理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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第108話 神使の仕事

前回もとい昨日はルーミアが居候することになったそして今現在俺は何をしているかと言うと、

 

理 「後少しでいい感じにできそうだな」

 

俺は指輪細工をしている。しかも片目はまだ包帯を巻いているから見ることが出来ない因に仕事をしろと言われそうだがそれは大丈夫だ。もう終わらせているためだ。あの頃とは違うそうニートを自宅警備員と言ったあの頃とは。

 

理 「はぁ~残りは明日かな……」

 

コキ!コキ!

 

理久兎は肩を回しながら背伸びをしていると、

 

ル 「もう勘弁して~!!」

 

ルーミアの悲鳴が聞こえてくる。

 

耶狛「ルーミアちゃんまだ他の掃除が残って

   るよ!」

 

亜狛「それに外の掃除もありますよ!」

 

それを聞いて理久兎は心の中で呟く。

 

理 (いや外の掃除は勘弁してやれよ……)

 

こう思っている理由は彼女は闇の中で生活しているような妖怪だ。今現在の時刻は正午だはっきり言ってルーミアには辛すぎると考えたからだ。

 

理 「しょうがない……外の掃除は勘弁させて

   やるか……」

 

理久兎は独り言を言って立ち上がりルーミアの悲鳴が聞こえた場所に移動する。

 

理 「お~いルーミア大丈夫か?」

 

そう言って理久兎は顔を覗かせると

 

ル 「理久兎助けて~!!」

 

ガバ!!

 

ルーミアは理久兎にしがみつく。

 

耶狛「ルーミアちゃんまだ掃除あるからね!」

 

亜狛「早くしないと予定に間に合いませんよ!」

 

そう言いながら亜狛と耶狛も出てくるそして理久兎に気づいた2人は、

 

亜狛「マスターどうしたのですか?」

 

耶狛「どうしたのマスター?」

 

2人は自分に質問をしてきた。

 

理 「あぁルーミアの悲鳴が聞こえてな………

   で、何やらせたんだ?」

 

亜狛「えっ?何時もやっていることですよ?」

 

耶狛「うん何時もと変わらない仕事だよ?」

 

ル 「嘘よ!普通こんなにやらないでしょ!」

 

因みに亜狛と耶狛が何時もしている仕事リストはというと。家の掃除(昔の大きい平安貴族の家)、玄関の掃除、外の掃除、洗濯、理久兎の秘書仕事、伝言、風呂掃除、等々だ。これをたったの2人でやっているのだ。だが掃除系統(風呂掃除以外)は1週間に3回で行っている流石に毎日はきついためだ。ついでなので理久兎の仕事リストは、役人の仕事、料理と皿洗い、紫からの報告を聞いてのアドバイス、予算の計算、服の修繕、人間の動向観察、等だ。はっきり言うと亜狛と耶狛より仕事が少ない。

 

理 「なんだ何時ものか……」

 

ル 「何時も!?あれのどこが何時もなのよ!」

 

理 「いや何時も2人はこの仕事をこなして

   いるぞ?」

 

ル 「嘘……でしょ……」

 

信じられないといった顔をルーミアはした。

 

理 「嘘じゃないよ♪あぁそれと亜狛、耶狛」

 

亜狛「何ですかマスター?」

 

耶狛「な~に?」

 

理 「ルーミアには外の掃除はさせないで

   くれよ?」

 

と、言うと案の定の答えが帰ってきた。

 

亜狛「何でですか?」

 

耶狛「何で?」

 

それは理由だ。その理由を自分は答えた。

 

理 「彼女は日光に結構弱いからだよ」

 

亜狛「そうなんですか?ならしょうがない

   ですね」

 

亜狛は渋々諦めて耶狛に、

 

亜狛「耶狛、外の掃除は俺が片付けておく

   から引き続きルーミアさんの指導を

   任せるよ」

 

耶狛「わかったよお兄ちゃん♪」

 

そう言いい亜狛は外に出ていく。するとルーミアは、

 

ル 「ありがとう理久兎……」

 

理 「いや…だってルーミア日光に弱いからな…

   せめてもだ……」

 

ル 「それだけでもおおいに感謝よ!」

 

どうやらキツイ仕事が1つ減っただけでも嬉しいようだ。もうこれには苦笑いしかできない。

 

理 「ハハ…ところで耶狛残りの仕事は?」

 

耶狛「外の掃除ができないから……残りの

   ルーミアちゃんができる仕事は…

   風呂掃除かな?」

 

理 「分かったならそれが終わったら亜狛と

   一緒に俺の部屋に来てくれ……」

 

耶狛「何で?」

 

理 「2人が見つけたその場所を一目見ようとね」

 

2人が見つけた隠れ家を見てみたくなった。どんな構造なのか等を含めてだ。

 

耶狛「なるほど!わっかりました~♪」

 

理 「んじゃ俺は戻るよ残りも頑張ってね♪」

 

耶狛「は~い♪最後の一仕事やろっか

   ルーミアちゃん?」

 

ル 「……そうね…………」

 

なおこの仕事を終えた後昼飯を食べたがルーミアは食事をした後、限界に達したのかすぐに布団にこもった。

 

 

 

 

 


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