理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様。もうじき新たな学校生活が始まる怠惰のクソ悪魔です。これはこれで嫌だなぁ…………おっと失礼。それでは本編へどうぞ。


第331話 彼女の機嫌を直す

自分達が引き起こした異変から翌日。自分を含めて亜狛と耶狛そして黒は地霊殿へと帰っていた。そう帰ってはいたのだが、

 

理 「さとり~俺が悪かったよからさぁ」

 

さと「知りません」( ̄^ ̄ )

 

さとり部屋で自分はさとりに謝罪をしていた。未だにさとりはご機嫌斜めだ。昨日に地霊殿へと帰ってから謝ってはいるがもうこの調子である。

 

さと「理久兎さん仕事の邪魔になるので部屋

   から出ていってください!」

 

理 「………分かった」

 

仕方なく部屋から廊下へと出ると、

 

バタンッ!カチャ!

 

さとりが思いっきり扉を閉めて鍵をかけた。どうやら顔も見たくないとみた。

 

理 「はぁ…まいったもんだなぁ……」

 

どうするかと考えていると廊下からこいしをおんぶしながら黒がやって来た。

 

こい「あっ理久兎お兄ちゃん♪」

 

黒 「主よまだやっていたのか?」

 

と、黒に言われ苦笑いしか浮かばない。実際この光景を昨日も見せているため黒も飽き飽きしている感じだ。小恥ずかしく頭をかきながら、

 

理 「まぁ~な…参ったもんだよ俺が悪かった

   といえどさぁ仕事の邪魔!って言われて

   追い出されちゃったよ」

 

黒 「大変そうだなぁ」

 

こい「う~んお姉ちゃんがそこまで怒る何て

   珍しいねぇ大体翌日になるとケロッと

   してるのになぁ」

 

どうやらそこまで怒っても翌日になるとそんな気にはしないみたいだ。実際本当にそうなのかは疑問だが。

 

理 「はぁまぁ部屋に塞ぎ混むのは良いんだけど

   それが長く続いて栄養失調で倒れて孤独死

   なんて事だけは勘弁してほしいかな」

 

黒 「主よそれは心配しすぎだというかオーバー

   な考え方すぎるぞ?」

 

黒のツッコミが的確に入る。確かにオーバーかもしれないがそれぐらい心配していると言う事だ。

 

理 「時間を待つとするよとりあえずはもうすぐ

   昼食になるから食事の準備をしてくるな」

 

そうして自分は食事を作るために厨房へと向かった。向かったが視点を変えて今の黒の視点へと変わる。

 

黒 「ふむ………」

 

こい「う~ん………ねぇ黒お兄ちゃん」

 

黒 「どうかしたか?」

 

こい「お姉ちゃんの様子をちょっと見ようよ♪」

 

まさかの様子を見ようと言ってきた。扉やらに鍵が掛かっているし何よりも仕事中の筈なため覗くのは失礼すぎると考えた。

 

黒 「俺は止めておくまた主のお仕置きにあった

   となると洒落にならんからな」

 

こい「ダ~メ♪黒お兄ちゃんも行くの♪ほらお姉

   ちゃんの部屋の隣の窓から外に行けるし♪

   それにお姉ちゃんの事だから窓は開けてる

   筈だし♪」

 

黒 「はぁ………」

 

仕方ないと思いつつ、こいしに同行して外へと出てさとりの部屋へと来ると、

 

こい「さてさて……あぁ~やっぱりやってる♪」

 

黒 「仕事をしているとか言ってたのにな」

 

理久兎の謂っていた事とは違いさとりはベッドの枕に顔をうずめていた。すると窓が開いていたため顔をうずめているさとりから声が聞こえてくる。

 

さと「…何で私は素直になれないんだろ……謝って

   くれているから正直に許せば良いのに何で

   不貞腐れちゃったんだろ…はぁ……」

 

と、声が漏れてくる。どうやら理久兎に向けて言った事を悔いているみたいだ。これが俗に言うツンデレというものなのだろうか。

 

こい「何時もあぁ何だよねぇ本当にお姉ちゃん

   ってば不器用何だから仕方無いけどねぇ」

 

黒 「付き合いが長いな………」

 

こい「それは姉妹だもん♪」

 

流石は姉妹愛だ。だがこの調子だと何時まで経っても仲直りというか自分の主人を許せなくなってしまうだろう。

 

黒 「はぁ………あまり関わると面倒だが助言を

   与えた方が良いか?」

 

こい「う~ん最終的にお姉ちゃんが謝りに行く

   と思うよ?そこはワンパターンだし♪」

 

行動範囲まで理解されていて凄いとも思えるが逆に怖くなる。すると、

 

さと「謝りに行った方が…だけど……いっその

   事でまた理久兎さんが謝りに来るのを

   待とうかな」

 

と、また呟きが聞こえてくる。するとこいしはニコニコと笑いながら、

 

こい「謝りに行かないなら良い事を思い付いちゃ

   った♪」

 

黒 「また良からぬ事を………」

 

こい「ふふっ♪理久兎お兄ちゃんの所に行こう

   黒お兄ちゃん♪」

 

黒 「はいはい………」

 

そうしてこいしに付いていき理久兎のいる厨房へと向かった。そして視点は戻りここ厨房では、

 

理 「後は南瓜を煮込んでと」

 

自分は南瓜の煮付け作っていた。後は味がしっかりと染み込むまで煮込むだけだ。

 

理 「はぁ………本当にどうしたもんかな」

 

どうすれば良いものかと考えに考えていると厨房の扉が開きそこから先程に別れた黒とこいしが入ってきた。

 

理 「ん?お前らどうしたんだ?」

 

黒 「あっあぁ………こいしに任せる」

 

こい「良いよ♪理久兎お兄ちゃんお姉ちゃんの

   攻略法を教えてあげようか♪」

 

理 「………是非とも頼む」

 

そう言われ少し悔しいが自分はさとりの攻略法が少し気になり聞くとことにした。するとこいしはニコニコと笑いながら、

 

こい「では教えてしんぜよう♪方法はとっても

   簡単で理久兎お兄ちゃん今日もしくは翌

   日まで部屋に籠ってて勿論扉の鍵を開け

   てね♪」

 

理 「それでどうにでもなるってのか?」

 

こい「うん♪それでしっかりと謝罪すればおの

   ずとで仲直りは出来る筈だよ♪」

 

理 「因みにそれは最悪翌日までずっと部屋に

   籠れってか?夕飯およびに朝食とかその

   辺はどうするんだ?」

 

今のさとりがあんな感じでは料理を作るのも無理がありそうだ。それについてはこいしは、

 

こい「大丈夫♪どうせ今日の夜ぐらいに終わる

   とは思うから♪」

 

理 「どうだかなぁ………」

 

だがそこまで言ってくれているのなら賭けという博打を打つのも必要かと思った。行動を起こさなければ仲直りは出来ないだろうし。

 

理 「分かったそれじゃ今作ってる飯を作り

   終えたら少し部屋に籠るよ」

 

こい「ふふっ♪」

 

黒 「本当にどうなるのやらなぁ………」

 

そう言うが自分もどうなるかは分からない。だが今はさとりの妹であるこいしの言葉を信実みたくなった。それは事実だ。

 

理 「ならささっと仕事を終わらせるか」

 

行動に移すために自分は手際よく料理作りを再開するのだった。




怠惰「ではでは今回もありがとうございました」

千 「怠惰よこれ良いのか!?」

怠惰「何が?」

千 「このゲーム中指を立ててF(ピー)CK YUOとか
   言っておるぞ!?」

怠惰「まぁ海外から日本の来たゲームだったかな?
   それだとそうなっても仕方ないね」

千 「いや良いのか!?子供には悪影響なゲーム
   じゃぞ!?」

怠惰「だからR18ゲームなんだよ?」

千 「そういえばそなたはリアルだと今年で19
   才ぐらいじゃな」

怠惰「まぁねだから免許証をポロって見せれば
   あら不思議R指定の物も大方は買えるっ
   てね♪」

千 「なっ成る程のぉ………おっとこんな話を
   していたらもう時間じゃ!」

怠惰「おっとそれでは読者様今回はここまで」

千 「また次回もよろしくの!」

怠惰「では読者様!」

千 「さらばじゃ!」

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