もう時刻は夜へと変わる。日は落ちて辺りは暗闇となると、
紫 「ごちそうさま御師匠様」
ル 「ごちそうさまでした理久兎」
耶狛「マスターごちそうさま♪」
亜狛「ごちそうさまでしたマスター」
理 「お粗末様」
俺達5人は何とか食事を終えたところだ。そして自分はおつかいの結果が気になった。
理 「そうだ亜狛、耶狛」
亜狛「何ですか?」
耶狛「な~に?マスター?」
理 「例の件はどうだった?」
それについて2人は笑顔で答えるた。
亜狛「えぇいい場所を見つけましたよ♪」
耶狛「結構涼しそうな場所だよ♪」
理 「ほほうそれは明日俺も見てみようかな♪」
理久兎達の会話を聞いた紫とルーミアはそれが気になったのか、
紫 「御師匠様例の件とは?」
ル (・・??
理 「まぁ簡単に言うと念のための保険さ♪」
紫 「保険?」
理 「そう保険♪まぁそれも時が来れば話す
よ♪」
そう言うと紫は疑問符を出しながら、
紫 「はっはぁ~?」
少し悩みながら答えた。そして今度は耶狛が楽しそうに、
耶 「そういえばルーミアちゃんは何処に
住んでるの?」
と、ルーミアに質問するとルーミアは、
ル 「私は根なし草だから何処にも住んで
ないわ」
亜狛「へぇ~そうなんですか……」
ル 「えぇいつも食料を求めて日夜さまよって
いるのよ……」
耶狛「そうなんだ……ねぇマスター」
耶狛は理久兎に話をふる。そして耶狛に話しかけられた理久兎は、
理 「どうした耶狛?」
耶狛にどうしたのかを聞くと意外な質問が来る。
耶狛「ルーミアちゃんを個々に住まわして
もいい?」
ル 「えっ?!」
紫 「耶狛!?」
亜狛「耶狛図々しいにも程が……」
だが3人は絶対無理だろう思ってはいたがそう思っていたよりも理久兎は、
理 「別にいいよ?」
案外軽かった。それを聞いた耶狛は嬉しそうによろこぶ。
耶 「やった~」( ≧∀≦)ノ
ル ( ゜Д゜)
ルーミアは思いがけない返答に口が空いていた。そして今の発言で亜狛と紫から、
亜 「いいんですかマスター!?」
紫 「御師匠様いくらんなんでもお人好しの度が
すぎるわ!御師匠様の命を取ろうとした子
よ!」
理 「アハハ♪まぁ確かにねでももう襲う気がな
いのなら俺は構わないよそれに次襲いに来
たら確実に殺るから♪」
理久兎は笑いながらに残酷な事を言うが紫は悟ったのだ。次襲いに来るなら確実に始末するとそれを見据えた紫は、
紫 「……分かりましたわ御師匠様がそう
言うのなら……」
紫は承諾しそれについては何も言わないことにした。
亜狛「すみません妹が……」
亜狛が紫に謝っている最中に、
耶狛「ねぇルーミアちゃん一緒に住まない?」
耶狛はルーミアに聞くそしてルーミアは口を開く
ル 「…いいの本当に?」
理 「嘘偽りの言葉はないよ?」(*^_^*)
理久兎の嘘いつわりないと言う顔を見たルーミアは、
ル 「ならお世話になるわ……」
耶狛の誘いを受けることにした。
理 「そうか…じゃ~ようこそ我が家へこれから
はお客さんじゃなく居候だからしっかり家
事をしてもらうからね?」
理久兎がそう言うとルーミアは、
ル 「いいわやってやろうじゃない!」
と、張り切って声を出した。
理 「明日から家事の方はやってもらうよ亜狛
耶狛、明日ルーミアに家事の仕方を教え
てあげなさい。」
理久兎にそう言われた亜狛と耶狛は、
亜狛「わかりましたマスター」
耶狛「もっちろ~ん♪」
そう答える。そして紫は、
紫 「御師匠様もし何かあったらすぐに私を
呼んで下さいその時はすぐに駆け付け
ますわ」
理久兎を心配してか紫はそう言うと理久兎は笑顔で、
理 「ハハハ♪紫は心配性だねそうだな何か
あったら頼むよ♪」( =^ω^)
そう言いながら紫の頭に手をおいて撫でる。
紫 「おっ御師匠様!?」Σ(///□///)
この光景を見ていた他の3人は、
ル 「ねぇあの2人ってどういう関係?」
亜狛「師匠と弟子の関係ですけど……」
耶狛「私達から見ると父と娘のスキンシップ?」
ル 「ふ~んそうなんだ……」
理久兎に久々に撫でられて紫はとても嬉しかったそうだ。