理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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第277話 制裁

天界へと向かってから約1週間ぐらいだろうか。そのぐらいの日数が経っていた。そんな中、理久兎は持っている武器、黒椿、龍刀【影爪】、天沼の矛を磨いて決戦の準備をしていた。

 

理 「準備よし念のための変わり身人形もよしさて

   青臭い比那名居ガキにこの世の不条理と現実

   を教えてやらないとなぁ」

 

そうして理久兎は部屋から出て基本、亜狛がいるであろうダイニングルームへと向かった。

 

理 「お~い亜狛~」

 

亜狛「あっマスターお出掛けですか?」

 

耶狛「何処いくの?」

 

亜狛は耶狛と共に神経衰弱をしていた。どうやら密かなマイブームになっているようだ。

 

理 「ちょっと天人を懲らしめにな♪」

 

耶狛「ふぅ~ん私も行っていい?」

 

理 「あぁ~今回は俺一人で頼むよ」

 

耶狛「分かったよ♪」

 

亜狛「それでは博麗神社の近くに裂け目を作ります

   ね」

 

理 「あぁ博麗神社近くに裂け目を作ってくれ」

 

そうして亜狛の能力で裂け目が作られ紫達が建てた墓が見える。どうやら博麗神社の裏山のようだ。

 

理 「そんじゃ行ってくるな♪」

 

亜狛「お気を付けて♪」

 

耶狛「行ってらっしゃい♪」

 

そうして理久兎は裂け目へと飛び込んだのだった。そうして自身の墓の前へと出ると裂け目は閉じられた。空を見上げると、

 

理 「………やっぱり空は積乱雲」

 

1週間ぐらい前もそうだが積乱雲が音を鳴らしていた。久々に晴れた天気を見たいなとも思えた。

 

理 「とりあえずは博麗神社にレッツゴー♪」

 

気分を変えようと明るく振る舞いながら空を飛んで犯人の天子がいるであろう神社へと向かった。空を飛んでいき博麗神社が見える。見た感じ新しくなっているためどうやら建て直しは終わったようだ。

 

理 「さてさてどんな状況かな」

 

鳥居の天辺に立って下の方向を眺めると紫と桃の乗った帽子を被っている少女いやあれが現況の比那名居天子であろうその2人が何が話していていて他のメンバーがあたふたしていた。

 

理 「おや珍しい紫がキレてやがる………」

 

少し遠くからでも分かる。紫がマジギレしている。するとこんな声が聞こえてきた。

 

紫 「こんな神社さっさと壊しちゃいなよ」

 

天子「言ってくれるわね地面を這いつくばっている

   土臭い妖怪が面白い事を言うわね!」

 

紫 「ついこの間天界を見てきたけど随分と土地は

   余ってたわねそれ故に地上に住もうなんて図

   々しいのにも程があるわね」

 

天子「ふん!貧しくても恨む無き難し地上にいるか

    らって僻まない事ね!」

 

 

紫 「本当に鼻につくわねその天人特有の上から目

   線…美しく残酷にこの地から住ね!

 

この光景を間近で見ていた流石に危険と思えた。恐らくガチキレした紫は下手をすれば天子を亡き者にしてしまうかもしれないそんな状況だったからだ。

 

理 「しょうがねぇな………」

 

腕を天に掲げそして一気に地面へと振り下ろした。

 

理 「災厄 天地雷鳴」

 

するとどうだろうか積乱雲が音を鳴らしそして2つの落雷が落ちる。1つは博麗神社へと落ち博麗神社が真っ赤に燃え出した。そしてもう1つは紫と天子がぶつかり合う直前に落ちて2人の衝突を止めさせた。

 

天子「くっ……あっ私の神社が!」

 

紫 「………今のは明らかに自然の落雷じゃない」

 

何て声が聞こえるとニヤリと笑う。そしてこの場にいる全員に聞こえるようの高笑いをした。

 

理 「くくく……アハハハハハハハハハハハ♪」

 

その高笑いに気づいたのかこの落成式に参加していたメンバーと言ってもこの神社の巫女の博麗霊夢、そして葛ノ葉 蓮に黒のお気に入りの霧雨魔理沙そして妖忌の孫の妖夢に紅魔館のメイドそして紫と天子しかいないがそれらの視点は自分に向けられた。するとそれを見ていた蓮は叫んできた。

 

蓮 「何でお前がここにいる隠者!」

 

と、言ってくるが天子が不機嫌な表情で、

 

天子「あんた決闘の邪魔したの分かってる?」

 

理 「決闘?笑わせるなまだ始まってもないだろ」

 

鳥居から飛び降りてふんわりと着地して相手の方へと歩きながら首を曲げて音をならす。

 

理 「それに俺は今回てめぇに用があって来たんだ

   よ比那名居のガキ」

 

天子「誰がガキですって?私から見たら貴方はそん

   なフードで顔を隠して変質者にしか見えない

   わよ」

 

何とも面白い事を言ってくれる。ただ否定は出来ないが、

 

理 「感性ってのは様々だからねお前らから見れば

   変質者、俺から見ればまだまだ青臭いガキっ

   て事だ」

 

天子「言ってくれるわね貴方………」

 

否定できなければ肯定すればいい。ついでにバカにすれば挑発にもなる。

 

紫 「ねぇどいてもらえる?早くそいつを潰したい

   んだけど?」

 

理 「おっとそれは出来ないな今からそいつには制

   裁を加えないといけなくてな」

 

と、言うとこの場の全員は何故か自分に敵対しているかのように臨戦体制を取ってくる。

 

理 「はぁおれも嫌われたものだな!!」

 

地面に足を叩きつけそして、

 

理 「仙術 九式 咒鎖の誓い!」

 

無数の鎖が地面から現れ天子以外の者の手足を拘束する。

 

蓮 「またこれか!」

 

霊夢「はっはがれない!!」

 

咲夜「流石にこれは時を止めても……」

 

妖夢「切れない!?」

 

紫 「…………」

 

外野勢に邪魔されるのもあれなので暫く見ていてもらうことにした。だが、

 

天子「スキあり!」

 

いきなり天子は先が尖った岩を此方へとぶつけてきた。だが当たる寸前で、

 

ジャキンッ!!

 

岩は真っ二つに変わる。一瞬で胸ポケットに隠している断罪神書から黒椿を取り出して切断したのだ。しかも黒椿は歯こぼれ1つも無しまさしく一斬必殺の刀だ。

 

天子「私の…要石を斬った!?」

 

理 「こいてめぇに世の中の不条理を教えてやる」

 

そうして理久兎と天子とで戦いが始まるが、

 

紫 「どうして御師匠様の刀を……!」

 

と、紫が呟くが理久兎には聞こえてはいなかったのだった。


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