異変の後の宴会も終わりを迎えその翌日の事。
千 「ほう…意外にもそなた料理スキルが高い
とはのぉ」
理 「さっさと食って帰れよおふくろ」
千 「何を言うておるもう一泊するぞ♪」
理 「はぁ………面倒癖ぇ」
突然のおふくろの来訪で地霊殿に泊まりに来ていた。というか環境を見に来たとはいうが実際は観光だろう。しかもシレッと朝食の席に座っている。
お空「…………」
千 「どうしたんじゃ鴉そんなに見つめて?」
その時、お空はおふくろの角を握ると引っ張りだした。
千 「こっこれ!角を引っ張るでない!」
お燐「お空!」
お空「う~んアクセサリーとかじゃないんだね」
千 「たわけ!正真正銘の生えてる角じゃ!?」
どうやら角がアクセサリーだとかと思ったのか引っ張ったみたいだ。個人的にはそのままその小さな威厳ごと取れれば良いのにと密かに思った。
さと「すみませんあまりそういった角を持つ者
達が来ませんので興味があったのでしょ
う………」
千 「まぁ構わんぞ…そのぐらいでは怒りはせ
ぬからの♪」
そのくらいでは怒らないらしい。その成長がいかなほどかと気になり、
理 「ロリBBAは優しいな♪器ともう育つ要
素すらない小さい胸と身長でまぁ♪」
千 「貴様…富士の山の火口の中に沈めるぞ?」
怒らないとは一体何だったのだろうか。軽めの挑発でブチキレてる。
理 「あれ怒らないんじゃなかったか?」
千 「貴様は別じゃ理久兎!」
千が翼を広げて殴りかかってくるが右手で拳を押さえる。
理 「はんっ無駄だぜおふくろ♪」
さと「理久兎さん挑発は止めてくださいと良い
ましたよね?」
耶狛「マスターもマスターのお母さんもここは
食事の場だよ喧嘩の場ではないよ!」
亜狛「耶狛の言う通りですよマスター?」
黒 「やるなら外……もダメだな……遥か先の何も
生物がいない場所でやってくれ」
と、皆にそこまで言われ仕方なく拳を離す。そしておふくろも渋々と自分の席に座り朝食を再開した。
理 「はぁ従者達に怒られるとかなぁ」
さと「理久兎さんそれにお義母様も何故にそこ
まで喧嘩をするのですか?」
何故喧嘩をするかだって。そんなのは決まりきっている。
理 「おふくろがうざいからだよ♪」
千 「理久兎がムカつくからじゃが?」
自分とおふくろは心のままに本音を喋ると、
さと「………これはもう私の手には終えませんね」
両手を広げてさとりは降参のポーズをする。どうやらお手上げというのは本当みたいだ。そうしてまた食事を取ること数分後、皆は食事を終えて一段落していると、
千 「ふむ………のうそこの覚妖怪ワシはそなた
と話をしたいんじゃが良いか?」
さと「私ですか?」
千 「うむ……一度こうして腹を括って話をして
みたかったから丁度良いと思っての」
どうやら話し合いをするみたいだ。というか姑のいびりだとかはよく聞く。それにおふくろはオブラートに包んだりして話さずドストレートに物言いをしそうなため心配になってくる。
理 「おふくろ…それには同席するぞ?」
さと「理久兎さん!?」
千 「ふむ………そなたがそう言うとは珍しいまぁ
良いじゃろう」
珍しいもなにもあんたのいびりだとかがさとりに向けられるのが怖いから付いていくだけだ。そんな事をしようものならその角をへし折る覚悟だ。
理 「なら場所は接待室で話そうそれで良い
よなおふくろ?」
千 「構わんぞ………」
理 「さとりは良いか?」
さと「勿論です」
理 「ならおふくろ案内する来な」
そうして自分とさとりそしておふくろの3人で接待室へと向かいおふくろと向かい合うように自分とさとりは座ると、
千 「……では話そうかのう…確かさとりで
合っておるよな?」
さと「合っていますよ」
千 「ならさとりよ聞こう………そなたはこやつを
どう思っておる?」
やはりこういった質問だ。自分はいざという時のためにポケットに入れている断罪神書を開き何時でも空紅と黒椿を抜けれるように準備する。そしてさとりは、
さと「好きです………どうしようもない程に私と
いう人物が溺れてしまうほどに」
千 「ふむ…そうか…‥ワシは正直な話じゃが反対
派の意見じゃ本来ならば女神の誰かと契り
を結んで欲しいと願っておるそれにそなた
達にはどうしても穢れが付きまとってしま
うが故にもしかすれば別れが来てしまうか
も知れぬその時に残った理久兎がどれほど
までに悲しむのかを想像するのが耐えだか
くての……」
自分のためにとは言うがそれは自分の意見を聞いてから言って欲しい。勝手に決めつけないで欲しい。
理 「あのなおふくろ…別に俺は悲しむとか……」
さと「それを承知のうえでです私も何千年か先ま
での時を重ねれば別れが来てしまうかもし
れませんでも理久兎さんなら待ってくれる
また戻ってきた私を探してくれる………勝手
な事故判断だとは思っていますが私はそう
信じています」
信じている。違うまったくもってその通りとしか言えない。彼女が望むのであれば自分は転生した彼女を迎えに行く覚悟だ。その時のさとりの心境が自分に傾いていないならばただ見守るだけの話だ。
千 「はぁ理久兎と言っている事が殆どが同じ
とはの………」
さと「えっ!?」
理 「まぁちょっと前にこんな話をしたからな」
さと「理久兎さん………」
そんな会話をしていると千は腕を組みため息を吐きつつ、
千 「はぁやれやれまぁ身内に1人は例外が居
ても問題はないじゃろう………仕方ないの
そなた達を認めようワシも言えた義理で
もないしの」
お許しは貰った。貰ったのだが、
理 「言えた義理って…どういう意味だよ?」
千 「ん!?なっ何でもないぞ!それよりもそっ
そなたらは何時頃に式を上げるのじゃ?」
さと「ぶっ!?」
あまりの突然の発言にさとりは吹き出し更には顔はもう真っ赤になっていた。
さと「いっいえまだそこは………」
千 「はぁ………孫は何時見れるのか」
理 「いずれ見れるだろ後何千そのか先ぐらいま
でにはよ…それに……」
さとりの頭を自分の胸に寄せておふくろに笑顔を向けて、
理 「今はまださとりがやりたいことをやらせ
てあげたいのさその時に考えてやるよ♪」
さと「ちょっちょっと理久兎さん!?」
千 「………甘ったるい事をまぁ良くそなたの口か
ら言えたもんじゃわい」
理 「ハハハ俺も不思議でしょうがねぇや♪」
さと「理久兎さんそのそろそろ離してくれて……」
理 「ん?あっあぁ悪いな」
さとりを離すと自分から視線をそらして顔をうつむかせた。それほど恥ずかしかったのだろう。
千 「ふむ…のうさとりとやら」
さと「えっ?あっはい」
千 「ワシのバカ息子がこれかれも行く先々で
問題を起こすとは思うがその時は叱って
やって欲しいワシも何時でもすぐに叱り
に行けるわけではないからの♪」
さと「………ふふっ分かりました♪」
理 「一時はどうなるかと思ったが大丈夫そう
で良かった………」
心配して損した気分だが何とかなって良かった。すると千はニコリと微笑むと、
千 「おんしらも幸せにな♪」
理 「当たり前だ…俺を選んだのならそれ相応
に幸せにはしてみせるさ」
さと「ふふっ期待していますよ理久兎さん♪」
こうして波乱を呼ぶかと思った話し合いは何とか折り合いがついたのだった。そして翌日の夕方。
千 「さてと世話になったの♪そろそろ帰ら
ないと怠惰が泣くのでな♪」」
耶狛「喧嘩しないなら何時でも遊びに来てね」
亜狛「こら耶狛!」
千 「ほっほっほ♪そうじゃな♪」
笑いながら亜狛と耶狛の頭を背伸びして撫でる。身長の格差社会が良くわかる。
黒 「またな」
お燐「それでは理久兎のお母さん」
お空「またね♪」
千 「また来るぞ♪」
黒とは握手を交わしお燐には背伸びして頭を撫でお空の場合は背伸びしても届かないため翼を広げ少し浮遊して頭を撫でる。
さと「それではお姑様♪」
理 「じゃあな…おふくろ……」
千 「まったく理久兎は相変わらず可愛いげが
ない奴じゃ………それとお姑様かまぁもう
良いか♪」
さとりと握手をして離れる。そして自分には握手かと思い手を差し出そうとしたその瞬間、
ガバッ!
突然抱きついてきた。あまり事で数秒だけ思考が停止した。
理 「おっおいおふくろ!?」
千 「また会おうぞ理久兎♪」
耳元でそう言い抱きつくのを止めて離れると千は翼を広げて、
千 「それではまたの♪」
そう言って暗い地底の空を羽ばたきながら帰っていった。
さと「さてと入りましょうか……理久兎さん?」
理 「ん?あぁそうだな♪」
皆が地霊殿へと入っていくなか自分はもう一度だけ振り返り、
理 「……ふっ…じゃあな母さん」
そう呟き地霊殿へと入るのだった
怠惰「ではでは今回もありがとうございました」
千 「怠惰よ今帰ったぞ!」
怠惰「おかえり千ちゃん♪」
千 「うむ♪それでワシがいない間に何か不祥事
は起こしておらんよな?」
怠惰「まさか~」
千 「投稿が遅れすぎてるとか過去の話を投稿し
ておらんとか大丈夫じゃろうな?」
怠惰 (´∀` ;)
千 「おいおんし冷や汗が流れておるぞ?」
怠惰「ききき気のせいだよ!それと日曜日には
過去の話を投稿しようと思ってたし!」
千 「読者様よ聞いたか日曜日に投稿するらし
いぞ」
怠惰「まぁその冥界篇しか終わってないですマジ
でさぁせん………」
千 「こやつは…燃やしてやろうか?」
怠惰「あっ千ちゃんあんな所にド
が!!」
千 「何どこじゃ!」
怠惰「それでは……えっとさようなら~…………」
千 「怠惰よ何処にもって逃げよったなあやつ!
すまぬが読者様!ワシはあやつを追うので
な!さらばじゃ!」