理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様。ついにモンストのSAOコラボが始まるのにウキウキしている怠惰のクソ悪魔です。貯めに貯めた150個のオーブが火を吹きそうです。失礼ではではそろそろ本編へどうぞ。


第377話 戦火舞う旧都

激しい爆発に叫ぶ妖怪達それらが現在の旧都を彩る。それをただ狂神となった理久兎は上空から見下ろし笑みをこぼしそして、

 

理 「くくくあははははは♪」

 

高笑いをする。皆が絶望するその姿は見ていて滑稽。さながら娯楽となりそうなぐらいたまらなく楽しい。

 

理 「さて僕も暴れようかな♪」

 

そう言い龍翼を羽ばたかせへ下へと降りるのだった。そして旧都では、

 

妖怪「くっ来る!がはっ!!」

 

妖怪「ひっ!」

 

黒 「ギャハハハハハハもっと抵抗しろよ?じゃな

   きゃ盛り上がりに欠けるだろぉがよ♪」

 

影を操作し黒は次々と妖怪達を虐殺をし妖怪達をバタバタと倒していく。そして倒された妖怪達は次々と怪しく輝る石へと変わっていった。

 

妖怪「どっ何処ぐぶ!?」

 

亜狛「…………………住ね」

 

亜狛は裂け目を利用し何処からともなく現れては妖怪達を2本の刀で斬殺し石へと変えていく。

 

耶狛「………物騒で吐き気がするわ見ていてさながら

   化け物ねお兄様も黒も‥‥拡大」

 

妖怪「あがっ!?」

 

薙刀で地面を払い石を飛び散らせ能力によってその石を巨大な岩槍へと変え妖怪達を突き殺す。

 

美 「こっこれは一体なんだい!」

 

勇儀「こいつらは一体!」

 

萃香「みっ皆が!」

 

パル「勇儀!旧都の妖怪達が皆石に!」

 

ヤマ「それ以外にも彼奴ら家々を破壊して!」

 

キス ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿

 

突然の奇襲による強襲に美寿々達は焦らずにはいられない。

 

美 「ちっ理久兎達やさとりは無事かねぇ」

 

と、美寿々が言ったその時だった。

 

? 「あはははは無事なんじゃない?少なくても僕

   は無事だよ♪」

 

空から1人の少年いや狂神となった理久兎が降り皆の絶望する姿を眺める。

 

美 「………お前みたいなガキが親玉って事かい?」

 

勇儀「ですがこの少年何か違和感が」

 

萃香「何か理久兎に似てる気がする」

 

この酒臭い妖怪が何を言っているのやら。しかし先程からの無礼すぎる言葉にイラつきを覚えた。

 

理 「むぅ………そうだよ?それとお前よりかは年上

   だよ口はわきまえろよ酒臭妖怪共が?」

 

手を掲げそれが合図となり左には黒椿が右には空紅が自分の隣で浮く。

 

萃香「それは理久兎の!!お前理久兎達に何をした

   の!!」

 

理 「何も?元から僕のだからさ♪」

 

美 「ヤマメ!パルスィ!キスメお前達はここから

   逃げろ!速く!」

 

この目の前の鬼の発言で後ろの妖怪達は逃げ出した。だが逃がすわけがない。僕を愚弄したこの妖怪には絶望を与えてから退場させてやろうと思っていたからだ。

 

理 「行け!」

 

二刀の切っ先を逃げる妖怪達へと向けて発射させる。

 

美 「させるかぁ!」

 

ガギンッ!

 

しかし目の前の鬼が腕の枷を盾の代わりにして二刀を抑えてきた。すぐに引かせまた自分の隣に浮かせる。

 

美 「てめぇこれをやった落とし前は着けてもらう

   からなぁ!」

 

勇儀「助太刀します美寿々様!」

 

萃香「私も!」

 

3人の気が上昇しているのか周りの空気がより一層重くなるのを感じる。妖力に殺気が混じっているのか近くにいるだけで不快になる。しかし何処かでこんなような戦いをしたような気になってくるが何も思い出せない。だが自分がやる事は分かる。目の前に立ち塞ぐこいつらは排除するべきだと。

 

理 「………僕と言うルールを退けようとするお前ら

   は反逆罪により斬刑とし石となって永遠に自

   分がした過ちを懺悔するがいい!」

 

空紅と黒椿に続き天沼矛そして断罪神書を浮かせ更に、

 

理 「ルールを制定力の枷をこの戦いの間だけ30

   本を解放!」

 

バキンッ!

 

鎖がぶっ壊れる音が響く。自分の体底から封じていた力が涌き出てくるを感じる何て心地よい感覚なのだろう。

 

理 「ククアハハハハハ何て僕はバカだったんだろ

   そして何て愚かだったのかなぁこんな沸き上

   がる力を何で封印してたんだろ!」

 

美 「この感じ‥‥何でてめぇから理久兎と同じ気な

   んだ答えろ!!」

 

理 「だから………」

 

すぐに自分は3人の目の前から消え上空へと飛び6人に分裂し各々に黒椿、空紅、天沼矛、レクイエムを持ち更に1人は断罪神書を広げ魔法を展開しもう1人は仙術の剛皮を唱え拳を構える。そして空紅を持つ理久兎が美寿々達へと狂気を含む笑みを溢しながら顔の前へと一瞬で近づく。

 

理 「僕がその理久兎乃大能神だからさ♪」

 

勇儀「これは理久兎の!」

 

萃香「避けれなっ!」

 

ドギュンッ!グジュ!グジュ!ザジュ!

 

斬られ殴られ刺され撃ち抜かれとであっという間に3人は石になった。刹那の一瞬にも過ぎぬこの短さでとてもつまらない。喉の乾きが潤えないが如くとても満足も出来ない。

 

? 「あらあら大きな水晶が出来たわねぇ♪」

 

理 「………石じゃなくて?」

 

? 「えぇこれは水晶まぁ妖怪から出来ているから

   妖怪石とでも言えばいいかしら?」

 

いやそれ完璧に石だろ。何を言ってんだこの女は。

 

? 「さてもう少しで全員水晶になるかしらね」

 

理 「……………………」

 

形無しとはこの事だろう。こんなんだと自分の記憶にも残らないだろう。すると1人の桃色髪の少女がこの戦火の中を走ってやってきた。

 

少女「これは………」

 

何故か見たことがある。記憶にない筈なのにそして頭痛が襲う。

 

理 「お前は……がぁ!さ…とり?ぐぅ!!?」

 

頭が痛い。何故だ何故この少女を見ると頭が痛いのだ。分からない。分かりたい。分かりたくない。自分の手が震えている。何を自分は恐れているのだ。こんな一目見ただけでも弱いであろうこの少女ごときに。

 

さと「まさか理久兎さん!?そんな姿に何で!」

 

理 「がぁ!どういう‥‥事だよ!?お前を知らない

   筈なのに何で!」

 

どういう事だ。これが自分の姿ではないなか。それなら自分の本来の姿とは何なんだ。自分がポツリと呟いたさとりというこの少女は一体誰だというのだ。

 

? 「理久兎‥‥殺しなさいあの子は貴方の敵よ?」

 

女性の純白の大翼が一回羽ばたき女性の一言で頭痛が消え先程の痛みが嘘みたいに心地よい快感に変わるのを感じる。自分はこのゾクゾクとする快感にずっと身を委ねておきたいと心から思ってしまった。

 

理 「…………♪」

 

笑いながらその少女へと近づきそして、

 

グジュ!

 

さと「……………えっ?」

 

その少女の左胸を目掛け右腕で手貫をした。そしてそのさとりと呟いた少女の耳元で、

 

理 「さようなら………誰かは分からぬ子よ♪」

 

さと「理…久……兎さん」

 

胸から手を貫き腕についた血を舐める。最後にこの少女が泣いたような気がしたが気のせいだろう。だって誰か分からぬ見ず知らずの子なのだから。

 

? 「上出来よ理久兎さぁ行きましょう次は地上を

   制定し決めなさい生存か滅びかの選択を」

 

理 「分かったよおばさん♪」

 

? 「おっオバサン!?くぅ‥‥ふっふふさっさぁ

   行きましょうか………」

 

そうして理久兎達は地上を裁定するがために次なる地へと向かうのだった。だがこの時には知らなかった。

 

バキンッ!

 

さとりの胸元にあったブローチが壊れたのを。そしてさとりは粒子となって消える。同日午前5時のとある山の林へと時は流れ光る粒子は合わさっていき心臓を貫かれたさとりへと再合成されると、

 

さと「………うっここは?」

 

何とか起き上がり辺りを見渡すとそこは林だったことに気がつくと同時に自分が地上にいるのも分かる。

 

さと「し…らせなきゃ……」

 

貫かれ穴が開いた服の上に手を起きおぼつかない足で向かう。異変を解決する事を専門とする者が住む博麗神社に力を振り絞りこの悪夢を終わらせたいがために向かうのだった。




怠惰「ではでは今回もありがとうございました」

千 「怠惰よ!急がぬか!」

怠惰「えっ?現在進行形で何処にいるかと?神しか
   通れぬ摩訶不思議な異空間の道をふわふわと
   飛んでますよ♪」

千 「オイゴラ!怠惰急がぬか!!!」

怠惰「千ちゃんこれは仕事だからしっかりやる!」

千 「そう言われてもじゃな!!」

怠惰「それと心に余裕を持たなきゃダメだよ?じゃ
   ないと気を張りすぎて疲れるよ?」

千 「それはそうじゃが………」

怠惰「そこがまだまだ何だよ♪慌てない慌てない
   ってね♪」

千 「それで何時も大惨事じゃよな?」

怠惰「はっはっは♪何を今さら♪」

千 「あぁ~心配になった!ワシは行くぞ!」

怠惰「あぁ!ちょっと!行っちゃったよもう………
   仕方ないかそれでは読者様今回はここまで
   って事で♪ではまた次回♪バイニャラ♪」

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