晴明の来襲から一夜明けた今日、理久兎は亜狛と耶狛とであることを話していた。なおルーミアは現在お昼寝中だ。
理 「と言うことだ2人共頼めるか?」
2人にあるおつかいを頼む、すると亜狛と耶狛がその話に疑問をしょうじたのかそれついて聞いてくる。
亜狛「でもマスター何故そのようなことを?」
耶狛「うん…だってあれって最終的に……」
理 「確かにな…‥だけど人間というのは強欲だ
恐らくあれを捨てずに飲もうとする輩が
いる筈だその対策としてだ」
亜狛「……分かりましたやらせていただきます」
耶狛「わかったよマスター」
それを聞いた亜狛と耶狛は納得した。
理 「後これを持っていけ」
そう言った理久兎は断罪神書から3つの壺を取り出す。
亜 「それは何ですか?」
耶狛 (・_・?)?
理 「運搬している兵士達が眠ったらこれと例の
物をすり替えろ」
耶狛「ちなみにマスターその中身って……」
耶狛は理久兎に壺の中身を聞くとそれについて答える。
理 「この壺の中身は水銀だ……」
それを聞いた亜狛は驚き耶狛はよく分かっていない顔をした。
亜狛「まっマスター何でそんな危ない物を
持っているんですか!?」
理 「あぁ……それは昔実験とかで使ったんだが
無闇に捨てられなくてな……」
因みに下手に捨てると今の現代では現実的に昔に起きた水俣病のような害悪があるため理久兎も捨てられなかったが火山に持っていて捨ててくれるならと思いついでだから用意したのだ。すると耶狛は、
耶狛「お兄ちゃん水銀って何」(´・ω・`)??
どうやら耶狛は知らないようなので亜狛はお
亜狛「水銀ってのはいわゆる卑金属の類で……
てっ大丈夫か耶狛!?」
耶狛 (゜ρ゜)
耶狛はよくわからないのか顔が思考停止中ですと言った顔だそれを見た理久兎は、
理 「まぁ簡単に言うと生物がそれを体に取り
込んだり直に触ったりすると害悪下手す
ると死ぬ毒だと思ってくれ……」
簡単に圧縮して理久兎が耶狛に説明するそして亜狛は申し訳なさそうに、
亜狛「すみません妹が……」(´TωT`)
理 「気にするな亜狛……」
そう理久兎と亜狛が言っていると耶狛は今の説明で納得したようだ。
耶狛「成る程!つまり飲んだり直に触ったり
したらダメってことでいいんだよね!」
どうやら理解?したみたいだ………
理 「そうそう、だから絶対に飲んだり直に触る
なよ?」
理久兎がもう一度念のためにと耶狛に言うと、
耶 「もちろん死にたくないもん!」
と、返事をした。
理 「おっとそうだ話を戻すよそれで3つあるから
3つとも回収してくれよ……」
亜狛「でも水銀入りの壺と入れ換えるって……」
耶狛「意味はあるの?」
2人にそう言われた理久兎はそれについても説明をする
理 「簡単に分けると2つの理由がある」
そう言って理久兎はその理由を説明しだした
理 「1つ目の理由はその薬に手を出した愚か
者に罰を与えるためだ」
それを聞いた亜狛と耶狛の心の中では、
亜狛(鬼だな……罰どころか拷問を越えて処刑
だよ……)
耶 (マスターがキ
と、理久兎のことをそう思っていた。思っている通りで鬼畜生だ。
理 「2つ目は断罪神書の整理だ」
それを聞いた亜狛と耶狛は、
亜狛「えっ…1つ目の理由は鬼のような理由
なのに2つ目は何でそんな呆気ないん
ですか!?」
耶狛「本当にね……」
理 「それはどういう意味だ?まぁ良いやここ
だけの話、断罪神書のページ数はざっと
500ページぐらいあるんだけど……」
亜狛「ど………?」
理 「そのうち約200ページは魔法を保存する
所なんだよ……」
耶狛「えっ……でもそれだとまだ残りの300
ページがあるよね?」
確かにそうだ。そうなのだが頭を掻きながら、
理 「それがな………そろそろ収納量が300
ページ分行きそうでもう要領オーバー
すれすれ何だよな……」
亜狛「えっ!?もういきそうなんですか……」
耶狛「早いねマスター……」
因みに理久兎の断罪神書の中に入っている物の割合は収集品約30%食材約40%その他(武器や調理道具など)約20%白紙のページ約10%の割合となっているそして理久兎はまた話がそれたことに気がつく。
理 「おっとまた話がそれたな………では2人に
指令を下す蓬莱の薬を盗んできなさい!」
亜狛「わかりました」
耶狛「了解だよ!」
そう言って亜狛と耶狛はすり換え用の壺(水銀入り)を持って外に出て行くのだったそしてそれを見ていた理久兎はあることに気がつく。
理 「あっ!醤油がそろそろきれそうだったんだ
2人共いないしな……しょうがない俺が行く
しかないか……」
そう言いながら身支度を整え家の敷地の外に出ると見知らぬ男が立っていた。そしてその男は自分が門から出たことに気がつくと近づいて来る。
? 「貴方は八弦理桜様…であっていますね?」
その男はどうやら自分に用があってきたみたいだそしてその問いに答える。
理 「えぇ合っているますがその前にまず貴方の
名前を聞かせてくれるかい?」
そう言うと男は失礼と思った顔で自身の名を答える。
? 「失礼…私、陰陽師の蘆屋道満と言う者」
と、その男はそう答えるのだった。