理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんわ読者様、予定が詰まりすぎてモンハンが出来ない状態の怠惰のクソ悪魔です。予定が詰まりすぎてるよ~ゲームが出来ねぇ………それはさておき本編へどうぞ。


第302話 黒の激戦 無数のキマイラ

船へと近づこうとしていたキマイラを1ぴき始末し終え一輪達の乗る船に映る自分の影を操りかつての姿へと戻り自身の翼で空を飛びながら咆哮を上げ船の乗組員とキマイラの群れを眺める。

 

黒 「よくもまぁこんな数を……」

 

大群となったキマイラを眺め呟く。すると、

 

霧雨「終わった……キマイラに続いてドラゴンなんて

   本当についてないぜ………」

 

と、声が聞こえる。よく見てみると霧雨魔理沙が呟いたようだ。

 

黒 「ついてないとは何事だ……」

 

と、黒は呟く。だが何故か聞こえていないのか、

 

早苗「そんなに危険なんですか?」

 

霧雨「バカ野郎!ドラゴンってのは皆凶暴で争いを

   好む奴らだ!それでいて魔界のドラゴン何か

   はキマイラの上を行くSS危険生物だぞ!」

 

更に話続ける。やはり小言だと通じないようだ。咆哮だとかと同じように腹から声を出さなければ聞こえなさそうだ。だがそれよりもあんな低能でブレスを吐くことしか脳のない雑魚ドラゴンと一緒にされるのが一番ムカつく。

 

黒 「あんな雑魚と一緒にされるとはな………まぁ

   この身なりでは仕方ないか」

 

6枚の翼をゆっくりと羽ばたかせて船の後ろ。魔理沙やらがいる場所に降下して見てみると魔理沙の他に蓮や霊夢、早苗だったりこしいの友人の一輪や水蜜に雲山もいた。他にも新参者の顔もあった。あったが1人とても見ただけで気になるような女性がいた。それは髪の色が紫から黄色へとグラデーションがかかった髪の色をした女性だ。

 

黒 (あの女………何処かで?)

 

何処かで見たことがある。それも絶対に何処かで会っていると思っていると、

 

霊夢「ドラゴンだか何だか知らないけど1体

   だけなら!!」

 

霧雨「生きて帰ってやるぜ!!」

 

早苗「奇跡をなめないでください!」

 

蓮 「来るならこい!」

 

と、4人は血気盛んに自分に戦いを挑もうとしていた。初々しいことこの上ない。だが相手をしっかりと見てから戦いを挑むべきだとも思ったしそれにまだ()()()()()()()()()()()()()()()()()。やるなら舞台を整えてからだ。

 

黒 (初々しい奴等だ)

 

そう思う。だが後ろのキマイラが歯噛みをして構え始めていた。恐らく標的はこの船から自分へと変わったようだ。そのため素早く一輪達に伝えたいことを話す。

 

黒 「約束は果たせれる貴殿らの約束は確かに

   守った」

 

かつて血の池地獄での約束を果たしに来た事を伝え黒はキマイラ達に向かって、

 

黒 「ガァーーーーーーーーーー!!

 

と、大きく咆哮を掲げた。後ろの者達は突然の咆哮で耳を押さえていた。だがそれに反応したキマイラ達はライオンの頭の牙に毒を滴らせる。

 

黒 「我は魔界の覇を唱える者なり知恵なき低俗

   たる低級魔獣共、我に牙向くことそれは死

   を意味すると思え!」

 

キマ「ガァーー!!」

 

大きく腹から声を出すとキマイラ達はついに自分に向かって襲いかかってくる。最後にチラリとだが後ろ見て、

 

黒 「次こそは舞台の上で一戦を交えよう」

 

先へと去っていた彼女達には聞こえてはいないが呟き黒は向かってくるキマイラ達と殺し合いを始めた。キマイラ達は獅子の首から炎を吐き蛇となっている尻尾からは毒を吐き背中につく山羊の頭からは雷を吐いてくる。

 

黒 「影盾!」

 

森に映る自身の影から巨大な盾を作り出しブレスを防ぐ。だが後ろからキマイラ達が獅子首の口を大きく開けて回り込んでくる。

 

キマ「ガァー!!」

 

キマ「ギャブ!!」

 

しかもキマイラ達は自身の尾や翼に噛みついてくる。

 

黒 「邪魔だ!!」

 

尻尾を強く振るいキマイラ達を振り払い翼はより強く羽ばたかせ噛みついているキマイラを振り払う。だが、

 

黒 「っこいつら!」

 

何と噛みつかれた箇所から徐々にだが石となっていっていた。キマイラの攻撃には石化の毒が込められているため放っておくと石像になってしまう危険な毒だが、

 

黒 「いちいち面倒なやつらだなぁ!」

 

そう言うと黒は石化している体の一部を切り裂き地面に落としていく。そうして進行する石化を防ぐ。そして自身の影は元の形のまま分離されていないためすぐに再生する。だがこの攻撃を仕掛けてかたキマイラ達は知ることとなる。唯一魔界で喧嘩を売ってはいけない相手に喧嘩を売ってしまったことを。

 

黒 「消えろ!」

 

キマイラ達がいる位置から下の方向に向かって自身の手を振り下ろし空を切る。すると、

 

ザシュ!

 

と、音が響いたかと思うと何匹ものキマイラ達の3つの頭と胴体が離ればなれになり血が雨のようになって降り注ぐ。言ってしまえばキマイラ達の影を切った。そのため影も3つの頭と胴体は離ればなれになっていた。

 

キマ「グルルルル!!ガァー!!」

 

キマイラは殺られた仲間を見て少なからずだが恐怖するがそれでも果敢に挑んでくる。

 

黒 「塵となれ!!」

 

自身の口を少し開け莫大なエネルギーを作り出す。

 

黒 「グァーーーーー!!」

 

そして大きく口を開け漆黒の色をしたエネルギー波を撃ち放った。その大きさは魔理沙が放つマスタースパークを越える大きさを持ち破壊力に限ってはその100倍はいく。そんなブレスを受けようものなら、

 

キマ「ギャー!!………………」

 

まともに受けたキマイラ達は無惨にも塵となった。そして先程まで無数の量だったキマイラの群れは驚くことに4分の1の数しか残っていなかった。

 

黒 「我は告ぐぞ……この場から消えろ…もし消え

   るのであれば追撃はしないだが挑むという

   のならば貴様らの永久就職先は塵と知れ!」

 

その言葉が通じたのか残りの4分の1のキマイラの内、約半数が回れ右をして飛んでいった。だが残りの半数はどうやら死にたいようだ。

 

黒 「良いだろう魔界の覇王として貴様らに粛清を

   くれてやろう………」

 

と、黒が叫んだその時だった。

 

理 「黒そこまで」

 

ザシュ!

 

何か斬れる音がしたかと思うと一匹のキマイラが地に落ちていく。そして黒は見た。落ちていったキマイラの後ろにいた者を。

 

黒 「主よ………」

 

理 「悪い遅れちまった♪」

 

そこにいたのは自分の主である理久兎だった。




怠惰「それでは今回もありがとうございました」

千 「うむありがとうの♪」

怠惰「しかし言いたい予定が詰まりすぎてモン
   ハンをやる時間がないと」

千 「臨時バイトにテストに多用じゃのう」

怠惰「お陰でまだボルボロスまでしか行って
   ないよ」

千 「頑張れとしか言えんぞ」

怠惰「まぁね……おっとそろそろ時間だねそれじゃ
   今回はここまで!」

千 「次回もよろしくの読者様!」

怠惰「それでは読者様!」

千 「さらばじゃ!」

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