夜の宴会のフィナーレが起こる高天ヶ原。そこに皆は酒を飲みどんちゃん騒ぎだ。世界の創造神であり母親の龍神の千や弟のイザナギそして甥や姪の天照や月読、諏佐能王。他にも自身の従者である狼兄妹の亜狛と耶狛そしてかつて魔界と呼ばれる場所で大暴れをしていた黒。他にも数多くの神たちが騒ぐそんな中だが自分、深常理久兎はある人物と酒を飲んでいた。
怠惰「はぁやっちまったなぁ‥‥やっちゃったよ‥‥」
理 「なぁ怠惰……何をそんなにしょげてるんだ?」
怠惰「……はぁ…大切な大切な
理 「そう…なのか……?」
怠惰「うん…皆が楽しみにして見てくれる
ったんだけどね………ちょっとした事で失っ
てね……皆に合わせる顔がなくてさ…グスッ」
それを聞いて考える。今から数時間前に怠惰もとい怠惰のクソ悪魔とは拳と拳を交わした仲でありもう知り合いである。そして何よりも困っていてもう泣きそうな者を放ってはおけない。
理 「ならよ俺が経験してきた事で良いなら話して
やるよ♪」
怠惰「……そう…だね………もしかしたら怠惰さんの
この今の気持ちも晴れるかもしれないかな
なら少し聞かせてくれないか?」
理 「良いぜなら話してやるよ♪」
そうして自分は過去に起きた事。そして経験をしてきた事を話し出した。
理 「そうだなぁ何処から話すか………最初…俺は
気づいたら真っ暗で何にもない世界にただ
ポツンていたんだよそしたら目の前にいた
いたのがおふくろだったな」
どんちゃん騒ぎをしている母親の千を見ながらそう呟く。
理 「それでよ最初はお互いに気に入らなくて拳
と拳を交えてそれはもう接戦したんだよ♪」
怠惰「そうだったんだ」
理 「あぁその後に御互いに理解しあえて俺が
越えたい目標だ」
自分より高みにいる母親を越えたい。それが一番の目標だ。
怠惰「へぇ~それで?」
理 「あぁその後におふくろがイザナギそしてイザ
ナミを創造して皆で星を造ったんだよそれで
おふくろは太陽を俺は無数の星々を創造した
だがイザナギとイザナミはこの地球を造った
何よりもこの生命溢れる星をだ凄いだろ?」
軽く弟と妹を自慢する。本当に自慢出来る弟と妹なのだ。
怠惰「うんとっても………それで生命を繋げるために
自分の能力『理を司り扱う程度の能力』で命
の生と死を繋げ秩序を造った……だよね?」
理 「あぁそこはおふくろから聞いたんだな♪」
怠惰「まぁねそれでその後は地球の大地に降りた
って自立したんだろ?」
理 「あぁそうだな♪だけどなおふくろにつま
らない死に方をするなって言われたけど
まさか餓死で死んじまうとはなぁ」
あの時の悔しさを思い出す。その時は手加減が出来なかったため木の実は爆発し動物は逃げてしまうしそのために餓死をしてしまった。だがそのお陰で手加減することを覚えたのもまた事実だ。
怠惰「でも死んでも蘇れるって凄いよね」
理 「あぁ…何でもおふくろと同等レベルの力を
持ってるためなのかその反動で神の中だと
肉体はそうだな…地上の妖怪達のレベルだ
だが理を多く重ねることで自身を常に強化
しているって所だなそれと死んだら最長で
2000年ぐらいは眠らないといけないか
ら不便なんだよなぁ」
しっかりと2000年以上生きれば約1年で蘇れる。だが500年生きて死ねば本来生きる分の1500年分は眠らなければいけないためこれはこれで苦労するのだ。
怠惰「強化ね…例えば能力に影響されないとか?」
理 「あぁそれも勿論あるさ♪」
そのお陰で厄介な能力と戦えるので便利である。それに恋人のさとりの能力にも引っ掛からないため心を読まれることもない。こいしの無意識も効かないためとても便利である。
怠惰「ふぅ~んねぇ理久兎君の友人ってどんなの
がいるの?」
怠惰「友人なぁいっぱいいるぜ♪」
考え最初の友人…八意永琳に出会えた事を思い出す。
理 「まずは永琳だな月読が統治していたさ今だと
古代都市にいてな永琳が薬草集めしていた
際に妖怪に追いかけられているのを救った
らスカウトされたんだよ♪それでしばらくは
永琳の家で同居していたな♪」
怠惰「女の子の家に同居か良いなぁ」
理 「ハハハ♪それで楽しく過ごしていたんだけど
皆が月に行くって言った際に無数の妖怪達と
戦うことになってなそしたら俺だけ乗り遅れ
て皆とはさようならだったな…だがそのお陰
でこの『災厄を操る程度の能力』を覚醒する
事が出来たけどな♪」
怠惰「でも別れがあるから出会いもあったって所
かな?」
面白い事を言う。まったくその通りだ。
理 「あぁその後に魔界の神の神綺に会ってな
それで魔界を一緒に創造した際にこれを
貰ったんだよ♪」
断罪神書とよばれる魔道書を見せる。それを見た怠惰は、
怠惰「罪人を収監するための魔道本だよね?」
理 「あぁ実際はなだがまぁ有能な四○元ポ○ット
みたいなもんだがな♪」
怠惰「そうなんだ……傲慢がこれを聞いたらどんな
反応するのかな」
理 「ん?どうした?」
怠惰「いや何でもない続けてよ♪」
理 「で、その時に俺の愛刀を2本作ったんだよ
それがまず黒椿、次に今は空紅だよ♪」
怠惰「成る程ねぇ…他には?」
そう言われ次に神奈子や諏訪子そして祝音の事を思い出した。
理 「そうだなぁまた暫く経過してまた新しい神
と出会ったりしたんだよそれが今あそこで
飲んだくれてる神達だったりそれからここ
にはいないけど神奈子と諏訪子っていう神
様なんだけどさその神達がまたお茶目でさ
それからそこの風祝の祝音って子にも会っ
てその子がとても優しくて初めて会う自分
にとても親しくしてくれたんだよ♪」
怠惰「ふぅ~ん朴念神め」
理 「えっ!?」
怠惰「いや何でもない確かその頃って信仰戦争
だったよな?」
理 「あぁ弱小国に強大国に挑むのはどうかと
思ってなそれでわざわざ交渉しにも行っ
て一騎討ちの1本勝負にするように交渉
しに行ったんだよ」
怠惰「それで諏訪大戦つまり神奈子と諏訪子と
で一騎討ちの戦いが起きたんだね」
理 「そういうことだな♪それからイザナギの所
から天沼矛を貰ったりもしたな♪」
怠惰「ふむふむ…なぁ次に何かあるのか?」
次の事を聞かれ考える。そして豊聡耳神子に物部布都そして蘇我屠自古とついでに霍青娥の事を思い付く。
理 「なぁお前さ聖徳太子って知ってるよな?」
怠惰「うん有名だよね♪………まさか?」
理 「あぁ会ったよそれも女だったよ♪」
怠惰「マジで!?」
相当驚いていた。やはり歴史上だと男としてえがかれているためか真実を知った怠惰の顔は驚きの顔だった。
理 「あぁそれでよその聖徳太子とその従者の布都
と屠自古って子達とも仲良くなったけどよぉ
3人は新たな世界のために眠っちまってさぁ
それでまぁ邪仙っていうのか?が必ず復活を
果たさせるって言って別れたなぁ」
怠惰「本当にこの世界絶対に寿命はあるけど最早
ないに等しいよね」
理 「かもな」
それは時々そう思う。寿命を超越した奴なんてこの世に幾千もいるためそう思っても仕方ない。
怠惰「ねぇ他には?」
理 「あっあぁ………そんでその後から約何千年
ぐらいかなその時にボロボロの女の子を
拾ったんだよ」
怠惰「おっ?その後は何か?にゃんにゃんした
の?」
理 「何だそのにゃんにゃんって?」
にゃんにゃんとはどういう意味なのかと聞くと怠惰は何故だか恥ずかしそうに、
怠惰「あぁ~うん忘れて聞いた俺がバカだったそれ
でその子が?」
理 「あぁその子が俺の愛弟子の八雲紫って子でな
もう御師匠様って言ってもう可愛くてな♪」
怠惰「はいはい親バカは乙っす…でもそれが新たな
戦いの始まりだったんだよね?」
理 「あぁ紫が望んだ世界…人間も妖怪も皆が平等
に暮らせる世界の実現させるために戦う事に
なった最初に天狗達を説得させ天魔の風雅や
文やはたてに白狼の狼牙と友人になり次に鬼
の頭領の美寿々や萃香、勇儀を倒し次に河童
達のまとめ役の河城ゲンガイを説得して河童
を仲間にしてとそうして第一歩である百鬼夜
行を創設して俺の妖怪ネームはぬらりひょん
って名前で呼ばれるようになったんだよ♪」
怠惰「お前さんスケールがでかいなぁ」
そんな事はない。普通だ多分きっと………
理 「そんで丁度そのぐらいか亜狛と耶狛に出会
ったのは……」
怠惰「あの子達?」
理 「あぁそうだ♪」
怠惰が指差す方向では、
亜狛「耶狛…飲み過ぎるなよ?」
耶狛「もうお兄ちゃんったら分かってるよ~」
銀毛の髪に尻尾そして紅玉の目をしている亜狛と金毛の髪と尻尾を持つ耶狛。因みに2人は元は狼だ。
理 「最初は亜狛が俺に襲いかかってきたなそれで
よくよく見てみたら病気で瀕死になっている
耶狛を守ろうとしているのに心を打たれてな
もう神使に即採用しちゃったよ♪」
怠惰「早いなぁ因みにあの子達の能力は?」
理 「亜狛は『空間を越える程度の能力』言うと制限
のあるテレポートだなそんで耶狛は『大小を変
える程度の能力』まぁ物を大きくしたり小さく
したりする事が出来る能力だな」
怠惰「シンプルだけど凄いなぁ」
理 「だが亜狛のテレポートは1人しかワープが出
来ないからまとめてやるには耶狛の能力で裂
け目の力を大きくしないと一括でワープする
事が出来ないのが辛いよなぁ」
怠惰「それでも充分に凄いよ」
確かに凄いがそれなら紫達の方がもっと凄い。だが亜狛と耶狛はちょっとした力があるから紫よりかは強いかもしれない。だがそのちょっとした力でまた思い出す。
理 「後は平安の都に潜伏もしたな♪」
怠惰「平安京に?」
理 「あぁ♪その時にちょっとした事件が起きてな
それでその時に知り合ったのが安倍晴明って
言う少女でなすぐに友人になれたよ♪」
怠惰「安倍晴明!?俺結構陰陽師のファンなんだよ
ねぇ♪」
どうやら陰陽師もっというと晴明のファンらしい。
理 「まぁでも当時は最弱だったけどな♪そこから
強くなったからさ♪」
怠惰「へぇ~………意外だなぁ」
理 「それで他にも藤原妹紅っていう貴族の娘と
遊んだりもしたし何よりも驚いたのは輝夜
姫に会えたっていう事だよ♪」
怠惰「あの竹取物語の!?」
理 「あぁ♪しかも難題に挑んだぜ♪」
怠惰「すげぇ内容は?」
理 「花妖怪が守る太陽の花の種を取ってこいって
言う内容でさその時に花妖怪の風見幽香とい
う女性と戦った後に空亡っていう闇の妖怪で
知られていたルーミアって子と激戦も繰り広
げてそれでルーミアが家に居候したり本当に
色々な事があったんだよ♪」
今思うと懐かしい。唯一、ルーミアが自分の顔に傷を残した妖怪だったため今でも鮮明に覚えている。
理 「それで輝夜姫がまさかのさっき話した永琳
の教え子でさしかも永琳共々地球に残りた
いっていうから逃亡の手助けもしたんだぜ」
怠惰「実際は月に帰らず地上に隠れたって事か?」
理 「あぁ♪そういう事だ♪だがな輝夜姫が残し
た蓬莱の薬で藤原妹紅が不老不死になって
更に従者の亜狛と耶狛も不老不死になった」
怠惰「どうりであんな金銀に変わるわけね」
理 「まぁそんなんだったんだがついに俺が妖怪
の総大将ってのがバレて都から撤退する時
に晴明と最後の一騎討ちをして悲しい別れ
をしたんだよ…唯一の人間の友人だったか
らさぁ」
怠惰「友人か……良いよねそう言えるのは♪」
少し苦く怠惰は笑う。だが今の友人という言葉で幽々子の事を思い出す。
理 「あぁ♪それで今度は愛弟子の紫に友人の
幽々子っていう友人が出来た時はそれは
もう本当に泣いて喜んだよ♪」
怠惰「へぇ♪」
理 「だけど西行妖っていう桜の妖怪がその時に
いてね俺は命を懸けて封印したんだけどさ
幽々子ちゃん死んじゃってさ」
怠惰「悲しい別れか………」
理 「あぁその時まではなその後、記憶を失って
なおかつ亡霊になって蘇ったけどな」
怠惰「何それ!?」
怠惰のツッコミが入る。ボケ担当のような怠惰からツッコミが入り本来ボケ担当の自分がボケがしやすくなる。だが死んでコロッと蘇ればツッコミもいれるだろう。
理 「でだこっからもっと酷くてさぁもう寿命が
残り僅かって所で紫達がやらかしやがって
よりにもよって月に移住していった連中…
月読達に戦争しかけて第一次月面戦争へと
なってあの時は地獄だったよただでさえ体
がふらつくのに紫達を撤退させなきゃいけ
なかったからさ」
怠惰「うわぁ散々だな」
理 「まぁでも昔の友人達に出会えたし依姫や豊姫
も成長してるのが見れたから良かったけどさ
問題はこの後でな………地球に帰って紫達を説
教してたら体が動かなくなって吐血したりし
て散々でな……」
怠惰「で、その後は死んだと?」
理 「あぁしかも看取ってくれただけでなくてさ
亜狛と耶狛いわく最高の葬式を上げたらし
くてさ今さら生きてました~テヘッ♪なん
て言えないし皆の前に出れないしでさぁ」
怠惰「それは俺も出れねぇよそれだったら死んで
る事にして
今、怠惰が言った第二の人生。それを聞くと理久兎は亜狛と耶狛とどんちゃん騒ぎしている最後の従者の黒を見る。
理 「で、まぁ蘇った後なんだがその後に暇潰し
で魔界に行ったら神綺の娘?のアリスって
子がな影の暴虐っていう化け物の封印を解
いちまって俺と亜狛と耶狛で影の暴虐と戦
ってその結果、そいつの強さが面白いから
従者にしたんだよ♪」
怠惰「それがあのつり目で眼鏡かけてる執事の男
だよね?」
理 「あぁ♪」
一方黒はというと………
千 「ほれ魔竜の小僧よもっと飲まぬか♪」
黒 「もう勘弁しくれ………」
と、理久兎の母親、千に酒をすすめられていたのだった。
怠惰「千ちゃんにお酒を勧められて可哀想だなぁ」
理 「まったくBBAは………」
怠惰「まぁそんな言うなってそれで続きは?」
理 「あぁそれで黒なんだけどよ封印されている
間で彼奴、夢で誰かに会ったらしいんだが
顔と名前を夢忘れしたらしくてなぁ唯一覚
えてのはその女性からつけてもらった名前
黒それぐらいか覚えてなかったな」
怠惰「へぇ………インキュバス辺りがいればもしか
したら…いや無理か精根尽かされて死ぬな」
理 「まぁでも昔に比べれば明るくはなったよ
彼奴は♪」
怠惰「へぇ~………そういえば理久兎君は今は確か
幻想郷の地獄の近くに住んでるんだよね?」
と、今度は自分達が住んでいる所を聞いてくる。そして怠惰の言葉に肯定する。
理 「あぁそうだよ♪あそこなら怨霊だとかが蔓
延ってるから紫達も来ないだろうしなおか
つ隠れるのにはうってつけだからな♪」
怠惰「でも住んでるってことは閻魔には相談したん
だよね?」
理 「あぁ♪しかも幻想郷管轄の閻魔がこれまた
数奇な運命でよ昔にその閻魔が地蔵だった
頃に俺が閻魔になれるように推薦状を書いて
そしたらその子、立派に閻魔になったんだ
よ♪それでサボり気味な死神の部下がいた
りで賑やかだししかもその閻魔の子が住む
許可をくれてねそこが現在俺達が住んでい
る旧都って訳さ♪」
怠惰「それは本当に数奇だね………でも旧都に引き
こもって暇じゃないの?」
理 「ん?いいや♪今じゃ旧都には色んな妖怪が
住んでいてな♪美寿々だとかの鬼や封印さ
れた妖怪もそうそれにその…何だ……恋仲?
もいるしそんな暇じゃないし充実してるよ」
こう改めていうと結構恥ずかしい。だが怠惰は細目で何故だか殺気を込めて、
怠惰「リア充が死ね!」(#ーДー)
理 「そこまで言うか!?」
分かった事は怠惰の前で恋の話はしない方が良いと言うのは分かった。
怠惰「まぁ良いやでも地上に遊びには行くんで
しょ?」
理 「あぁ♪だけど正体がバレるから隠者として
動いてるよ♪しかも何とよ晴明の子孫が今
幻想郷に住んでてよ名前は葛ノ葉蓮って言
ってよ結構見てて面白いんだこれが♪」
怠惰「そうなんだ~でも何かしらの擦れで争った
りしてるの?」
理 「そうなんだよ結構みんなと争っててよ狂気
に飲まれた吸血鬼と争ったり、西行妖が復
活したりはたまたその蓮と戦ったり時には
不良天人と戦ったり特に酷かったのは鷺麿
の時だったなぁ」
鷺麿の事を思い出す。あの事件はかつて鷺麿の父親が悪政を働こうとしていたため貴族の地位から引き下げたのが始まりだがまさかここまでどろどろと引きずって皆が迷惑するとは思わなかった。
怠惰「その鷺麿って?」
理 「あぁその鷺麿ってのは俺の友達や弟子を殺
そうとした奴だよ………そいつ俺が死んでる
と思っていてなその八つ当たりで皆が巻き
込まれちまったんだよ」
怠惰「あぁそういう奴いるいる俺らの昔の上司な
んかがそうだったよ」
理 「まぁでも皆救い出せたしそれに隠者として
ではなくて理久兎として接せれたから良か
ったよ♪」
昔みたいに紫の頭を撫でることが出来たため救い出せて良かったという安心感と久々に紫に触れたという嬉しさが今も忘れられない。
怠惰「成る程ねぇ………あんまり聞きたくはない
けどその…何だ?恋仲だったけとは上手く
いってるの?」
理 「あぁ上手くいってるよ♪それに昔からアプ
ローチしていたのに気づけなかったのは今
思うと少し恥ずかしいけどでもさとりがな
勇気を出して告白してくれたのは嬉しかっ
たかな♪」
怠惰「羨ましいなぁ」(ーё一)
理 「ハハハっ♪…………なぁ怠惰…いやベルフェ
ゴールって呼んだ方が」
怠惰「怠惰でいいよそれでどうしたの?」
理 「お前さんの事を聞かせてくれよ何でも良い
からよ♪」
怠惰のクソ悪魔は顎に手を当てて考える。そして、
怠惰「昔々ある所に1人のお姫様がいましたその
お姫様は皆から愛され愛情を注がれて成長
していきましたしかしお姫様がいた世界は
壁に囲まれた世界でしたお姫様は壁を越え
外へとこっそり出てみましたするとその目
に写った光景は貧困で皆が飢えて苦しんで
いる世界でしたそんな時にお姫様はとある
大きな罪を背負う罪人と出会いました………」
理 「なぁその話は何だよ?」
怠惰「良いから聞いてなって……お姫様はその罪人
に問いました何故皆こんなに苦しんでいる
のかとしかし罪人は何を言わずに帰ろうと
しましたしかしおてんばなお姫様はその罪
人にしつこく付きまといましたそして罪人
は答えましたあそこにいる奴等のせいで皆
は食料に苦しみ貧困となっているとしかし
その罪人が示した場所はお姫様が住むお城
だったのですお姫様は何も言えず黙ること
しか出来ず何も言わずお城へと帰りました
ですがその2日後にお城が襲撃されました
何でも7人の罪人達が奇襲を仕掛けてきた
そうなのです自分の家臣達は皆死んでいき
ますそしてそのお姫様の前に罪人が立ちは
だかりましたそれは2日前に出会った罪人
だったのです」
理 「なぁその罪人達ってまさか」
怠惰「ここで理久兎君に質問です何故家臣達は
どんどん死んでいったのでしょうか?」
突然問題を出された。
理 「えっ?……悪政を働いていたのはお姫様じゃ
なくて家臣だったから?」
怠惰「その通りお姫様は何も知らなかったしかし
家臣達は正義という名を使った汚職をして
いたそのため7人の罪人達によって倒され
た…ではお姫様はどうなったのか分かる?」
理 「どうなったんだよ?」
怠惰「それは自由な世界に連れ出されその罪人と
楽しく過ごしたってな♪」
理 「なんだそれ?」
と、言った時だった。
千 「怠惰よ共に飲もうぞこうなればやけ酒じゃ♪」
千が怠惰の肩に寄っ掛かってくる。しかも相当な量を飲んだのか顔は赤くなっていた。
怠惰「はぁしょうがないか理久兎君ごめんね♪」
そう言うと怠惰は千をおぶると自分から離れていった。
理 「まさかおふくろの事か?いやそんな訳が
ないか」
と、理久兎は呟くのだった。そして一方で、
千 「怠惰よ昔話はあまり止してはくれんか?」
怠惰「悪かったねお姫様♪」
千 「ふん…それとワシはおんしを罪人とは思っ
ておらんワシからしたら王子様じゃよ♪」
怠惰「止めてくれそれは柄じゃないし気持ち
悪いからそれと伝えたいことがあるん
だけど」
千 「う~ん?何じゃ?」
怠惰「それは後書きで話すよ」
と、2人は呟くがどんちゃん騒ぎの中では聞こえる筈もなかったのだった。
千 「怠惰よそれは事実なのじゃなよな?」
怠惰「はい事実ですリアルな話で従兄弟に勝手に
操作され作品は消えてなくなりました」
千 「そんな………おんしの苦労も水の泡か」
怠惰「うん……だからこうしてまた新しく始めて
います」
千 「してこれからどうするのじゃ?」
怠惰「とりあえずは残ってた分を投稿してまた
続けてくしかないかな……」
千 「ふむ………そうじゃな…はぁ…すまぬな
読者様方……」
怠惰「本当に申し訳ございませんでした」
千 「えぇ~とそれでは今回はここまでじゃ」
怠惰「次回も………って見てこんな消えた作品を見
てくれるかは分からないけど見てくださる
のなら幸いです」
千 「それでは読者様!」
怠惰「さようなら………」