理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様。リアルではゴールデンウィークを満喫するためにどうするかと考えながら布団で横になっている怠惰のクソ悪魔です。呆気なく終わるからなぁ………おっと失礼。ではでは本編へどうぞ。


第350話 休憩も大切

カフェをオープンさせてから三時間が経過する。現在はというと現在店は大繁盛といった所だ。バザーに来た客はやはり多くこうした所で店を開くのは大正解だった。

 

亜狛「マスター!ホイル包みハンバーグセット

   です!」

 

耶狛「それから珈琲にシフォンケーキ!」

 

黒 「主よ鮭のカルパッチョそれからカレーだ」

 

お燐「こっちも和風パスタにミネストローネそれ

   からかき氷!」

 

理 「あいよ!」

 

注文された料理を次々に調理をしていく。オープンした時間よりも客が多すぎるのは良いことだが、

 

お燐「はぁ…はぁ……」

 

流石に慣れていないのかお燐等は疲れが見えてきていた。

 

理 「亜狛!店の前にこれを出しておいてくれ」

 

亜狛「えっ?あぁ了解しました!」

 

亜狛にとある板と時計を渡して言うと亜狛は店の前の木の杭に引っ掻ける。内容はこの時計の時間が12時になった際より14時(2時)までは休むため1時からは立ち入りを禁ずる。なお過ぎて店内にいる者は別とし料理を食べ終えた際に退席を願い出る所存。と、書かれている板だ。流石に自分もそろそろ休みたいためそれぐらいはやらせて貰わないと困る。

 

理 「良しお前らラストスパートだ気合いを入れ

   ろよ!」

 

全員「おぉーー!!」

 

そうして数時間する頃には店の中にいる客達はぞろぞろと退散していきようやく皆は帰っていった。

 

理 「ふぃ……疲れた…お前ら腹減ったろ賄いを作

   ったから食べていいぞてか食べてくれない

   と伸びるかも」

 

黒 「賄いか」

 

耶狛「従業員しか食べれない幻料理だね♪」

 

お燐「えっそうなの?」

 

亜狛「まぁ出す所もあるとは思うけど一応は従

   業員や料理人の人が食べる料理だね」

 

理 「そういうこったな…ほら♪」

 

そう言い即席で作った賄いを並べる。因みに献立は魚の骨や貝殻から出しを取ったスープに麺やネギ等のやくみをいれたさっぱり塩ラーメンだ。

 

黒 「おぉ頂くぞ!」

 

亜狛「美味しい!」

 

耶狛「これが即席って凄いよねぇ」

 

お燐「のど越しが良いねぇ」

 

店によって従業員の賄いは、有りor無しがあるが個人的にはあった方がいい。こうした事が従業員達のモチベーションUPに繋がるのだから。

 

理 「さてと俺は暫く席を外すよ」

 

お燐「理久兎様お出掛けですか?」

 

理 「あぁさとりやお空に土産を買ってこうと

   思ってな」

 

耶狛「あっなら私も」

 

お空の事ならと思ったのか耶狛は席から立ち上がり付いて行こうとするが、

 

理 「いや耶狛は残っててくれまだまだ仕事は

   あるから休んで欲しい土産は俺が選んで

   くるからよ♪それにラーメン食ってくれ

   ないと麺が伸びて不味くなっちまうし」

 

耶狛「う~んマスターがそこまで言うなら」

 

また席に戻りラーメンを啜り始める。そして自分はある事を思い出した。そろそろ氷が尽きそうだという事を。

 

理 「あっそれと黒に亜狛」

 

黒 「何だ?」

 

亜狛「なんですか?」

 

理 「食べ終わったらで良いから氷を調達して

   きてくれ外の世界の北もしくは南の最果

   てにある筈だから」

 

そこは太陽は当たるには当たるが最も熱が帯びにくい場所である北極と南極だ。そこなら外の世界の人間なんかは滅多にいないため氷の調達場所としては最も優良な場所なのだ。かつては富士の山も優良だったが外の世界の人間が足を踏み入れるようになりなおかつ土壌汚染もあったりとで氷は食べれないため仕方ないのだ。

 

黒 「分かった」

 

亜狛「分かりました♪」

 

理 「頼んだよ♪じゃ俺は行ってくるから」

 

そうして自分は店を出て辺りを物色を始めるのだった。しかしこうして他の屋台を見てみると色々な物があった。射的や金魚すくいはたまた河童達が訳の分からないカラクリを売ったりなどやはりバザーは賑わってる。

 

理 「う~ん………おっこれは良いな」

 

自分はとある金属類が売られている店を見つける。色々な物が売られていた。その中でも美しい波紋の包丁を見つける。

 

理 「良い包丁だね」

 

? 「あっ分かっちゃう♪何せ私が造ったから

   ね♪」

 

青い髪でオッドアイとなっている少女は笑顔で言う。この子がこの店の店長みたいだ。だがこの子も人ではな大方後ろにある傘からして唐傘という妖怪だろう。だがこの包丁は業前のレベルで感心する。それも自分より遥かに上のレベルだ。これを見て自分はある依頼をしようと決断してしまう。

 

理 「なぁ手入れの依頼は出来るか?それもこの

   一時間で最高の状態まで」

 

? 「一時間で!?」

 

理 「あぁやってくれるならこの位の金塊は出す

   つもりだ」

 

断罪神書から1Kgの金塊を3つ出す。これには店員もあたふたしていた。

 

? 「そっそんなに!?」

 

理 「無理難題だからそれ相応の報酬だ」

 

? 「えっと何を手入れするんですか?」

 

理 「これさ」

 

また断罪神書に手を突っ込んで自分の黒曜石等の色々な鉱石の錬金術と鍛錬で作られたマイ包丁を出して見せると、

 

? 「みっ見たことのない包丁こんな包丁がこの

   世にあるだなんて………」

 

理 「それをやって欲しいんだが頼めるか?」

 

店員はジー包丁を見ると此方に顔を向けて、

 

? 「やってみ…いや!やせらせて!こんな包丁

   は中々お目にかけれないし是非やってみた

   い!」

 

理 「そうか…なら1時間後にここに来るその時に

   報酬を渡すよ」

 

? 「任せてよ!あっえっと貴方の名前は?」

 

理 「俺は理久兎…君は?」

 

? 「私は多々良小傘♪それじゃ鍛えてくるね」

 

そう言い小傘は奥に行った。自分はそれを確認してまた出店を渡り歩く。そうして土産物としてお菓子が売っていたため購入しつつ小傘の店へと向かうのだった。




千 「怠惰よ!こっちの綿飴も買っておくれ!」

怠惰「はぁ………財布がなぁおっと読者様今回も
   見てくださりありがとうございました♪」

千 「良いから早く来んかい!!」

怠惰「まぁこの調子でバザーを連れ歩かされて
   いる訳です本当に大変ですよえぇ」

千 「早く来ないと貴様のオカズを全て燃やし
   て灰にするぞ!!」

怠惰「はぁあの子ときたら………まぁそんな訳
   で今回はここまでです明日投稿したら
   あっちを投稿しますのでご了承を下さ
   いね読者様♪」

千 「3!2!」

怠惰「あぁもう!では読者様また次回!さよ
   うなら!!」

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