影の暴虐もとい黒を保護して数日後、ようやく黒は枷と鎖から解放された。そしてここ衣装部屋では、
黒 「………………なぁ主よ……」
黒は理久兎に訊ねたいのとがあったために聞く。
理 「どうした黒?」
黒 「この服…動きにくいんだが……」
そう言い執事服を着ている黒は異議を申し上げると、
理 「お前の場合竜モードだと迷惑がかかるかと
いって今の状態で服を着ないとなると露出
狂とか言われても俺が困る……」
黒 「………いやせめて別の服を……」
理 「残念だがない!」
理久兎は堂々と断言した。それを聞いた黒は妥協せざるしかなかった……なお本当は他にも有ったが黒に執事服を着せたのは理久兎が似合うと思ったからというのが真相だ。そして扉が開き亜狛と耶狛が顔を覗かせる。
亜狛「マスタ~黒さん準備終わりました?」
耶狛「終わったの2人共?」
理 「あぁどうよ?」
そう言い黒の執事服を見せる。すると2人は執事服についての感想を言う。
亜狛「似合ってますね黒さん♪」(´∀`)
耶狛「うん!大丈夫似合ってるから♪」
2人にいいねの感想を言われた黒は少し照れながら、
黒 「おっおう……その…
黒は小声で感謝の言葉を言うと理久兎と耶狛は調子に乗り出して、
2人「なぁ~に~聞こえんな~♪」
と、黒を囃し立てると更に顔を赤くした黒はそっぽを向いて、
黒 「うっうるせ!!いいから行くぞ!!」
そう言い部屋から出ていくと理久兎と亜狛そして耶狛は笑うのだった。そして部屋にいる理久兎達も部屋から出て神綺の元へと向かう。
神様 神使達移動中……
理久兎達は神綺の部屋まで辿り着くとノックを3回すると中から、
神綺「どうぞ♪」
その声が聞こえたので理久兎達は扉を開けて中へと入る。
神綺「フフ♪あら!あの影の暴虐が執事服を着る
なんてこんな未来があるなんて思っても
みなかったわ♪」
神綺がそう言うと黒は若干イラつきながら神綺の近くに詰め寄り、
黒 「うっせぇアホ毛女!いつかお前にリベンジ
してやるからな!」
そう言ってると理久兎は黒に、
理 「黒!お座り!」
理久兎のその言葉によって黒は強制的に座らせられる。
黒 「ぐわ!主よ!止めてくださいって!!」
なお黒への命令権は理久兎にあるが故にお座りの一言ですぐに座ってしまう。なお亜狛と耶狛にも出来るが基本は使わない模様。
理 「いや~本当に悪いな神綺無理言っちゃって
後それから黒はしっかりと教育させるんで
次会うときには変わってるかもよ?
神綺「そう黒への教育頑張ってね♪楽しみにして
いるから♪」
黒 「ちょっ亜狛!耶狛!マジで助けろ!」
強制お座り状態の黒は亜狛と耶狛に助けを求めるが2人は黙祷し手を合わせて合掌のポーズをとり黒に向かって祈る。
2人 (´-ω-)人
=助けられない超ごめん!と、言うことだ。
黒 「おい~ー!」
黒がヤバイと思っていると理久兎は、
理 「なぁ黒もう少し静かに頼むよ?」
と、黒に言うと等々観念したのか黒は気力を失った声で、
黒 「あい……」
もうそれしか言えなかった。すると理久兎達が通った扉から神綺のメイドの夢子が現れる。
夢子「神綺様が申された物をお持ちしました……」
そう言い夢子はある1冊の本を神綺に渡す。そしてその本を神綺は理久兎に渡す。
神綺「理久兎さん貴方の断罪神書の追加データ
ですそれを使えば更に断罪神書に新たな
魔道の可能性が生まれますよ♪」
理 「なら早速♪」
そう説明をされた理久兎はそれを早速自身の断罪神書へと入れると断罪神書は光だし数秒して光がやむ。
理 「へぇ……追加データの内容は?」
理久兎が神綺に聞くと神綺は笑顔でどんな魔法かを軽く説明してくれる。
神綺「簡単に例えばこの魔界の都市みたいな
世界を作れるわ♪」
それを聞いた理久兎は楽しそうな表情で、
理 「面白そうだな!」
神綺「他にも例えば亜狛さんと耶狛さん♪」
神綺に突然名前を言われた亜狛と耶狛は驚いて、
亜狛「えっ……僕ですか?」
耶狛「私も?」
と、自身に指を射すと神綺はうんうんと頷きながら、
神綺「そう貴方達の能力を利用してエリア全体を
常に更新し続けて見ることが出来るマップ
とかも作れるわ♪」
理 「これはまた便利な魔法だね……」
神綺「えぇその本の本来の使い道は簡易的な牢屋
なのよね……それでいて攻撃的な魔法を
覚える確率が多い魔道書だからせめてもと
思って追加のデータでは便利系の魔法を
覚えられるように工夫したってわけ♪」
理 「へぇ~ありがとうな神綺♪夢子♪」
理久兎は2人にお礼を言うとまた扉が開きそこからアリスが現れる。
アリ「理久兎さんにこれあげるわ……」
そう言いハートの形をした物を4つ貰う。するとアリスはそれについても説明をする。
アリ「それは人形の心という魔法道具よそれを
人形に組み込んで術式を描けば私の人形
みたいな子が作れるわよ」
そう言うとアリスの周りにいる人形がペコリと挨拶をする。
それを見ていた耶狛は、
耶狛「皆可愛いよお兄ちゃん!!」(ノ≧▽≦)ノ
耶狛はそれを興味津々に見てテンションが上がっていた。
亜狛「そうだな……」
亜狛は人形の善し悪しが分からないために耶狛の言葉を流す。
理 「ありがとうアリスちゃん♪」
アリ「うん……♪」
理久兎がお礼を言うとアリスは若干だが顔が紅くなるどうやらお礼を言われて照れているようだ……
理 「さてと亜狛!耶狛!そろそろ現世に帰る
よ!」
理久兎の一言で亜狛と耶狛は頷いて裂け目を作る。
理 「それじゃね神綺ちゃん♪夢子ちゃん♪
アリスちゃん♪」
亜狛「それでは!」
耶狛「バイバーイ!」
黒 「いつか強くなって必ずリベンジするからな!」
そう言い理久兎達は現世へと帰っていったのだった。
神綺「フフ♪理久兎さん達来るのも帰るのも
突然ね♪」
夢子「しかし影の暴虐が言った女性とは……」
アリ「分かる神綺さま?」
2人にそう言われた神綺は首を横に振って、
神綺「分からないわね……」
そう言うと神綺は法界の方角を見詰めるのだった……そして神綺達のいるパンデモニウムから離れたルビン壺の模様が描かれた魔界の一角法界では、
女性「フフ♪黒さん…無事に帰れたかしら♪」
女性はその閉ざされた世界で呟きながら黒との約束を思い出す。影の暴虐の封印が解かれた時、
黒 「なっ体が消えて……」
女性「黒さんどうやらお別れみたいですね……」
黒 「そうか…なぁ聖あんたはここから出たい
か?」
黒がそう聞くと女性もとい聖は頷き、
聖 「出れるなら出たいわね…皆が心配ですもの」
聖には仲間といえる同志達がいた。聖はそれを心配していたのを黒は知っていた。だからこそ黒は消える寸前で、
黒 「もし覚えていたらあんたを見つけてやる
せめての礼だ…」
そう言われた聖は少し驚いたが笑顔で黒に、
聖 「ふふっ♪なら待ってるわ♪黒さん♪」
黒 「あぁちっ…時間だな……じゃあな…聖白蓮
また会おうそして俺を変えてくれてあり
がとうな」
聖 「えぇまた会いましょう黒さん♪」
そうして黒は法界から姿を消したのだった。その記憶を思い起こしその聖はただ一言、
聖 「また会いたいわ……」
そう呟き閉ざされた世界の真っ白な天井をただ見つめるだった。