理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、セインツロウ3を買おうかと悩み初めている怠惰のクソ悪魔です。理由は4をやって3が楽しそうかなと思ったためです。それではそろそろ本編へどうぞ。


第336話 解体ショーは波乱だらけ

エレホンでの宴会場。現在ここで自分は大忙しの仕事をしていた。

 

幽 「理久兎さん適当にまた作ってください♪」

 

ル 「お肉おかわりなのだー♪」

 

理 「あいよ待ってろ!」

 

6人に分裂した自分の内の4人はこの2人の食力に対抗すべく料理を作っていた。作っても作っても切りがない。そして幽々子の隣に座っている妖夢は苦笑いしつつ料理を食べていた。そしてもう1人の自分はというと、

 

? 「すみません楽器を奏でていいですか?」

 

? 「奏でて良い♪」

 

? 「奏でていいのかな?」

 

自分はとある3人の少女いや幽霊に頭を下げられていた。とりあえずは名前等も分からないため、

 

理 「えぇと君らは?」

 

? 「あっすみません私はルナサ・プリズムリバー

   と申しますそして隣が………」

 

? 「次女のメルラン・プリズムリバー♪」

 

? 「そんで末っ子のリリカ・プリズムリバーです

   よろしく♪」

 

三姉妹の幽霊もといプリズムリバー三姉妹はしっかりと挨拶してくる。

 

理 「そんで演奏をしたいんだったよな?」

 

ルナ「はい一応はこれまでの宴会でも演奏を

   奏でてはいましたので」

 

メル「自信はあるよ♪」

 

リリ「ただ何処で演奏しよかなってのとやっぱり

   許可は取った方が良いかなって」

 

律儀にも許可を取りに来たみたいだ。勿論答えは決まっていた。

 

理 「良いよやって♪ならステージだよな!」

 

誰もいない壁側に向かって手を動かすとその場所が歪んで行き小さな階段その次には白黒の市松模様の床もといステージが出来上がり更に天井には幾つかの小さなスポットライトが出現しステージを照らす。

 

理 「これでステージも出来たから好きなだけ

   演奏して良いよ」

 

リリ「凄い!」

 

メル「ありがとうございます!」

 

ルナ「わざわざすみません」

 

3人は驚きつつもお礼を言ってきた。それに対して笑顔で、

 

理 「良いよ♪丁度静かだったから音楽も欲しい

   と思ってた所だったからほら演奏してきな

   よ♪」

 

メル「えぇさぁ演奏しましょう♪」

 

ルナ「えぇ♪」

 

リリ「奏でますか♪」

 

そうして3人は舞台に上がると楽器を使って音楽を奏で始めたのだった。自分は厨房を見ると他の自分4人が忙しそうだったので手伝いに向かうのだった。そして最後の1人となる自分はというと、

 

さと「理久兎さん♪」

 

紫 「御師匠様♪」

 

ソファーに座り紫とさとりに挟まれつつ接待していた。他の分身5人を手伝いたいのだがこの2人から離れると駄々をこね始め最終的には喧嘩になりそうなためこうして我慢していた。

 

理  (両手に花という言葉はあったがこれだと

    両手に毒花ってのが正しいよなこれは…)

 

この2人を怒らせると色々と後が怖いため黙って心の中で呟いていると何故だか皆の視線がキツイ事に気がつく。大方このタラシめ辺りで思われているのだろうが言いたい。自分はタラシではないと。

 

さと「所で八雲紫さん先程から邪魔者とか言う

   の止めてもらえますか?」

 

紫 「あらあら師匠と弟子の感動の再開を邪魔

   するものですからつい♪」

 

さと「ふふっ♪理久兎さん公認の仲なので正直

   彼女との仲を壊すのもどうかと思います

   よ?」

 

紫 「あらあら私は認めてないですわよ?」

 

自分を挟んでの喧嘩はもっと止めて欲しい。どうするかと考え昔に外界のよるの町で見かけた男性の呼び込みを思い出しつつ2人の肩を掴み自分へと寄せて、

 

理 「こらこら俺を挟んでまたは目の前で喧嘩

   はするなよ♪可愛い子猫ちゃん達♪」

 

敢えて言おう。正直な話だが自分は馬鹿だろうと思い始めてきた。こんな柄でない事を言っている時点で自分は壊れていると思うかもしれないが言おう。至って正常であるし壊れてもいない筈だが壊れていると感じ得ざる得ない。

 

さと「理久兎さん♪」

 

紫 「御師匠様♪」

 

この2人は酒を飲み続けているせいなのか少し思考回路がショートしているようだ。そのため顔を赤くしつつ自分にすり寄ってくる。これなら明日には記憶は残ってはいないだろうと思っていると、

 

理 「………文の奴こっちを見て笑いやがって」

 

文がこちらを見てケタケタと笑っていた。笑うのなら助けて欲しい。すると、

 

耶狛「マスターそろそろ余興しない?」

 

耶狛という助け船ががやって来てくれた。幽々子やルーミアはだいぶ満足してきているようだ。この大食漢達が満足していないと皆食べられる恐れがあるため待っていたがそろそろ良さそうだ。

 

理 「だな♪すまんが2人共余興をしなくちゃ

   いけなくてな♪」

 

紫 「むぅ仕方ないですわね」

 

さと「そうですね」

 

2人は手を離してくれると自分はソファーから立ち上がりショーのための場所へと向かう途中で耶狛に、

 

理 「耶狛サンキュー後でとびっきりのスイーツ

   をご馳走してやるよ」

 

耶狛「むふぅ♪期待してるよマスター♪」

 

そう言いながらショーの場所へと行くと亜狛と黒が立っていた。

 

理 「よぉ♪亜狛に黒さりげなく皆を集めてくれ

   やそして耶狛は例の物を♪」

 

亜狛「分かりました♪」

 

黒 「あいよ………」

 

耶狛「それじゃ持ってくるねマスター♪」

 

そう言い皆を集合させるために散っていく。自分は厨房に立つ5人に向かって手をかざして吸収して1人の自分となるとすぐさま断罪神書から大きな包丁から色々な包丁を取りだし準備をしていると皆が集まってくる。

 

理 「よし集まったでは今から解体ショーを

   始めるよ……耶狛!」

 

耶狛「はいはい♪」

 

返事と共に耶狛が自分が取ってきた巨体なマグロを持ってくる。本当なら断罪神書から取り出しての演出もありだがそれだと味気ないため登場からこだわるためにこうした登場を企画したのだ。因みにマグロを乗せているワゴンはマグロを冷やさないためにマグロと共に冷凍庫にしまってあったためキンキンに冷たいためか冷気を放ちそれが更なる演出となる。そしていち速くに蓮と早苗が声をあげた。

 

蓮 「それマグロ!?」

 

早苗「丸々1頭なんて初めて見ましたよ!?」

 

やはり外来人だけあってすぐさま名前をいってくれる。説明する手間が省けるが、

 

河城「川であんな魚は見たことないよ!?」

 

ゲン「そっ総大将それは食べれるのかい?」

 

見た事のないマグロを見て驚きながら聞いてきた。勿論食べれるに決まってるだろう。

 

理 「いやいや食べれなかったら出さないよ?」

 

妖夢「しかしあんな魚を持ってくるとは………」

 

幽 「鯛だとかは紫が時々お酒を飲む際に持って

   来てくれるけどこれは驚きね」

 

紫 「まぁ………」(-_-;)

 

酔いが回った筈の紫もこれには驚いたためか酔いが覚めたみたいだ。すると、

 

蓮 「りっ理久兎さんこれえっとどのくらいで

   競りから落としたんですか?」

 

どうやら蓮はこれを手に入れるに当たって競りで落としたと思っていたみたいだ。だがこのマグロやらは競りで落とした訳ではないため、

 

理 「落とした?何を言ってるんだ?これだよ

   これ♪」

 

腕を叩きながら言うと、

 

早苗「えっと因みに釣ったんですよね?」

 

理 「………いや泳いでそれでグーパン1発で

   取ったけど?」

 

蓮 「えぇぇぇぇ!!?」

 

早苗「常識が通用しない所か物理法則を無視なん

   ですか!?」

 

今さら何を言っているんだ。幻想郷やそういった場所に来たのなら真っ先にそういった常識は捨てなければやってはけいないと思った。だがあまり口にするのも機嫌を悪くしてしまうかもしれないのでそこはスルーして捕り方を軽く説明する。

 

理 「そんで殴って地上に上げて亜狛の能力で

   地上に送ったらあら不思議こんな所に何

   百万もするマグロがいるではないかって

   ね♪」

 

さと「…………もう私は理久兎さんの物理法則の

   無視は慣れましたよ?」

 

紫 「私も慣れた筈だったけど久々に口が開い

   たままよ………」

 

紫や皆の開いた口が塞がらないのが見てて楽しい。捕ってきた甲斐があるというものだ。

 

理 「ハハハハハ♪」

 

そんな会話をしていると息を荒らげながら輝夜と妹紅そして永琳が戻ってきた。どうやら自分の幻影との決着?というか幻影だと気づいて帰ってきたみたいだ。

 

永琳「はぁ…はぁ……理久兎やったくれたわね………」

 

妹紅「ぜぇ…ぜぇ…まさかあれが幻だったなんて」

 

輝夜「ふぅ…動いて損した気分よ………」

 

理 「悪かったよ♪良い部位をあげるから許して

   くれよ♪」

 

悪いことをしたのと思いせめて良い部位をあげようと思いつつ巨体な包丁の鞘を少しだけ引き抜き刀身を見せる。

 

霧雨「なぁまさかそれで捌くのか!?」

 

理 「うんそうだよ♪これは通称マグロ包丁って

   言ってマグロを捌くための専用包丁だよ♪」

 

咲夜「そんな器具があったとは…………」

 

幻想郷にはマグロがいないためかこういった器具も始めて見るみたいだ。折角だからこの際に目に焼き付けて欲しいと思った。

理 「よしそんじゃ黒やろうか」

 

黒 「あぁ」

 

そして1人だと手元が狂うため鞘に納められた包丁をを黒に手伝ってもらおうかと思い向けたその瞬間だった。

 

パリんっ!

 

エレホンの外の空間にヒビが入ったのを感覚的に察知した。どうやら外部から侵入者が来たみたいだ。しかも一瞬だがその者の力を感じた。これは神力それもこの世で一番強い神力の持ち主もといこの世で一番面倒な奴の神力を感じた。

 

 

理 「………ちっ!」

 

カチンっ!

 

舌打ちをしつつ鞘に刀身を戻してすぐさま大声で、

 

理 「お前ら全員伏せろ!!」

 

全員「えっ!?」

 

突然の叫びに皆が何事かと困惑していたと同時に、

 

ドゴーーーーーーンッ!

 

窓から何かが猛スピード突っ込んできて自分達のいる部屋を滅茶苦茶にして粉塵が舞う。

 

霊夢「何よこれもあんた達の余興!」

 

耶狛「私達も分からないよぉ!!」

 

蓮 「何が……って理久兎さん?」

 

これには自分は笑ってなどいられない。というか笑えない。何せこの世で一番面倒な奴が出てきたのだから。

 

千 「ほうワシ抜きでよくもこんな楽しそうな

   事をしておるの」

 

そう自分の母親がこの宴会に乱入してきたのだ。これをどう笑えば良いのだろう。更に、

 

? 「龍神様~待ってください」

 

天子「ちょっと待ちなさいって!」

 

かつてボコボコにした天人の天子と見た感じ妖怪の女性までもやってきた。大方は従者か何かだろう。そしておふくろを見た永琳や神奈子達は驚きながら、

 

永琳「姫様頭を下げてください!」

 

輝夜「えっ?えぇ……」

 

八坂「ななな何であのお方が」

 

洩矢 ((( ;゚Д゚)))

 

千を見て特に4人は頭を下げだした。こんな奴に頭を下げる必要はないと自分は思ったが、

 

千 「しかし荒れておるのぉ……」

 

このBBA自分がやった事を自覚していないようだ。これには軽くキレた。

 

理 「てめぇがやったんだよクソBBA」

 

パチンッ!

 

指パッチンで暗転させておふくろが壊した床や壁に窓そして物品や備品等を修繕させる。すると今の言葉に皆は驚いたのか、

 

紫 「クソBBAってえぇ!?」

 

さと「り…理久兎さんの口からそんな言葉が!?」

 

霊夢「あんたあれは!」

 

蓮 「理久兎さんそれに龍神様えっと御二人は

   親子…ですよね……?」

 

蓮のその問いに自分はイラつきを覚えながら、

 

理 「………内のおふくろ」

 

千 「うむワシのバカ息子じゃ」

 

自分の事をバカ息子呼ばわりしてきた。だが皆は、

 

全員「えぇーーーーーーーーー!!!?」

 

絶叫をしだしたのだった。




怠惰「てな訳でありがとうございました読者様♪」

? 「ふふったまには良いものねこの光景も」

怠惰「………あまり好き勝手子ないでくれよ傲慢」

傲慢「えぇ勿論よ♪せいぜいエロ本とかエロDVD
   とかしか探さないわ♪」

怠惰「何処の男子高校生!?」

傲慢「ふふっ冗談よ♪」

怠惰「そういえば本当に相当前だけど質問が来て
   たな悪魔ってソロモン以外にも悪魔ってい
   るのかてきたから答えようか」

傲慢「まぁいるわねバフェメットとかアザゼルに
   フルーレティとかね」

怠惰「夢魔姉弟であるサキュバスにインキュバス
   何かもそうだね」

傲慢「他にもまだ数体はいるわね♪それからソロ
   モン72とはこの小説内で言うと皆様が好
   きであろう憲兵団とほぼ一緒ねそれに続い
   て同列の組織が他に2つあってソロモンと
   同等の持っていたのが組織が7つの大罪と
   いうグループって訳ね♪」

怠惰「そしてソロモンに属していない上記の悪魔
   これらはそんな憲兵団や7つ大罪とも同等
   の力を持つと同時に金やらの軍費等を支給
   できる悪魔達って感じまぁ俗に言うスポン
   サーだねソロモンはこういった悪魔達に限
   り戦争には参加させなかったからね例外で
   参加した奴もいたけどさ」

傲慢「えっ?私は参加しなくても良いでしょって
   ?………私がいないと小さな女の子が救えな
   いでしょ♪」

怠惰「まぁ言っちゃうとこんな感じかなおっと!
   尺をまた使いすぎたから今回はここまで」

傲慢「とりあえずまた次回はあっちらしいから
   よろしくね♪」

怠惰「ではでは読者様♪」

傲慢「まったねぇ♪」

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