理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

146 / 553
第139話 紫の友達

お土産の準備を終え理久兎と紫は伊恵の玄関前に立っていた。

 

理 「よ~し行こうか!」

 

紫の友達へのお土産を持ちながら紫に言う。

 

紫 「御師匠様……そのお土産の中身は……」

 

紫は自分が持っているお土産の中身を聞いてくる。その質問に答える。

 

理 「え~とカステラだね……」

 

紫 「かっカス…テラ?」

 

紫はカステラのことが分からないという感じだ。無理もないだろう。何せ大和では見たことのない食べ物なのだから。

 

理 「あぁ…うんまぁ西洋の甘味だね……」

 

紫 「はぁ?」

 

と、簡単に説明をするが未だによく分からないのか曖昧な返事で返してくる。そんな会話をしていると、

 

理 「あっ亜狛、耶狛、ルーミアお前らも

   行くか?」

 

亜狛と耶狛とルーミアを誘うと3人は、

 

亜狛「いえ私と耶狛は家で待っています」

 

耶狛「待ってるよ!マスター♪」

 

ル狛「私もパスね……」

 

3人はどうやら行かないようだ。

 

理 「おっそうか?なら亜狛に耶狛2人共遊んで

   ていいよ♪ルーミアは……お好きにどうぞ」

 

そう言うと耶狛は満面の笑顔で亜狛の服の裾を引っ張りながら、

 

耶狛「お兄ちゃん!一緒に遊ぼ!」

 

亜狛「わかったわかった……」

 

ル 「なら私も2人について行こうかしら?」

 

理 「でも迷惑はかけるなよ?」

 

遊ぶ気満々なのは構わないが迷惑だけはかけるなと忠告すると耶狛は何を思ったのか、

 

耶狛「ワンちゃん(犬走狼牙)には?」

 

耶狛が狼牙に迷惑かけていいかを聞いてくる。それについては即決で答えた。

 

理 「迷惑かけて良し!」

 

理久兎達がそう言っている一方で、

 

狼 「ブェックション!!」(>ω<)/。・゜

 

白狼「狼牙隊長、風邪ですか?」

 

狼牙「なんか嫌な予感がするような…いや……

   体調が変なのかもな……」

 

白狼「なら少し休んでてください……」

 

狼牙「すっすまないな……」(///~///)

 

白狼「ふふっ♪」

 

そう言われた狼牙は木の木陰に行きながら、

 

狼牙「いつ渡すか……」

 

白狼「~♪~♪~♪」

 

と、狼牙は理久兎が買ってきた土産のかんざしと先程話していた白狼の娘を少し見て木の陰で休むことにした。なお5年以上かんざしを持ち歩いていていて未だに渡せていないようだ。つまりヘタレである。では理久兎達の視点に戻る。

 

紫 「御師匠様…流石にそれは鬼畜ですわ」

 

理 「う~んしょうがない狼牙にも迷惑は

   かけるなよ?」

 

紫にそこまで言われたら迷惑をかけるのは止めようと思う。

 

耶狛「は~い♪」

 

紫 「御師匠様そろそろ行きません?」

 

理 「おっとそうだね。なら行こうか♪」

 

紫 「スキマを開きますわね♪」

 

そう言うと紫はスキマを開くと、

 

理 「さてとそんじゃ俺は行ってくるからさっ

   きも言ったとおりに迷惑はかけるなよ!」

 

理久兎そう言ってはスキマに飛び込んだ。

 

紫 「行ってきますわね♪」

 

そう言うと紫もスキマに入るとスキマは消えてなくなった。

 

亜狛「さてと耶狛遊ぶぞ!」

 

耶狛「うん!お兄ちゃん!!」

 

ル 「私もいるのを忘れないでよね」

 

そうして3人は何をして遊ぶかを考えるのだった。また視点をもう一度代え紫の友達である少女は縁側に座り暇そうに足をバタつかせる。

 

? 「紫ったら遅いな~」

 

少女はつまんなそうに愚痴っていると、

 

紫 「あら?そんなに待っててくれたのかしら

   幽々子?」

 

その少女もとい幽々子の後ろにスキマが開き紫が話しかけてくる。そして幽々子は笑顔で後ろを向いて、

 

幽 「紫たったら遅かったじゃない♪」

 

と、幽々子が言っていると1人の老人が近づいて来た。

 

? 「幽々子様、庭の手入れが終わり…おや

   これはこれは紫殿ご無沙汰しておりま

   す」m(._.)m

 

紫 「こんにちは妖忌さん♪」

 

その老人は妖忌というらしい。妖忌は楽しそうに笑いながら、

 

妖忌「ほっほっほ…さん付けは要らないと言

   っているではありませんか♪」

 

幽 「所で紫なんで来るのが遅かったの?」

 

幽々子は紫に聞くと紫は嬉しそうにしながら、

 

紫 「実は幽々子と妖忌に紹介したい人が

   いるのよ♪」

 

紫がそう言っていると、

 

理 「紫~そろそろいいか?」

 

と、まだかと思い聞くと紫は慌てながら、

 

紫 「あぁ!ごめんなさい!」

 

そう言い紫はスキマを大きくして人が1人通れるぐらいに開いてくれる。自分はそこから外へと出る。

 

理 「いや~悪いな……」

 

土産を持って出てくるとそれを見た幽々子は、

 

幽 「紫その人は?」

 

理 「おっとこれはすみませんね…私は紫の父

   の深常理久兎と言いますいつも娘と仲良

   くしてくれてありがとうございます♪」

 

と、理久兎はまた少し悪ふざけをしながら自己紹介をするとそれを聞いていた紫は顔を真っ赤にし幽々子と妖忌は

 

幽&忌  (゜ρ゜)

   

2人してこの顔だった……

 

紫 「ゆっ幽々子!違うわ!おっお父さんじゃ

   じゃなくて!私のおっ御師匠様ですわ!」

 

紫が幽々子と妖忌にそう言うと2人は、

 

幽 「え~と理久兎って紫が前から話していた

   あの?」

 

紫 「そっそうそれよ!」

 

妖忌「なるほど紫殿の師の理久兎殿でしたか……」

 

2人は自分の事を知っていたようだ。大方は紫が話していたのだろう。

 

理 「ありゃりゃもう少しいい反応を期待した

   のにな~♪」

 

紫 「御師匠様!!」(#//Д//)

 

紫は恥ずかしながら怒ってくる。そんな怒らなくても良いのに。

 

理 「ハハハ紫はそうでないと♪」

 

幽 「その箱の中身はな~に?」

 

幽々子が自分の持っているカステラが入っている箱について聞いてくる。渡すのを忘れてしまった思いながら、

 

理 「すみませんこちらはここへのお土産です

   つまらないものですが受け取って下さい」

   

そう言い理久兎はそのお土産(カステラ)を差し出すと妖忌がそれを受けとる。

 

妖忌「これはこれはかたじけない」

 

幽 「でもその箱の中から甘い香りが~♪」

 

妖忌「理久兎殿この箱の中身は?」

 

妖忌がそれを聞くと理久兎は笑顔で、

 

理 「大和の国では見られない甘味とだけ

   言っておきます♪」

 

それを聞いた幽々子は、

 

幽 「えっ!食べ物しかも珍しい!!」(☆ρ☆)

 

目を輝かせ口からは微量だが涎が出ていた。そして幽々子はすぐ妖忌に指示を出す。

 

幽 「妖忌すぐにお茶の用意!」

 

妖忌「かしこまりました」

 

そう言い妖忌はお茶の用意を用意をするために厨房へむかう。

 

幽 「ここじゃあれだからこちらへどうぞ♪」

 

幽々子はそう言うと理久兎達を案内をしてくれるのだった。

 

 


 ▲ページの一番上に飛ぶ
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。