戦火が上がる幻想郷をただ自分は眺めていた。ただつまらないと感じながら自分は暇をもて余していた。
理 「つまらないなぁ」
相手するのに面白そうな奴はいないものかと考えてしまう。簡単には壊れない楽しい楽しい玩具は来ないものか。
理 「…………」
目を瞑り愚かな従者達が何をしているのかを眺める。亜狛は怪物達を使い館を占拠し耶狛は竹林で破壊活動を。そして黒は逃げた人間達を追跡し寺へと赴いているみたいだ。
理 「………良いなぁ暇をしないって」
本当に暇だ。ただ眺めるというのは自分の性には合わなさそうだ。するとそんな時だった。
バキンッ!
何かが壊れる音が響くこれには口許を歪めた。そして喜んだ餌に掛かった大魚がいるという事に。神奈子と諏訪子の2神にこそっりとだが解呪された時を見越して仕掛けをして正解だった。何せそれを特には自分同等レベルの者しか解けないようにしておいたからだ。自分は龍翼を羽ばたかせ餌が掛かったポイントへと急ぐ。
理 「待ってろよそして僕を楽しませろよ俗虫共
クククアハハハハ♪」
空を飛びながら歓喜しつつ飛ぶ。そしてそのポイントへと着き気づいたのは神社だ。つまりもしかしたら彼奴が殺しそしてその者が座る玉座に座れるのではないかと思った。すぐに地上へと落下し着陸する。
ドゴーーーーーン!!
土煙が上がり自分の前を遮る。土埃を払うと同時に煙が消えるためよく見える。目の前には先程に黒と戦っていた者達それから弱かった2神の巫女そして自分がもっとも殺したいと思えるガキいや母親がいた。これはまさかの主クラスを引いたようだ。
理 「アハハハハハハハハ♪やっぱり正解だったよ
ルーン文字に仕掛けをしておいたのはさぁ♪
すぐに気づいたよ?」
霊夢「あんた達構えなさい!こいつは危険よ!」
全員自分を見て構える。しかし母親の千だけは落ち着いた表情で、
千 「やはり………そうじゃったかルーン文字と言い
こやつらを倒す程の力といいまさかとは思っ
たそしてこの考えは外れて欲しかった」
蓮 「龍神様?」
霊夢「どういう事よ!」
千 「貴様‥‥その姿といい誰にそそのかされたと言
うんじゃ理久兎!」
自分はニヤリと笑いそして楽しさのあまりに笑ってしまった。
理 「アハハハハハハハハ♪何をいってるのお母様
は?これは僕のやりたいようにやっているだ
けだよ♪」
面白い面白過ぎてお腹が痛い。すると何を思ったのか、
霊夢「待ちなさいよ!理久兎ってこれより身長もあ
るしこんな子供じゃないでしょ!」
永琳「それにこんなのが理千だなんて認められない
わよ」
輝夜「永琳の意見には同意よ!」
霧雨「そうだぜこんなのパチもんだろ!」
と、皆は口々に言ってくる誰がパチもんだと思うと同時に不機嫌になった。
理 「頭が高いな下等種族共が頭を下げろよ?」
手を掲げ下へと下ろし気を最大よりも程遠いが相手を強制的に土下座できるぐらいの気を放つ。
霊夢「おっ重い!!」
早苗「キャーーー!!」
咲夜「うぐっ!」
鈴仙「かっ体が!」
これで分かった筈だろう。絶対的な支配者としての実力をその偉大さが。
千 「くっ止めぬか理久兎よ!こやつらは貴様の友
達ではないのか!」
理 「友達?何の戯れ言かと思いきや友達ねぇ?お
母様はついにその角の先端が脳髄にまで刺さ
ったの?僕はこの世のただ1人の唯一となる
神になるだから僕以外の者は消えるそれこそ
が僕の望む世界さ♪だからいらないんだよそ
んな家畜とも言える下等種族はさぁ?」
千 「貴様!!」
口うるさい母親だ。聞いててイライラするし正直何でこいつらと友達にならなければいけないのだろう。というかなる必要性すら感じられないし正直者ただの玩具だこいつらの存在価値など。
理 「あっでも娯楽の1つではあるかなこいつらの
絶望する顔はさ?特にそこの緑髪ちゃんの2
神を軽くひねったぐらいで怒る姿とかもう傑
作すぎて笑っちゃったよ♪」
早苗「っ!!」
霊夢「あんたそれでも神なの!」
理 「あぁ神だよ?何か問題でもあるの?巫女風情
が?」
巫女は黙って祈祷でもしてろよ思った。すると千の額の血管が浮いていた。
千 「良く分かった‥‥そなたに1発キツいのをくれ
てやるぞ理久兎!そして貴様の目を覚まさせ
てやる!」
そう言うと自分とは逆に力が働き上から掛かる気と下から上へと行く気でお互いに相殺し合い掛かる力の圧がゼロになった。そのためか、
蓮 「あっあれ?」
霊夢「たっ立てる?」
自分の目の前で下等種達は立ち上がった。折角楽しんでいたのにこのBBAは。
理 「折角こいつらが地面に這いつくばる姿を楽し
んでたのにお母様は僕の邪魔をするって事で
良いんだよね?なら死ね!ここで誰が1番か
決めようよお母様アハハハハハ!」
笑いながら自身の腕をセルフカットして流れる血でルーン文字を描く。そして最後の仕上げに言葉を言う。
理 「さぁお前らエサの時間だよ奴らを食い殺しち
まいな!」
すると自分を中心に震度3ぐらいの小規模の地震が発生する。
千 「貴様何をした!!!」
理 「何って?これだよ♪」
笑顔で言うと自分の足元の土が盛り上がっていき人の形をなす。そしてそれは次から次へと増えていく。
怪物「がぁーーーー!!!」
これは自身の作った魔法いや魔術生物その名を。
パチ「これはゴーレム!」
霧雨「おいおい速攻でのゴーレム製錬とか聞いたこ
とねぇぞ!」
言われてしまったがそうゴーレム速攻製錬魔法だ。土のある所や石材がある所はたまた現代のコンクリートでも使える簡単に下僕を作れる生物化魔法だ。
理 「さてと僕を楽しませてね下等生物達♪」
パチンッ!
指を鳴らし合図を送る。ゴーレム達は拳を構えながら下等生物達へとゆっくりと歩み始める。
千 「そち達よワシはあのドラ息子を殴る故あの人
形共を任せても良いか?」
蓮 「僕は構いませんよ」
霊夢「良いわよこのまま放置したら神社潰されそう
だし」
千 「そうかなら頼むぞ!」
全員「おぉ!」
自分へと向かって反逆者達は自分へと戦いを挑んでくる。すると千が此方へと猛スピードで迫ってくる。
千 「行くぞ理久兎!!」
理 「アハハハハここまで追いでよ♪」
自分も飛び立ち空へと飛び立つ。そして遥か上空へと来ると千と睨み会う。
千 「理久兎よ覚悟するのじゃぞ今回は手加減など
せぬからのぉ!!」
理 「アハハハ!良いよ良いよ!そうでなくっちゃ
つまらないよねぇお母様!!」
お互いに限界まで力を放出し殺し合いを始めるのだった。
怠惰「はいはい今回もありがとうございましたまぁ
千ちゃんならやってくれるでしょう恐らくは
ですけどね♪………えっ?お前は戦いに参加し
ないのかって?しまんせよ♪だって私はこの
世界の者ではございませんからね♪彼女がも
しピンチなら助け船ぐらいは出そうかなとは
考えてます………まぁないでしょうけどおっと
そろそろ時間ですねそれでは長くなりました
が今回はここまでです♪また次回も見に来て
下さると嬉しいです♪ではではまた次回さよ
なら♪」