ある日の昼頃の事。自分はさとりと共に徹夜をした状態である場所に来ていた。
理 「それじゃ頼むぞ」
亜狛「マスター本当にやるんですか?」
耶狛「大丈夫?」
黒 「言っておくが俺は何もできないぞ」
と、3人が言ってくる。無論やるに決まっている。
理 「やるさじゃないと彼奴らを驚かせれない
からな………」
服を脱いで水着に着替えながら呟くと、
亜狛「分かりましたキャッチはします」
耶狛「キャッチして上げたら私と黒君とで押さ
えておくね」
黒 「頼んだぞ主よ」
3人は自分達の仕事をしっかりとやってくれるみたいで安心した。自分は体を伸ばして、
理 「そんじゃ行ってくる!」
そう言いながら自分は海へと飛び込むのだった。そうここは幻想郷ではなく外界の海それも恐らく大和の国もとい日本ではなく見渡す限り近くに陸がない海のド真ん中に小舟を浮かばせながら自分達はいたのだ。そして何故そこにいたのかという理由はある獲物を捕りに来たためだ。
理 (何か珍しい魚は)
シュノーケルだとか酸素ボンベ等は使わずに溜め込んだ肺いっぱいに溜め込んだ空気で水圧に耐えながら深く深くへと潜ってく。約何十mか潜ったその時、
理 (こいつは!)
自分がねらっていた獲物を1発で発見した。そいつは体長約270Cm程の巨大魚だ。するとそいつは自分と目が合うと猛スピードで泳いでいってしまう。
理 (逃がすか!)
自分も脚が目で見えなくなるほどの速度で動かしそいつを追いかける。だがやはり水中だけあって部が悪い。どんどん距離を離されていく。
理 (霊力……瞬雷!)
足に霊力を纏わ水中で爆発させブースター代わりにして加速していきやがて距離を詰めると、
理 (逃げてんじゃねぇ!!)
拳を構えつつ巨大魚の下側へと一気に入り、
理 (オラァ!)
ドゴンッ!
思いっきり顎に向かって霊力付与の拳でアッパーカットをお見舞いする。そして殴られた魚は衝撃で吹っ飛ぶと、
ジャバンッ!
空へと跳び跳ねていった。後は3人が捕獲してくれているだろう。とりあえず息が持たないため深水を止めて顔を光指す外へ出す。
理 「プハァ!!」
水面から顔を出すと自分が乗っていた小舟が此方へと向かってくる。その小舟には自分が殴り付けた巨大魚がしっかり乗っていた。
理 「見た感じ成功したみたいだな」
耶狛「マスター凄い大きさのマグロだね!」
亜狛「これ超大物サイズですよ!これなら何万貫
の寿司なら楽勝ですね!」
そう自分が狙っていたのはマグロ。それも黒マグロだ。幻想郷では珍しいためこれを使って解体ショーでもやれば大盛り上がりだろうと考えたのだ。だが亜狛と耶狛はそう言うが恐らく宴会には大食漢とも言える幽々子やルーミア等も来るためこれだけでは足りる訳がない。
理 「後その位のサイズを4匹ぐらい捕ってくる
よ……恐らく足りなくなるから」
黒 「マジか!?」
小舟に寄りかかり服に入っている断罪神書を取りだし捕ったマグロをいれると、
理 「そんじゃもう少し捕ってくるな」
亜狛「マスターお気をつけて!!」
そうして自分はまた海へと入りマグロを捕ること数時間後、
理 「ぷはぁもう限界だわぁ水圧で耳いてぇ」
耶狛「何やかんやで7匹は捕ったよね?」
今回捕ったマグロの数は7匹の捕獲に成功した。しかもどれもこれも特大サイズのものばかりだ。だがさとりと共に徹夜したのもあるし強い水圧に晒されていたために耳が痛い。
理 「はぁとりあえず帰ろう…帰って宴会のため
の仕込みしないと」
亜狛「それは良いんですがマスターさとりさんか
ら聞きましたけど徹夜したみたいですね?
少し寝てください」
耶狛「格好つけて起きてたとかそれはそれでダサ
いよ?」
黒 「体を大切にしろよ主よ」
3人はどうやらさとり辺りから聞いているのかこの事を知っていた。というか1日ぐらい徹夜した所で対して辛くはない。だが自分を心配してくれたて言ってくれているのは嬉しい。
理 「分かった仮眠を取っておくよとりあえず
本当に帰ろうあっちで漁船が近づいてき
てるから!」
亜狛「あっ!すっすぐに帰りましょう!」
耶狛「早くしないとバレちゃう!!」
そうして自分達は地霊殿へと帰るのだった。そうして地霊殿へと帰り自分は少し仮眠をしてから夕食作りと宴会の料理のために仕込みを開始する。
理 「う~ん豆腐のハンバーグに本当なら繋ぎ
で卵を使うが精進料理となると使えない
しなぁ………自然薯で繋いで蓮根だとかも
食間と健康のために加えておくか」
聖白蓮が精進料理辺りしか食べれないためどう料理を組み合わせていくかとまるでパズルのピースをうめるみたいな感覚で考えていく。そうして幾つかの肉や卵を使わない無肉系の料理が完成する。
理 「久々だこんなに考えるのは」
慣れていない料理を考えてみると難しいものだ。何時か聖の元へと赴いて精進料理のついて聞いてみようかと考えた。
理 「さてと後はサクッとつくっちゃいます
かね!」
そうして自分は更に料理の下準備となる事をこなしていく。酢飯を作り野菜の皮を剥き魚の鱗を取ったりとこなしいくこと数時間が経過する。
理 「おっと時間的に夕食も作らないと」
海で捕ったマグロ以外にも幾つかの魚を捕ったためそれらを捌いていくと厨房の扉が開きさとりがやって来た。
さと「理久兎さん手はいりますか?」
理 「あぁ欲しいかな♪」
さと「なら手伝いますね♪」
理 「頼むよ♪」
そうしてさとりと共に料理を作る。
理 「これを釜に入れて♪」
さと「分かりました♪」
因みに今日の夕食は白身魚にバターとハーブで味付けした香辛焼きとタイ飯に〆としてタイの骨に昆布等で作った出汁を利用する茶漬けだ。
理 「よぉし………所でさとりは寝不足とかには
なってないよな?」
さと「ふふっ少しお昼寝をしましたので♪」
いやそれなら寝よう。自分も他人には言えないが夜は寝た方がいい。
理 「…今日は俺の部屋で一緒に寝るか?」
さと「えっ!?……よっ喜んで!」
自分でもこんな台詞が言えるのが驚きだ。だが昨日というか真夜中に見たなさとりの顔がまた見たくなったため無理難題で聞いてみたら意外とオッケーだった。
理 「なら待ってるよ♪」
さと「はい!」
そうして料理を作り終えた自分とさとりは夜、自分の布団へと籠り眠るのだった。
怠惰「それでは今回もありがとうございました」
千 「うむ♪」
衣玖「はい♪」
天子「ねぇ1つ聞いて良い?」
怠惰「何かな?」
天子「何で私が到着するまでに前回の後書きが
終わってるのよ!?」
怠惰「尺がないから」
天子「バッサリと言うわねフォロー無し!?」
怠惰「言うしかないじゃん?」
天子「ムカつくわねぇ!」
千 「天子よそれぐらいにせんか………やり過ぎ
ると…………のう?」
衣玖「えぇ胸が成長しにくくなる呪いをかけま
すよ♪」
天子「止めてぇ!!?」
千 「ほれほれ♪」
天子「本当に止めて!お願いだから!」
怠惰「………因みにだけど個人的には胸は気にしな
いタイプですどちらかと言うと天子ちゃん
みたいに気の強い子とかの方が良いけどね」
天子「あら?中々良いことを♪」
怠惰「だって落とし甲斐があるから♪」
天子「前言撤回こいつ根っからのサディストね」
千 「何をいまさら言っとるんじゃ」
怠惰「ってもう尺がないや…はぁ……てな訳で
今回はここまで!」
衣玖「また次回もお願いします♪」
千 「それでは読者様!」
天子「また見て頂戴ね♪」
怠惰「そんじゃさようなら~♪」