イザナギとイザナミの願いを叶えて約100年位たったかな?今現在進行形で理久兎は伊邪那岐と伊邪那美を見ていてあることを考えていた。
理 「う~ん(´-ω-`)…………」
イギ「どうしたんですか兄上?
イミ「浮かない…顔して……
理 「いやな~色々あって聞けなかったことが
いくつかあってな……」
イギ「どういう事なんですか?」
イミ「何を?」
と、聞いてくると丁度良いところに千がやって来た。
千 「なに話しておるのじゃ?」
理 「あっちょうどいいところに」
千 「なんじゃ?理久兎よ?」
理 「実は、聞きたいことがあってな」
千 「ほう、して何を聞きたい?」
理 「今さら聞きそれたんだか、俺自身について…
かな?」
そう疑問に思っていたのだ。自分自身の事に。時が経つにつれて伊邪那岐と伊邪那美はみるみると成長しているのに対して自分は何にも成長していないことに。
千 「そちは…気づいておったのか…『寿命』が
あることに」
理 「やっぱりか……」
イギ 「えっ?!」
イミ 「……!?」
千 「いつから気づいておったのじゃ?」
理 「何となくいや前によ母上とかそんな事を言
ってただろ、その時何であんなにもせかし
ていたのかってな」
その時の事を言うと千は驚いた表情になり、
千 「!!そうかそこから分かった…ならばワシ
も言おうそちの秘密を理久兎よそちは簡単
に言うと伊邪那岐と伊邪那美の試作品みた
いなもんじゃ……」
理 「試作品ね……」
千 「力や身体能力等はイザナギやイザナミを
はるかに越えワシとほぼ同等じゃが伊邪
那岐と伊邪那美とは違い『完全な不老不
死』ではない……そして伊邪那岐と伊邪那
美はその分、力を押さえることで『完全
な不老不死』にすることができたのじゃ」
イギ「そんな……兄上が何で……」
イミ「ウソ……なんだよね……ぐすウェ~ン」
千 「いや、ウソではない残念ながらな」
理 「そうか……」
だが寿命があるなら後、何年生きれるのかが疑問に思った。
理 「なら後、俺は後何年生きられる?」
千 「後この調子だともって約500年」
意外に短い。すると伊邪那岐と伊邪那美は泣きながら、
イギ「ウソだといってください母上!!」
イミ「嫌だ…嫌だよ…お別れ…したくないよ」
と、言うが自分自身もすぐに死ぬとか勘弁してほしい。
理 「………………………………」
千 「…………おんしら何か勘違いしてないか?」
3人「は?」(・_・?)??
千 「確かに寿命はあるし死ぬがまた蘇えるぞ?」
訳の分からない事を言い出してきた。
理 「どういうことだ?」
千 「言ったであろう『
理 「いやだから生きられな……!!!」
この時に自分は気づいた。おふくろの言うその言葉の意味
をようやく理解した。
千 「そうじゃそういうことじゃ理久兎よ」
イギ「そう言うことですか…母上」
どうやら伊邪那岐も気づいたようだ。
イミ「えっえっ…どういうこと?」
イギ「つまりなイザナミ、兄上は」
理 「
千 「その通り!!」
イミ「分かりやすく…説明して」
イギ「つまりなぁイザナミ僕逹はほぼ永久的に活動
できるけど兄上はその寿命の分生きたら1度
死んで生命エネルギーを蓄えて、また蘇えれ
るんだよそしてそれを繰り返す…そう言う事
ですよね…母上?」
千 「良く説明できたな伊邪那岐よまさにその
通りじゃ!!」
つまり心配して損したということだ。
理 「で、死んで約何年位したら蘇えるだ?」
千 「それは、ワシでもわからぬじゃがそんなに
長くはないはずじゃ」
理 「そうか……力があればそれ相応の犠牲が
あるか……」
と、手をグーパーして言うと千は申し訳なさそうに、
千 「すまなかった、ワシのワガママでそちを
そんな体にしてしまって」
理 「いや気にするなよおふくろ」
別に気にしなくても良い。それに、
理 「俺を創ったからイザナギやイザナミが元気
でいられるんだから♪」
イギ「兄上……」
イミ「兄様……」
自分の弟と妹がそんな体にならなくて良かったと思えたからだ。
理 「それができただけでもよかったよそれと」
千 ?(・_・?)
理 「そんな俺を自分の子供として見てくれて
俺は逆に感謝していんるんだ……」
千 「理久兎…………」
理 「だからありがとうな母さん」
千 「っ!?こちらこそありがとう理久兎……」
イギ「兄様ー!!母上!!」
イミ「お母様…お兄様……ウワ~ン!」
ガシッ
理 「ちょっ!くっ!くっつくなって!!」
千 「フフフフアハハハハハハ」
理 「やれやれ…ハハハ………」
神達はこうしてまた絆を深めるのだったがそこから3日後の事。
理 「少しいいか3人に相談したい事があるん
だが………」
千 「なんじゃ?理久兎よ」
イギ「兄上?」
イミ「…………?」
3人から見ても理久兎の表情は、真剣でまっすぐな目をしていた。
理 「俺は、色々なところを見て回りたい!!」
千 「…つまり冒険に出たいと?」
理 「あぁそうなるな」
千 「行ってくるがよい」
理 !!!!!!
即答で答えてきた。嬉しいから良いのだが
イギ「僕も応援しています兄上は大丈夫だと」
イミ「うん♪兄様なら大丈夫♪」
理 「ありがとう…………」
千 「してどこに旅立つのじゃ?」
理 「それは決まってるさ」
理久兎はもう旅立つ場所である1つの星を指差しこう告げた
そう、その星こそ自分達4人で創りあげた飾り、いや星、違うな、惑星と言った方がいいのかもしれない
理 「あの美しき『地球』さ♪」