翌日。晴れとなり晴天の日差しが当たる。
理 「すいません飯どころかわざわざ泊めて
させてもらって……」
前回この人達を助けて飯をご馳走されただけではなくわざわざ布団まで用意して宿泊させてくれたのだ。
男 「いえいえこちらも助かりましたし……」
少女「気にしない気にしない!」
男 「そういえばこれからどこかに行くんで
すか?」
男はそう質問をしてくる。それについても理久兎は、
理 「そこはまだ考えてないですねでも暫く
はこの国に居てもいいかなと……」、
少女「本当!」
男 「そうですかそれならごゆっくり」
理 「まぁ~まだ寝るところも決まってない
ですけどね……」
そんなことを話していると……
祝音「みなさんおはようございます理波さん
と、祝音がやって来て挨拶をすると男と少女は
男 「おはようございます祝音さま…」
少女「おはよう祝音様!」
挨拶をかえしたので理久兎も、
理 「おはようさん」
挨拶をかえす。そうすると祝音は少し言葉をためて、
祝音「え~とその理波さん……」
理 「なに?」
祝音「今日も…その…神社に来てくれますか?」
祝音はもじもじしながら神社に理久兎を誘う。
理 「おっ行く行く!今から行っても?」
と、乗り気で行くと言うと祝音は顔を笑顔にして、
祝音「えぇ構いませんよ
祝音は心に押し込めなかったのかもう大ハッスル状態だ。祝音はそう呟いている一方で、男と少女の方に向き直り、
理 「まぁ~そんなわけでありがとうな」
理久兎は一晩の宿と食事についてお礼を言う
男 「いえいえ……」
少女「またきてね!」
理 「おうともさ!」
そう言って理久兎は祝音の方を再度向いて、
理 「それじゃ~行こうか祝音ちゃん」
祝音「はい!」
大きな返事を返して洩矢神社に向かうのだった……
神様 少女移動中……
理久兎と祝音は矢守神社につくと祝音は「ただいま」を理久兎は「お邪魔します」を言う。
祝音「ただいま戻りました」
理 「お邪魔しま~す」
それを言うと小さな神様もとい諏訪子が顔を出す。
洩矢「お帰り祝音そしてまた来たんだ理波」
そう言われ理久兎は、
理 「また来たよ諏訪子ちゃん」
そう返す、すると諏訪子は祝音の顔をニヤニヤしながら見て
洩矢「良かったね祝音!」
祝音「いやいや私はお客様として」(//~//)
顔を赤くしながら反論するが諏訪子から見るともうバレバレだ。こんなの一般人でも分かるが、
理 「とりあえず3人でお話しようか……」
この朴年神には通用しなかった。
洩矢「そうしようか……」
祝 「はぁ~」
諏訪子は少し残念な気持ちになり祝音はため息を付くのだった。そこからは理久兎は数時間で自身の体験したことを話した。もちろん永淋達のことは言ってないようだが、
洩矢「なんかThe風来坊て感じだね……」
祝音「やっぱり理波さんはお強いんですか?」
理 「さ~ね♪自分自身強いとは思ったこと
ないから良く分からないね♪」
洩矢「いやでも寝てたら妖怪に叩き起こされて
それでキレて殴り飛ばしたってこれまで
聞いたことないよ……」
祝音「確かに……」
理 「えっ普通じゃないの!?」
この時、諏訪子そして祝音にはあることが分かったそう理久兎には常識と言う言葉を持ち合わせていないと言うことに、そして諏訪子と祝音は、
洩矢「普通じゃない!!」
祝音「普通じゃありません!!」
理 「そうか?」
洩矢「そうだよ!!」
祝音「そうです!」
理 「解せぬ……」( ̄З ̄)
2人の見事なハモり見せた。そうしてこんなやりとりを暫くしたのだった。そして夕暮れ時になり、
カーカーカー
理 「カラスが鳴き始めたか……」
洩矢「理波今日停まるとこあるの?」
今日の宿泊先について聞いてくる。自分は笑顔で
理 「いや決めてないからLets野宿♪」
もう自分は野宿する気満々だ。
祝音「たくましいな理波さん……」
それを聞いた諏訪子はニヤリと笑うと、
洩矢「なら泊まってく?」( ´∀`)
諏訪子が泊まらせてくれるみたいだが自分は心配していることがある。
理 「良いのか祝音ちゃんもいるのに?」
そうこの家もとい洩矢神社には諏訪子以外にも祝音も住んでいる。流石に諏訪子が良くても祝音はいいのか?と思いそれについても諏訪子に聞く。
洩矢「大丈夫だよそれに祝音もまんざらでも
ないみたいだし♪」(。-∀-)
諏訪子はまたニヤニヤしながら祝音を見ると
祝音「ブッ!!?すっ諏訪子様!」.∵・(゚ε゚ )
祝音は盛大に吹き出したそれを見た諏訪子は笑って、
洩矢「アハハ祝音は本当にいい反応するね♪」
そして理久兎はその祝音を見て、
理 「でっ祝音ちゃんはいいの?嫌なら嫌と
言ってくれてもいいんだよ……」
理久兎は再度確認のために祝音に聞くと、
祝音「大丈夫です!むしろ歓迎します!」
(いえ大歓迎いやウェルカムです!)
凄く最高潮になっていた。この気迫には自分も少し驚いた。
理 「そっそうかならじゃっじゃお邪魔するよ」
祝音「はい♪ではようこそ我が家へ!」
洩矢「歓迎するよ理波」
理 「ハハハ♪あぁ今日は頼んだよ」( ^∀^)
そうなって今日は洩矢神社にやっかいになることになった俺だ。そして皆で楽しく夕食を楽しんだのだ明日に来る手紙のことを知らずに。