理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

346 / 545
こんばんは読者様。寝すぎてしまった怠惰のクソ悪魔です。やらかしちまった………失礼。それでは本編へどうぞ。


第338話 ある意味での終わり

親子喧嘩を仲裁された後、皆にマグロの解体ショーを見せてからマグロを御賞味させてから30分後、ようやく料理を頼む者達もいなくなり自分は酒を片手に夜景を見ながら休んでいる。そう休んではいるのだが、

 

さと「理久兎さん反省はしていますよね?」

 

理 「もう反省してます………」

 

未だにさとりに怒られていた。現在、紫は自身の式達と共に酒を飲んでいるためさとりとの更なる喧嘩勃発にはならないのは救いだ。それでもさとりのお説教はまだ終わりそうにはないが、

 

さと「でも…まさか……理久兎さんがあんな言葉を

   発するなんて想像もつきませんでした

 

理 「あんな言葉?」

 

何の言葉だろう。対した事は言っていない筈と思っていると、

 

さと「実の母親に向かってBBAだとかこの空

   に龍は2匹もいらないとか私がこれまで

   見てきた理久兎さんからは想像もつかな

   くて………」

 

どうやらそれで戸惑っているみたいだ。

 

理 「う~ん俺が生まれたその時からあんな感

   じだよな………」

 

さと「そうなんですか?」

 

理 「あぁ」

 

記憶に残っている限りだと始まりとしては初っぱなからBBAと言っていた記憶がある。確かおふくろがあまりにもガキだったたてブチギレて言ったのが最初のような気がする。

 

理 「………幻滅したか?」

 

想像と違う光景を見せたため幻滅しただろうと思っていると寧ろさとりは首を横に振ってニコリと微笑みながら、

 

さと「いいえむしろそんな一面を見る事が出来た

   ので満足していますよ♪ただ親子喧嘩だけ

   はもうしないで欲しいですけどね」

 

理 「ぜっ善処するよ………」

 

おふくろを相手にキレずに善処できるものかと思っていた瞬間、

 

千 「理久兎~ちょっと来てくれんか!」

 

自分を呼ぶおふくろの声が聞こえる。何だと思って見るとおふくろの他に蓮や霊夢も同席していた。

 

理 「すまんがさとり」

 

さと「分かってますよ♪行ってきてください

   理久兎さん♪」

 

理 「ありがとうな♪」

 

さとりと別れて自分は呼ばれた方へと向かう。

 

理 「何だよおふくろ………」

 

何事かと思いつつ聞くと蓮は不思議そうな顔で、

 

蓮 「あれ?理久兎さんさっきは龍神様の事を

   BBAっとかって言ってたのにおふくろ

   何ですか?」

 

理 「あぁ~まぁ喧嘩とかそんぐらいしか言わ

   ないなそれは………」

 

というか何時もBBAとか言っていたら子供達の教育上的に悪い。故に喧嘩とかでしか言わない。

 

理 「で、何だよ?」

 

千 「うむこの童の先祖の名は何じゃったかと

   聞こうと思っての」

 

それなら聞けわざわざ俺を呼ぶな。だが来てしまったため仕方なく、

 

理 「……それ本人に聞けば良いだろ…まぁいい

   安部晴明だ」

 

千 「そうか♪では話すがその安部晴明は実は

   の何と半人半妖だったんじゃよ♪」

 

おふくろはとんでもない事をカミングアウトしてきた。というか彼奴(晴明)は純粋な人間ではなかったのかと自分も少し驚いてしまった。

 

霊夢「えっ人間じゃなかったの!?」

 

千 「うむ因に晴明の母親本人の葛の葉に直接

   聞いたから間違いはないぞ♪」

 

理 「………良く会えたな」

 

千 「まぁ狐の神として信仰され今では守り神

   となっておるからの♪」

 

神様のシステムはただ単に生まれた時から神としての生が決まっているから神という訳ではない。それはあくまで先天的なものだ。後天的なシステムは()()である。人間や動物はたまた妖怪とそういった者達が多く集まり信仰するようになれば人間に獣や妖怪だって神になる事が可能ではあるのだ。故に何ら可笑しくはない。だがこうして晴明の事を話しているため自分も伝えたいことを伝えようと思った。

 

理 「なぁ蓮それに霊夢お前達に話しておく」

 

蓮 「えっ何がです?」

 

理 「鷺麿の一件についてだ」

 

あの時の鷺麿の一件について被害者でもある蓮達にはしおくべきだと思ったため話そうとしたのだ。

 

理 「彼奴は地獄から抜け出した訳だが今の

   話を聞いて可笑しいと思わないか?」

 

蓮 「えっ………」

 

霊夢「地獄から抜け出したって所よね?」

 

流石は博麗の巫女。こういう所の勘は鋭いし話が早くなるから助かる。

 

理 「その通りだまず地獄から1人で抜け出す何

   て事は不可能だ獄卒そして四鬼神長そうい 

   った化け物格が多いそして逃げようとすれ

   ばすぐにバレるそれをどうやって掻い潜っ

   たと思う?」

 

霊夢「協力者がいるって所かしら?」

 

理 「あぁ俺の見立てが正しいとすれば外部から

   の協力者がいたそいつはまず鷺麿を逃がす

   ために3体の元極悪な犯罪歴を持つ悪霊を

   野に解き放ったまずそれで獄卒達の目はそ

   っちに向くその間に逃がしたってのが正解

   だろうな」

 

自分が考えた推理いや見立てを話す。それには蓮は首をかしげていた。

 

蓮 「それとこれとどういった関係が?」

 

理 「考えてみろ何で鷺麿を逃がしたと思う?

   言うのもあれだが地獄の中だと彼奴より

   も凄い奴はいるのに何故…奴にしたのか

   それは」

 

蓮 「それは?」

 

理 「鷺麿は俺を含めていたが本来の目的は蓮

   お前を目の敵にしてる奴だ」

 

誰かは分からない。だが少なくても平安時代辺りの奴である事は確かだ。それに紫達にも危害を加えているため自分にも恨みがあるとすれば尚更でその時代辺りしか思い付かない。

 

蓮 「理久兎さんそれってまさか僕の先祖を者

   皆殺しにした妖怪ですか?」

 

理 「あぁ言いたくはないけどな」

 

だがこれには確信がまずあまりない。恐らくはそうだとは思うが自分が1番に怪しいと思っているのは晴明の宿敵であり自分を恨んでいる者。蘆屋道満だろうと推測した。だが無闇に言えば混乱してしまうかもしれないため今は様子見だ。

 

霊夢「つまりそいつは幻想郷に来てるって事?」

 

理 「それは分からんだがまた近々に蓮に対し

   て必ずコンタクトを取ってくる事は間違

   いはないだろ気を付けろよ」

 

鷺麿の一件そして蓮がここに来れた理由。どれもこれも出来すぎている事からその者のコンタクトをしてきたというのは明確だ。

 

千 「一応はワシもその妖怪については調べ

   てはおこう」

 

理 「同感だ………」

 

おふくろもどうやらこの事について首を突っ込むみたいだ。だが1人でも調査をするメンバーは欲しい所だ。特におふくろなら独自で築き上げた神々の情報ネットワークを簡単に聞けるためこれほど強い奴はいないだろう。

 

蓮 「あっありがとうございます」

 

霊夢「言っておくけど私だって助けるからね」

 

蓮 「………ありがとう霊夢」

 

霊夢「んっ♪」

 

やはりこの2人の信頼関係は強いなと見ていて思えた。正直な話だが羨ましいものだ。

 

千 「しかしこうして見るとあの頃の甘酸っぱい

   ワシの初恋を思いだすのぉ♪」

 

理 「うぇっ」

 

突然のキモ発言に嘔吐しそうになるが堪える。というか年増の初恋話程怖いものはない。

 

千 「おい!うぇっとは何じゃ!」

 

理 「はいはい顔を近づけるなって………」

 

と、そんなやりとりをしつつ蓮達との噺を終える。そして蓮と霊夢は2人で何処かに行ってしまいおふくろと残る事となった。

 

千 「しかし…何者なんじゃろうな」

 

理 「言えるのは相当な奴だ…正体が掴めない敵

   程怖いものはないな」

 

千 「その経験はワシもした事があるが怖いと言

   ったらないものじゃ」

 

そう言いおふくろは手に持つ升に入った酒を飲み干す。自分も盃に注がれた酒をチビチビと飲んでいると、

 

千 「おっそうじゃ理久兎よ3日ぐらいそなた達

   の家で世話になるからよろしくの♪」

 

理 「ほうそうか……………ブフゥーーーー!!?」

 

とんでも発言過ぎる。というかいきなりだな。

 

理 「ざけんなぁ!?」

 

千 「良いじゃろう今そなたのいる環境を見て

   みたいんじゃ………もし断ると申すのなら

   イザナミから黄泉軍を借りて攻めるぞ?」

 

理 「やってみろその瞬間から滅ぼすぞ?」

 

無茶苦茶は発言にまたキレる。するとその間に1人の妖怪の少女がたつ。

 

さと「私は良いですよ理久兎さん」

 

それはさとりだった。だが、

 

理 「止めておけ命懸けだぞおふくろを泊まら

   せるとか」

 

千 「おいそれはどういう意味じゃ!!」

 

理 「そのまんまの意味だよおふくろ」

 

お互いに睨み合いを始める。だがまたさとりが間に入ると、

 

さと「それ以上こんな喧嘩をするなら理久兎

   さん私は泣き…ます……よ?」

 

さとりが涙目になってきている。これだと自分の心が重くなってしまう。

 

理 「………っ分かった」

 

さと「はい♪なら決まりですね♪」

 

ケロッとしてる所から大方は嘘泣きだろうがあまりまたやり過ぎると今度はガチで泣かせてしまいそうなため仕方なくこれにはツッコミをしないで黙る。

 

千 「おんし…扱いが上手いの……」

 

さと「それなりにですね…やっぱり理久兎さん

   と同じで心は読めませんか」

 

どうやらおふくろの心も読めないみたいだ。こうなると現時点で自分、おふくろ、こいしの3名の心が読めないことが確定した。

 

千 「レディーの秘密は例え相手が女性であっ

   ても秘密なもんじゃよ♪」

 

さと「みたいですね…お義母さん」

 

千 「誰がお義母さんじゃまだワシは認めては

   おらんぞ………」

 

さと「なら認めさせないといけませんね♪」

 

理 「はぁ……騒がしくなるなこりゃ…………」

 

そうして宴会は終わったがまだ騒動が続くことに頭を悩ませるのだった。




怠惰「それでは今回もありがとうございました」

傲慢「しっかしまぁ大変ねぇ貴方も」

怠惰「うん…泊まりとか後書きという役職をほっ
   たらかしだよ本当に」

傲慢「やっぱりまだまだ子供ね」

怠惰「まぁある意味で子供だからね………」

傲慢「そうね……あっいけないわ!私これから
   用事があるから次回の後書きに出れな
   いわよ?」

怠惰「まじか………誰か探さないと」

傲慢「紹介しましょうか?」

怠惰「止めとく録なのいないから」

傲慢「酷いわぁ………」

怠惰「まぁ何とかなるでしょ」

傲慢「そうね……貴方…運は強いですもね」

怠惰「まぁね……って事でそろそろここまで!」

傲慢「それと次回からはまた彼方だからよろし 
   くね♪」

怠惰「それでは読者様!」

傲慢「さようなら♪」

 ▲ページの一番上に飛ぶ
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。