理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、学校でもモンハンが流行ってるなと感じる怠惰のクソ悪魔です。クラスの男子の半数はモンハンの話をしてましたね。おっと失礼。とりあえず今回の話を投稿したらまた彼方を投稿します。それでは本編へどうぞ。


第306話 悪巧みの準備

大方のプランを考えて翌日を迎える。理久兎は亜狛、耶狛、黒を自室に呼びつけていた。

 

亜狛「マスターあれをやるんですよね?」

 

耶狛「やっちゃうの?」

 

黒 「マジでやるのか?」

 

と、3人はまた聞いてくる。それに対して理久兎は、

 

理 「無論………ふふっバレたのなら盛大に恥を

   かいてこそ自分というものさ」

 

ラスボス感を漂わせながらそう言う。すると、

 

亜狛「何か違和感がありますねぇ」

 

耶狛「う~ん確かに」

 

黒 「あぁ主は主らしい方が良いと思うんだが」

 

理 「えぇそうかな?」

 

そう言われて元に戻す。一応はさとりが言ったように演技はしているんだがやはり自分らしい方が良いのかと思ってしまう。だがやはり、

 

理 「う~んしかしこうして威厳のある方が」

 

亜狛「いや無いですよね?」

 

耶狛「うんあんまり無いよね?」

 

黒 「あぁ基本がオチャラケてるからな」

 

と、結構酷いディスりを連発してくる。何て奴等だ。

 

理 「お前らなぁ………はぁもう良いやとりあえ

   ずここに各自でやって貰いたいリストを

   用意してあるから自分の名前のを持って

   行ってくれ」

 

そう言うと3人は自分達の名前が書いてあるリストを持っていく。そして3人はリストを開き見てみると、

 

亜狛「俺と耶狛はマスターと一緒に舞台の設計

   そして後で焚き付けするんですね」

 

耶狛「みたいだねお兄ちゃん」

 

呟く中、黒は青い顔をしながら、

 

黒 「なぁ主よあんたは鬼畜生か?」

 

理 「いいや?そんな訳ないだろ?」

 

黒 「じゃあ何だこれ………」

 

黒はリストの内容に少し不満があるみたいだ。

 

耶狛「えっどれどれ?」

 

亜狛「これは………」

 

2人は渋い顔をする。それについて自分は言う。

 

理 「これは黒にしか頼めない事なんだよ」

 

黒 「どういうことだ?」

 

理 「亜狛と耶狛は顔は知られてしまっている

   そして俺も舞台を作らなければならない

   故にお前にしか頼めないんだ」

 

それを聞くと黒は仕方ないといった顔で、

 

黒 「ならせめても要求をのんでくれ」

 

理 「何だ?」

 

黒 「もし霧雨魔理沙だとかアリスだとかが来た

   のなら俺専用のステージでやらせて欲しい」

 

理 「つまり決闘ってこと?」

 

黒 「まぁ言ってしまえばな」

 

黒のその言葉を聞き自分は笑いながら、

 

理 「ハハハは♪構わないよ♪それにお前のその

   能力を生かすための特別ステージを作って

   やろうと思っていた所だ♪」

 

黒 「何だと!?」

 

理 「コンセプトとなる世界は夜の摩天楼………

   それだとお前の能力とは相性が悪いから

   お前専用のステージを作る気だったんだ

   よ」

 

それを聞くと黒はニヤリと笑う。

 

黒 「そうか………ならこのリストの通り主の

   期待に答えてやるよ」

 

理 「あぁ期待をしてるよ♪」

 

これでこっちは何とかなりそうだ。

 

耶狛「でも黒君のその要求は妥当だよね」

 

亜狛「確かにだって………地上の妖怪を連れて

   来させるために色々としないといけな

   いからな」

 

黒のリストに書いてあった事。それは風見幽香に村雲風雅そしてルーミアと河城ゲンガイを連れてくるという仕事が記載されていたからだ。特にゲンガイを除いた3人はとても危険なため黒も少し嫌がったのだ。恐らく一番骨が折れる仕事だろう。

 

理 「因みに黒…彼女達を連れてこさせため

   ならば多少の嘘は今回は目を瞑ろう」

 

黒 「了解しただがどう言えば良い?」

 

考える。そしてふと思い付いた。

 

理 「ならこう言えば良い「理久兎に会いたくは

   ないか?」ってなそれで引っ掛かる筈だ」

 

黒 「分かったなら今から動いても構わないん

   だよな?」

 

理 「あぁ行ってくれ」

 

そう言うと黒は一礼して部屋から出ていった。そして残った自分そして亜狛と耶狛は、

 

理 「さてとそれじゃ俺らは舞台を作るか♪」

 

亜狛「そうですね………」

 

耶狛「ならいっちょやりますか♪」

 

そうして亜狛と耶狛は裂け目を作る。

 

理 「行きますか」

 

亜狛「はい」

 

耶狛「うん♪」

 

そうして3人も中へと入り部屋には誰もいなくなるのだった。すると部屋の扉が開き、

 

さと「理久兎さん書類に………あれ?」

 

誰もいなくなった理久兎の部屋にさとりが訪れるがもうそこには誰もいなかったのだった。そして理久兎達の視点に戻りここは何にもない真っ白な世界に来ていた。

 

理 「さてとそんじゃおっ始めるか!」

 

断罪神書を開きルーン文字をを詠唱する。すると、

 

ズドーーン!!

 

と、音をたててまるで植物かと思うぐらいに下から真っ黒の超巨大な塔かと思わせるビルが伸びてくる。

 

耶狛「うおっと!」

 

亜狛「凄いですね」

 

理 「ハハハ♪まだまだこれからさ!」

 

そう言うと先程の超巨大なビルを中心に徐々にと大地が出来ていく。その大地は現代で見られるコンクリート更には交差点や横断歩道など最早現代の代物が出来ていく。そして道路となった大地からは次々にまた真っ黒のビルが建っていく。

 

亜狛「まるで現代ですね」

 

耶狛「うん………」

 

理 「まぁコンセプトは現代だからな♪」

 

そんな事を言ってる間にも植物園、公園、駅、電車といった物が出来ていき更にはビル等にはネオンが光だす。やがてコンクリートの大地となっていく侵食は止まる。

 

理 「よし♪」

 

亜狛「これが舞台…………」

 

耶狛「凄い~!!」

 

と、言うがここだけの話だがこの世界の大きさは250平方Km程だ。正直な話だが現代の東京よりかは小さい。

 

理 「とりあえず大まかに使う物を紹介するよ」

 

亜狛「使うもの?」

 

耶狛「何を使うの?」

 

理 「まぁ来てみれば分かるさ♪」

 

そう言い亜狛と耶狛をある物がある場所まで案内をする。向かったのは公園だ。

 

理 「これさ♪」

 

亜狛「それは………」

 

耶狛「それって邪神像?」

 

公園には似つかわしくない物があった。それは不気味な像だ。

 

理 「あぁこれはまぁビーコンだな」

 

耶狛「ビーコン?」

 

理 「そうこれさ♪」

 

そう言いポケットから鍵を出すとその像の額にある鍵穴に差し込む。そしてガチャと回すと銅像の頭から1本の光が空へと放たれた。

 

亜狛「これは何をするんですか?」

 

理 「言ってしまえばな結界の装置として働

   いて貰うまぁ要は時間稼ぎだな因みに

   これと同じのが全部で4つある」

 

耶狛「で、その鍵をあの4人に持たせるの?」

 

理 「いいやゲンガイにはやって貰う事がある

   だから最後の鍵は黒に持たせるよ」

 

そう言いながら黒専用のステージを考える。そして丁度良いステージのモデルを思い出した。

 

理 「思い付いた♪とりあえず亜狛そして耶狛

   ちゃっちゃっと作るよ♪」

 

亜狛「了解しました♪」

 

耶狛「オッケー♪」

 

そうして理久兎達は着々と仕事をこなすのだった。




怠惰「それでは今回もありがとうございました」

千 「また次回はあちらなんじゃよな?」

怠惰「まぁそうだね♪とりあえずはずっと見て
   きて下さった読者様なら待ちに待った章
   かな?こっちもそうだけど」

千 「これからこの小説はどうなるんじゃろう
   のう………」

怠惰「さぁね?とりあえずは終わりまで書き
   続けてはいきたいかな」

千 「そのいきじゃ♪」

怠惰「だね♪」

千 「それではそろそろ終わろうかの♪」

怠惰「そうだねそれじゃ読者様今回はここまで」

千 「また投稿したらよろしくの!」

怠惰「それでは読者様!」

千 「さらばじゃ!」
   

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