ここ地霊殿のエントラスには沢山の動物もといペットと数人の妖怪やらが集まっていた。それもその筈何せ今日は皆での海開きなのだから。そしてその一画では美寿々や勇儀達も来ていた。
勇儀「しかしまさか地底に来て海に行く事になると
はなねぇ………」
パル「私行ったことがないのよね………」
ヤマ「あっそれ私も!」
キス コクコク……
美 「あれ?そうだったのか?」
美須々や勇儀の言葉を聞いた3人はどんな感じか聴く。
パル「美須々さん達は行ったことがあるの?」
美 「あぁ海は広大だ………」
勇儀「何せ先が見えないからな………」
ヤマ「へぇ~あっ理久兔さんが来たよ!」
ヤマメの言葉を聞いた4人は一斉に階段の方を見るとそこにはアロハシャツを来た理久兔とラッシュパーカーを着ているさとりが立っていた。
理 「はいそんじゃまぁ企画通り海に行くぞ~」
さと「私達のペット達は必ず渚の砂浜にいること絶
対にそこから離れてふらふらしないようにし
てちょうだい」
さとりの言葉を聞いたペット達は心の声でさとりへと語りかけていく。さとりは一礼して自分の方を振り向き、
さと「理久兔さん話は以上です♪」
そう言い後は任された。数歩だけ前へと出て、
理 「了解それじゃ亜狛&耶狛ゲートを繋げ!」
その言葉を聞いた亜狛と耶狛は現れてそれぞれゲートを開ける。
亜狛「それじゃまずはペット達は中へ!」
耶狛「順番は守ってね♪」
その指示を聞いたペット達は3列になって次々に裂け目へと入っていく。そんな中、自分とさとりは美須々達のもとへと向かう。
理 「まぁ楽しんでってよ皆♪」
ヤマ「それはもう♪」
勇儀「といっても一部は理久兔の料理をつまみに酒
で一杯何てのもいるけどねぇ」
美 「ギクリっ!」Σヽ(`д´;)ノ
勇儀の言葉を聞いた美須々は冷や汗をかいていた。どうやら図星のようだ。
美 「いっ良いだろ!それも楽しみなんだからさ
とやかくいう筋合いはないからね!」
さと「…本当に正直な方ですね……」
パル「私は勇儀やらと泳ぐ予定だけど貴方は泳ぐ
のかしら?」
パルスィの言葉を聞き自分は考える。料理作りだとかがあるため暇があったら泳ぐだろう。
理 「う~んどうだろうね♪まぁ暇があれば泳ぐか
もね?」
その話を聞いたさとりは横でため息をはいた。
さと「…………はぁ……」
こい「何ため息を吐いてるのお姉ちゃん♪」
さと「こいし………」
いつの間にか後ろに立っていたこいしをさとりは見ると、こいしはニコニコとしながら、
こい「折角だから理久兔お兄ちゃん誘えば?」
さと「いや私は傘の影で本を読むから………」
こい「そんなんだと誰かに取られちゃうよ?」
さと「うっうぅん……」
そこまで言われると頭を悩ませる。体を動かすのはあまり好きではない。故に本を読むのがいいとも思えるが理久兔をとられるというのも釈然としないため悩んでいると、
理 「2人共何話してるの?」
理久兔は美須々達と話終えるとさとりとこいしが話しているのを見かけてこちらへと寄ってきた。
さと「あっいえ……」
こい「理久兔お兄ちゃん泳ぎを教えてってお姉ちゃ
んが♪」
さと「………え?」
こいしの話からして泳ぎを教えて貰いたいみたいみたいだ。教えるぐらいなら良いだろうと思い、
理 「うん良いよ♪」
と、返事を返すと何故かさとりは一瞬動揺したがすぐに平生となる。
さと「えっと教えてもらっても良いんですよね?」
理 「いやだから良いけど?」
さと「そうですか……よ…よろしくお願いします」
理 「うんよろしくね♪」
そんな理久兔と姉の行動を見ていたクスクスと笑って見ていると、
黒 「こいしそろそろ俺らも行くぞ」
こい「はぁ~いそれじゃ黒お兄ちゃんだっこ♪」
黒 「うおっと!たくっしょうがねぇな……」
黒はこいしをおんぶして亜狛と耶狛が開けた裂け目へと入っていく。さらには美須々達も、
美 「そんじゃ私らも行くよ」
勇儀「はいよ……」
パル「えぇ……」
ヤマ「はいはい♪」
キス「…………♪」
美須々についていきそれぞれ裂け目へと入っていく。なおキスメはヤマメが桶ごと持って裂け目へと入っていった。
お空「お母さん♪お父さん♪私達は先に行ってるか
らね♪」
お燐「後で泳ぎ方を教えてねお父さんお母さん♪」
耶狛「行ってらっしゃい♪」
亜狛「あぁ♪教えてやるよ♪」
お空「それじゃ行って来ます♪」
お燐「また後で♪」
2人はそう言い裂け目へと入っていった。そして理久兔とさとりも、
理 「そんじゃ俺らも行こうか♪」
さと「はい♪」
そうして2人も裂け目へと入るとそれに続いて亜狛と耶狛も入っていき裂け目は閉じられた。自分達が今いる場所はかつて自分と亜狛と耶狛が旅をしている時に偶然見つけた地図にすら載っていない無人島。そのため人の気配など一切しない。故に妖怪や動物達にとって楽園となっているだろう。
理 「久々の潮風は良いものだね♪」
さと「……海ですね…………」
自分達の目の前には広大な海が広がる。とても風情のある景色だが今は妖怪達や動物達が楽しそうに泳いだり遊んだりしている。
亜狛「久々ですね♪」
耶狛「うぅ~んこの感じ最高♪」
亜狛と耶狛が潮風を肌で感じていると、
お空「お母さ~ん♪」
お燐「こっちですよお父さん♪」
お空とお燐が手を振ってこっちへと合図をする。亜狛と耶狛は微笑みながら、
亜狛「行くか♪」
耶狛「うんお兄ちゃん♪」
2人はお空とお燐の元へと向かっていった。
理 「さてと……それじゃさとり……」
さと「はい?」
理 「泳ぎの練習をしよっか?」
満面の笑みでさとりに言うとさとりも少し恥ずかしそうに、
さと「へっはっはい………」
と、言い自分はさとりを連れて海へと向かうのだった。