理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、明日頑張ればようやくゴールデンウィークとなる怠惰のクソ悪魔です。皆様はどう過ごされますか?私はまぁ定番のようにゲームと睡眠を繰り返すとは思いますね(苦笑)。ではそろそろ本編へどうぞ。


第348話 オープン

とある日の早朝。自分は天界に来ていた。

 

理 「この季節になると桃がよく取れるねぇ」

 

理由としては食材集めのためだ。自分の店で出すデザートのフルーツは美味しいと感じた仙桃を出そうと考えたためだ。因にだが他の食材やらに関しては現在、亜狛と耶狛と黒の3人に任せているため外界に赴いているため1人だ。話を戻す。見掛けない自分がいるためか桃を収穫する天人達が自分を不思議そうに見ながら作業をしていると、

 

? 「あっ!」

 

? 「あら」

 

理 「ん?あれお前らは確か………」

 

声がしたため向くとそこには昔にボコした天子と取り巻きの衣玖とか言っていた従者の女性の2人が立っていた。

 

天子「ここであったが…!」

 

理 「あぁもうその古い言葉は言わなくても良い

   よ昔から聞いてて聞き過ぎて飽きたから」

 

天子「最後まで言わせなさいよ!!」

 

天子のツッコミがはいるがそんなの知ったこっちゃない。すると軽く怒れる天子の前に衣玖が入る。

 

衣玖「それで理久兎様がどういった御用件で?」

 

理 「あぁ実はさここの仙桃が欲しくてさ」

 

天子「はぁ?こんな桃が欲しいの?」

 

理 「あぁそれも大量にね♪」

 

それを聞き天子は真顔になり衣玖は少し困った顔をする。

 

衣玖「う~ん桃を地上に送って良いものか」

 

天子「別に良いんじゃない?ただ私はこいつに

   だけは送りたくはないけど?」

 

どうやら昔の異変をまだ引きずっているみたいなのか横目で睨んでくる。過ぎた事はもう忘れろよと思った。

 

理 「あぁお前が無様に負けたあの異変か♪」

 

天子「良し決めたわあんたには桃は送らないし

   即刻出ていきなさい♪」

 

理 「アハハハハハ冗談だよ♪別にそれは構わ

   ないが………」

 

天子「何かしら?言っとくけどここでは私結構

   偉いのよ♪」

 

そうか。そこまで偉いのなら自分も同じ土俵に上がって七光りを使わせてもらおう。

 

理 「仕方ないおふくろに頼むか」

 

天子「はぁ!!?それずるくない!?」

 

理 「親の七光りってねとことん利用しなきゃ

   ダメだよ?必要な時にはね♪」

 

コネだろうが七光りだろうが持っていた方が後々楽だ。それに先に言ってきたのはそっちだ。

 

天子「っ!分かったわよ!」

 

流石におふくろ相手だと分が悪いと感じたのか納得した。

 

理 「いや悪いね♪個数はこの通りで頼むのと

   2日以内に地底に届けてね♪」

 

紙を渡すと天子は悔しそうにすぐに受け取りそそくさと帰っていった。

 

理 「あとこれも良ければどうぞ♪」

 

衣玖「これは?」

 

理 「内の店の食事券♪2日間しか店を開かな

   いからよろしくね♪」

 

衣玖「はぁ………3品までなら全品どれでも無料」

 

渡したのはどんなに高いメニューでも3品までならどれでも無料で食べれる食事券だ。

 

理 「それじゃよろしくね♪」

 

そう言い自分は天界から降りて地上へと帰る。

 

衣玖「………総領嬢様を連れて行ってみましょうか」

 

と、衣玖は呟くのだった。そうして数日後、無事に天人達から桃が手に入り確認の調理もしたため残りは最後の仕上げだけとなる。それらの仕上げをこなすため自分は作業に取りかかっていた。

 

理 「え~と確か亜狛の寸法はこのぐらいだった

   よな?」

 

現在カフェの制服作りを行っていた。自分達の男性用は下半身のみのメンズエプロンに半袖のシャツと黒いズボンで統一させる事が決定し耶狛達の女性制服は耶狛の要望でシャツにスカートそして少しフリフリのエプロンを着る感じだ。

 

理 「良し出来た」

 

装飾を少しぐらい凝らしてようやく出来上がった。男性制服は自分達3人分。そして女性制服も素材の量の関係で3着作った。

 

理 「制服は出来たから次はメニューか」

 

メニューはどうすれば良いかと悩む。ただ料理名だけでは想像が出来ない物もあるし心境的には遠慮してしまう。そうなると絵で描くしかないが絵心が無さすぎて自分には無理がある。この問題をどうしたものかと考えている。

 

理 「料理名だけは書いて絵はどうするかなぁ」

 

等と呟きつつ絵が描ける程度の隙間を作りつつ料理名を書きしるしていくと、

 

トントンッ♪

 

リズミカルに何かを叩く音が聞こえる。ドアを見るが誰かいそうな雰囲気ではない。その時もしやと思い窓を見るとそこには、

 

はた  (⌒‐⌒)

 

はたてが満面の笑顔で窓から此方を見ていた。椅子から立ち上がり窓を開けると、

 

はた「理久兎さん花果子念報のお届けに来まし

   た~♪」

 

そう言い新聞を受けとる。ついに地底にも新聞が来る時代になったみたいだが、

 

理 「てか俺等さ新聞とか取ってないけど?」

 

少なくても自分は新聞をとった記憶がない。するとはたては笑いながら、

 

はた「この前の取材のお礼よ♪今回は売り込みも

   兼ねてタダで良いわ♪でも気に入ったのな

   ら取ってよね♪」

 

理 「へいへい………」

 

そう言いながら新聞を読むと写真が目に写り思った。この手があったと。

 

理 「はたて………」

 

はた「何かしら?」

 

理 「ちょっと頼みがあるんだけどよ♪」

 

はた「ん?」

 

何だろうと思っているのかはたては首を傾げている。自分は率直に用件を伝えた。

 

理 「今から大量に料理を作るからお前らの

   写真の技術を貸してくれないか?」

 

この手とは写真だ。絵が無理だとしたら思い付くのは転写。つまり写真なら分かりやすく表現がしやすいと思ったのだ。

 

はた「えっ?えぇ良いけど」

 

理 「作った料理は風雅やらに食わせるなり自

   分だけで食べるなり好きにして構わない

   けど撮った写真をくれってのとこれって

   印刷できる?」

 

料理名だけを書き記したメニューを渡すとはたては眺めながら、

 

はた「そういう事ね♪出来るわ♪良いわその

   代わりお酒も追加してよ?」

 

理 「はいよ♪なら来てくれよ♪」

 

はた「勿論行くわよ♪」

 

そうして自分ははたてと共に厨房へと行きメニューに乗せる料理を調理していきはたてに写真を撮ってもらう事数時間。

 

はた「………ねぇ理久兎さん」

 

理 「どうかしたか?」

 

はた「幾ら何でも作った量が多くないですか!

   ていうかそこまで作るって凄い!?」

 

作った料理は合計で約50種類。これの何処が多いと言うのか。

 

理 「いや………冥界に行った際にはこれよりも

   多く作ったからね?」

 

はた「はぁ!?冥界って事は西行寺家ですか?」

 

理 「そうそう♪幽々子ちゃんが食べるんだよ

   ねぇ本当に凄い食欲で………」

 

かつて生前だった頃も食べてはいたが亡霊となった今は更に多く食べるようになってしまったため軽く八十人前は確定だ。

 

理 「あっそうそう写真ってどのくらいで出来

   るの?」

 

はた「そうですね明日までには出来るわよ♪」

 

理 「そうかなら頼んだよ♪」

 

はた「まかせて下さい♪」

 

理 「分かったなら送っていこう♪亜狛!耶狛!」

 

大声で聞こえるように呼ぶ。すると数分後に扉が開かれ、

 

亜狛「お呼びですか?」

 

耶狛「何?」

 

2人がやって来る。そして耶狛ははたてを見ると、

 

耶狛「あっはたてちゃんだ♪やっほ~♪」

 

はた「こんにちは耶狛♪」

 

理 「とりあえずはたてとこの料理を届けて

   くれないか?」

 

亜狛「分かりました♪」

 

耶狛「OK♪」

 

そう言い裂け目を作ると自分は幾つかの料理を中へと入れていき全部入れ終わると、

 

理 「それじゃ頼んだよ♪」

 

はた「えぇ♪」

 

そう言いはたては中へと入ると裂け目は閉じられた。

 

理 「ありがとうな♪」

 

亜狛「いえいえ♪」

 

耶狛「それじゃ私達は持ち場に戻るね♪」

 

亜狛と耶狛は扉から出ていき帰っていった。

 

理 「う~ん………出来るまで待機してるか」

 

大方の出来ることはやったため翌日に控えるために部屋へと戻ってはたてが届けに来た花果子念報を眺めつつ紅茶を飲むのだった。そして翌日の早朝。

 

お燐「にゃーーーん!!!」

 

お燐の悲鳴が地霊殿に響き渡る。その理由は、

 

お燐「はっ恥ずかしいってこれ!!」

 

耶狛「似合ってるよお燐ちゃん♪」

 

耶狛に制服を着せられていたからだ。柄でもない服を着せられ恥ずかしいのか顔が真っ赤だ。

 

亜狛「お燐…無理しなくても良いんだよ?」

 

お燐「うっ優しいねぇお義父さんは…なら……」

 

耶狛「ダメだよ客寄せの顔がほしいもん」

 

もうこれである。自分はこの光景を見てやれやれと思っていると、

 

お空「良いなぁ私もやりたいなぁ」

 

黒 「お空お前は止めておけそれに仕事がある

   だろ」

 

お空「うん………」

 

お空は間欠泉地下管理センターの運営とイベントに必要らしくて参加が出来ないため少し羨ましそうだ。

 

耶狛「お空ちゃんお土産は買ってくるから」

 

お空「うん♪お母さん♪」

 

やはりお空は耶狛がいると言うことを聞いてくれる。自分達がいなかった間に起きた異変も耶狛がいればあっさり解決したかもしれない。

 

理 「やれやれ……さとりは出る?」

 

さと「いっいえ私は賑わう所に行くのは少し………

   それに仕事が残ってますし」

 

理 「そっか………さとりの制服姿見たかったんだ

   けどな」

 

さと「っ!………明日までに終われば…その考えて

   みます」

 

やはりチョロかった。だがこの少しチョロい所も可愛い所だ。

 

理 「そうか♪」

 

さと「ふふっ♪………って理久兎さん窓」

 

さとりそう言われ窓を見るとそこにはたてが手でジェスチャーしながら挨拶してきた。すぐに窓を開けると、

 

理 「はたてがいるって事は」

 

はた「はい出来ましたよ♪」

 

そう言い完成したメニューを20冊程渡される。中身を見てみると写真もしっかりと印刷されていた。

 

理 「ありがとうな♪」

 

はた「いえいえ♪」

 

理 「っともう時間かはたて送ってやるよただ

   今回はバザー会場だけど良いか?」

 

はた「構わないわ♪どうせ近いし♪」

 

理 「分かった♪亜狛!耶狛!」

 

裂け目を開いてもらうために呼ぶがもう既に裂け目は開かれていた。

 

亜狛「準備は万端です♪」

 

耶狛「行こう♪」

 

理 「だな♪それじゃさとり行ってくるな♪」

 

さと「はい行ってらっしゃい理久兎さん♪」

 

そうして自分達は3日間という限定の店を開くために地上へと赴くのだった。




怠惰「ではでは今回も……」

千 「あやつは………」

怠惰「あぁ~七光りの件?」

千 「うむ段々とあやつがひねくれてきている
   ような気がする環境のせいじゃろうか」

怠惰「まぁ良いんじゃない?子供はそのぐらい
   の生意気さは必要なもんだよ♪」

千 「それは他人に迷惑じゃろうが」

怠惰「だってほら生意気奴だとかってプライド
   をズタズタにするとさぁ面白い反応する
   んだよねぇ♪」

千 「このサディストが」

怠惰「まぁそれはさておき千ちゃんこれ♪」

千 「ん?何じゃこれ?」

怠惰「仙桃の請求書♪」

千 「Goddamn(ガッデム)!!」

怠惰「あぁ千ちゃんが壊れた………あんまり悪
   影響なゲームはやらせたら駄目だな…
   さて読者様今回はここまで!」

千 「許さんぞ理久兎!!」

怠惰「では読者様また次回それでは!」
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