理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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第150話 戦争開始

目覚めのよい朝となり鳥の囀ずり声と共に理久兎は起床した。

 

理 「う~ん飯を作らないとなにしても紫は

   どうしたのやら………風雅辺りにでも聞

   きに行くか……」

 

そう言い理久兎は布団から抜け出し厨房へと向かい朝飯を作ることにした。そして数分後……

 

理 「お~い亜狛、耶狛そろそろ起きろよ」

 

厨房にいる理久兎に呼び掛けられ亜狛と耶狛も、

 

亜狛「やめてくれ耶狛!」(;´゚д゚)ゞ

 

耶狛「どうしたなお兄ちゃんファー~」(´д⊂)‥

 

と、亜狛は訳の分からないことを言いながら起床し耶狛は突然の亜狛の叫びを聞いてあくびをしつつ起き出す。

 

亜狛「ゆっ夢か……」

 

耶狛「だからどうしたの……」

 

亜狛「いや悪いな耶狛…夢で叫んじゃった……」

 

耶狛「もう脅かさないでよ……」

 

理 「お~い2人共さっさと起きて運んでくれ」

 

料理を運んでくれと言い亜狛と耶狛はすぐに布団から出て、

 

亜狛「あっすみません行くぞ耶狛」

 

耶狛「うんお兄ちゃん!」

 

そうして亜狛と耶狛も起き出し理久兎の作った料理を運ぶ。

 

理 「それじゃいただきます」

 

亜狛「いただきます」

 

耶狛「いっただっきま~す♪」

 

作った料理を食べ始める。そして亜狛と耶狛が料理を食べ進めると2人は顔をしかめて、

 

亜狛「マスターやっぱり前より味が落ちました

   ね………」

 

味噌汁を飲んだ亜狛はそう言い耶狛は箸でつくしを持ち上げて、

 

耶狛「うん…切り方も昔より大雑把だよね」

 

と、2人に言われた。結構気にしているのだが仕方なく謝罪する。

 

理 「悪いな……ここ最近手が前より動かなくなっ

   ていてな……」

 

理久兎の手は昔に比べると動きが鈍くなっていた。そのせいで包丁で食材を繊細に切ることも、火の調整も難しくなっていた。

 

亜狛「……しかたなしですか」

 

耶狛「しょうがないよね……」

 

理 「本当にすまないな……」

 

本当は何時ものように料理を作りたいが作れないため少し自分でもがっかりしてしまう。だがそれでも理久兎達は食事をしていき終え2人に今日する事を伝える。

 

理 「亜狛、耶狛今から風雅の家に向かうよ」

 

亜狛「なんで風雅さんの家なんですか?」

 

耶狛「急にどうしたの?」

 

理由も聞かれた理久兎はそれについて答える。

 

理 「だいたい紫はそこにいるから風雅達なら

   知ってると思ってな……」

 

昨日の晩飯を食いに来なかった紫の事が気掛かりだった。だから風雅達なら知っているのかもしれないと考えた。

 

亜狛「……ふむ分かりました行きましょう」

 

耶狛「それじゃ繋げないとね♪」

 

そう言うと2人は立ち上がり風雅の家の近くに空間を繋げる。

 

理 「行けるか?」

 

亜狛「行けますよマスター」

 

耶狛「問題ないよ!」

 

理 「それなら行くよ」

 

そう言い理久兎達は裂け目へと入っていった。そしてここ天狗の住みかの近くでは、

 

狼牙「…………ふぅ天魔様達は今頃どうなっている

   ものか……」

 

白狼「フフ……狼牙さんいえ狼牙隊長大丈夫よ♪

   だってあの天魔様よ♪」

 

狼牙「あっあぁそうだな……」

 

因みに狼牙は念願かなって今目の前にいる白狼にかんざしあげて告白しOKを貰えることが出来たのだ。そしてその相手の白狼の名は、

 

狼牙「なっなぁ静華………」

 

静華「何ですか?」

 

どうやら静華というらしい狼牙もよくここまで発展したものだ。

 

狼牙「おっ俺と………」

 

静華「俺と?」

 

狼牙「けっ……けっ」

 

狼牙が次の言葉が言えずに悶えていると狼牙の1m上に裂け目が出現するとその裂け目から毎度お馴染みの3人が落ちてくる。そしてその裂け目は狼牙のいる位置のまさしく上だ。結果はお察しの通り。

 

ドスッ!

 

狼牙「げっごん!!!」

 

静華「キャッ!!」

 

理 「あれ?なんか踏んだかな?」

 

上空から落ちてきたのは理久兎だ。しかも突然のことで狼牙の彼女である静華も驚く。そして更に上から亜狛と耶狛も落ちてくる。

 

理 「おっと避けるか」

 

そう言い理久兎は狼牙の上から降りる。そして降りると今度は亜狛と耶狛が、

 

ドスッ!ドスッ!

 

狼牙「アガルフ!!」

 

耶狛「あれ?お兄ちゃんなんか踏んだかな?」

 

亜狛「えっ……あっ!!耶狛すぐ降りろ!」

 

亜狛は自分達の下敷きとなっている狼牙を見てしまいすぐに耶狛と狼牙から降りる。そして下敷きとなった狼牙はすぐ立ち上がり

 

狼牙「てめぇ!何で何時も何時も俺の邪魔して

   くるんだ!!」

 

と、理久兎達に文句を言うと理久兎は笑いながら

 

理 「いや~悪いな今回はわざとじゃないんだよ

   わんわんお……」( ^∀^)

 

狼牙「てめぇ絶対に反省してないだろ!今度こそ

   殴り飛ばしてやる!!」

 

静華「落ち着いて狼牙さん!」(。>д<)(゚Д゚#)

 

静華は今にも理久兎に殴り掛かりに行ってしまいそうな狼牙を押さえ込む。そしてそんな怒り全快な狼牙に聞きたいことを聞くことにした。

 

理 「あっそうそう紫ちゃんはそっちにいる?」

 

そう白狼天狗の彼らなら何か知っているかと思い聞いてみると、

 

狼牙「いや俺は知らんぞ!!」

 

静華「わっ私も知らない!」

 

と、言っているが理久兎は彼らが目をそらして言っていたのを見逃してなかった。しかも先程までの怒りが一瞬で消えていてすぐに分かる。

 

理 「お前ら何か知ってるだろ」

 

理久兎が狼牙と静華に詰め寄ると2人がとった行動は、

 

狼牙「我は本当に知らないのだ!!」

 

静華「うん!」(´□`; 三 ;´□`)

 

理 (怪しい……)(¬_¬)

 

亜狛「分っかりやすいな狼牙さんの彼女さん

 

耶狛「う~ん分からないのかな……」

 

と、やはり分からないのかと思っていると、

 

ル 「あれ?理久兎どうしたの?」

 

そう言いながらルーミアが現れて此方へと歩いてくる。

 

理 「あっそうだルーミアに聞きたいんだけど

   紫がどこに行ったのか知らないか?」

 

と、言うと小声で、

 

狼牙「フフ…馬鹿めこのプロジェクトに()()()()

  いる妖怪達全員は口止めされているからな

  喋らないのぞ!墓穴だったな!

   

理 「何か言ったか?」

 

狼牙「いいや何も!」

 

と、しらを切っているとルーミアが口を開き、

 

ル 「えぇ知ってるわよ確か月に行くって言っ

   ていたわよ♪」

 

ルーミアは笑顔でそう答えてくれた。すると狼牙と静華は、

 

狼牙「おい馬鹿野郎!」

 

静華「なんでそれを言っちゃうんですか!!」

 

と、言うとルーミアはドSのような笑顔で、

 

ル 「えっだって私そのプロジェクトに()()()()

   ないから♪」

 

狼牙「こっこいつ!!」

 

狼牙がそう言いルーミアに怒ろうとする中、自分は整理をつけていた。つまり紫は散々行くなと言い続けた月に向かったそれつまり兵力と力の差による死を意味する。だが更にそんな大切な事を内緒にして向かったことに怒りを覚えた。

 

理 「おい…犬っころ……」

 

狼牙「あぁん!んだ……よ……っ!!」Σ(((*゚д゚)))

 

犬っころ呼ばわりされた狼牙は文句を言おうと顔を向けるた所に純粋な殺気を放出して睨み付ける。そして殺気を間近で感じた狼牙は怯み亜狛と耶狛は、

 

亜狛「不味い!耶狛!ルーミアさん!静華さん

   すぐにこっちへ!」

 

耶狛「うっうん!静華ちゃん早く!」

 

静華「えっえぇ!!」

 

ル 「華扇が言った通りになったわね……」

 

亜狛と耶狛に指示され狼牙以外のメンバーは下がる。

 

狼牙「なっなんだよ……」

 

理 「てめぇ何でそれを隠した!!」

 

理久兎は狼牙に怒声を浴びせると狼牙は尻餅をついて目の前にいる恐怖を感じてしまう。

 

狼牙「てってて天魔様達にも口止めさっされた

   からだ!」

 

理 「ちっ!あいつらもグルか…ルーミアお前

   の知っていること全て話せ」

 

ル 「えぇ…話すわねその前にその殺気をしま

   って頂戴………こっちも神経を使うから」

 

理 「分かった…」

 

そう言い平常心を保とうと考え殺気を押さえる。殺気が少なからず抑えられると、

 

ル 「それじゃ話すわね…」

 

そう言いルーミアはこの作戦を伝える。その作戦内容は月への侵略そのままだった。

 

理 「つまりお前の聞いたことは月への侵略って

   ことでいいんだな…」

 

ル 「私が聞いたことはね」

 

ルーミアにそう言われた理久兎は狼牙と静華をもう一度笑顔で睨み付け、

 

理 「お前らは他に知っていることは?」

 

理久兎にそう聞かれた狼牙と静華は首を横に振って

 

狼牙「俺と静華が聞いたのはその食人妖怪が言

   ったことそのままだ!」

 

静華「えぇ!私も狼牙さんもそれしか聞いてな

   いわ!」

 

2人は真剣に理久兎を見てそう話すと理久兎は、

 

理 「嘘はついていないな‥‥しかし人が6、7

   年前に月には行くなとあれほど言ったの

   にも関わらず行くとはな……ハハハ…笑え

   ねぇよあの馬鹿弟子が!!亜狛!耶狛!

   座標○○○ー◇◇◇ー△△△に繋げろ!」

 

亜狛「えっ月ではなないんですか!」

 

耶狛「何でなのマスター?」

 

理 「いいから急げ!理由はあっちで話す!」

 

亜狛「分かりましたマスター」

 

耶狛「了解だよマスター!」

 

そう言われた亜狛と耶狛は理久兎の指示を聞いてその地点に空間を繋げる。

 

理 「お前らはすぐに怪我した妖怪達の救護

   準備でも手配してろ!」

 

狼牙「どういうことだよ!!」

 

狼牙は質問してくるが今は一刻を争う。狼牙を睨んで、

 

理 「早くやれ……」

 

と、言うと狼牙は怖じ気づいたのかすぐに行動に移す。

 

狼牙「わっわかった行くぞ静華……!!」

 

静華「えっ……えぇ!!」

 

そう言い2人はすぐに天狗の里へと向かう。

 

ル 「私はどうすればいいの?」

 

ルーミアに聞かれた理久兎は、

 

理 「ルーミアお前も狼牙のところに行ってこい

   少し数がいるからな………それともし文句を

   言われたら俺の権限とでも言っておけ」

 

ル 「分かったわ……」

 

すると亜狛と耶狛が理久兎に

 

亜狛「マスター準備完了です!」

 

耶狛「行けるよ!」

 

準備が出来たことを伝えると理久兎は

 

理 「分かった行くぞ2人共……」

 

そう言い理久兎達は亜狛と耶狛が作り出した裂け目へと入っていく。

 

理 「待っていろよ紫……」

 

理久兎は紫のことを心配しながらその目的地へと足を運ぶのだった。一方そのころ紫達はというと、

 

紫 「フフ♪ここが月の裏側ね」

 

幽 「きれいな場所ね……」

 

美 「なぁ紫、私らはとりあえず暴れてれば

   良いんだよな?」

 

紫 「えぇ作戦は夕方の頃に言った通りに3方向

   へと進軍してもらうわその間に私と幽々子

   とで防御結界を破るわ」

 

風雅「承知したして我らは右から攻め……」

 

美 「私らは前を突っ込む……あれ?それだと

   左は誰がやるんだ?」

 

ゲン「それは俺が担当っすよ美須々様」

 

美 「おいおい河童で大丈夫か?」

 

それを聞いた紫は笑顔で答える。

 

紫 「えぇゲンガイも河童達の指揮をとっている    

   もの問題はないわ♪」

 

美 「まぁ紫がそう言うなら問題ないか……」

 

紫 「ふふっ♪さてとそれじゃ進軍開始ですわ」

 

全員「オォーーーー!!」

 

紫の激励と共に妖怪達は進軍を開始した。だが月の都の民もただ黙ってみているだけではない。

 

ビィカン!!

 

妖怪「おい!敵襲だ!!」

 

美 「ほう!あれが理久兎の言っていた月の民

   共か!」

 

そう電撃のようなエフェクトと共に月の都の兵士達が現れたのだ。その数はざっと数百人程度だ。

 

風雅「中々骨が折れそうですね……」

 

萃香「いや!数はこっちの方が有利♪」

 

勇儀「あぁ!萃香の言う通りだ!」

 

ゲン「美須々様そろそろ手筈通りにいきましょう!」

 

美 「あぁ!全員手筈通り3方向に別れろ!」

 

妖怪「オォーー!!!」

 

美須々の号令によって妖怪達は3方向へと別れる。因みに分かれ方としては、

 

右翼には風雅達の天狗を筆頭とし他の妖怪達もいる妖怪軍団。左翼にはゲンガイ達河童を主力として構成され勿論他の妖怪達もいる軍団。最後の真中は美須々達の鬼を筆頭とした3つの軍団の中でも主力中の主力の軍団この3つとなった。そして何故真ん中に鬼達を主力にしたかという理由は真ん中は大体が激戦区というのが相場だからだ。そして3方向に分かれるとそれを見て判断したのか月の兵士達も3方向へと分かれこちらに武器を構えて向かってくる。真ん中の鬼達の所は、

 

美 「お前ら!奴等を叩き潰すぞ!」

 

鬼達「オォーー!!」

 

妖怪「了解です!美須々様!!」

 

妖怪「楽しくなってきた!!!」

 

萃香「おうともさ!!」

 

勇儀「いいねぇ!潰してやるよ!」

 

そして、右側の天狗達は……

 

風雅「真ん中の鬼達に負けるな!」

 

天狗「うぉー~ー!!!」

 

天草「山に残してきた者達の分も殺ってやる!」

 

妖怪「ギャハハ!!」

 

妖怪「殺ってやるぜ!!」

 

最後に左の河童達は、

 

ゲン「さぁ~我らの技術力のために高度な

   技術をいただくよ!!」

 

河童「河童の発明は世界一ということを教えて

   やるぜ!!」

 

河童「俺様の銃が火を吹くぜ!」

 

妖怪「河童達に使われるの釈然としねぇが

   月の民は皆殺しだ!」

 

妖怪「我らが百鬼夜行の実力しかと見やがれ!」

 

そうして百鬼夜行と月の民達との戦争またその名を第一次月面戦争が開始された。

 

美 「死ね!!」

 

月兵「うがっ!!」

 

美須々は向かってくる月の兵士達を相手に自身の拳で攻撃していく。

 

美 「おいおいもっと強いのはいないのか?」

 

萃香「骨抜きって感じだね!」

 

勇儀「これじゃ楽しめねぇぞ?」

 

3人がそう言っていると大剣を背負った結構ごつい男と長槍を持った男が近づいてくる。

 

? 「なら俺らが相手してやろうか?」

 

美 「ほう若造共が相手か?」

 

? 「けっ俺は若造じゃねぇよ俺は大文字力(だいもんじ りき)って

   んだ……」

 

そう近づいてきたのはかつて理久兎と共に戦場を駆け抜けた戦士の力と、

 

? 「おいおい力……普通相手に名前言う?」

 

力 「うっせぇぞ幸……」

 

幸の2人が美須々達の前に立ちふさがったのだ。そしてその2人のやり取りを見ていた美須々は獰猛な笑みを浮かべて、

 

美 「面白そうだ!決めたぞ!その大剣を持って

   いる奴は私の獲物だ!」

 

勇儀「分かりましたよ…美寿々様という事だ萃

   ……萃香?」

 

勇義は萃香の方を見ると萃香は、

 

萃香「おりゃ~ーー!!!」

 

? 「ふん!!」

 

ガーーーン!!

 

いつの間にか美須々が相手しようとしている力よりもごつく鎧を着込んでいる男もとい細愛親王と戦っていた。

 

勇儀「あいつは速いねぇ~ならそこの槍」

 

幸 「えっ……俺?」

 

勇儀「お前しかいないだろ相手してやるよ!」

 

幸 「ならば相手しましょう!!」

 

そうして鬼達は遊び相手と言わんばかりに月の兵士の隊長格達と戦うのだった。そして右側の天狗達の方は、

 

バン!バン!バン!

 

月兵「がっ!」

 

月兵「ぎゃーー!!」

 

月兵「腕が……」

 

風雅「ふぅっ…相手にならんな……」

 

風雅は河童式火縄銃で月の兵士達を撃ち抜いていた。だが風雅の目の前に刀を構えた女性が立ち構えた。

 

風雅「俗虫が……」

 

バン!

 

風雅はその手に握る銃でその女性を撃つと、

 

キン!

 

女性はその刀で銃弾を斬って風雅の攻撃から身を守る。それを見ていた風雅は確信した。

 

風雅(こいつ……ただ者じゃないな……)

 

そう心の中でも呟くと刀を構えた女性は風雅が撃ち抜いた兵士達を見て、

 

? 「貴女よくも私達の同胞を!」

 

風 「ふん…私に挑むのが悪い……違うか?」

 

それを聞いた女性は風雅を睨み付け、

 

? 「許せません貴女は私の手で切り捨てます!

   剣御花いざ参ります!」

 

風雅「いいだろう天魔の実力を教えてやろう!」

 

そう御花だ……力や幸と同じで理久兎と共に戦ってきた戦士の1人でもある。そして御花も力達と同じように風雅の前に立ちはだかり風雅と死闘をするのだった。そして左側の河童陣営は、

 

ゲン「奴等に攻撃する隙を与えるな!!」

 

河童「了解ですゲンガイさん!」

 

バン!バン!

 

月兵「ぐふ!」

 

月兵「何なんだ!あいつらの武器は!」

 

河童達はかつて見せた三段構えの方法で月の兵士達を圧倒していくが、

 

? 「全軍!盾の者達を前にし他の者達は後ろ

   にまわって進軍せよ!」

 

月の兵士達の司令塔であろうその男は月の兵士達に指示を出すと月の兵士達はその指示にしたがい盾を持つ者が前にその他の者が後ろにまわり進軍を開始する。すると、

 

カン!カン!カン!

 

先程までの銃弾がすべて盾で弾かれる。それを見ていたゲンガイも驚く。

 

ゲン「なっ!俺らの銃弾が効かないだと!」

 

河童「ゲンガイさんどうしますか!!」

 

ゲン「くっ相手が向かってくるなら俺らも向かっ

   て行くだけだ!全軍突撃!」

 

妖怪「おぉ~ーー!!」

 

ゲンガイの指示により妖怪達は月の兵士達目掛けて突撃するが、

 

? 「全軍は立ち止まれ!」

 

その指示が出ると月の兵士達は立ち止まる。

 

妖怪「わざわざ食い殺されるために待って

   くれるってか!」

 

そう言いながら妖怪達は月の兵士達に襲いかかると、

 

? 「槍兵!盾の間から槍を放て!」

 

その指示によって前列の盾の兵士達に襲いかかろうとした妖怪達は、

 

ザグ!ザク!ザグ!

 

妖怪「あが~ー!!」

 

妖怪「がっ……あが……」

 

妖怪「なんだ……と……」

 

皆、槍によって体を貫かれて息を絶えた……

 

月兵「スゲー~!流石は軍師蒼様だ!!」

 

月兵「あの人ただのキザだと思ってた俺が恥

   ずかしいぜ!」

 

先程までの指示を全て出していたのは力達と同じ理久兎と戦ってきた火軽美蒼だった。

 

蒼 「さぁ!行くぞ兵士達よ!!」

 

月兵「おぉ~ーーーー!!」

 

ゲン「くっ……どう打ち破る……」

 

これを見せつけられたゲンガイは歯噛みしながらただ悔しがった。そして紫達は、

 

幽 「紫そっちは大丈夫?」

 

紫 「えぇ大丈夫よ……」

 

2人は防御結界を解除するのに手間取っていた。そして月の戦場のある場所では、

 

? 「依姫様!豊姫様!防御結界に何者かの

   介入が見られました!」

 

と、腰に2本のトンファをかけている男性が依姫と豊姫に知らせると、

 

豊姫「あら……ならそれを撃たないと」

 

依姫「場所は分かりますか仲瀬大佐?」

 

そう仲瀬だ。理久兎達と闘った最後の1人。その仲瀬は依姫の質問に答える。

 

仲瀬「恐らく海の方側かと………」

 

それを聞いた依姫と豊姫は、

 

依姫「御姉様お願いできますか?」

 

豊姫「えぇ大丈夫よ…仲瀬さん貴方は行けますか?」

 

そう聞かれた仲瀬はそれに答える。

 

仲瀬「勿論でございます」

 

依姫「そうですか…ならば行きましょう!

   この元凶に制裁を与えるために!」

 

豊姫「ふふっ♪真面目ね……なら行きましょう♪」

 

仲瀬「はっ!」

 

そうして紫達を倒すために依姫と豊姫最後に仲瀬が動くのだった。

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