理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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第365話 奥へといけば

神霊が多く漂う巨大空洞の中では大乱闘が起こっていた。

 

妖夢「こいつ!」

 

早苗「本当に弾幕効いているんですかこれ!?」

 

霧雨「気を付けろよこいつ何度でも立つからな」

 

魔理沙と妖夢と早苗は青娥と芳香のコンビに苦戦を強いられていた。

 

青娥「行きなさいな芳香♪」

 

芳香「おー!」

 

芳香が攻めと盾をしつつ青娥が支援攻撃をしている別の所では、

 

理 「ほらほらどうした?」

 

霊夢「こいつ!」

 

蓮 「前よりも手加減してますよね!」

 

現在、自分達と蓮達とで激しい弾幕ごっこが行われていた。しかも思いっきり自分は手加減してでの戦闘だ。

 

理 「うん♪」

 

霊夢「あんた前に私達にボコられてまだその

   余裕をかませれるね!」

 

そう言いながら霊夢と蓮は弾幕を弾幕の密度を落とす所か更にあげていく。そしてそれを回避しながら笑顔で、

 

理 「慢心せずして何が神か♪」

 

霊夢「本当にムカつかせるのは大の得意よね

   あんたは!」

 

蓮 「霊夢!落ち着いて理久兎さんの策に嵌

   まってるから!」

 

と、言っていると自分はもしやと思い、

 

理 「そういえば地底での入り口の古典的な光

   を利用した罠に血が出てたけどまさか」

 

蓮 「あれも理久兎さんですか!!!?」

 

蓮の攻撃速度が更に上がる。まさかあんな古典的な罠に掛かるとは思わなかった。本当にあわよくばいけるかと思った罠だったがそれに掛かるとはどれだけバカなんだよ。

 

蓮 「1回斬られてください理久兎さん!」

 

理 「やなこった♪」

 

すると蓮はスペルカードではなく自身の刀もとい神楽を構えて唱える。

 

蓮 「式符 神楽の悪念!」

 

蓮の手に持つ神楽は怪しく光輝くと2体の悪鬼が出現し拳を作って殴りかかる。

 

理 「おっと」

 

それらの攻撃を回避するがその攻撃に対し霊夢は支援攻撃を仕掛けてくる。

 

霊夢「霊符 夢想封印!」

 

4つの光弾が自分めがけて襲いかかる。目の前の2体がいる状態でどう回避するかと悩むと突然自分の背後から無数の矢型の弾幕が向かってくる。

 

理 「おわっ!?」

 

すぐに下へと落ちて回避すると蓮が出した悪鬼達は無数の矢に射られて消える。そして自分へと向かってくる4つの光弾は、

 

ビィカァ!!

 

何処からともなく落雷が弾幕へと直撃し弾幕は消えてなくなる。矢が放たれた方向を向くとそこには布都と屠自子が立っていた。

 

理 「おいおい射つなら言ってくれよ?」

 

布都「そうかなら射つぞ♪」

 

理 「いや遅えよ!?」

 

せめて射つ前に言え。やはり昔から布都は変わらない。

 

理 「でもう良いの?」

 

布都「大体は分かった♪」

 

蘇我「同じくな」

 

そう言うと自分の両隣に布都と屠自子は並ぶ。大体は分かったみたいだが、

 

理 「所でスペルカードやらは作ったか?」

 

布都「さっきの技みたいなもんじゃろ♪ほれ♪」

 

蘇我「私も作った」

 

布都と屠自子は作りたてのスペルカードを見せる。もう既に幾つか作ったみたいだ。

 

霊夢「やっと乱入するのねまとめて相手してあげ

   るわ!」

 

蓮 「理久兎さん容赦はしませんよ?」

 

怒れる?2人は自分達というか主に自分に向かっていってくる。だが両隣にいる布都と屠自子もヤル気満々だ。これだと戦力的にこっちが圧倒的な有利になりそうなため、

 

理 「まぁ良いけどまず2人を倒したらねそんな

   訳なんで2人共無理はしないようにな♪」

 

布都「分かっとるわい♪」

 

蘇我「たく…仕方ねぇやってやんよ!」

 

そう言うと布都と屠自子は蓮と霊夢へと向かっていき交戦状態へと入る。これで少し手が空くため一応を考え青娥と芳香を見ると、

 

早苗「何度も何度も!」

 

霧雨「本当に厄介な奴だぜ!」

 

妖夢「つっ!」

 

青娥「あらあらそんな弾幕では当たらないわよ?」

 

芳香「鉄壁………」

 

芳香の超再生する肉体の盾に相当苦労しているみたいだ。これなら2人だけでも良さそうだ。

 

理 「はぁ………」

 

本来なら自分がヘイトを集めるだけ集めて弄ろうと考えていたが布都や屠自子のウォーミングアップそして芳香の仇?をとるため青娥と芳香が乱入したりとで相手がいなくて暇になった。仕方なく通路の前へと来ると壁に寄り掛かって弾幕ごっこを眺める。

 

理 「そういえば蓮が前に使ったあの狐化って今

   も使えるのか?」

 

あのモードが使えるのかと疑問に思う。あの時はおふくろの手助けがあったとはいえ元々は蓮が秘めている力だ。もしあれを使えてなおかつ制御が出来たとなれば大きく成長ができるだろう。

 

理 「望むのなら修行を手伝ってやるか」

 

前に晴明に頼まれたため手助けぐらいはしてやらうと思っていたその時だった。最深部へと続く通路の近くにいたためなのか不思議な力を奥から感じた。

 

理 「………まさか!」

 

すぐに自分はダッシュで通路の奥へと進む。そうして最深部もとい神子が眠る廟まで来るとすぐに気がついた。

 

理 「……ふっ…久々だね神子ちゃん♪」

 

霊廟の上に横たわり眠っていた筈の神子が霊廟の上に立っていた。どうやら目覚めたみたいだ。

 

神子「……ふむ…目覚めた場所はまさかこうも神霊

   が多く漂う場所とはこれ以下に」

 

理 「ん?………お~い神子ちゃ~ん」

 

自分の言葉が聞こえないのかもう一度声を掛けるのだが、

 

神子「私が目覚めたという事はもうここは私が生ま

   れた時代から何千年と経ったという事でしょ

   うか」

 

理 「え~と正確的には2000年ぐらい?」

 

神子「そうですかもう2000年ですか長く寝たも

   のですね私も………約1000年で起きれると

   は聞いていたのですがね」

 

やっぱり神子は自分が理久兎とは気づいていない所か目を細めている所から恐らく寝ぼけてる

 

神子「まぁ良いでしょう声が聞こえぬ青年よ私と

   1つ手合わせを願い出ても?」

 

理 「その心は?」

 

神子「私を見ても貴方のその崩さぬ余裕な姿勢は

   恐らく強者と見たために」

 

こうなれば1発キツいのをお見舞いして目覚めさせて方が得策だろう。それに丁度不完全燃焼だったため丁度良い。

 

理 「良いぜ来なよ神子ちゃん実力の差を教え

   てやるよ」

 

神子「良いでしょう!」

 

そうしてまさかの神子との弾幕ごっこが開始されたのだった。




怠惰「ではでは今回もありが………」

天子「あぁん負けた!?ちょっと衣玖もう少し
   手加減しなさいよ!」

衣玖「彼処をガードしない総領娘様が悪いので
   は?」

千 「うむワシでも彼処はガードするぞクリが
   怖いからのぉ」

天子「でも出ない事だって!」

衣玖「一応ですが二種類計8枚は入ってます
   けど?」

千 「そうなると確率は高いぞ」

怠惰「お~い仕事~」

天子「くぅ!もう一戦よ!!」

衣玖「はぁ仕方ありませんね」

千 「頑張るんじゃぞお互いにの!」

怠惰「こいつら仕事しねぇ~俺が言えた義理じゃ
   ないけど………まぁそのとりあえず今回はこ
   こまでです」

天子「スタンドアップ!」

衣玖「ヴァンガード♪」

怠惰「これ絶対に東方してねぇ………まぁいいか
   それでは読者様また次回!」

千 「行け!やれ!!」

怠惰「サラダバー♪」

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