自分達一行は空間を越えて幻想郷から外の世界の路地裏へと舞い降りた。なお服装は前に外界へ訪れた際に着ていた服を着用している。
耶狛「外界よ~私は帰ってきた~♪」
亜狛「止めろ!!恥ずかしいから!!」
耶狛 (´・ω・`)
久々に外の世界へと来た耶狛は嬉しさのあまりどこぞの台詞を言うが亜狛に止められる。
黒 「耶狛はほっといて主よ俺は何で外界に来てい
るのだ?」
黒は耶狛に連れられるがままついて来たが何故外界なのかが分からない。それについて理久兔は黒に教えた。
理 「分かりやすく言うと皆で海に行こうって事で
皆のぶんの水着と海で食べるBBQの材料や
らついでに酒を買ってこうと思ってな………」
黒 「……主よ服なら本人達を連れてこなくていいの
か?」
理 「大丈夫今からお前らの目の前のビルに売って
いる水着全部買うから」
それを聞いた3人はキョトンとしてしまう。すると亜狛と黒は、
亜狛「嫌々!嫌々!ちょっと待ってください!!」
黒 「おいおい…金やらはあるのかよ……」
理 「金ならある………」
黒 「おっおうそうか……」
端から見ると何処の成金野郎だと思いたくなる台詞だが実際本当に金ならあるためそれが言える。自分達がそんな会話をしている一方で、
耶狛「皆~置いてくよ?」
耶狛は興味津々なのかどんどん先へと進んで理久兔達のいる距離から数メートル離れていた。
理 「おしそんじゃお前ら行くぞ」
亜狛「わっ分かりました………」
黒 「やれやれ……」
3人は耶狛についていく形で路地裏を抜けてビルもとい現代で言うデパートへと入っていった。
女性「いらっしゃいませ……」
自動ドアを通り過ぎると目の前には女性がお辞儀をして自分達を迎えいると、
耶狛「いらっしゃいました~♪」
女性「えっ!?」
耶狛は頭を下げた女性に自分もお辞儀をしたのだ。それには亜狛も恥ずかしくなったのか顔が真っ赤だ。
亜狛「こっこら!すいません妹が……」
女性「いえいえ………」
理 「なぁそこのお嬢さん♪水着売り場はどこにあ
るか教えてくれないかい♪」
理久兔は満面の笑みで目の前にいる女性従業員に訊ねると女性従業員は顔を少し赤くして、
女性「あっえっと‥‥そこの目の前にあるエスカレー
ターを登って右の通路を行けばすぐで‥‥です
………」
理 「ありがとう♪ほらお前ら行くぞ」
理久兔は女性に言われた通路を歩いてく後ろでは、
黒 「なぁマスターはたらしな訳じゃないよな?」
亜狛「いや自然にやっていてたらしではありません
ね………」
耶狛「でもそれがさとりちゃんにも影響されなけれ
ば良いけどね………」
そんな事を言いつつ理久兔の後ろを着いていった。エスカレーターに乗ると耶狛は少しはしゃいでいた。
耶狛「凄いねお兄ちゃん今の階段って動くんだね」
亜狛「あぁ時代の移り変わりを感じるな……」
黒 「………魔界にもこんなのあったような気がする
が?」
理 「ほらお前らそろそろ降りるぞ」
自分の言葉で3人は終着点が見えてそれぞれエスカレーターから降りていき先程の女性従業員が言った道を通り水着コーナーへとやって来るがまだ季節ではないのか売っている数も少なかったがこれからに向けて置いていっている感じだった。
店員「いらっしゃいませどのような水着をお探し
で?」
理 「とりあえずここの水着全部いただくよ♪」
店員「…………はい!?」
やはりこのような反応は当たり前だ。突然店に見知らぬ男性がやって来て陳列されている水着全部買うなど言えばこんな反応も無理はない。
亜狛「えっと無理です………よね?」
店員「いえ!お値段はしいて約60万ぐらいですが
一括で買ってくれるので約40万でいいです
いえ是非買ってください!」
黒 「なっ何だこの店員無理難題を受けやがった」
耶狛「私達に出来ない事を平然とやってのけるそこ
に痺れる憧れる~♪」
理 「…何処の漫画だよ……」
珍しく今回はツッコンだ。本当に何処のハイな漫画の台詞だよ。すると店員は心配してそうな顔で、
店員「えっと………すいませんがお金は?」
理 「あぁ~と40万ね………」
理久兔は財布を広げて現代で言う福沢諭吉を45枚取り出して女性へと渡す。
理 「5万円分のつりはいらないから君の小遣いに
でもしなよ♪」
店員「あっありがとうございます!」
黒 「それと荷物はもう少ししたら取りに来るから
頼むぞ」
店員「分かりました♪」
理 「それじゃ頼むよ♪」
自分達は水着売り場を後にして今度は下へと降りていって食品売り場へとやって来る。
理 「食べたい物を買ってこいよ」
亜狛「分かりました」
耶狛「了解~♪」
黒 「うぃっす……」
言葉を聞いた3人はそれぞれ散っていってそれぞれ食品を漁る。
亜狛「えっと‥‥焼きそばの麺やら買ってくるか」
耶狛「私は~うん!お菓子を買ってくるね♪」
黒 「俺は無難に肉を探すか………」
3人は呟いてそれぞれ欲しい物を買っていく。なお自分は皆の言ったことを考えて、
理 「そうだなぁ………まぁ野菜は直栽培してるから
栽培していない野菜は………」
野菜売り場を物色していき理久兔は陳列されているもやしの入った袋を取ると、
理 「うんこれだな………」
それを幾つかかごに入れていく。すると3人が帰ってくる。
耶狛「マスター買ってきたよ♪」
亜狛「買ってきましたよ~」
黒 「………………」
3人はそれぞれ商品を持ってくると自分の持っている籠に入れていく。持ってきた物を見ていてバランスよくまとめられていた。
理 「うんまぁ良いじゃん♪」
ぶっちゃけただ3人のそれぞれの個性を見てみたいがために買ってこいと言ったのだ。それに貯金している金を使いたいというのもあるのだが、
理 「もう少し色々と買ってこような♪」
そうして一時間かけて買うものをまとめてレジへと行くと、
店員「いらっしゃいませ………」
そう言い自分達が籠にいれて食品のバーコードをスキャンしていく。それを耶狛はじっと眺めていた。
耶狛「面白そう………」
亜狛「こら耶狛失礼だぞ」
耶狛「ごめんお兄ちゃん」
そうしてレジにいる店員商品をスキャンすると自分にお辞儀をして、
店員「合計で27653円です」
理 「そんじゃこれでね♪」
店員「丁度ですね………ありがとうございました」
理 「へいへい」
そうして荷物をまとめると自分達はまた先程の店へと戻っていくと先程の店員が荷物をまとめてくれていた。
理 「荷物は出来上がってる?」
店員「はいそこの段ボールが全てです……」
目の前には大きな段ボールが4つほどあったが自分達には重さなど関係ない。それぞれ1つづつ段ボールを持って、
理 「そんじゃありがとうね♪」
店員「またのご来店をおまちしております」
そうして自分達はデパートを出て裂け目を開き幻想郷へと帰っていくのだった。