理の神様は何を見る   作:怠惰のクソ悪魔

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こんばんは読者様、また眠ってしまいこんな時間になって起きてしまった怠惰のクソ悪魔です。リアルで足腰が痛いこの状況何故なのだ‥‥失礼それでは本編へどうぞ。


第399話 許しなし

不思議な光景が広がる。今度は真っ暗な景色ではなく白い光の世界が。すると声が‥‥不思議な声が聞こえてくる。

 

? 「あやつの力とワシの力を持つ子そなたはどう

   いう子になるのか性格は‥‥そうじゃな優しく

   皆を愛せれる子が良いの♪ふふっ楽しみじゃ

   のう♪それよりも名は何にしようか創造する

   は誤りのなき理を創る神じゃから………」

 

何の声だ。いや聞き覚えるのあるなまりある声と語尾これは母親の声?それにあやつとは一体誰なんだと不思議に思っていると、

 

? 「やりました‥‥よね?」

 

? 「えぇ速くスキマに」

 

あいつらの‥‥自分を退けようとする者達の声がする。このままでは済ましてはならない。自分という存在に対する発言に行動それらを甘んじて許すものか。

 

理 「ガァァァァァァァ!!!!」

 

女性「な!」

 

少女「キャーー!!」

 

蓮 「ぐぅ!」

 

自分を抑える2人を力任せに振りほどき咆哮を上げて吹っ飛ばす。

 

巫女「そんな‥‥彼奴まだ!」

 

魔女「なっなんちゅう奴だよ」

 

理 「お前ら‥…良くも僕をこけにしやがって」

 

許さない。手加減して遊んでやったのにも関わらずその優しさを無下にしやがってだが、

 

理 「うっ!オェェェェ!」

 

先程に打たれた薬剤が効いているのか足取りがふらつく目が回るそして気持ち悪くて嘔吐をしてしまう。こんな恥までかかされるとは。この毒が体を巡る前にこいつらを皆殺しにしてやる。

 

女性「もう止めて下さい御師匠様!」

 

理 「黙れぇぇ!!!お前らごときには分からない

   よな!僕がどれだけ苦しんだかを!どれだけ

   混乱したのかもさぁ!」

 

少女「理久兎さん‥‥」

 

何故に僕はこいつらに振り回されなければならないのだ。何故に僕にしつこく付きまとう。そして何故に僕をこんなにまで苦しめるのだ。

 

桃女「知らないわよ!あんたの事情を私達にぶつけ

   てるんじゃないわよ!!」

 

理 「うるせぇ!!」

 

小鬼「理久兎もう止めて!こんな事をしたって」

 

理 「うるせぇんだよどいつもこいつもよ」

 

体はなまりのように重いがそんなものなど痛みで我慢してやる。自身が出せる霊力、妖力、魔力、神力を放出し、

 

理 「仙術二十式真化!」

 

最後の仙術を唱える。こいつらに絶望を見せそして心を壊して再起不能にまでしてやる。

 

理 「遊びも余興も全てが無駄だと言うのは理解し

   たよだからこそ貴様らに手を抜くのも止めて

   あげる‥‥そして今から始まるのは一方的な虐

   殺と知れ‥‥真仙術 一式 絶龍我天昇」

 

黒い渦が自分を包み込む。そし本来ならば龍人となるぐらいで止まる龍我天昇は真化するだけでその力を倍に引き上げ自分の本来の龍の姿に変化させる。

 

尼 「そんな‥理久兎様が‥‥」

 

巫女「あれが戦隊物やRPGや怪獣映画等で見るお

   約束の第2形態なんですね………」

 

魔女「ほう‥‥あれがか」

 

巫女「って感心してる場合!」

 

まだ無駄話する気力はあるみたいだ。ならばそんな余裕も消してやる。翼を羽ばたかせ長い体はとどろを巻きこいつらを睨みながら、

 

理 「ルールを制定する今現在におき自身の敵と認

   識した者が滅びるまで力の枷を400解放す

   る!」

 

更に自分の力を解放する。力を出せるというのは本当にいい気分だ。長く巨大な全てを引き裂く鋭利な爪を構え愚者達に突撃する。

 

蓮 「っ!回避!!」

 

蓮の合図で皆はキリキリで回避行動を取り何避けられるだが逃がさない。

 

理 「行け!」

 

地面に落ちている黒椿と空紅と天沼矛を浮かせファンネルのように操り蓮達に向かって攻撃指令を与え特に自分に一撃を与えた蓮に攻撃させる。

 

蓮 「っ!」

 

まさか自分に一転集中されるとは予想外だっただろう。だが蓮を庇うように虫女が割って入り2発の蹴りで黒椿と空紅を弾きとばしたが、

 

ザシュ!!

 

虫女「ぐふっ!!」

 

蓮 「鈴蘭!」

 

天沼矛は弾き飛ばせず虫女の胸を貫いた。そて虫女は光の粒子となって消える。まず邪魔物は1人消えた。

 

蓮 「よくも鈴蘭を!」

 

巫女「理久兎!こっちを向きなさい!」

 

魔女「くらいやがれ!!」

 

理 「ちょこざい」

 

口に魔力を溜め込みそして爆炎のように放ち向かってくる弾幕を打ち消しながら攻撃してきた小娘共を攻撃するが上手く避けられる。そして霊力と妖力を使い弾かれ地に落ちた空紅と黒椿と天沼矛を動かし追撃させる。

 

巫女「奇跡よどうか力を!」

 

待女「はぁっ!」

 

更に弾幕を放ってくるが鱗が鎧となり盾となったため弾幕なんてものそ効くわけがない。すると蓮達が束になって此方へと向かってくる。黒椿、空紅、天沼矛を操り巫女達ではなく蓮達に向かってく攻撃させるが、

 

巫女「あんた達しくじるんじゃないわよ!」

 

待女「仕方ないわね!」

 

女性「天沼矛はやるわ!」

 

そう言うと1Pカラー巫女に空紅を弾かれメイドからはナイフで黒椿の軌道をずらされ見たことのある女は天沼矛を何処かにワープさせられた。小賢しい真似をしてからに。

 

小鬼「ミッシングパープルパワー!」

 

小鬼は巨大化し自分と同じぐらいの大きさになると殴ってくるためこちらも殴ってでぶつかり合う。だがその間に桃帽子女は無数の石を出しそして不思議な剣を構えて一気に距離を縮めると、

 

桃女「非想 非想非非想の剣!」

 

緋想の剣で理久兎の胴体を斬りつけてくる。しかも、

 

桃女「要石 カナメファンネル!」

 

いくつか石を召喚しファンネルのように操りビームで攻撃してきやがった。

 

理 「小賢しい真似を!」

 

小鬼「やらせないよ!!」

 

桃帽子女を排除しようとするが小鬼に抑え込まれる。そして飛び回る石を足場にして今度はガンブレードを構えた執事は駆け上がってくる。

 

執事「蒼炎魔斬!」

 

自分の右腕に向かって蒼炎を纏ったガンブレードを使い一閃する。

 

理 「ぐぅ!!」

 

結構痛い。チラリと右腕を見ると鱗ごと斬られ出血もしたのだろうが炎で止血され火傷の痛みがくる。

 

執事「行け!!」

 

そして執事は空中でガンブレードを構え仰向けとなり不思議な構えをとりながら落ちていく。何をする気だと思っていると下から2人の女性が跳躍し執事のガンブレードを足場にして更に高く飛び上がると飛び上がった1人のおかっぱ髪の少女は刀を構え、

 

刀女「人符 現世斬!」

 

常人の目では見れないぐらいの一瞬の高速辻斬りで斬りつけてきた。そして今度は飛び上がったもう1人の尼は、

 

尼 「天符 釈迦牟尼の五行山!」

 

と、スペルを唱えると巨大な腕が現れる自分の頭に強烈な瓦割りが直撃する。

 

理 「っ!」

 

ピシッ!

 

角にヒビが入る音がした。こいつらの僕の角にヒビをいれやがった。すると今度は犬ころが拳を構え跳躍してくると、

 

犬女「怨念 復讐の一撃!」

 

犬ころの一撃が胴体に直撃し鱗が剥がれ落ちる。そして今度は小鬼の体を駆け上がり蓮が目の前に来ると、

 

蓮 「抜刀 無神一斬!」

 

一瞬の抜刀で自分の顔を斬りつけ一文字の傷ができ血が吹き出る。

 

理 「グァァァ!!」

 

小鬼「行くよ理久兎!!」

 

そして最後の仕上げと言わんばかりに小鬼は自分を持ち上げ投げ飛ばすと距離を一気に詰め、

 

小鬼「三歩壊廃!」

 

巨大で強烈な三連撃が直撃し鱗が更に剥がれ自分にダメージを与えた。

 

理 「ぐへっ!!」

 

吹っ飛ばされ壁に激突し土煙をあげる。そして口からは血を流しているのに気がつく。まさかこの僕がここまでこけにされるとはこれ程までにこいつらの願望は強いと言うのか。いや認めてはならない。こいつらはここで殺す。すぐに黒の能力を使い体を再生させ折れかけた角も再生させる。

 

桃女「ちっ!まだやるってのね!」

 

執事「おらぁ!!」

 

桃帽子を女はふたたび岩をファンネルを操り執事は蒼炎を放ち自分に攻撃を仕掛けるが、

 

理 「………消えろ」

 

翼を羽ばたかせ長く巨体な体をしならせ高速の移動をする。あまりの速さだったのか侵入者達は目で追えてなさそうだ。

 

理 「ルールを制定する僕に触れる者すべての能力

   の使用を1分間禁ずる」

 

と、唱えとりあえずまずは自分を押さえつけた小鬼を潰そう。さっと背後へと回り込み小鬼の体に一気に巻き付く。

 

萃香「ぐぁぁぁ!!」

 

きつく締め上げられ小鬼は悲鳴をあげた。それに気がつき侵入者達はこちらを一斉に向く。

 

桃女「こいつ!」

 

尼 「待っていてください!」

 

執事「野郎が!」

 

3人は愚かにも自分へと向かってくるが遅い。

 

ボキッ!

 

小鬼「あぁぁぁぁ!!!」

 

小鬼のどこかの骨を折り力が抜けるのを確認すると巻き付くのを止めて向かってくる3人に向かって翼を羽ばたかせそして爪をたて素早く一気に移動する。

 

理 「龍終爪」

 

ザシュ!!ザシュ!!ザシュ!!

 

桃女「がはっ」

 

執事「何だと………」

 

聖 「そん‥‥な………」

3人の体は裂かれ血が噴水のように吹き出て倒れる。すると今度は二刀流となっておかっぱ頭の女が向かってきたがハエが止まるぐらい遅すぎる。

 

刀女「理久兎さん!!」

 

理 「遅い」

 

ドコンッ!!

 

爪をたてた状態の右腕を振り下ろしおかっぱ頭の女を地面が抉れるぐらいの力で潰す。だが違和感がある。生暖かくない右腕が上げるとそこは抉れた地面はあるがあのおかっぱ頭の女の姿はなかった。何処に行ったと思っていると、

 

巫女「このぉぉ!!」

 

巫女「許しませんよ!!」

 

魔女「吹っ飛べ!!」

 

待女「よくも玲音を!」

 

邪魔な小ハエ4匹が舞いこちらへと攻撃してくるが先程から思うが対して痛くない。やれやれと思いつつ黒椿と空紅で攻撃をしながら何処に行ったのかと探すと自分を押さえつけた女達と最初に傷を追わせた蓮の近くにいた。また彼奴らか肝心の所で邪魔をしてきやがって。それ相応の罰をくれてやる。

 

理 「お前らは許さない‥‥本来なら心も壊してから

   殺すが貴様らだけは例外としてやろう!!!

   ルールを制定する俺に歯向かった3人は今よ

   り不老不死付与は無効される!」

 

そう唱えた3人の不老不死を解く。こいつらを見せしめにして他の奴等の希望を粉々に破壊してやる。翼を羽ばたかせしなやかに飛び爪を立てて牙を向けて邪魔者達に襲いかかる。だが蓮達3人は裂け目へと逃げた。そして行かせまいと犬ころにおかっぱ頭女にロリ帽子が割ってはいる。

 

刀女「理久兎さん覚悟!!」

 

犬女「てめぇはここでいっぺん死にやがれ!!」

 

ロリ「お姉ちゃんを悲しませないでって言ったよね

   理久兎お兄ちゃん!」

 

理 「邪魔をするなぁぁぁ!!」

 

刀女「がはっ!」

 

長い尾を鞭にしておかっぱ頭をぶっ飛ばしそれに続き、

 

犬女「ぎゃは!!?」

 

爪で引き裂きそして腕を払い犬ころを壁へとぶっ飛ばし、

 

理 「くたばれぇ!」

 

こい「きゃーーーーーー!!」

 

そして口に神力を溜め込み気玉として放ちロリ帽子に直撃させふっとばす。それよりもあの3人は何処にいきやがったと考えていると消えた天沼矛が何処かで暴れている事に気づく。そこに向かって亜狛の能力で裂け目を作りそして両手で広げ顔を覗かせると3人は境界にいた。

 

蓮 「なっ!」

 

少女「理久兎さん!」

 

女性「まさか境界を越えたと言うの!」

 

あぁ越えたさ。お前らに死という絶望を与えるためにな。

 

理 「貴様らに逃げ場などあると思うなぁ!!」

 

口から神力によって作られた光のブレスを吐いて攻撃をするがまた何処かに逃げられた。覗くのを止め裂け目から顔を出すと、

 

巫女「っ!まさか蓮達を引きずり出してくるなん

   てね!」

 

魔女「いい加減こっちを向け!!」

 

巫女達いや邪魔をする小ハエ共は弾幕という効かない攻撃をしつこくしてくる。本当にしつこい奴等だ。まとめ潰してやる。

 

理 「暴風よ竜巻となりて敵を滅ぼせ!」

 

両翼に空気を収束させると空を飛びそして翼を合わせ収束した空気を合体させ巨大竜巻を引き起こす。そしてそれには案の定で、

 

巫女「キャーー!!」

 

魔女「なっ!!」

 

巫女「いやぁぁぁぁ!!」

 

待女「うぐっ!!時よ止ま‥‥っ!!」

 

まぶ小ハエ共は竜巻に巻き込まれた。

 

蓮 「霊夢!!皆!!」

 

それに続き倒れ起き上がろうとしている自分に歯向かい攻撃をしてきた愚か者達にも被害が及んだ。

 

執事「がぁっ!!!」

 

桃女「嘘でしょ………」

 

小鬼「うわあぁぁぁぁ!!」

 

尼 「そんなっ!!」

 

女性「萃香!」

 

そうして4人も竜巻に巻き込まれる。そして自分の進行を足止めし愚か者共を逃がすために割って入り気絶した3人も竜巻に飲まれた。

 

少女「こいしぃぃぃ!!」

 

竜巻はしばらくこ間飲み込んだ者達を苦しめ最後は破裂し巻き込まれた11人は壁に激突しうなだれ動かなくなる。これで邪魔をする羽虫達も少し大人しくなるだろう。

 

理 「ふんこれで羽虫とゴミは片付いた彼奴らの

   意識がまだ少し残るなかで貴様らを殺せば

   絶望するだろうな‥‥ルールを制定するこの

   一撃が入るまで目の前の3人の動きを禁ず

   る」

 

その一言により蓮達の体はその場から動かなくなる。そして口に神力を溜め光を収束させる。

 

蓮 「っ!ここまでか‥‥ごめん皆………」

 

女性「御師匠様‥‥」

 

少女「理久兎さん……」

 

理 「滅べ!!」

 

そして巨大な光のブレスが放つ。これでやっと鬱陶しいやつらが消える。そう思ったその時、

 

? 「させぬぞ!!」

 

ブレスは蓮達に当たることなく急な角度変換で上へと打ち上げられた。そしてその声は聞いたことのある声だった。光のブレスが消えその者の姿が露になる。

 

千 「待たせたの理久兎!」

 

それは自分に負け何度も地面を這いつくばった筈の母の姿だった。




はいはい。今回もありがとうございました。ついに千ちゃんが降臨しましたね。………えっ?あんなバカみたく強くなってる理久兎に勝てるのかって?さぁどうでしょうね♪どっちが勝つかなんて分からないものですよ。さてさて今回は少し短めですがここまでです。また次回もお願い致します。それではまた次回サヨナラ~♪

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