理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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第29話 お礼と宣戦布告

日もまだ出ていない。朝方。

 

理 「ふぁ~良く寝た……」( ̄ー ̄)

 

昨日もとい前回、自分は洩矢神社でお世話になった。因みに晩御飯は祝音ちゃん手作りのごはん、味噌汁、魚の干物、梅干だ。中々豪華で味もとても良かった。将来、祝音ちゃんにいい旦那さんがもてるように祈っておくことにした。そして今の自分の視点に戻る。

 

理 「まだみんな寝てるんだね……」

 

今は現代の時間で表すと午前3時。それはまだ皆、寝ている筈だ。

 

洩矢「くが~~zzz」

 

祝音「スースーZzz」

 

勿論こんなにも早い時刻に目覚めれば諏訪子も祝音も起きてはいない。

 

理 (さ~てと運動がてら食材とりに行くか

  ただご馳走になるのも釈然としないしな)

 

と、頭の中で考えてこっそりと守矢神社から抜け出して森に向かうのだった。

 

神様、森に移動中……

 

そしてここは諏訪子の国からもっとも近い近隣の森に理久兎は、移動して食材調達をしていた。

 

理 「お!これは食えるな…山菜類のつくし

   それにキノコ類のサケツバタケか……」

 

春の季節のため色々な山菜や茸が多く取れる。そして山菜を採った後だった。

 

理 「猪見っけ!」

 

そう言って猪を追いかけ回し数分かけて猪をハントする。次に川へと潜り、

 

理 「川魚捕ったど~~!!」

 

と、川に素潜りをして魚を素手で捕まえたりと、たくましい神様は無双をし続けること数時間後、

  

理 「ふぅ~これだけとれれば良いか……」

 

GETした物は春の山菜類は、つくし、ふきのとう等、猪や川魚のマス等、キノコ類は椎茸やサケツバタケ等だ。自身ののサバイバル知識と永琳から教えて貰った知識をフル活用してゲットしたものばかりだ。そして今の時刻は午前5時。朝日が見え始めていた。それらを断罪神書に入れて、

 

理 「早く帰って朝食作るか……」

 

誰もいない=独り言を述べて帰宅することにした。

 

神様帰宅中……

 

洩矢神社に戻ると玄関の足元に手紙が落ちているのに気がついた。

 

理 「何だこれ?まぁ~後で諏訪湖ちゃん達に

   渡すか……」

 

そして理久兎は祝音ちゃんの城である厨房に入り、

 

理 「さ~て朝食を作るか!!」

 

自前の料理器具を出して料理することにした。そして理久兎が調理を開始して数時間後、

 

祝音「ふわ~~~」

 

祝音が目覚め日課のように厨房に行って朝食を作りに行こうとすると、

 

タンタンタン

 

包丁が食材を切る音が聞こえ祝音は、厨房を覗く。

 

理 「~♪~♪~♪」

 

そこには理久兎が厨房で鼻歌を奏でながら何かを作っているのを目撃した。

 

祝音「えっ!?…りっ……理波さん!何して

   いるんですか!」

 

祝音は驚いてい理久兎に何をしているのかを聞くいてきた。

 

理 「あっおはよう祝音ちゃん…後…何をしている

   かと言うと…朝飯作りだけど?」

 

そう言うと祝音は申し訳なさそうに、

 

祝 「そんなことをしていただけなくても!」

 

祝音がそう言うと理久兎は笑顔で

 

理 「いいの♪泊めてくれたお礼だよ出来る

   までゆっくりしててよ♪」

 

そう言うと祝音は、

 

祝音「えっえ~とわかりました……」

 

そう言って厨房を出て居間に移動していった。すると諏訪子がいた。どうやら諏訪子も起きたようだった。そして祝音の顔を見た諏訪子は祝音に声をかける。

 

洩矢「どうしたの祝音?」

 

祝音「諏訪子様おはようございます……

   え~とですね……」

 

祝音は諏訪子に事情を説明した。

 

洩矢「なるほどね~」

 

祝音「なんか申し訳ない気がして……」

 

洩矢「良いんじゃない?祝音も楽しみに待って

   ようよ♪」

 

諏訪子にそう言われた祝音は一言、

 

祝音「そうですね……」

 

と、言って理久兎の作る朝飯を待つのだった。そして待ち続けること数十分後、

 

理 「できたぞ~~」

 

理久兎がそう言いながら居間に着くと共に鼻孔をつく良い香りが充満した。そしてそれを嗅いだ諏訪子は、

 

諏 「美味しそうな匂いが~」

 

と、コメントした。そして理久兎の作った料理を見た祝音は、

 

祝 「すごい……」

 

凄いの一言だ。何よりも2人は匂いと見た目に鼻と目をとられる。なお作った料理は猪のロースト、春の山菜のあえ物、川魚の塩焼き、サケツバタケの醤油炒めごはん、味噌汁、そういった物だ。朝飯とは思えない豪華さだ。それを見た諏訪子は、

 

洩矢「理波は何時もこんな豪華な料理を食べ

   てるの?」

 

理 「いや今回は人数もいるしそれでいて何時

   もは調味料も使ってないんだよね」

 

祝音「えっ……これにも使ってないんですか!?」

 

祝音はそう言われるがそれに否定する。

 

理 「いや今回はここにあったのを使わせて

   貰ったから問題ないけど……」

 

洩矢「ど?……」

 

理 「何時もとは違う味付けになったから味

   の保障が出来ないんだよね……」

 

そう言うと諏訪子は箸を持って、

   

洩矢「なら審査も含めてどれどれパク……!?」

 

諏訪子は口に理久兎の料理を運び食すと驚きの顔をする。

それを見た理久兎は、

 

理 「やっぱ不味いか?」

 

理久兎がそう聞くと諏訪子は笑顔でブンブンと首を振って、

 

諏 「いや上手いよ!」

 

諏訪子の一言を聞いた祝音も理久兎の料理を食べると、

 

祝音「美味し~~!!」

 

2人の美味しそうな顔を見れた。もうこれには自分も大満足だ。

 

理 「それは良かったよ♪」

 

3人はこうして食事を取ること数時間後、

 

洩矢「ごちそうさまでした……」

 

祝音「ご馳走さまでした」

 

理 「お粗末さん」

 

自分の作った朝食を全て食べ終えた。

 

洩矢「朝からすごい満足♪これは祝音先に唾を

   つけとかないとね♪」

 

諏訪子がそう言うと祝音は顔を真っ赤にした。

 

祝音「すっすっ諏訪子様!!」ヽ(//Д//#)

 

そんな様子を見て諏訪子は

 

洩矢「アハハハハ」(^◇^)

 

楽しそうに笑っていたが、

 

理 「何やってんだ?この2人は……」

 

何をやっているかが分からない。やはり理久兎は朴念神だ。そこはぶれなかった。そして理久兎は、手紙の事を思いだし諏訪子に話しかける。

 

理 「あ~そうそう諏訪子ちゃん」

 

洩矢「なんだい?」

 

理 「さっきこんなものがあったんだけど……」

 

そう言って玄関に落ちていた1枚の手紙を諏訪子に渡した。

 

諏 「手紙だねどれどれ………………!!?」

 

手紙を諏訪子の顔はみるみると青くなっていった。

 

洩矢「そんな……こんなのって…あ~~う

   ~~どうしよう……!?」

 

理 「どうした少し見せてくれないか?」

 

内容が気になり諏訪子から手紙を受け取り中身を見てみた。そして内容は、

              

諏訪子の国の守護神洩矢諏訪子につぐ即刻そなたらの信仰を我らに渡せ。さもなくば戦争になるだろう。すぐに国譲りをするように。

                  

大和連合より   大和印       

 

と、一方的な脅迫状だがこれを見て自分が言った事は、

 

理 「なにこれ?」

 

そうこれが何か分からないのだ。

 

祝音「知らないんですか!?」

 

理 「うん知らない」(´・ω・`)

 

それを聞いた祝音は自分に説明を始める。

 

祝音「説明すると今神界ではより多くの信仰を

   得るために神達が戦争をしたりして信仰

   を得ようとすることなんですそうして行

   くうちにできた神の連合それが大和連合

   です」

 

祝音の説明を聞き大体は分かった。だが何故信仰なのかが気になった。

 

理 「納得した……でも何故信仰を?」

 

洩矢「それはね理波、私達は信仰がないと

   生きることも力を使うこともできない

   からだよ……」

 

諏訪子にそう言われた理久兎は1つ疑問が生じた。

 

理  (じゃ~俺は何で生きていられるんだ?

   いや今はそんなのは考えないで……)

 

なら何故自分は信仰などない筈なのに生きていられるのかと。それを考えたが今はそんなことよりも聞きたいことがあったため理久兎はそれを聞くことにした。

 

理 「大和連合ってどこが拠点なの?」

 

祝音「え~と確かここからずっと東です……」

 

それを聞きとりあえず行動を移すことにした。

 

理 「少し散歩して考えを整理してくるな」

 

そう言って手紙を胸ポケットに入れては洩矢神社から出て行く?

 

祝 「理波さん?」

 

祝音は疑問に思い理久兎に話しかけるが理久兎はもう外に出ていってしまった。そして諏訪子の国から少し遠いところでは、

 

理 「やれやれこれは使いたくないんだけどな…

   でもこれやらないと飛べないからな~」

 

そう言って理久兎は構えをとる。

 

理 「仙術 一式 龍我天昇(りゅうがてんしょう)!!」

    

 

そう言うと理久兎の体は徐々に変わっていった。角が生え翼が現れ尻尾が伸びる。まるで神話に出てくるドラゴンの姿だ。でもこの姿は母である千にとても似ていた。もともと龍神の千に最も近い存在である理久兎だけが使える秘技だ。

 

理 「いくか!」  

  

そろそろ新しい空を飛ぶ方法を考えながらそう言って理久兎はその翼で飛び立ったどこまでも青い大空を。

 


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