高天ヶ原では神々が酒を飲み交わしそして自分達の身の回りのことや信仰の問題について話していた。そんな一画で、
理 「まぁこんな感じでずっと冒険しいて今は落ち
着いて地獄で隠居中って所かな」
天照「凄く経験がありますね………」
須佐「本当に神とは思えねぇや」
月読「でも理久兎さん私の親友を助けてくれてあり
がとうございます♪」
理 「あぁ気にすんな♪」
と、自分の冒険記を話していた。地上に降りたってしてきた事や理千となって月で生活してきたこと。理波となってかつての大和の神々に喧嘩を売ったこと。そして百鬼夜行の総大将となった事など色々と話した。
天照「でも月読の件といいしっかり本名で名乗って
下さればよいのに………」
理 「他の神達からは良い目では見られてはないし
それに神と知って態度が一変したりとかそう
いうの嫌なんだよね………」
イギ「相変わらず権力嫌いは治りませんね」
それはそうだ。権力なんてものがあってはつまらない。気さくに話しかけることも出来なくなるなんてそんなのは嫌だ。
耶狛「へぇマスターって昔からそうなんだ」
千 「うむこやつは昔から自分のルールのみで生き
ておるからのぉそれとおんしワシの言葉通り
しっかり守っておったようじゃな♪」
黒 「んっ?………あぁっ!?よく見てみるとあの時
の!そうかだからかこんなに俺の本能的が危
険と思った理由はそういうことか!」
黒はかつてまだ魔界からこの世界に来たばかりの時に一度だけ千に出会った事を思い出した。
千 「うむ♪それとそなたら愚息じゃがワシの息子
の面倒をこれからも見てやってくれると嬉し
いぞ♪」
亜狛「えっとどういう意味かは分かりませんがマス
ターには絶対についていきますよ♪」
耶狛「うん♪それと黒君何があったの?」
黒 「それは秘密だ」
耶狛「えぇ~」
亜狛「他人の秘密を聞くもんじゃないぞ耶狛」
と、4人は話すのだった。そして理久兎の視点に戻る。理久兎の本来の性格だとかを知った三貴神は不思議そうな顔をして、
須佐「だが噂とは大分違うよなぁ」
月読「うん聞いた話だと地獄の十王を脅迫したとか
他国の神を拳で黙らせたとか色々と危ない噂
は絶えないしそれに他国の神みたいに私達も
襲うとか下克上を狙ってるとか」
天照「本当にそうよね………」
理 「あぁ~下克上は狙ってはないしお前らには手
は基本出さないよ殺ってもおふくろだけだか
ら安心しなよ♪」
と、軽く千に挑発しながら言うと千は笑いながら、
千 「ほう言うのぉそなたがワシの首を取ろうなど
永遠にないがの♪」
理 「言うね………やってみるか?」
そうしてお互いにまた立ち上がろうとする。だがその前に伊邪那岐と天照そして亜狛と耶狛と黒が立ち上がり、
イギ「母上お止めください!」
天照「お婆様も止めになってください!!」
亜狛「マスター本当に止めてください!!」
耶狛「マスターとマスターのお母さんが戦ったら洒
落にならないから!?」
黒 「マジで止めろ!」
と、止められ理久兎と千はまた席に座る。そして酒をまた少し飲むが、
理 「………所であいつ何で1人で飲んでんだ?」
千や甥っ子に姪っ子と話せて楽しいが一番気になることがあった。それは怠惰のクソ悪魔と名乗った男の事だ。1人さみしくボッチ酒している。
理 「なぁおふくろあの怠惰って奴は誰なんだ明ら
かに神じゃねぇよな?」
イギ「それは私も気になっていたんです母上あの方
は一体?」
千 「ん?あぁ怠惰の事かあやつはワシの古くから
の友人じゃよ♪」
どうやらおふくろの友人らしい。だが何故一人でしかも凄く仏頂面というか嫌々といった感じなんだと思う。
耶狛「でも皆ワイワイして飲んでるのに1人で寂し
くないのかな?」
千 「あぁ~あやつ人見知りでの友人以外とはあま
り話そうとせんのじゃよ」
亜狛「そうなんですか………」
千 「所で魔竜の小僧よそなた感じたんじゃろ怠惰
の強さに?」
と、千は黒にそんな事をいってくる。黒は真剣な表情で、
黒 「あぁあんたの殺気と主の殺気その2つがぶつ
かり合う中で俺らはうつ伏せになる事しか出
来なかった‥‥だがあいつは違ったあり得ない
事に平然と歩いていたからな」
それを聞いた千は顔をにやつかせた。そして楽しそうに、
千 「そうじゃなぁ‥‥理久兎よあやつはそなたより
もいやワシより強いぞ♪」
理 「ほう………」
自分やおふくろよりも強い。そんな奴がこの世にいるとは思ってもみなかった。だから興味を持つが皆は驚きの表情だった。
イギ「嘘ですよね!?」
亜狛「えっ!?」
耶狛「………ねぇマスターにそれからマスターのお母
さんって相当強いのにそれを上回るの!?」
黒 「…やはり同格いやそれ以上か」
須佐「マジかよ……」
天照「お婆様を越えるって」
月読「どのくらい強いのか見てみたいかな♪」
と、皆様々な言葉を述べる。そして月読の言葉を聞いた千はとある事を思い付いたのか、
千 「そうじゃ!理久兎よ少し余興をしてくれんか
のぉ?」
理 「余興?」
千 「うむ♪怠惰よ~少し来てくれんか♪」
千は一人酒?をしている怠惰を呼ぶと怠惰のクソ悪魔は頭を掻きながらやって来た。
怠惰「何…どうしたの……千ちゃん?」
千 「怠惰よ頼みなんじゃが少し理久兎と手合わせ
してくれんかの?」
怠惰「………………………へっ!?」
怠惰は目を点にして凄く驚いた顔をしながら間抜けな声をあげた。
怠惰「いや!嫌!嫌々!待て待て!!明らかに瞬殺
される未来しかなくない!?」
と、台詞的に本当に強いのかよく分からない台詞を吐いた。すると千は、
千 「安心せい試合時間は8分の1試合じゃ」
怠惰「いや!そんな問題じゃないよ!?開始10秒
も経たない内に瞬殺だから!?それにフェア
じゃないからね?」
言ってる事がただの雑魚の台詞にしか聞こえてくる。
理 「なぁお前達あいつ強いと思うか?」
3人に強そうかと聞くと3人は、
亜狛「何か見てるとそうでもないですね?」
耶狛「うん見かけ倒し?」
黒 「見たて違いか?」
自分もそうだが3人も怠惰の強さがよく分からない。すると千は、
千 「安心せいそんなんだと思ってそなたのこれも
持って来ているんじゃよ♪」
そう言い何処から出したのか小町の持つ鎌と同等レベルの大きな鎌を出した。しかもその鎌には無数の鎖が絡み付いていて小町の鎌とは違い生物を殺すように刃が設計されていた。
怠惰「俺の神器やん
シレンティウムと呼ばれている大鎌を手に持つと軽く回して構える。
怠惰「懐かしいな本来の用途で使うなんて何年ぶり
だろ?ここ近年は殆ど物干し棒の扱いだった
からなぁ」
何て事を言いながら歩いてくる。そして自分より数メートル近くで止まると、
千 「怠惰よそなたが勝ったら高天ヶ原ならではの
甘味をご馳走してやろう♪それと‥‥間違って
もそこは分かっておるよの?」
怠惰「分かってますよそれとその言葉を忘れないで
ね千ちゃん♪」
大鎌を振り終え大鎌の先端を向けてくる。
千 「理久兎よそなたも武器やらを使っても構わん
ぞいやむしろ使うのじゃぞ」
理 「疑問は残るがまぁ良いかそれとよそのシレン
ティウムだったよな確かラテン語で静寂だよ
な?」
怠惰「あぁ皆に静寂を与えるそれがこの大鎌さ」
獰猛な笑みで手を動かしてくる。どうやらかかって来いという意味だろう。ポケットから断罪神書を取りだし宙に浮かせる。
理 「あんたの実力は強いのかそれとも弱いか見さ
せてもらうぞ!」
怠惰「良いよ♪だけど期待外れするかもね♪」
そうして理久兎と怠惰のクソ悪魔という謎多き男と対決をするのだった。