理 「幽香?てかお前らなにやってるんだ?」
亜 「庭が……」
耶 「私達が蹴鞠した後より酷いことになってる」
理久兎は幽香がいることに若干驚くが亜狛と耶狛はこの家の庭が壊滅的なことになっているのに驚いている。それどころか家にも若干被害がとどいていて一部が崩壊している。
ル 「理久兎!そいつは侵入者よ!」
幽香「だから招待されたって言ってるでしょ!」
ル 「ちょっと理久兎、何とか言ってよ!」
そう言いルーミアが自分を問いただすとこれには自分も困る。
理 「いやマジで遊びに来てねって言ったん
だよね…それも昨日……」(´・__`・)
ル 「えっ?!」(*´・д・)
幽香「ほら見なさい……」( -∀-)
本当に昨日。遊びに来なよとは言ったがまさか昨日の今日で来るとは予想外だった。
理 「いや幽香もまさか昨日の今日で遊びに
来るとは予想外すぎだよ……」
幽香「あら?そうかしら?」
理 「いや普通そうだろ………その前にまずお前ら
家に入りなよそれで傷の手当てとどうして
こうなったのかの経緯を説明してほしい…」
幽香「いいわ」
ル 「わかったわよ……」
2人はその言葉を聞き了承をしてくれる。そして自分が事情聴衆をしている間に亜狛と耶狛には少し掃除をして貰おうと考えた。
理 「亜狛、耶狛……」
亜狛「なんですかマスター?」
耶狛「何マスター?」
理 「軽くでいいからさここの掃除しておいて
くれない?」
亜 「荒らされた庭などは?」
耶 「それと損傷(崩壊)している家の一部は?」
理 「あぁ庭の方はまぁ~俺が何とかするよ
家の方は……また美須々達に頼むか……
俺ら素人じゃ何も出来ないし」
亜 「わかりましたマスター」
耶 「わかったよ♪」
そう言い2人は……掃除用具を取りに行く
理 「やれやれ俺らは家に入るよ」
ル 「えぇ……」
幽香「わかったわ……」
そう言って理久兎達は家の中に入っていった
数分後
理 「ほら救急箱2人で仲良く使ってくれ」
幽香「大丈夫よ今は争う理由もないし」
ル 「えぇ問題ないわ」
そう言いルーミアと幽香は救急箱から包帯やら何やらを傷に巻く
理 「傷の治療中で悪いがどうしてこう
なったのかを説明してくれ」
幽香「いいわなら話すわね……」
ル 「私も話すわ……」
そう言って2人はお互いに語りだした……
これは理久兎達が竹林に下見に出掛けて約数分後向日葵の花畑では
幽香「う~ん暇ね……」
幽香は暇だったここ最近は妖怪達が侵入してきてそれを始末することばかりしていた、そのせいか久々の暇がつまらなかった
【補足】なお妖怪達が侵入してきた理由は主にルーミアから逃げて来たけど最終的に花畑を荒らした結果、幽香に始末されていました
幽香「はぁ~どうしようかしら……何か
面白いことは……」
幽香は考えに考えて
幽香「そうだ!昨日理久兎に招待してもらったし
理久兎の家に行ってみようかしら!」
この結論に至った
幽香「そうと決めたら早速行きましょう♪」
そう言って幽香は体を浮かせ空に飛び立った
少女移動中……
幽香「ここが都ね……」
幽香が都に辿り着くともう夕方だ
幽香(人間達がやっぱり多いわね……いや
今は理久兎の家を探さないと……」
そう考えて幽香は言われた場所を探すと
幽香「結界が張られているわね……てことは
ここね」
幽香は結界を見破りそしてその家の庭に降りていった
幽香「へぇ~結構広いわね……」
幽香がそう言っていると
? 「お腹減ったな……」
幽香「ん?何かしら?」
幽香が声のした方向を見ると
幽香「妖怪?」
その目の前には昨日見た従者達(亜狛&耶狛)ではなく金髪の女性の妖怪だった
? 「貴方誰?」
幽香sideout
ルーミアside
理久兎達が竹林へ下見に行って約数時間後
ル 「ファ~~よく寝た……」
ルーミアは昼寝から起床した
ル 「あれ?理久兎達の声が聞こえないわね……」
ルーミアは理久兎達の声が聞こえないのに気づく
ル 「あっそういえば理久兎が亜狛と耶狛に
下見がどうのって言ってたわね……」
ルーミアは理久兎達が言っていた会話を思い出していると
グゥ~~~~~~!!
ルーミアから腹の音が聞こえだす
ル (う~ん何か食べれる物はないか厨房を
見てみよう)
そう考えてルーミアは布団から出て厨房に向かうそしてルーミアが厨房に着くと
ル 「う~んあれ?おかしいな……理久兎の
ことだから食材があるはずなのに……」
ルーミアは厨房をガサ入れしているその姿はまるで親に黙ってこっそりと、おやつを探す子供のようだ
ル 「あれ~何で見つからないんだ?」
ルーミアが厨房を探しても見つからない理由は簡単だ昔は食材を保管するすべが少なくすぐに腐ってしまうのだ、だから
昔の人達は食材を買ったらすぐに食べるが主流だ、だが読者様はわかるかもしれないが、理久兎には奥様必見のアイテム断罪神書がある基本はその中に食材をいれているため厨房には食材がないのだ
ル 「はぁ~しょうがない部屋に戻ろう……」
ルーミアは食べ物が無くてガッカリしながら自分の部屋に戻っていく
ル 「お腹減ったな……」
ルーミアが縁側を歩いていると
幽香「妖怪?」
と声をかけられその方を向くと
ル 「貴方誰?」
ここまでがルーミアのあらすじだそして2人が出会ってしまってからの会話に移る
ル 「貴女もしかして侵入者?」
幽香「いえ違うわ私は理久兎に招待されて
ここに来たのだけど?」
ル 「怪しいわね……人間ならまだしも貴女も
妖怪よね?」
幽香「えぇそう言う貴女こそね……」
ル 「そして貴女からは随分と血生臭い臭いが
まとわりついてるわね……何人の人や
妖怪を殺したの?」
幽香「フフ♪無粋なことを言うのねそう言う
貴女こそ食べた妖怪の数は数えている
のかしら?」
2人は顔はポーカーフェイスを装っているが内心は
幽香(恐らくあれは随分の手練れね……)
ル (あの妖怪、見たた感じ化け物の部類ね)
そしてついに2人は……
ル 「やっぱり貴女を野放しには出来ないわ」
そう言ってルーミアは手に闇を宿すかと思うとそこから黒い剣を精製し構える
幽香「なら貴女を倒して理久兎を待たせて
もらうわ♪」
幽香もそう言いお気に入りの傘を構えそして
ガキン!!!
御互いがぶつかり合った結果的にそれが続きに続き家の一部が損傷もとい崩壊そして庭が荒れ放題の結果になったのは言うまでもないだろう……
理 「でっ今の状態になったと……」
幽香「そうね話すことは話したわ……」
(理久兎もこれには絶対怒るわね……)
ル 「理久兎まさか怒ってる?」
(やっちゃったな……)
ルーミアと幽香は正直やり過ぎたと心から思っているだから怒られてしょうがないと思っていたのだが……
理 「いや怒ってはいないよ……」
ル 「えっ!?だって庭とか家が……」
幽香「普通はこれには怒って2度と顔を
見たくない!とか言うと思ったの
だけど?」
理 「いや今回は俺の落ち度と不運と不運が
偶然重なっておきたことだ、だから
俺は怒りはしないよ……てか今は
それよりさ……」
幽香「んっ?」
ル 「それより何よ?」
理 「どうやってこの惨状を人間達から
隠ぺいするかで頭を悩ませてる……」
理久兎がそう言うと
幽香「……フフアハハ!!」
ル 「フフハハハ!!」
突然2人は笑いだした
理 「どうしたお前ら?」
幽香「いえやっぱり貴方面白いわ♪」
ル 「本当ね!」
理 「そうか?」
幽香「えぇとってもね後、庭の修復の件だけど
私も協力するわ♪」
理 「えっ?」
幽香「フフ♪これの原因は私にもあるのだし
しっかり修復の手伝いはするわ♪」
ル 「私も協力するわよ、理久兎こうなった
のも私も入るんだしやらせてもらうわ」
理 「つってもルーミアお前昼大丈夫か?」
ル 「そんなの我慢するわ!」
幽香「貴女意外にすることはするのね」
ル 「えぇそれは一応居候だしね……」
幽香「そう……」
理 「そうか……なぁ幽香」
幽香「何かしら?」
理 「もう日も遅いし今日は泊まっていきな」
幽香「あらいいのかしら?」
理 「あぁ部屋とか布団とかクソみたいに
あるしな…後、飯だけど簡単なもので
今日は許してくれよ……もう作る気力
が無くてな……」
(主にこの惨状のせいで……)
幽香「えぇ構わないわ……」
ル 「私も良いわよ」
理 「そう言ってくれると助かるよ……なら
俺は飯を作ってくるな……」
そう言って理久兎は厨房に向かった
ル 「ねぇ……」
幽香「何?」
ル 「さっきは悪かったわね……」
幽香「いいのよ私も悪かったわ……」
ル 「そういえば自己紹介してなかったわね
私はルーミアよ……」
幽香「ご丁寧にどうも私は風見幽香よろしくね」
ル 「えぇよろしく……」
こうして2人は仲直りしたのであった……そして亜狛と耶狛が仕事を終わらせる頃には晩飯(ご飯と味噌汁と鮭の塩焼き)も出来上がりそれを皆で食べて今日は寝たそうだ……