理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、電車に乗ったら高校の同級生達にバッタリと会った怠惰のクソ悪魔です。やはり思う。高校の時が通学楽だったと。おっと失礼。それではこんな話もあれなので本編へどうぞ。


第342話 取材

守矢組との交渉から1週間が経過しそして現在、灼熱地獄のとある一角では、

 

理 「おうおうこれはこれは………」

 

さと「また凄いですね」

 

自分とさとりは神奈子と諏訪子が計画して作られた施設もとい間欠泉地下センターと呼ばれる場所に訪れていた。見た感じが近未来感しかない。すると、

 

にと「凄いでしょ♪その辺とかは理久兎さんが

   作ったエレホンの雰囲気を出そうと頑張

   ったんだよ?」

 

笑いながらにとりがやって来た。しかもどうやらエレホンの町並みを見てこうした外見にしたようだ。

 

理 「良いセンスじゃないか」

 

にと「えぇそれはもう♪山の神様達は早く作れっ

   てうるさかったけどそれでもデザインはし

   っかりやりたかったからね♪」

 

だがそのこだわりで大分良い感じに出来ている。しかも床のお空を模様したの八咫烏のエンブレムが格好いい。

 

理 「所でお前ら河童達もエネルギーに興味が沸

   いて協力しているのかい?」

 

にと「まぁね♪そういったエネルギーを元に色々

   な発明が出来るって言うからね♪」

 

理 「となるとお前いやお前さんの爺さんの悲願

   でもあるステルス迷彩だとかを作れるって

   事か」

 

にと「いやいや♪それはもう作ったよ♪今着てる

   のがそれだしね♪」

 

どうやら今着ているのがステルス迷彩服のようだ。自分がいない間にだいぶ技術は進化したみたいだ。

 

理 「そいつは凄いやぁ」

 

にと「いやいや♪」

 

と、話しているとさとりがギュッと自分の腕を掴んでくる。しかも頬を少し膨らませて。

 

理 「さとり?」

 

さと「少しこうさせて下さい」

 

にと「お暑いねぇ」

 

何故だか不貞腐れ気味だ。一体自分が何をしたというのだか、

 

にと「理久兎さんそれを焼き………」

 

と、にとりが言おうとした瞬間にさとりがにとりキッと睨む。言葉的に焼き餅だろう。

 

理 「こらこら睨まない………後で話し相手でも

   してやるから」

 

さと「………すみません」

 

少しショボーンとした態度になった。かつてのポーカーフェイスっぷりは何処に旅行してしまったのだろう。

 

にと「アハハハモテモテだねぇ♪」

 

理 「おいおい囃し立てるなよ」

 

と、楽しそうに言っていると突然にとりがハッ!という表情をすると、

 

にと「そうだった!理久兎さん実は………」

 

理 「ん?何だよ?」

 

何だろうと思っていたその矢先だった。青い空が見える上空から何者かの影が飛来し黒い羽を舞わせて自分達の目の前に着地する。その者の正体は、

 

文 「こんにちは♪清く正しい新聞記者の射命

   丸文でぇ~す♪取材しに来ました♪」

 

何と文だ。するとにとりは頭を掻きながら、

 

にと「実は鴉天狗が取材したいって言うのを

   忘れてて」

 

理 「あぁそうなの………別に構わないよ文の頼

   みならね」

 

文 「流石は理久兎さん話が分かりますねぇ♪」

 

さと「鴉天狗…理久兎さんに変な事を聞いたら

   その時は………」

 

文 「あややややや!しませんよ!そんな事を

   したら後で理久兎さんに半殺しされます

   から!?」

 

文も自分を何だと思っているだ。そこまで悪鬼羅刹ではないしどちらかと言えばギリシア神軍より遥かに優しいと自負していも良い。

 

にと「とりあえず私は邪魔みたいだし頑張って

   ね理久兎さん♪」

 

そう言いにとりは間欠泉地下センターの階段を登りながら点検を開始した。そして文は、

 

文 「ではでは取材を♪」

 

そう言いながらかつてお土産で買ったペンを持ったその時、

 

? 「ちょっと待った!!」

 

文と同様に空から何者かが降りてきた。その者はこの変では珍しいことにツインテールと呼ばれる髪型をしていた。というかまた知り合いだ。

 

理 「あれ久々だね♪ほたて」

 

はた「誰がホタテですか!姫海棠はたてです!てい

   うか理久兎さん達が開いた宴会にも出席して

   ます~!」

 

文 「ぷっ!くくくく………WW」

 

自分のボケが面白いのかそれともはたてのツッコミが面白かったのか文は腹を抱えてケタケタと笑っていた。

 

はた「ちょっと文!何を笑ってるのかしら?」

 

文 「相変わらずですねそのボケ方は♪」

 

理 「まぁな♪」

 

天狗相手にボケたのは恐らく狼牙ぐらいだろう。

 

文 「それよりもはたて♪私が先ですよ?」

 

はた「そうは行かないっての!私だって理久兎

   さんの取材というか料理について聞きた

   いのよ♪」

 

聞いていると文は自分の身辺辺りの取材ではたては自分の料理についての取材みたいだ。だが、

 

文 「私が先ですよ!というかはたてまた懲り

   ずに食べ物ですか?だから貴女は体重が

   無くなる所か増えていく一方なんですよ」

 

はた「そういう文だって!時にネタを作るため

   に自作自演してるでしょう!真実を語る

   何て言う割には自作とかウケるわぁ」

 

文 「何を!この念写の妄想新聞!」

 

はた「この最低な記事書きの鴉天狗!」

 

もう口喧嘩が大勃発していた。見ていて醜いものだ。

 

理 「彼奴等は年の割には子供だなぁ」

 

さと「それについて理久兎さんだけには言われ

   たくはりません」

 

自分が何かしたのだろうか。思い当たる節がない。しかしこのまま行っても何時終わるか分からないため、

 

理 「お前らなぁ喧嘩するんだったら取材はお

   断りだ………というか帰れや?」

 

文 「あっちょっ!」

 

はた「それ困るんですけど!」

 

理 「なら喧嘩はするな2人まとめて取材だっ

   たりは受けてやるだから喧嘩するな」

 

2人は黙ってお互いを見ると仕方ないといった顔をして、

 

文 「取材お願いします」

 

はた「私もお願いするわ」

 

どうやら喧嘩しないと言う条件は守ってくれるみたいだ。

 

理 「なら良しそれとここは暑いだろ地霊殿に

   来いよそこで料理をしながら取材を受け

   てやるよ…さとりすまないけど……」

 

さと「いえ大丈夫ですよ………それに彼女達の心

   の奥底を見れて満足したので♪」

 

流石はサドッ気がある。楽しんでいた。

 

理 「まっまぁとりあえず来なよ」

 

文 「それではお邪魔します」

 

はた「よろしくお願いね理久兎さん♪」

 

そうして自分は2人の取材を受けることとなったのだった。




怠惰「ではでは今回もありがとうございました」

千 「うむありがとうの♪」

怠惰「しかし友人に会うとは思わなかった」

千 「そういえば怠惰よ他の6人はどうしたん
   じゃ?」

怠惰「あぁ~憤怒に色欲に嫉妬は就職して暴食は
   大学に通いそんで傲慢に強欲それから俺は
   同じ専門学校って感じ?」

千 「バラバラになってしまったんじゃな」

怠惰「ただ暴食とは連絡とってるよ?彼奴時々だ
   けどイラストとか書いてくれるからそれを
   LINEだとかで見せてくれるから」

千 「そうなのか」

怠惰「そうそう結構見てて面白いんだよね♪」

千 「怠惰は色々なイラストを見るのが趣味じゃ
   ろ?」

怠惰「まぁねpixivだとかでイラスト見たりする
   のは好きだからね♪見ているとさ各々の
   作品に個性を感じられるじゃん♪」

千 「ある意味で変態的じゃよな………おっと!
   怠惰そろそろ時間じゃ!」

怠惰「オーライ♪それでは読者様今回はここまで」

千 「また次回もよろしくの!」

怠惰「では読者様♪」

千 「さらばじゃ!」

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