宴のフィナーレから翌日。
理 「ようやく帰れるなぁ」
亜狛「何やかんやでもう2週間ぐらい経過を
していますしね」
黒 「時間が過ぎるのはあっという間って感じ
だよな」
耶狛「ねぇマスターもう帰るの?」
各々が呟いていると耶狛がもう帰るのかと聞いてくる。
理 「いやおふくろが早死にしてくれるように願い
を込めて別れの挨拶をして帰ろうかと思
ってるよ」
亜狛「さらりと酷いですね………」
さらりと酷い…いやそんな事はない普通の親子だ。
耶狛「それじゃマスターのお母さんに挨拶をして
から帰ろう♪」
黒 「だな……」
亜狛「なら向かいましょう」
理 「だな………」
そうして4人は千のもとへ向かうのだった。千のいる場所もとい神殿はとても大きく地霊殿をも凌駕する大きさだ。4人はロビーへと来ると、
天照「あっ叔父様こんにちは♪お祖母様ですよ
ね?」
理 「あぁ………呼んできてくれるか?」
天照「はい待っていてくださいね♪」
そう言い天照は神殿の中へと向かっていった。そして内装や神殿の大きさを見ていると色々な物が飾ってある。武者の鎧だったり装飾が施された鏡などそれは色々だ。
黒 「鎧武者か………」
理 「何か良い案でも浮かんだか?」
黒 「まぁな………」
と、黒は鎧武者を眺め亜狛と耶狛はというと、
耶狛「お兄ちゃんこれ何だろう?」
亜狛「それはティアラって奴だね西洋の物語の
お姫様だとかが頭に着けるアクセサリー
だよ?」
耶狛「へぇ~」
そう言うと耶狛はそのティアラを持ち上げた。
亜狛「こっこら!すぐに戻せよ耶狛!」
耶狛「あっ何か裏に書いてあるえ~と私の親
愛なるオルビスへってかって書いてる」
裏に書かれている名前であろう文字を読んだのか耶狛はそう言う。
黒 「オルビスそれの持ち主の名前か?」
理 「確かラテン語だと世界だとかそういった
意味があったな」
耶狛「へぇ………」
耶狛はそっとそのティアラを元の位置へと戻す。だがそんな雑談をしていても千が来ない。
理 「BBAの奴、来ないな………まったく身長
が低いくせにこんな立派な所に住むとか
超笑えるんだけど……」
と、こう軽く挑発も含めてバカにすればすぐに来るだろうと思っていると、
千 「ほう誰が身長が低いと?そして何が滑稽
じゃと理久兎?」
そう言いながら後ろに天照を引き連れて千がやって来る。やはり軽くディスればすぐに来るようだ。
理 「あまりにも来るのが遅くってついな♪」
千 「やはり貴様は宇宙の塵と藻屑となれ!」
この光景を見ているとどちらが大人でどちらが子供なのか時々分からなくなってくる。だが言えるのはこの光景を見て周りの者達は苦笑いが出来ない。むしろ恐怖と焦りしかない。何せこの2人がぶつかり合おうものならハルマゲドンが起こりかねないからだ。
天照「まぁまぁお婆様落ち着いてください」
千 「………ふんそれで帰るんじゃろ?」
理 「まぁな色々と世話になったよ♪そういえ
ばお前の友人の怠惰はどうした?」
千 「あぁあやつならまだ寝ておるぞ?」
どうやらまだ寝ているようだ。寝ているようなのだが敢えて言いたい。
理 「なぁもう正午回ってるんだが?」
もうかれこれ昼の12時は過ぎている。それでも寝ていることに少し驚く。
千 「あやつの平均睡眠時間は約12時間じゃ」
亜狛「凄い………」
耶狛「お兄ちゃん褒めちゃだめだよ」
黒 「褒めることじゃないな」
確かに褒めることではない。
千 「まぁ奴の事は置いておいて理久兎よ昨日
話した通りそなたの恋仲をいつか連れ来
い無論その親族共々とな♪」
耶狛「さとりちゃんと出会ったらどんな反応
するのかな?」
亜狛「さぁ?」
千 「ほう名はさとりと申すのか…覚えておこう」
少し変な形になったが何時か皆を連れて挨拶に行くのもも良いかと思った。
怠惰「とりあえず俺らは帰るよ」
千 「うむ♪おっとそなたらこれは少しの餞別
じゃ持っていくがよい」
千は後ろの天照に視線を向けると天照はコクりと頷き近くに布を被せて置いてある物の布を捲る。するとそこには大量のお菓子やらが現れる。
理 「何だこれ?」
耶狛「おぉ~お菓子だ!」
黒 「また凄い量だな……」
千 「高天ヶ原を観光地としてPRしようと皆で
考えておっての♪そのPRとなる商品まぁ
土産物じゃな♪」
亜狛「急に現代的になった!?」
理 「まっまぁ貰ってくわ…」
これには少し言葉を失ってしまうが貰えるなら嬉しいものだ。
千 「幻想郷の神達にもPRを頼むぞ」
理 「誰がやるか……亜狛、耶狛!」
亜狛「分かりました」
耶狛「行くよ♪」
2人の力で大きな裂け目が開かれる。すると黒はその裂け目に土産物を入れていく。そして全て入れ終わると、
理 「じゃあなおふくろ………」
千 「また来るのじゃぞ」
そう言い理久兎は裂け目へと入る。それに続き、
亜狛「それでは………」
耶狛「またね♪」
黒 「いずれな……」
そうして3人も裂け目へと入り裂け目はとじられたのだった。
千 「はぁ色々とあったが楽しかったの♪」
天照「私はヒヤヒヤしてましたよ……」
と、理久兎達が帰った後、2人はそんな事を呟くのだった。そして理久兎達は住みかである地底へと続く道へと出る。
理 「さぁてとこんなに大量に土産を貰った
から皆にお裾分けしないとな♪」
亜狛「そうですね♪」
耶狛「皆元気にしてるかなぁ♪」
黒 「どうせ元気だろ」
と、理久兎達は地底の通路を抜けようとすると、
理 「あれ?誰かこれに引っ掛かった奴いるの
かな?」
実は地底へといく通路の1つ、つまり今、自分達がいる通路の壁に少しヒビが入っているのに気がつく。
理 「ぷっこれに引っ掛かった奴いたのかよ♪」
亜狛「あぁそれ昔にマスターが仕掛けたやつで
すよね……引っ掛かった奴いたんだ」
耶狛「ダッサ♪」
黒 「いや止めてやれよ…とりあえず行こう主よ」
理 「だな♪」
笑ってしまいたくなるが早く皆の顔をみたいがために通路を曲がり旧都へ到着する。だがもう異変に気づいてしまった。
理 「旧都が…倒壊してやがる……」
そう旧都の一部あたりが倒壊しているという異変に一目見ただけで気づくのだった。
怠惰「ではまぁ本編を読んでくださりありがとう
ございました」
千 「はぁしかし積み上げた物が消えるのは悲し
いのぉ」
怠惰「はいとても悲しいですね……」
千 「本当にすまぬな読者様方」
怠惰「一応は過去の話つまり消えてしまった話は
急ピッチでは書いていますがそちらは本当
に気まぐれとなってしまいますがお許しを
下さい」
千 「では言うことは終わったから終わるぞ怠惰」
怠惰「では読者様、今回はありがとうございま
した」
千 「次回も見てくれたのなら幸いじゃ」
怠惰「それでは読者様」
千 「さらばじゃ!」