理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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第176話 地獄の閻魔様

理久兎や亜狛に耶狛は驚いていた。かつて出会った地蔵が現れたからである。

 

理 「君がいるって事は閻魔になれたんだ♪」

 

映姫「えぇその節はありがとうございました!」

 

そう言いながら映姫は深々と頭を下げる。それを目の当たりにしていた縛られている死神こと小町はこの光景に驚いていた。

 

小町「えっ映姫様があっ頭下げた……」(;゚Д゚)

 

黒は亜狛と耶狛に頭を下げている少女もとい映姫の事について聞く。

 

黒 「なっなぁ亜狛に耶狛このちっこいのとは知

   り合いか?」

 

亜狛「えぇまだ彼女が地獄に来る前にマスターに

   出会ってるんですよ……」

 

耶狛「それでマスターが閻魔になる推薦状を書い

   たってわけ♪」

 

黒 「そうなのか……」

 

理久兎は頭を下げる下げている映姫に、

 

理 「そこまで頭まで下げなくてもいいよお互

   いにフレンドリーにいこうよ♪」

 

その言葉を聞いた映姫は頭をあげて縛られている小町を見て、

 

映姫「所で何で小町は縛られてるのですか?」

 

小町「助けてください映姫様!」

 

小町が助けを求めるがそれについて理久兎は説明をする。

 

理 「彼女仕事をサボってたから~それなら地

   獄を案内してもらおうと思ってね♪」

 

小町「なら縛らなくてもよくない!?」

   

理 「だって君逃げるだろ?」

 

小町「そうだけど……」

 

理久兎と小町が会話しているとその話を聞いていた映姫は、

 

映姫「小町‥‥サボらないようにとあれほど言い

   ましたよね?」(#・∀・)

 

小町「おっお説教は勘弁して~!」

 

そう言い逃げようとするが縛られているため逃げられない。小町はもうダメかと思ったみたいなのか涙目だ。仕方ないのでここは特別に慈悲をあげようと思った。

 

理 「まぁまぁ落ち着きなって♪今回は軽めで

   許してやってくれよ俺に免じて♪」

 

映姫「りっ理久兎様がそこまで言うなら今回は

   見逃します……」

 

そして先程から様つけをしている映姫に小町は質問する。

 

小町「あのすみません映姫様その人って誰です

   か?」

 

小町が質問をすると映姫は、

 

映姫「小町…その御方は龍神様のいえ千様の息子

   の深常理久兎之大能神様ですよ」

 

それを聞いた小町は何度も自分の顔を見るとみるみると顔を真っ青にさせて縛られている状態で頭を下げて、

 

小町「先程の数々の御無礼申し訳ございませんで

   した!!」

 

まさかの最高神の1柱であるとは思わなかったため先程の言葉全てに謝罪をする。すると理久兎は笑いながら、

 

理 「はっはっは問題ないよえ~と君名前は?」

 

頭を下げた小町に名前を訊ねると小町は頭を下げながら答える。

 

小町「おっ小野塚小町って言います……」

 

理 「小町ね………うん覚えておくよ耶狛♪小町

   を解放してあげてくれ」

 

耶狛「はぁ~い♪」

 

耶狛は返事をすると小町を縄から解放する。

 

小町「やっと動けるよ……」

 

理 「悪かったね色々と」

 

小町「いや勿体無いお言葉です!」

 

自分との上下関係が分かってしまったために先程とは打って代わってペコペコしていた。

 

理 「まぁそんな肩に力をいれないでお互いに

   仲良くやろうよ♪」

 

理久兎は小町と握手をするために手を出す。

 

小町「えっえっとよろしくお願いします」

 

そう言って小町は理久兎と握手を交わす。

 

映姫「さてと……小町は仕事してきなさい」

 

小町「わっわかりました!」

 

小町はそう言うと急いで仕事?をしに行った。

 

映姫「すいません小町が色々とご無礼を」

 

映姫は理久兎達に謝るが理久兎以外の3人はこう思っていた。

 

亜狛(いや完全にマスターが悪いよな?)

 

耶狛(なんでか謝られてる何でだろう不っ思議♪)

 

黒 (上下関係って怖いな……)

 

と、常識的な事を思っていた。なお3人の考えが正しいのは明らかだ。謝られた理久兎も、

 

理 「いや俺らが悪いから小町ちゃんは悪くない

   よ♪」

 

映姫「そうですか………でもまさか理久兎様達にま

   たお会いできるとは思ってもみませんでし

   た♪」

 

理 「確かにね………そういえば君も名前聞いて

   なかったね教えてもらえるかい?」

 

理久兎が映姫に名前について聞くと映姫はハッ!とした表情となり自己紹介をする。

 

映姫「失礼しました私は四季映姫と申します」

 

理 「映姫…いい名前だね♪」

 

映姫「ありがとうございます」

 

理 「そんな畏まんなくてもいいよもっと楽にい

   こうよ♪それに様つけしなくても良いから

   ね映姫?」

 

映姫「そっそうですか………なら理久兎さんで良い

   でしょ………いえ良いですか?」

 

まだ固いが先程よりかはマシになった。自分は笑顔で首を頷かせて、

   

理 「うんそれで構わないよ♪それと俺はまぁ知

   ってるだろうけど……後ろの神使の紹介だね

   3人共よろしくね」

 

理久兎が亜狛達言うと3人はそれぞれ自己紹介を始める。

 

亜狛「私は深常亜狛といいますそして隣の子は」

 

耶狛「は~い深常耶狛だよ♪それと私達に対して

   もマスターと同じでいいからね?」

 

黒 「俺は黒よろしくな……」

 

3人は自己紹介を終えると映姫は確認のためそれぞれの名前を言う。

 

映姫「亜狛さんに耶狛さんにそれから黒さんです

   ね………」

 

亜狛「合ってますよ♪」

 

耶狛「うん!映姫ちゃん♪」

 

映姫「ちゃっちゃん!?」

 

黒 「耶狛…ちゃん付けは止めろって……」

 

映姫「え~とここで立ち話もあれなので此方へどう

   ぞ♪」

 

理 「それじゃ行こうか」

 

亜狛「わかりました」

 

耶狛「うん」

 

黒 「あぁ分かった……」

 

映姫は理久兎達を裁判所へと案内するのだった。

 

神様、神使達、閻魔移動中……

 

理久兎達は映姫に案内されて映姫の使っている部屋に案内された。部屋は綺麗なことから綺麗好きだと予想される。

 

理 「へぇいい部屋じゃん」

 

耶狛「わぁ~いソファーだ~♪」

 

亜狛「はしゃぐなよ耶狛……」

 

黒 「亜狛…あんたには同情する……」

 

理久兎達は部屋についての感想を言っていると映姫は、

 

映姫「どうぞかけてください」

 

そう言われた理久兎達は遠慮なくソファーに座り映姫も理久兎達と向かい合うように椅子に座る。そして映姫に向かって口を開き、

 

理 「でも本当に閻魔になれたんだねおめでとう」

 

祝言を送ると映姫は顔を微笑ませる。

 

映姫「はい♪これもあれも理久兎さん達のおかげ

   です♪」

 

理 「いやいや‥‥それでどう?閻魔になっての感

   想は?」

 

閻魔になっての感想を訊ねると映姫はそれに答える。

 

映姫「正直つらい仕事です‥‥書類などの整理もそ

   うですが罪人達の白黒つけるのも」

 

理 「後悔はしているか?」

 

映姫「いえ後悔はしていませんむしろこんな

   に誇れる仕事はありませんから♪」

 

理 「そうか………それなら良かったよ♪」

 

映姫「はい♪それで理久兎さん達はどうして地獄

   に?」

 

それを聞かれた理久兎達は地獄に来ていた本当の意味を思い出した。

 

理 「あっそうだった!なぁ映姫1つ聞きたい事

   があるんだが……」

 

映姫「何でしょうか?」

 

理 「地獄でどこか空いてる土地ってない?」

 

空いてる土地について聞くと映姫は顎に手を置いて考えて、

 

映姫「あるにはありますね」

 

亜狛「本当ですか!」

 

映姫「えぇ…実は地獄の縮小計画と言うのが持ち

   上がりまして今現在一部使われていない部

   分がありますそこは旧都という場所なんで

   すがそこでよろしければ」

 

理 「一向に構わないよ♪」

 

映姫「そうですかなら後でそこに申請を出してお

   きますね♪」

 

耶狛「ありがとう映姫ちゃん♪」

 

黒 「なぁ映姫だったか?………その旧都とやらは

   どこにあるんだ?」

 

黒が訊ねると映姫はそれに答えるが……

 

映姫「………場所を話す前に理久兎さん達は幻想郷

   という場所はご存じですか?」

 

幻想郷について聞かされた理久兎達は首を横に振って、

 

理 「いや分からないな……」

 

亜狛「初めての聞きましたね」

 

耶狛「知らないかな?」

 

黒 「主達が知らないなら分からないな」

 

理久兎達が知らないと言うと映姫は幻想郷について説明を始める。

 

映姫「幻想郷………実は私そこの地獄がついこの間

   管轄になったんですよ」

 

理 「ほうほう……」

 

映姫「その幻想郷の創始者…確か妖怪の賢者八雲紫

   という妖怪に頼まれたんです」

 

映姫のその言葉を聞き自分は驚きのあまり動揺した。

 

理 「映姫いっ今、八雲紫って言ったか?」

 

映姫「はい………知り合いですか?」

 

耶狛「えっとね紫ちゃんはマスターの弟子だよ♪」

 

それを聞きた映姫は驚いた。それもそうだろうその妖怪の師匠がまさかの最高神だったからだ。

 

映姫「理久兎さん弟子がいたんですかそれもまさ

   か妖怪の!」

 

理 「いや映姫ちゃんそれは偏見の違いさ俺らは

   人間や妖怪それに神や魔族それら全てにお

   いて平等だ差別は一切無しだよ♪」

 

映姫「すっすいません……」

 

理 「話がそれちゃったね………続きをいいかい?」

 

映姫「あっ失礼しました‥‥それでその八雲紫の頼

   みで私は幻想郷の閻魔になったんです……」

 

黒 「なぁそれと場所の話………何処に繋がりがあ

   るんだ?」

 

黒が聞くとそれついて理久兎が答える。

 

理 「恐らくその旧都があるって所は幻想郷って

   事だろ?」

 

映姫「その通りです」

 

黒 「なるほど‥‥好条件じゃないか主よ?」

 

亜狛「確かに紫さん達の活躍を観察する事も出来

   ますしね」

 

耶狛「私もそこがいいよマスター♪」

 

従者3人の意見を聞いたが理久兎の考えてはもう決まっていた。

 

理 「映姫俺らをその旧都とやらに連れてってく

   れないか?」

 

映姫「えぇ理久兎さんの頼みとあらば構いません

   よ♪それに転勤で幻想郷の地獄に行くので

   その道すがらで送ります♪」

 

理 「ハハハそうかありがとう♪」

 

こうして理久兎達は旧都へと赴く事となったのだった。


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