理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、モンストのガチャついに銀さんを当てて喜んだ怠惰のクソ悪魔です。ですがまだ高杉に勝っていないのと神楽ちゃんをゲットできていないのにションボリです。おっと娯楽の話はここまでにしてでは本編へどうぞ。


第353話 簡単チンピラ撃退方法

激化する仕事。客が大勢と入ってきたため仕方のないことなのだが、

 

理 「お子さまランチ2つ作ってそれから」

 

亜狛「マスターメニューの品全品!」

 

理 「はいよって…幽々子か」

 

大食漢ともいえる幽々子が来訪しているのもあり本当に忙しくてしかたがないのだがいかんせ食い過ぎだ。

 

理 「やってやらぁ!」

 

可能な限り速く速く速くと下処理の終えた食材を炒め煮て盛りつけ等を行いながら仕事の速度を加速させていく。そのせいなのか、

 

お燐「りっ理久兎様が3人に見える」

 

亜狛「いや3人なんてもんじゃない8人ぐらい

   残像が残ってる」

 

耶狛「ある意味での影分身♪」

 

黒 「………本当に洒落にならんな」

 

理 「そこっ!話してるなら接客!」

 

こいつら笑って言うがこっちは笑い事には出来ないぐらい忙しいのだ。これだと厨房にもう1人スタッフが欲しい。

 

理 「これは吸血鬼一行に!そんでこっちは聖

   さん達一行!最後に幽々子達には出来た

   分から持っていけ!」

 

亜狛「分かりました!」

 

耶狛「うん!」

 

黒 「あいよ」

 

お燐「はいさ!」

 

4人のホールの活躍により出来上がった料理は次々に注文者へと送られていく。そしてふと蓮達を見るとレジでお会計を済ませていた。

 

理 「満足してくれたのなら嬉しいんだがな」

 

等と呟きつつ追加の注文の品を更に作っていくと蓮達と入れ換えで珍しいことに人間が2人入ってきたためレジを担当していたお燐が案内にまわっていた。

 

お燐「2人ねこっちへどうぞ」

 

人間「へぇ~この店かわい娘ちゃん揃ってんな」

 

人間「良いっすねぇ」

 

等と声が聞こえてくる。この時に限ってさとりがいてくれるとありがたいなと思った。長く生きてきて思ったのはあまりにも人柄や言動が悪く見えて聞こえてきたからだ。

 

理 「黒」

 

黒 「どうかしたか?」

 

理 「念のためにあの人間2人をマークしておけ

   粗相を働いたら俺に知らせろ後、場合によ

   ってはそれなりの処置をとらせる今の事は

   他の3人にも伝えておけ」

 

黒 「了解した」

 

そう言い黒はホールに戻る。そして自分も仕事に戻り追加の料理を作っていると、

 

耶狛「マスター蕎麦2つだって」

 

理 「はいよ」

 

言われた品を作り始め幽々子の注文した品との間で作りそして完成すると、

 

理 「耶狛、運んでくれ」

 

耶狛「はいはい♪」

 

そう言い耶狛は運んでいく。念のために黒には目をちらつかせて貰って監視させているため問題なく次の料理を作ろうとしたその時、

 

人間「マジィ!!なんだこれ!!」

 

人間「うげぇ!!食えたもんじゃねぇなそれに

   これ何だゴキさんこにゃにゃちはしてる

   だろ」

 

理 「………はぁやっぱりか」

 

すぐに頭の中で黒へと言葉をかける、

 

理 (やっぱりか?)

 

黒 (あぁさりげなく虫の死骸やら入れてやがっ

  たそこは確認した)

 

理 (分かった)

 

言葉を切ると先程の人間が此方へとやって来る。

 

人間「おうごら!ここは料理に虫でも入れて

   るのかあぁん!気持ち悪ぃな!!」

 

人間「こんなクソマジい飯を食わせやがって!

   タダもしくは精神的な慰謝料払えや?」

 

何こいつらひと昔前の地上げ屋か何かか。だがこの人間達よくもそう意気がって言えると思った。何せ、

 

紫 「藍スキマ送りにして火山に捨てても許さ

   れるわよね?」

 

藍 「紫様そこまでは…やっても魔法の森にでも

   放り込む方が」

 

幽 「…………ふふっ」

 

聖 「説教ですかね♪」

 

レミ「………食事の邪魔をするとは良い度胸ね」

 

ここは人間も妖怪も魔法使いも神も平等で気軽に食事を楽しめるというコンセプトはある。だが実際ここにいる七割は妖怪しかも知り合いばかり下手に刺激すればこの人間達の命が危ないと思った。

 

人間「おいコラ聞いてんのかあぁ!」

 

人間「気持ち悪く笑ってんじゃねぇよ!」

 

カウンター腰から胸ぐらを掴んで威嚇してくる人間に対し自分はとった行動は、

 

理 「笑ってて何が悪い?お前らにそれをとやか

   く言われる筋合いはないそれにお前達は知

   ってるか?海外だと虫を食う文化もあるん

   だぜ?まず気持ち悪いと言ったお前は海外

   の人に向かって土下座してこい」

 

人間「なっ!?」

 

理 「それともう少しまともな嘘とデッチ上げが

   出来るようになってから恐喝しろよ?」

 

人間「んだとっ!この野郎!」

 

胸ぐらを掴んで殴りかかってくる。だが遅かったためすぐに殴ってきた人間の額に向かって、

 

理 「遅い」

 

ピシッ!

 

一発軽めの凸ピンを放つと人間は吹っ飛ばされて柵へと激突し気絶したのか動かなくなった。

 

人間「ひっ!?」

 

理 「黒さ見てたよな?こいつらが偽造する所」

 

黒 「あぁ完璧にな」

 

耶狛「私も見たよ♪」

 

亜狛「自分も監視はしてました」

 

お燐「あたいも♪」

 

残念な事にこいつら泳がされていた事を今さら気がついたみたいだ。

 

人間「すっすいやせんゆっ許してつかぁさい!」

 

腰が抜けたのか地面に座り込み此方を涙めで見て謝罪をしてくる。

 

理 「そういえば皆さんは今日の新聞は見ました

   よね?その記事はここに来た男2人が謎の

   失踪をとげたっていう記事だけど」

 

紫 「見ましたわね♪」

 

聖 「お気の毒に………」

 

レミ「ふぅ~ん見たわよね?」

 

咲夜「えぇ確かに♪」

 

話を合わせてくれてこっちも面白くなってくる。目の前の醜悪な人間はこちらに向かって口を震えさせながら、

 

人間「なっ何いってるんだよ!」

 

理 「それ……お前らだよ?

 

目の前の人間には自分の顔がどういう風に見えたのかは分からないが、

 

人間「あっあわわわわわぶくっ!」

 

何とメンタルの弱いことに泡吹いてぶっ倒れてしまった。こうなると後処理が面倒で困る。

 

理 「亜狛それに耶狛こいつらを人里に捨てて

   おいてくれ」

 

亜狛「分かりました」

 

耶狛「イエッサー♪」

 

呆れながら自分は前へと少しだけ出て声を張り上げ、

 

理 「皆さま大変失礼いたしましたこの度の不

   祥事は私共の責任故にここにいる皆さま

   にはせめてもの気持ちで一割引とさせて

   頂きますのでお願いします」

 

幽 「あら!なら食べなきゃね」

 

聖 「それは何とも嬉しいお知らせですね」

 

レミ「ならワイン追加ね♪」

 

紫 「ふふっ御師匠様らしい♪」

 

皆は喜んでくれたみたいだが自分の内心としては、

 

理 (赤字にならなきゃいいけどなぁ)

 

赤字の事を心配して怖くなる。だが何とか初日のバザーは成功?をして幕を閉じたのだった。そして少し時間は遡り先の路地裏では、

 

? 「ぐはっ!何故だ!貴様は何をしたのか

   何を捨てたのかを分かってるのか!」

 

? 「うん知ってるだから何なんだよゼパル?」

 

ゼパ「あの時に我らがボスがどれだけお前の事

   を心配したのか知ってるのか!ベル………

   っ!」

 

その者のを名のを言おうとした時、その者は雷を手に纏わせ大鎌を作ると首もとを当てる。

 

? 「それ以上言ったら分かるよな?それにも

   う彼奴とも連絡はつけたよとっくに」

 

ゼパ「っ!………この裏切り者が!」

 

? 「結構♪それに俺はお前らを仲間とも思っ

   ちゃねぇよ」

 

ゼパ「くっ!

 

? 「たくここから消えな…それとバアルによろ

   しく言っておいてくれってのと夜中に電話

   でゲームの誘いしてくるんじゃねぇっての

   も伝えておいてくれや」

 

ゼパ「………良い気にのるなよ!」

 

そう言い男は逃げていく。残ったもう1人の男は、

 

? 「やれやれさてあの子の所に行かなきゃ」

 

そうしてその男もその場から離れるのだった。




千 「ではでは今回もありがとうの♪」

怠惰「ごめん千ちゃん待たせちゃったね♪」

千 「まったく遅いぞ怠惰よ!

怠惰「ごめんごめん♪後で外界にでも出たら
   好きなゲームを一作品買うからそれで
   チャラにしてよ♪」

千 「なっ!珍しいの………まぁ良いか」

怠惰「ハハハッさてもうちょいしたら帰ろう
   かね♪」

千 「じゃな♪ではそろそろ終わりにしよう
   かの♪」

怠惰「だね♪では読者様今回はここまで!」

千 「また次回もよろしくの♪」

怠惰「では読者様♪」

千 「さらばじゃ!」

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