第284話 神々の集い
冬となりついに理久兎は行くのが面倒な千主催の神々の祭りに行く日となり理久兎達は地霊殿の玄関に立っていた。
理 「はぁ行くの面倒くせぇな」
ついつい言葉に出てしまう。それを聞いていた亜狛、耶狛、黒は苦笑いをしながら、
亜狛「まぁ気持ちは分かりますけど……」
黒 「やれやれ……」
耶狛「アハハ♪でも私はちょっと楽しみかな」
お祭りや何かのイベントが大好きな耶狛は少しだが金色の尻尾を左右に振るう。そしてさとり達が理久兎達の前に立つと、
さと「気を付けて行ってきてくださいね?それと約
束は守ってくださいね?」
理 「分かってるさ♪」
お空「お母さんお土産買ってきてね♪」
耶狛「もっちろん♪」
お燐「お父さんも無理しないようにね?」
亜狛「あぁ胃薬は持ったから………」
と、励みの言葉を投げ掛けてくれる。
理 「そんじゃ行ってくるな♪」
そう言い理久兎は先に玄関から外へとでる。
さと「亜狛さん耶狛さん黒さん理久兎さんをお願い
しますね」
黒 「あぁ……」
亜狛「勿論ですよ♪」
耶狛「ふふっそれじゃ行ってきます♪」
そうして3人も外へとでて亜狛と耶狛の能力で裂け目を作り出す。
理 「そんじゃ行くぜ……」
亜狛「はい!」
耶狛「レッツゴー♪」
黒 「何もなきゃいいがな」
そうして理久兎達は裂け目へと入り裂け目は閉じられその場に静寂が戻るのだった。そしてここ高天ヶ原の広場では多くの神々達が一同に介し集っていた。そしてその広場の壇上に神達の中でも比較的に小さな神と数人の神が立つ。そして小さな神いや世界の頂点となる者である龍神の千が立つ。
千 「皆の者よ!よく来てくれたの!今日は飲みそ
して共に笑いあおうぞ!」
神達「おぉーーーーー!!!」
その掛け声と共に皆は楽しく飲み始めた。そしてそれを壇上で眺める神である千そしてここ高天ヶ原の管理者である天照、そしてゲストで呼ばれている須佐能乎命と月読、最後に神々のビッグダディこと伊邪那岐が楽しそうに微笑む。
天照「お婆様このような宴を提案して下さってあり
がとうございます」
須佐「まさか奇稲田も呼んでくれるとはな」
月読「ふふっお婆ちゃんありがとう♪」
と、孫3人に言われ千は少し照れてしまう。
千 「まっまぁたまには良いじゃろ♪のう伊邪那岐
よ♪」
イギ「そうですね母上♪」
と、2人が言った時だった。突然千達の頭上で不自然な裂け目が開かれたのだ。そこから、
ドゴンッ!!
千 「ぐへっ!!」
理 「ほ~うここが高天ヶ原ねぇ」
理久兎が降りてきて千の頭上から着地した。これには他のメンバーの目が点になっているのに気づく。
イギ「あっあああn………」
と、何か伊邪那岐が言おうとしたが、
ドゴンッ!!
イギ「がはっ!?」
黒 「ほう………」
理久兎と同様に黒が伊邪那岐の上へと着地し伊邪那岐を踏みつける。更に亜狛と耶狛も着地する。
亜狛「これまた凄い数の神様達ですね」
耶狛「そうだねぇ~」
と、マイペースだ。だが亜狛と耶狛は理久兎と黒に目をやると目を点にした。
亜狛「マスター!?」
耶狛「黒くんも下!」
と、言われ理久兎と黒は下を見る。
理 「………どうした何にもないぞ?」
黒 「ん?あっ悪い」
黒は伊邪那岐から降りるが自分の場合は見たところ小石の上に乗っかっていると認識してどかないで立つ。だが、
天照「貴方達は何者ですか!」
月読「あれ?何か理波さんそっくりの人だ?」
須佐「てかてめぇ!婆ちゃんの上に乗っかっている
んじゃねぇぞ!!」
と、言ってくる。久々に甥っ子や姪っ子達に会えた。
理 「あっ天照に月読に須佐能じゃんおひさ♪」
須佐「お久って‥‥まっまさなてめぇまさか理波か!」
天照「嘘ですよね!?」
月読「そうなんだそれじゃお久しぶり♪」
と、言っていると、
千 「いっいい加減に降りぬか!!」
そう言うと何処にあるのかとんでもない馬鹿力で起き上がった。上へと飛ばされるが上手く着地する。
理 「とと‥‥危ねぇな!」
千 「貴様!ワシを踏み台にするとはよい度胸じゃ
のう!」
どうやらキレたようだ。これには嗜虐心がくすぐられる。
理 「ハハハ悪いなあまりにも小さすぎて道端のゴ
ミと勘違いしちまった♪」
天照「お婆様に向かってゴミっ!?」
月読「おぉ~勇気があるというか無謀だねぇ」
須佐「おっおい理波あっ謝った方が!」
そんな事を言っていると黒の下敷きとなっていた伊邪那岐が起き上がる。
イギ「痛たたた………」
耶狛「大丈夫?」
黒 「悪かった大丈夫か?」
亜狛「お怪我は……‥」
イギ「あぁ大丈夫だよ♪それよりも兄上!来るなら
一言ぐらい下さい!」
と、言った瞬間、理久兎と千 以外の者達の空気が変わった。まるでいきなり凍結したかのようにそして、
天照「おっお父様いっ今…何と……?」
イギ「えっ?だから兄上って………?」
須佐「あっ兄上っておっおいだっ誰だって?」
イギ「誰って母上と喧嘩しているのが兄上だよ?」
月読「へぇ~理波が私達の叔父なんだ♪………ん?」
と、三貴神達は固まる。そして理久兎の従者達の3人は、
亜狛「あっ兄上………?」
耶狛「マスターの弟…さん……!?」
黒 「あっ主の弟を潰しちまった……はっ!?」
亜狛と耶狛、黒も固まる。そして止めをさすかのように伊邪那岐は、
イギ「あれ?聞いてなかったのか?あのお方が私の
実兄でありお前達の叔父でもあるお方その名
を深常理久兎乃大能神様だよ♪」
全員「えぇーーーーーーーーーー!?」
と、周りの神達は驚きのあまりに絶叫したのだった。だがそんな事はどうでも良いと言わんばかりに、
千 「貴様やはり可愛いげがないの!それとワシは
好きで身長が低いわけではないわい!!この
青二才が!」
理 「はっ知るかそんな事それと俺が青二才ならあ
んたは婆さん過ぎてBBAだなこの見かけ倒
しのロリBBA!」
この2神は久々の再開なのにも関わらず喧嘩をするのだった。