理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

399 / 565
こんばんはそしてお久々な読者様はお久しぶりです読者様、ここ最近寝落ちが激しい怠惰のクソ悪魔です。治さなければならないのとは思いますがこれがまた治せないんですよね。おっとこんな話もあれなので本編へどうぞ。


第391話 罠作り

誰もいない静かな玉座そこに自分はただ座りただ誰もいない静寂を噛み締める。

 

理 「………そうだ」

 

断罪神書を開きとあるページを出すと、

 

理 「ミシャグジ様」

 

本の中から1匹の巨大な白蛇が飛び出てくる。そして真っ赤な瞳で自分を見てくる。

 

理 「生け贄が来るまで少し地下に潜ってて」

 

ミシ「………」

 

ミシャグジ様はそのまま地中に穴を空け潜っていった。そして穴に魔方陣を張り修復する。

 

理 「さてと少しの刻の間だけ楽しもうか」

 

と、呟き自分は愚かな侵入者が来るのを待つのだった。そうして待つこと1時間、

 

理 「ふわぁ~」

 

眠くなってきてあくびが出てしまった。ウトウトしてしまう。

 

理 「眠い………」

 

来るまで後どのくらいだ。まさか自分は深読みしすぎたのか等と思ってしまう。どうせ来るまでまだ時間もありそうだし少し寝ようと思い玉座の手すりに肘をのせ頬に当てて少しだが眠るのだった。そしてそこから更に数時間後、

 

ギィーーーー!!

 

扉が擦れる音で目が覚める。そして無数の足音が鳴り此方へと近づいてきていた。

 

理 「やっとか………長いなぁ」

 

と、呟くと数十人もの者達が入ってきた。すると自分を見つめる少年が口を開き、

 

蓮 「理久兎さん」

 

理 「………」

 

自分の名前を確か蓮だったかが気安く言ってきた。

 

銀髪「あれが理久兎様なんですか」

 

蓮 「えぇ」

 

自分の話なんか何が楽しいのだ。すると、

 

? 「御師匠様来ましたわ!」

 

あの時に解放したもう名前が分からなくなってしまったが女性が出てきた。

 

理 「くくく‥‥アハハハハハハハハ♪」

 

そして笑った。まさかもう自分が覚えもしない下らない言葉でまんまと来るとは、

 

理 「そうだよそうでないと僕も暇しちゃうしね」

 

だが何よりも楽しい。ただ楽しいこんなにも自分が壊せるおもちゃがいると言うのが分かったのだから。

 

黒猫「理久兎様!お父さんやお母さんは!」

 

魔女「それにあの元変態執事は何処だよ!」

 

今度はバカ従者達について聞いてきた。まさか敵を心配するとは正直呆れてくる。

 

理 「あぁ無断で夜襲してなおかつ数千の兵を揃え

   て行ったのにも関わらずたった1人に負けた

   あのバカ達なら折檻して次の任につかせたよ

   はぁ愚かすぎて頭が痛くなるよ」

 

蓮 「………隠れてはいないんですよね?」

 

理 「信じるも信じないもお前ら次第だまぁ僕は嘘

 

嘘はつかず全てさらけ出し伝えたがまだ信じてくれてはいなさそうだ。まぁどっちでも構わないことだが。

 

? 「理久兎さん……‥本当はもう分かっている筈で

   す貴方は自身の弟子を逃がしているんですか

   らだから戻って来て下さいまた前みたいに‥‥」

 

またこいつだ。本当にこいつを頭が痛くなってくる。何よりも見ていて思い出さなくてはならないと体が反応するのか葛藤してしまいイライラしてくる。

 

理 「黙れよ‥‥僕は僕のやりたいようにやっている

   んだからさそれにそこの囚人や今はいない狐

   もただ単に若作り腐れBBAが気にくわない

   だけで逃がしたに過ぎないんだよいい加減に

   しろよていかさお前誰?」

 

? 「‥‥理久兎………さん」

 

少女は目を潤わせ数歩後退りした。まさかこの程度の言葉で傷つくとは何とも脆いものだ。

 

? 「演技‥‥じゃないのよ………ね?」

 

というか御託を述べてくるため段々とイライラしてきた。

 

理 「ごちゃごちゃごちゃごちゃとうるさいなぁ!

   いい加減に黙れよそして全てを諦めて絶望の

   前の膝まづけよ!」

 

自分の言葉に反応してか地面が揺れいや違う。これはミシャグジ様が荒ぶっているのだろう。何せミシャグジ様のいる場所の上には生け贄(侵入者)が沢山いるのだから。

 

巫女「飛ぶわよ!」

 

巫女の一言ですぐに地面から浮かび上がった。もうそろそろ良いだろうと思い手を掲げ、

 

理 「来い!」

 

と、ただ一言を呟くと、

 

ドゴーーーン!!

 

地面が割れそこからミシャグジ様が待ってましたと言わんばかりに飛び出してくる。これにはここに来た侵入者達も驚いてくれているみたいで良いサプライズになったみたいだ。

 

理 「アハハハハハハ良い反応だね♪元々はこれを

   連ねていたロリ神から奪ってきたんだよ」

 

巫女「あの時ですか‥‥理久兎さん!!」

 

理 「どの時だったかな‥ごめん覚えてないや♪」

 

パチンッ

 

指パッチンを合図を送るとそれを察したミシャグジ様は、

 

ミシ「キシャーーーー!!!」

 

蓮達に目掛けて口から毒煙いや正確には呪いを吐いた。

 

霊夢「避けるわよ!」

 

そして煙が消えるとそこには殺虫剤を当てられた虫のように数人の女性が倒れピクピクしながら嘔吐しそうなのを必死に押さえている者が結構いた。

 

千 「これは呪いか!」

 

流石は母親だけある。すぐに気づいたみたいだ。

 

理 「あぁ~あ祟られちゃったこうなったら祟られ

   て死んじゃうかもねぇ~♪あっでも不老不死

   達は死ねないから永遠に苦痛か♪」

 

巫女「………今のあんたは本当に鷺麿とかよりもその

   下を行くカス野郎よ!」

 

理 「アハハハハ‥‥てか鷺麿って誰だっけ?」

 

蓮 「鷺麿の時の事もまさか………」

 

理 「う~んごめん覚えてすらないや♪」

 

本当に鷺麿って誰だっけ記憶にすらなくなおかつ葛藤もしないから記憶に残らないほどの雑魚だったのは間違いはなさそうだ。そんな奴の事は考えずにミシャグジ様に、

 

理 「やれ」

 

ミシ「シャーーー!!」

 

一言の指示を出すと大口を開きながら蓮達へと攻撃を仕掛け交戦が始まった。1人の女性がミシャグジ様の眉間へと矢を射り見事命中し、

 

ミシ「キシャーーーー!!!?」

 

ミシャグジ様は暴れ大地に向かって尾を叩きつけ地震を起こし地面から岩が剣となってと大災害待ったなしの戦いだ。戦える者達は飛んで避けるが倒れている者達に当たりそうになる。

 

理 「おっ早速ゲームオーバーかなぁ?」

 

等と言っていると裂け目が現れ倒れている者達はその中へと入っていた。

 

理 「ありゃりゃ~」

 

そんな事を思っていると、

 

巫女「ミシャグジ様どうかお静まり下さい!そして

   私の話を!」

 

ミシ「シャー!!」

 

巫女「っ!」

 

説得を試みたみたいだが無駄な事だ。

 

理 「無駄だよお前ごとき小娘の言葉なんて聞こえ

   ないよ諦めなよ?」

 

と、言うと亡霊の女性が此方へと扇子を向け、

 

亡霊「‥‥なら殺してあげます理久兎さんともども!

   妖夢の仇よ」

 

死の匂いがしてくる能力か何かなのだろう。自分は死ぬことはないがミシャグジ様が死ぬのは流石に困るため、

 

理 「おっとルールを制定するこのゲームにおいて

   死という概念は消え失せる」

 

亡霊「なっそんなありなんですか‥‥」

 

死という概念を消せば後はどうとでもなるだろう。それにこれは自分も含めのこの場の全員にかけこれでお互いに死なないが相手は絶望するだろう。死ぬことが出来ないことに。

 

理 「あっ今お前ら死なないとか思ったろ?そう思

   ったならそれは愚かだやれ」

 

怒り狂ったミシャグジ様は口を大きく膨らませる。

 

千 「まずい退け!!」

 

すぐに蓮達は後退していくが遅いミシャグジ様の口から呪いの煙は吐き出されたのだから。これで次は何人脱落するかと思っていると煙が消える。だがそこに奴等はいなかった。すると頭上から、

 

巫女「これでもくらいなさい!」

 

待女「おまけよ!」

 

女性「理千くらいなさい!」

 

執事「蒼炎よ焼き払え!!」

 

4人が自分めがけてコンビネーションプレイで弾幕を放ってきたが自分は言いたい事があるため頭上を見ながら、

 

理 「あのさぁ僕は主催者であって攻撃される対象

   じゃないって」

 

断罪神書を開き黒椿が飛び出させ自分へと向かって来る4人の弾幕を全て打ち落とすと、

 

蓮 「抜刀 金色一刀!」

 

早苗「

 

さと「想起 二重黒死蝶」

 

紫 「幻巣 飛行中ネスト」

 

幽 「幽雅 死出の誘蛾灯」 

 

霧雨「魔砲 ファイナルマスタースパーク!」

 

レミ「神槍 スピア・ザ・グングニル!」

 

一斉にスペルを発動させ放ってきた。本当に殺す気でやってくれるみたいで楽しくなってくる。

 

理 「アハハハハハハ♪」

 

高笑いをし手を出して、

 

理 「仙術八式脱気」

 

と、仙術を唱え自分目掛けて襲ってくる弾幕を全て消滅させ光の粒子にする。

 

蓮 「なっ!?」

 

理 「無駄だよ僕には通らない………やれ!」

 

ミシ「キシャーーーー!!!」

 

ミシャグジ様は大きな口を開き自分へと襲いかかる者達へと襲いかかるが、

 

巫女「秘術 忘却の祭儀!」

 

五芒星が現れると光を発し弾幕となりミシャグジ様の進行を押さえた。

 

早苗「今のうちに!」

 

? 「お願いするわ!」

 

裂け目が目の前で開かれがそこから母親が拳を構え前飛び出て来る。

 

千 「理久兎ォォォ!」

 

物凄い気が纏われた拳で殴りかかってた。

 

バシンッ!

 

だがしかし無意味に等しく自分からしたら虫が飛ぶ速度と大差変わらないスピードだったため右手で押さえた。

 

理 「まだ生きてたの?しぶといししつこいねぇ」

 

千 「貴様をぶっ飛ばすまでワシは何度でも立ち上

   がってみせるぞ!」

 

理 「はぁ‥‥もう飽きちゃったよこのゲーム」

 

千 「うおっ!?」

 

こういう拳で語るみたいな熱血展開正直暑苦しくて嫌になってくる。母親を上空へと放り投げ、

 

理 「だから全員この場で死ね」

 

パチンッ!

 

ミシャグジ様に合図を送ると、

 

ミシ「キシャーーーーーーーーーー!!!!」

 

巫女「きゃっ!?」

 

ミシャグジ様は叫びを上げるとまた地震が起きた。

 

蓮 「なっ!?」

 

理 「それとさここ地下だけど知ってるよね?」

 

軽く注意した方がいいと伝えると同時に天井が崩れていき壁が崩壊してく。

 

巫女「まさか!」

 

? 「開くわ!」

 

裂け目を作り皆は中へと入り逃げていく。

 

理 「早く逃げたらお母様も?」

 

千 「くっ必ず貴様を戻すからの!」

 

さと「理久兎さん‥‥次はもうありません今度会う時

   には助けて見せますから!」

 

そう言っていると2人は裂け目へと落とされた。

   

? 「御師匠様!」

 

蓮 「ダメです紫さん逃げないと!」

 

? 「待っていてください御師匠様!」

 

理 「………待っていて下さいか」

 

助ける、待ってろそれらの言葉が心に刺さる。彼らをがいなくなるのを見送るとここは瓦礫に埋もれるのだった。




はいそれではでは今回はここまでございやす。えっ?何でこんな事になっているのかですって?現在進行形で千ちゃんがいないためです。本当なら何時もの会話形式でやりたいんですよね。1人だとその‥‥話題に困るもので(苦笑)あっそれともう1つの小説では蓮達の表の者達の活躍も見れますので良ければそちらもお願いします。では時間もそろそろよろしそうなので今回はここまでです。また次回もお願いします。それではまた次回さようなら♪


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。