理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、今になって気づきましたがもう400話も書いたのかと思った怠惰のクソ悪魔です。ついこの前というか1回消える前までは300話いって浮かれていたらもう400話そして書き初めて速くも3年ぐらいの月日と思うと長いようなぁ短いような不思議な感じです。年は取りたくないなぁ失礼。ではこんな話もあれなので本編へどうぞ。


第395話 敗北し裏切る従者達

玉座でくつろぎながら従者達の奮闘をただ眺める。亜狛は無数の怪物を生み出し奮起し耶狛は侵入者を小さくしドールハウスという舞台でトリックバトルを仕掛けそして黒はウリエルから貰った箱を使い呼び出した機械の怪物を使い暴れていた。

 

理 「ウリエル侵入者の数ってそういえば何人?」

 

ウリ「そうですね‥‥部外者の数はざっと16人です

   ね‥‥ただ最初入ってきた者達は15人でした

   が」

 

理 「………ふぅ~ん」

 

何処からともなく誰かが侵入してきたのは間違いないだろう。だが、たかが1人ぐらいなら気に止める事もないだろう。

 

理 「彼らはどんな風に僕の足掛かりを潰すのかな

   どんな風に勝つのかなそしてどんな風に絶望

   を与えてやろうかハハハハ♪」

 

ウリ「ふふっ♪楽しみですね♪」

 

理 「うん♪」

 

それにまだ楽しみは目の前にもある何時どのタイミングで彼女を殺そうか。ここでという場面で殺して悔しがる姿をただ見たい。そんな事を思いつつ映像を見続けていると事件は起きた。

 

ドゴーーン!!

 

突然の大爆発が起きた。

 

理 「爆発?」

 

ウリ「すぐに映像を‥‥なっ」

 

何だと思いつつ映像を見るとまさかの動力室が破壊され亜狛が瀕死になりかけていた。

 

理 「あちゃ~やれやれ」

 

玉座から立ち上がり数歩前へと出てウリエルを見て、

 

理 「すまないけど動力室まで行きたいんだけど?

   行ける?」

 

ウリ「なら理久兎貴方にも権限をあげるわ」

 

そう言うと自分の周りに光の粉が舞う。手をグーパーするがあまり実感がわかない。

 

理 「はぁ」

 

目を閉じ亜狛の場所へと思いながら数歩前へと歩き目を開けると、

 

理 「ありゃまこれは不思議」

 

亜狛がいるであろう動力室にいた。不思議だなと思いながら歩くとそこには横たわる執事の周りに女性が何人かいてその先には亜狛がふらふらしながら立ち上がり何かを話していた。つまり亜狛が裏切り行為をしているのは間違いはないだろう。

 

理 「死刑」

 

ザシュ!!

 

1本の長い魔法の槍を作り亜狛の頭から足までを串刺しにする。それには目の前で話を聞いていた者達は唖然していた。自分は呆れながら前へと歩き、

 

理 「亜狛~ダメだよ裏切りはさぁ」

 

執事「てめぇ!」

 

? 「り‥‥理久兎さん!?」

 

? 「理久兎‥‥お兄ちゃん?」

 

こいつらは誰だったか分からぬ者達がまた自分の名を気安く言ってくる。だが今回はこんな雑魚達に要はないがせめて敬意は表彰と思った。

 

理 「はぁ………それよか動力までも潰されるとは

   恐れ入ったよ」

 

待女「お褒めくださりありがとうございます」

 

理 「アハハハ♪以外にユーモアがあるね♪」

 

串刺しにした裏切り者の亜狛に向かって手をかざし、

 

理 (せめて俺の糧となるために石になれ)

 

と、思いながら魔力を放つと串刺しにされた亜狛は光だした。

 

? 「なっ何!」

 

? 「眩しい!」

 

子鬼「くっ!」

 

光が止むと亜狛の姿はなくそこにはふわふわと浮かぶ玉があった。すると玉は理久兎の元へと飛んでいき理久兎はそれを手に取る。

 

理 「それじゃ僕は帰るね♪頑張って最深部に来れ

   ると良いね♪」

 

挑発を交えながら言うと横たわる執事は限界に近い筈の状態なのにも関わらずガンブレードを此方に向け、

 

玲音「この野郎!!」

 

バキューーン!!

 

自分目掛けて発砲してくる。だが残念な事に自分から見ると放ってきた弾丸はゆっくりスローモーションのように見えてしまっているため無意味だ。人差し指と中指の間に挟みこみ弾丸を止める。弾丸の大きさは約12mm以上こんなものが当たれば人間なら即死だろう。

 

理 「無駄だよ‥‥だけどその威勢はかってあげる」

 

良い抵抗だそこはかってやるがそんなも無意味だと言うのも最後の舞台で教えてやろうと思いながら後ろを向きそして別な部屋を思い浮かべながら目を瞑り数歩だけ進み目を開けると、

 

牛男「むぅ!!」

 

馬男「ぶるるるる!」

 

理  ( - ー -)

 

気持ち悪い怪物達がマッスルポーズするトレーニングルームへと出てしまった。しかも怪物2匹は此方に気づくと更にマッスルポーズをしてくる。見てて無性にイラつく。

 

理 「失せろ!!!」

 

ザシュ!!ザシュ!!ザシュ!!ザシュ!!

 

馬と牛の怪物をバラバラのミンチ肉に解体して部屋を出る。こんな気持ち悪い光景を見せられるとはついてない。

 

理 「たくよ何でこんな所に出るのかな」

 

まだ使いなれてないのせいか失敗してまったのだろうか。嫌な物を見たなと思いつつ歩いていくと近くの部屋で何か声が聞こえた。

 

理 「イン」

 

魔法で壁をすり抜け中へと入るとそこには倒れた耶狛がいて周りには女性陣が囲って何かを話していた。どうやら亜狛と同様に敗北してからの裏切り行為か。

 

理 「はぁ‥‥美しい物好きにはたまらない死刑にし

   てやろう」

 

耶狛に向かって手をかざし、

 

理 「アイスブレード」

 

グジュ!!

 

耶狛の体から氷の刃が生えた。いや地面で生成された氷の魔法が耶狛の体を突き刺したというのが正しいだろう。

 

巫女「きゃーーーーーーーー!!!」

 

桃女「これは!」

 

良い驚き具合だ。だが今は楽しめないな。まさか一目を置いていた耶狛が裏切ったんだから。

 

理 「………耶狛さ君には一目おいてたんだけど残念だ

   よ」

 

侍女「何者!」

 

? 「御師匠様!」

 

皆は自分に注目する。というか自分に対していい加減に御師匠様呼ばわりとは。こんな奴を育てた覚えはないのにだういう事なのやら。

 

理 「はぁ………兄妹揃って手間だけ取らせて2人揃

   って裏切るとか笑えるよね?」

 

串刺しにされた耶狛に向かって亜狛と同じように手をかざすと耶狛の姿は光輝く神獣石に変わると手元まで来たため掴む。

 

理 「まぁ有効活用だけはしてあげるよ‥‥」

 

桃女「あんたそれでもこいつらの主人なの!」

 

理 「うんそうだよ?というかさこいつら何て道具

   としか思ってないから」

 

侍女「最低な発言をよくも!!」

 

最低?笑わせるなそれにこんな奴等を仲間とか思うわけないだろう。従者というのは認めたくはないが認めるしかないが所詮は使い捨ての駒だ。

 

? 「御師匠様ここから簡単に逃げれると思っては

   いませんわよね?」 

 

4人は各々構えてくる。どうやらここで自分を倒す気みたいで笑ってしまう。

 

理 「あのさ他人の城に来てその台詞を言えるのに

   ビックリだよ♪それにここじゃ舞台が悪いか

   らパスするよ♪」

 

そう言いポケットに忍び込ませてある断罪神書から煙玉を出し投げると濃い煙が広がる。

 

侍女「なっ煙玉!」

 

桃女「姑息な!」

 

理 「バイバイ♪」

 

彼奴らが焦っている内に目を閉じまた別の部屋をイメージし数歩だけ歩くと今度は見知らぬ廊下に出てしまった。

 

理 「これは使いにくいなぁ」

 

上手く部屋をイメージできていないのが悪いのかもしれないがこうしてランダムワープというのにも流石に困るなと思ってしまう。今度は謁見室もとい玉座の間をイメージしようかと思っていると、

 

? 「何デだ何故‥‥避けねェんダテめぇ!」

 

と、大声が聞こえてきた何故か特徴的な片言的な感じだったが黒の声で間違いはないだろう。声のした方へと行くとそこには何故か扉の横にデッカイ穴が開いていた。

 

理 「‥‥脳ミソは筋肉か何かか?」

 

ここまで酷いダイナミック入室はあるのかと思いながら気になったため様子をチラリと見ると黒が女性に肩組みされながらおぼつかない足で歩いていた。どうやら黒までも裏切ったみたいだ。

 

理 「空紅そして黒椿‥‥2人まとめて斬れ」

 

ファンネルように飛ばし2人を刺し殺そうとすると黒は2本の刀の存在に気づいたのか肩組みしている女性を押すと、

 

グジュ!!!

 

黒 「ガァァァァァァァ!!!?」

 

2本の刀が刺さり結果的に黒だけが犠牲になってしまった。

 

尼 「いやぁぁぁぁ!!黒さん!!」

 

腕組みしていた女性が叫ぶなか自分は近づき、

 

理 「はぁ‥‥黒お前もかどいつもこいつもどうして

   僕を裏切ろうとするのかなぁ?」

 

声に気がついたのか皆は怒りの表情で自分を見てくる。

 

巫女「あんた………こいつはあんたの仲間でしょ!そ

   れをどうしてこんな簡単に!」

 

魔女「てめぇ!」

 

尼 「理久兎さんよくも!!」

 

自分に対し怒りをぶつけてくる。だが自分からすればそれ事態が甘美な事だ。楽しくて笑ってしまう。

 

理 「良いねぇ~その殺してやりたいっていう顔は

   さぁ何時みても最高だし滑稽だねぇ」

 

まさか使えない従者達がこうした使い方で他人に絶望を怒りを憎しみといった感情を露にしてくれるとは見ていてとてもつもないぐらいに気持ちが良い。

 

蓮 「理久兎!!!!」

 

蓮だったかそんな少年が自分に目掛けて刀を抜刀して襲いかかるがすぐさま尾骨に生える尻尾を出し、

 

ギンッ!!

 

蓮 「くっ!」

 

刀を弾き蓮も吹っ飛ばす。だが本当に侵入者達は血の気が多くて困る。

 

理 「血の気が多いこと‥‥さてと」

 

とりあえず黒にも他の2匹と同様に手をかざし魔力を放つと黒は光輝く神獣石に変わると光が止む。手を動かし空紅と黒椿に指示をだし此方へと戻すと黒だった神獣石を手に取る。そして実感する。もう残る者は自分だけなのだと。

 

理 「さてと従者達3人共にやられちゃったから今

   度は僕が相手をしてあげる奥の謁見室にて君

   達を待つから他の子達にもあったら伝えてお

   いてね♪」

 

そう言い自分は後ろを向き玉座の間を思い浮かべながら目を閉じて歩くそして玉座の間へと帰ってくる。

 

理 「さてと最後の仕上げにとりかかるか」

 

決戦は近い。とりあえずウォーミングアップをしようと思いながら玉座の間へと入るのだった。




ではでは今回もありがとうございました♪でももう400話も書いたのかと思うと同時にこんな拙い小説を見てくださる読者様がいる事に嬉しく思います。ついさっきまで、
「あれ?もう400話に行ったんだ」
と思ったぐらいです。それに蓮達の話を合わせると600話近くに到達しているんですよね。
「いや~こんなに書いたんだなぁこれなら何時失踪しても‥‥」
なんて思ったりもしましたがとりあえず目標としてはそうですね。天空璋そして憑依華のところ辺りには行きたいなぁ何て思っていたりしています。それにまだまだオリジナルの話も書いたりとしなければならないので多分これが終わるのって下手したら再来年までには終わるのかな?まぁまだ分かりませんがとりあえずは来年もやる筈です。まだまだ先は長いとは思いますが、
「こんな拙くて駄文だけど読んでやるよゴミ作者」
という読者様は是非是非お付き合いお願い致します。それでは長くなりましたが今回はここまでです。また明日も次話を投稿しますのでお願い致します。ではではまた次回♪サラダバー♪

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