかに見え

   るか?」

 

オル「えっ?」

 

男性「ここは吐き溜まり達が集うような街だここの

   大人はカス………しまいにはお前を襲ったガキ

   共あいつらはよただ単に食べ物に餓えている

   せいであそこまで性格がギスギスしてるとき

   た………」

 

オル「食べ物がないの?」

 

男性「あぁそうだ全部、神の供物神の供物って奉納

   してんだ………聞いてるだけで吐き気がしてく

   る………」

 

オル「それってつまり自分達の食べ物を皆捧げてい

   るの?」

 

男性「あぁそうだ……‥結果貧困は極まり今ではそこ

   いらのガキ共は金品やら少ない食べ物やらを

   奪うそれを俺らが見ると醜くてヘドが出る」

 

オルビスは辺りを見渡すとボロボロの服いや服とも呼べないような物を着てなおかつ辺りの子供達はオルビスと前を歩く男性を睨んでいた。

 

オル「ねぇ大人の人は………子供なら大人がいるよね

   ………?」

 

男性「お前はまだ分からねぇのか?大人がこんなん

   だからこうやってガキ共が盗みやらやってい

   るんだろ………ここの大人達は全員は下らない

   信仰に夢中になって子育てを放棄し故にあい

   つらガキ共には道徳心何てものも教えて貰っ

   てすらないんだよ………いい加減覚えろ」

 

オル「…………………………」

 

オルビスはそれを聞いて黙って下をうつ向きながら男性に着いていった。そして、

 

男性「ほらあそこだろ?」

 

男性は指差した方向には間違いなくオルビスの家というよりか城が見える街の入り口だった。

 

オル「ありがとう…ここまで送ってくれて……」

 

男性「ちっ…さっさと帰れ……ここはお前には汚な

   過ぎるからよ………」

 

男性は元来た道を伝って帰っていった。オルビスはそれを見送ると走って元来た道を戻り家へと直行した。

 

少女移動中……

 

オルビスは掘った穴を潜って庭に戻りそこから家へと入る。

 

オル「ただいま………」

 

ウリ「お帰りなさいオルビス♪さぁご飯が出来てる

   わよ♪」

 

オル「ウリエル様……」

 

ウリ「どうかした?」

 

ウリエルは自分の顔を見る。しかしこの事を内緒にしなくてはいけないと思った。

 

オル「うぅん♪何でもない♪」

 

ウリ「そう‥‥なら早く手洗いうがいをしてらっしゃ

   いな♪」

 

オルビスはその指示に従って手洗いうがいをしに行くのだった。その後の夕食はそんなに食べなかったのはいうまでもないだろう。そしてオルビスは部屋へと戻ると……

 

オル「…世界って何なんだろう……」

 

そう呟きつつ眠りにつくのだった。そしてその夜とある一室では……

 

ウリ「カブリエル……7つの大罪達の情報は?」

 

ガブ「残念ながらあいつら隠れるのは上手いからね

   ………情報なしでもこの大陸の何処かにいる事

   は間違いないね……」

 

ミカ「ウリエル様すみません残念ながら私もそうで

   すね」

 

ラフ「ごめんなさいウリエル……」

 

ウリ「そうですか………全能神様が殺されてもう2年

   人間達には誤魔化せてはいるけどそろそろ限

   界に近いわ……」

 

ウリエルは立ち上がり暗くなった夜空を見上げて、

 

ウリ「早く例の計画へと移行させないと………」

 

ガブ「あの子はどんな感じに育ってるの?」

 

ウリ「えぇ順調よ…このまま行けばね♪」

 

白き翼を持つ4人は計画を再度確認するようだった。

 

 

To be continued……

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