修行をすると決め500年ぐらいが経過した。自分はこの500年の間修行していた。そのかいあって何とか、力のコントロールができるようになった。そして自分の力の気質はリミッターを能力を利用してセーブした。そして4つの力の内1つ『霊力』が使えるようになったがまだ後3つがなぜか使えないでいた。そして今現在、
理 「上手に焼けました~♪」
どこかで、聞いたことあるような曲を口ずさみながら肉を焼いていた。因みにどこで手に入れたかというと勿論狩りをした。言いたいことはただ一つ。ひと狩りいこうぜ!
理 「うまい…うますぎる!!」
そして絶賛サバイバル満喫中である。
理 「ごちそうさまでした…さ~て昨日作ったこの
釣り竿で魚を釣りあげるか!」
そう言って釣り竿の先に垂れる糸を川に投げる。だが理久兎は、まだわからなかった。これから起こるであろう出会いと別れを。場所は代わりここは森林の中。
タッタッタッタ
? 「ハ~ハ~ハ~」
怪物「まちやがれ~!」
怪物「飯だ~飯だ~!」
怪物「ヒャッハ~新鮮な女の肉だ~」
女 「クッ!!」
その女性は後ろに背負っている矢を弓にかけそして射るが、
ヒュッ! バシ!
怪物によって射った矢を地面に叩きつけられる。
怪物「チッ!さっきからうぜ~な!」
怪物「兄貴~後少しで追い付きますぜ!」
怪物「グヘヘヘヘヘ」
女 「本当についてないわねまさか薬の材料採り
に来ただけでこんな鬼ごっこする羽目にな
るなんて……」
女はそう思いながら道なき道を走る。そして、走りながら、草を掻き分けていく。草を掻き分けていると川に出た。そして、女性の目の前には、その川で釣りをしている男性がいたのであったがそれは理久兎だった。
理 「う~む中々釣れないな……」
理久兎は絶賛釣りに夢中であった。今現在の成果は、魚1匹とまずまずの成果であった。
ガサ!ガサ!ガサ!ガサ!ガサッ!
女 「ハーハーハー……!!こんなところに人が
何で?いや今はそんなことどうでもいい!
あなた、早く逃げなさい!!」
女は優しいことに警告をしてくれた。だか警告を受けた当の本人である理久兎は、
理 「よし!もういっちょ!!」
ヒュッ!
全然警告を聞いていない模様。もう釣り針を川にさすき満々だ。すると
怪物「ようやく追い付いたぞ!」
女 「しまった!」
怪物「覚悟し……グワ!」( ̄□ ̄;)!!?!?
グイ!
理 「あれ?う~!何で竿が前にいかないんだ?」
今現在理久兎が川に投げようとした釣竿の先、そう釣り針は、怪物の口に引っ掛かっている…………
理 「おーー!!!!せいや~~!!」
怪物「ぐお~!?」
ブゥン!ザバン!
理久兎は、無理矢理に竿を前に振りかざしたのである結果釣り針に口を引っ掛けられている怪物は大きく川に投げ飛ばされたのである。そして無様なことに、水の底の岩に頭をもろに強打して気絶した。
後から来た怪物2匹と女性はただただ唖然する他ない。そして引っ掛けさせた当の本人こと理久兎は、
理 「ん?今なんかいたような…まっいっか」
これである。もちろん後から来た怪物も黙っているわけではない……
怪物「てめーよくも兄貴を!!!」
怪物は、大きく腕を理久兎に振りおろした。
女 「危ない!!」
これがただの人間なら確かに危ないだろうだが今そこにいる男性(理久兎)は、人間ではなく絶対に喧嘩を売ってはならない危険な神様だということを。
ダーン!!
怪物「やったか!」
これはフラグだ。怪物の手の下敷きになったのは、理久兎ではなく理久兎が、頑張って作った釣竿である
理 「てめぇ俺が頑張って作った釣竿をよくも!」
声は上から聞こえる、そう理久兎は跳躍もとい大ジャンプで避けたのだ……読者様は、物理は詳しいだろうか?落下物は重力にともない速度と落下した時に対象を破壊する威力をあげる。理久兎は自然にそれをやってのけた。そして、それを利用して上から跳び蹴り『霊力つき』をして怪物の頭蓋骨を砕いた。フラグは回収された。
ぐちゃ!!
怪物2の頭蓋骨が割れその中身が地面に飛び散った
女 「ありえないこんなこと……」
怪3「ギョエーー死ね~~!!」
理 「うっせ~奇声あげんじゃねぇよ!!」
理久兎は、殴りかかってくるかかってくる怪物の拳を左手でいなしそしてその力の遠心力を利用して半回転し、右肘『もちろん霊力つき』を相手の顔面に強打させたのである。そのため怪物は失神もとい気絶
今現在の怪物の惨状は……
1匹目の怪物は川に沈められ頭を強打して気絶。もう2匹目は理久兎の怒りをかったため頭蓋骨かち割られ頭の中身を飛び散らされて死亡。そして3匹目は顔面強打され気絶という結果になった。物凄い惨状である。
理 「釣りの最中に邪魔するなっての!!」
そう言うとそれを聞いた女性は、
女 「えっ?…そこなの!?」Σ(´д`*)
と、驚きの声をあげるがそんなのは聞こえない。だが理久兎にとっての悲劇は釣竿が壊れたことだ…製作時間は1日かかったのにだ。壊れてあっけなく終わった。
理 「参ったな釣竿破壊されるし魚三匹じゃ物足り
ないし……はぁ~…ついてないな」
と、言っていると女性は理久兎の側に近づいて、
女 「え~とその…ありがとうございます…」
お礼を述べるが当の本人である理久兎は、
理 「ん?あんた誰?)
理久兎はまったく気にもとめていなかった模様なのか、この女性は誰?みたいな感じだ。理久兎から見てその女性は結構大人びた雰囲気をまとっていることがわかるそしてお礼を言われたことに理久兎は……
理 「……何が?」
理久兎がそう言うと女性はそれについての話を進める……
女 「え~と実は私この妖怪達から逃げていた
のよ」
理 「妖怪?……この怪物達のこと?」
女 「えぇ……つっ!」
女性は腕を押さえるのを見た理久兎は、
理 「大丈夫か?ちょっと来な……」
そう言って女性を木の木陰に案内させて理久兎がその腕を見ると腕に怪我をしていたのが分かった。おそらく逃げている時に腕を木の枝で切ったのだろうと推測を出来た。
理 「よし!とりあえずこれで大丈夫だよ…」
理久兎は、自分の服の袖を切りその布を水で洗い怪我をしている部分に包帯の替わりとして巻き付け固定させた
女 「ありがとう何から何まで」
理 「助けたつもりはないんだけどなぁ所であんた
の名前は?」
女 「あらまずは自分からなのが筋よ?」
理 「おっと失礼俺の名前は……」
と、言おうとした時、自分の本名はまだあまり言わない方がいいと考えた。言おうものなら気まずくなってしまうし変に崇拝されるのは一番嫌だ。そう考え自身の名を偽った。
理 「
女 「そう私の名前は……八意永琳よろしくね理千♪」
理 「それはこちらもだ永琳…♪」
これが理久兎と永琳との出会いであり最初の友人となるのだった。